人口過密な首都圏にある唯一の原子力発電所である日本原子力発電の東海第二原子力発電所(茨城県東海村、110万キロワット)を再稼働させるかどうかが決まる時期(今年11月) を前にして、再稼働に反対する脱原発団体による集会が
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】285 地球に未だある植民地
著者: 平田伊都子「地球にはまだ植民地があります」と言うと、「そんなもん、過去の話でしょ?」と、返しがきます。 日本では植民地問題など、歴史の教科書に納められているようです。 が、みんなが忘れている植民地問題を追及し続けているのが国連で
本文を読むトラテロルコ虐殺事件半世紀―メキシコ政治の変遷 立教大学ラテンアメリカ研究所で講演会
著者: リベラル21メキシコでさる7月1日、任期満了に伴う大統領選挙があり、野党の新興左派政党「国家再生運動」のアンドレスマヌエル・ロペスオブラドール元メキシコ市長(64)が当選しました。政権党を経験した伝統政党でない新興野党の候補が大統
本文を読む「寧静致遠の猫」は憂える
著者: 出町 千鶴子お相撲は、日本の伝統文化として国技とされている。 「貴乃花」は、横綱の亀鑑ともいうべき人物である。この偉大なる存在を、 公益財団法人日本相撲協会は、いとも容易く呆気なく積極的に手放した。 憂えるばかりである。 初出:「リ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(205)
著者: 本間宗究(本間裕)プラネタリー・バウンダリー 8月24日の日経新聞に、「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」という、スウェーデンの科学者であるロックストローム氏などが2009年に発表した概念が紹介されていた。具体的には、今から1万1
本文を読むセシル・ヴァン・デ・ヴェルデ(カナダの社会学者)来日シンポジウム 現代の若者論は単なる若者論ではなく、未来社会がどうなっていくかを考えるものである
著者: 村上良太日仏会館・フランス国立日本研究所がこの秋、企画している様々なシンポジウムに目が離せない。フランスの作家や研究者を招いて日本の作家・小野正嗣と語らせる「今日文学に何ができるか」(10月25日)もそうだし、歴史修正主義と
本文を読む柳条湖事件記念日に思ったこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(267)―― 今年9月18日の柳条湖事件(「九一八」)記念日は、日本ではどこにも記念行事はないけれども、中国でもあまり盛大ではなかったらしい。瀋陽市の「九一八歴史博物館」で約1000人が参列して記念式
本文を読む24年にわたる再建への闘いを達成 - KBS京都放送労組3冊目の闘争記録出版 -
著者: 隅井孝雄9月21日、KBS労組は、達成した再建闘争の三冊目の記録、「市民が支えたKBS京都の再建」の出版記念の集会を開催した。24年にわたる再建闘争を中心になってけん引してきたKBS労組古住副委員長はあいさつの中で、この出版を
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】284 国連両当事者交渉の席、12月4日と5日で予約済
著者: 平田伊都子2018年9月23日から10月5日までの国連総会ハイレベル週間は、国連担当記者たちにとって、一年で一番忙しい時でした。 が、モロッコに排除された我らがリー記者は、その間も、国連から禁足をくらったままでした。 一方
本文を読む男と女、実はくっきりとは分けられない?
著者: 鎌倉矩子―平成おうなつれづれ草(10)― この夏の終わりは雨が多く、気分の晴れない日が続いた。ふとおもいついて、映画『おくりびと』のDVDを観た。その中にちょっと、不意打ちを喰らうシーンがあった。 おくりびと本木雅弘が若い女性の
本文を読む強権が自ら踏みにじる「依法治国」 ――大興区事件に見る習近平政治(下)
著者: 田畑光永新・管見中国(44) ―昨秋の北京では― 大興区事件の政治的意味を考えるについては、まず昨秋という時期が問題である。 昨2017年秋は中国共産党の第19回大会が10月に開かれ、総書記2期目に入った習近平は「一強体制」
本文を読む強権が自ら踏みにじる「依法治国」 ――大興区事件に見る習近平政治(上)
著者: 田畑光永新・管見中国(43) ―大興区事件― まず事の次第を振り返っておく―― 昨年11月18日の夜、北京の中心部から南へ20キロほどの北京市大興区新建村という場所で1件の火事が起きた。村といっても農地はほとんどなく、河北省な
本文を読む玉城デニーさんの当選を心から喜ぶ ー ある友への手紙 ー
著者: 藤野雅之「リベラル21」にも何回か書いてくださったジャーナリスト、藤野雅之さんが、沖縄県知事選での玉城デニーさんの当選を祝って、Facebookに一文を投稿しました。藤野さんは共同通信記者として働く一方、40年間、沖縄与那国島に
本文を読む外交は四面楚歌、内政は唯我独尊でも盛者必衰の安倍内閣
著者: 加藤哲郎2018.10.1 ニューヨーク国連総会・首脳会談での日本の首相、国内メディアでは、おおむね米国の自動車関税圧力を逃れて好評ですが、外から見ると、醜態です。トランプ大統領の総会演説は、各国首脳ら満員の聴衆の 失笑を買
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】283 スぺイン首相の国連演説と国連特使の招待
著者: 平田伊都子2018年9月25日から始まった第73回国連総会一般討論では、初日の♠米大統領の演説が必要以上に注目を浴びました。 実は、10月1日まで各国代表の演説が続いていたのです。 が、ハイライトが終ると、国連総会会場の観客はま
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(204)
著者: 本間宗究(本間裕)パウエル議長の講演 8月24日、米国のジャクソンホールで、「パウエルFRB議長」の演説が行われたが、内容的には、「竜頭蛇尾」の状況だったものと感じている。つまり、弁護士出身のためか、文章構成には驚かされたものの、内容的に
本文を読むイデオロギーよりアイデンティティを望んだ南と北
著者: 小原 紘韓国通信NO572 前回のイデオロギーよりアイデンティティhttps://chikyuza.net/archives/87704 (その2)の続き 「韓国のローソク・デモを見習おう」という声がよく聞かれる。 一昨年10
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人びと(1) 菅原文太さん―最後は沖縄知事選応援で反戦演説
著者: 横田 喬本土「ヤマト」の自民党政治を「上から目線」「政治の堕落」と咎めた硬骨の沖縄県知事・翁長雄志氏がこの八月、膵臓癌で急逝した。享年六十七歳。四年前、現職の仲井間弘多氏を相手に新顔として立ち、「辺野古基地」問題での同氏の変節を
本文を読むPARC新作DVD上映会&トーク 『甘いバナナの苦い現実』 鶴見良行氏の「バナナと日本人」から約40年、フィリピン・ミンダナオ島のバナナ農民たちは今?
著者: 村上良太10月4日の夜、東京・神田駿河台の連合会館の会議室で、ビデオの上映会があります。「甘いバナナの苦い現実」(78分)というタイトルのドキュメンタリーです。日本で売られているバナナの圧倒的多数がフィリピンのミンダナオ島で作
本文を読む樹木希林の「戦争ドキュメンタリー」 ― ユーモラスな女優の胸底にあるもの ―
著者: 半澤健市《『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』》 2015年秋に「東海テレビ」(東海テレビ放送株式会社・名古屋本社)は、『戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅』という番組を放映した。1本約90分、6本の大作である。
本文を読むハンガリーへの7条制裁を求める報告が可決
著者: 盛田常夫欧州議会決議-前例のない制裁決議 9月12日の欧州議会は、オランダの緑の党に属するオランダのサンジェルティーニ議員が提案したハンガリーへの制裁提案を可決した。欧州議会が加盟国の制裁提案を可決したのは初めてで、昨年12月
本文を読むガソリン代値上げはトランプのイラン制裁の余波 - 問われる日本の対イラン外交 -
著者: 伊藤力司経済産業省資源エネルギー庁が12日発表した9月10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、3日時点の前回調査と比べて1円ちょうど高い153円10銭となった。値上がりは2週連続で、2014年12月8
本文を読む9条改憲反対署名の締め切り迫る - 安倍発言で危機感高まり、署名達成呼びかけ -
著者: 岩垂 弘護憲派の市民、団体が目指す「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」の第4次締め切りの9月30日が迫った。20日に行われた自民党総裁選で9条改憲を悲願とする安倍晋三首相(党総裁)が3選され、選出後の記者会見で「自民
本文を読む私たちの未来は……辺野古隠しに騙されてはならない
著者: 宮里政充9月16日、安室奈美恵さんの25年間に及ぶ歌手活動は終わりを告げた。「ネバーエンド、ネバーエンド 私たちの未来は…」と口ずさむぐらいしかできない老人の私ではあるが、彼女のこれまでの生きざまや音楽活動に心から拍手を送りたい
本文を読むイデオロギーよりアイデンティティだ
著者: 小原 紘韓国通信NO571 翁長氏急逝に伴う沖縄県知事選は氏の遺志を受け継ぐ玉城デニー氏と佐喜眞淳氏による事実上の一騎打ちとなった。 翁長氏が辺野古基地に反対し続けた理由は基地を当然のように押し付け、基地公害を放置する政府に対す
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】282 虐げられた人々のジュネーブ国連人権大会
著者: 平田伊都子2018年の第73回国連総会は、9月18日(火曜日)に開会されました。 9月25日(火曜日)から。国連事務総長や国連総会議長、及び国連加盟国(現在193か国)等の元首級代表がスピーチをする一般討論が行われます。 今年の
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(203)
著者: 本間宗究(本間裕)マネーのコスト 「マネー(通貨)」にも、当然のことながら、「製造コスト」や「流通コスト」が存在するが、このことは、「自動車」や「スマホ」などと同様に、「マネーという商品を生産し、移動させるためには、どれほどの費用が必要な
本文を読む毅然とした時代批判に感動する ―斎藤貴男『「明治礼賛」の正体』を読んで―
著者: 半澤健市《国策「明治150年」への果敢な反論》 ジャーナリスト斎藤貴男(さいとう・たかお、1958~)による70頁の小冊子は 安倍晋三の「明治礼賛」論を粉砕する快作である。 本書『「明治礼賛」の正体』は三章で構成され、第1章で
本文を読むどこの国の国民であろうと、国連が提案している核兵器禁止条約への各国の署名、批准に賛同しようではないか
著者: 岡本磐男今日の私達人間は、1発の核爆弾の投下が一人の核保有国の為政者の命令によって100万人もの人間が殺戮されるというきわめて不条理な世界に生存している。こんなことが起こりうるかというのが一問題ではある。だが現実はそうなのであ
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ⑪⑫
著者: 阿部浪子⑪ふたたび、運命鑑定家と向田邦子のこと しずかな田舎道を歩いていると、花の香りがしてくる。草の匂いもする。化学肥料の匂いもする。ある家の庭までくると、あまい香りがしてきた。濃緑のおおきな葉っぱのあいだから、うすい褐色の
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