inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(59)

著者: 本間宗究

ガラパゴス化した経済理論 現在では、「ガラ携」という言葉が日常用語となり、「スマホ」を持っていないと恥ずかしい雰囲気にもなっているようである。そして、この点からも、人々の「好奇心」や「羞恥心」などが、「新商品」の販売に関

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アベノミクスと公的年金運用 ―「専門性」に隠れて暴走する危険―

著者: 半澤健市

 厚生労働省の外郭団体である「年金積立金管理運用独立行政法人」(以下、GPIF)は現在、約130兆円の公的年金資産を運用している。サラリーマンの厚生年金と自営業者の国民年金を、納付されてから給付するまでの間、管理運用する

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青山森人の東チモールだより 第274号(2014年7月18日)

著者: 青山森人

二枚舌を嗤ってやれ 安倍政権を嗤う  安倍首相は「現行の憲法解釈の基本的考え方は何ら変わることはない」と述べながら、集団的自衛権を行使できるように、戦後日本の支柱である憲法9条の解釈を閣議で変えてしまいました。憲法改正の

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国民の知る権利、情報公開法を踏みにじる最高裁判決 ―情けないNHKの報道姿勢

著者: 坂井定雄

元毎日新聞記者西山太吉さんほかが「日米沖縄密約文書」の公開を国に求めた、情報公開請求訴訟で、最高裁判所は14日、「探したがなかった」という国の主張を認めた2審判決を追認し、原告側の上告を退ける判決を下し、非開示が確定した

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違法輸入がはびこる放射線照射食品・下 -照射食品は「健全な食べもの」なのか-

著者: 岡田幹治

◆利用が急増する中国  食品への放射線照射は「原子力の平和利用」として始まり、原子力関係者の強力な後押しを受けて、多くの国に広がっている。 世界の事情に詳しい久米民和・元日本原子力研究開発機構研究員によれば、世界の年間処

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違法輸入がはびこる放射線照射食品・上 -米国産の青汁粉末が回収されていた!-

著者: 岡田幹治

◆三越と東急百貨店に「お知らせ」  東京都内の三越と東急百貨店の健康食品売り場に、「AFCこだわり青汁」という青汁製品の自主回収を知らせる小さな「お知らせ」が出ている。 青汁粉末といえば、いま人気の健康食品だ。回収の理由

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独立へ着実に存在感を増すクルド人 ―イラク、最悪の宗派間内戦(3)

著者: 坂井定雄

過激なスンニ派聖戦主義の反政府武装組織「イスラム国」(IS)が、第2の都市モスルをはじめ北・中部の都市を次々と政府軍から奪い、同名の「イスラム国」樹立を宣言したイラク。同国北東部のクルド人自治区を着実に発展させ、ISに対

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日本は戦争ばかりしていた -今こそ、戦争を記憶する努力を-

著者: 岩垂 弘

 自分の国が攻撃されていなくても、密接な関係にある他国が攻撃されたときに武力で反撃する権利とされる集団的自衛権の行使容認が、安倍内閣による閣議決定によって強行された。日本国憲法第9条の解釈を変えるという異常なやり方によっ

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青山森人の東チモールだより 第273号(2014年7月6日)

著者: 青山森人

シャナナ首相とタウル大統領、対照的な嘆き バリ島に家を建てる政府高官の疑惑  今年2014年2月、東チモールとインドネシアは、東チモール政府高官や職員がインドネシアに持っている家や乗用車などの資産にかんする情報をインドネ

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“イスラム国樹立”宣言が示す歴史と現実 ―イラク、最悪の宗派間内戦(2)

著者: 坂井定雄

イラクとシリアで活動する、イスラム教スンニ派の過激な聖戦主義武装組織「イラク・シリア・イスラム国」(ISIS)は6月29日、現存の国家と国境を無視した「イスラム国」を樹立し、そのカリフ(首長)は同組織リーダーのアブ・バク

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【直前案内】7・8 資本主義システムの世界的危機 ―いま求められる左翼の再生― 国際シンポジウム ―ギリシャの活動家を招いて(関西)

著者: 松田健二

 2008年のリーマンショック以後、資本主義のグローバルな危機は一層深まり、 労働者民衆に対して、失業・社会保障の切り捨て、民主主義的権利の剥奪などの新自由主義的攻撃が吹き荒れています。それに対し「アラブの春」や、欧州や

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「海外で戦争する日本」へ質的転換 -安倍政権、集団的自衛権容認を決定-

著者: 安原和雄

 安倍政権の暴走が止まらない。日本国平和憲法は集団的自衛権行使を禁じているという憲法解釈が正当という立場を歴代政権は堅持してきた。ところが安倍政権はこの憲法解釈をいとも簡単に閣議でひっくり返し、日本が攻撃されていないのに

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近世初期に戻ったような異常な政権運営 -集団的自衛権行使で安倍内閣が「解釈改憲」強行-

著者: 岩垂 弘

 「2014年7月1日」は、日本歴史上での画期的な大転換点として特記されることになるだろう。国の最高法規である憲法を、法的な手続きを経ずに一内閣の閣議決定によって実質的に改めてしまうという、とんでもなく無茶苦茶な政治的行

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【講座案内】変革のアソシエ講座2014年度「7月案内」

著者: 変革のアソシエ

7月3日(木):13時30分~15時30分:ジル・ドゥルーズ研究会(横手健) 7月3日(木):現代哲学としての『エチカ』(江川隆男) 7月4日(金):部落講座(川元祥一◎高良留美子) 7月9日(水):東アジアの経済成長と

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「上野」、「皇室」、「大震災」を重ね、ホームレスと被災者の痛苦をつなぎ合わせて描く 〔書評〕柳美里著『JR上野駅公園口』

著者: 雨宮由希夫

〔書評〕柳美里著『JR上野駅公園口』(河出書房新社、¥1400+税) 「あゝ上野駅」という唄がある。作詞・関口義明、作曲・荒井英一、歌唱・伊沢八郎で、東京オリンピックが開催された昭和39年(1964)の5月に発表された。

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