inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

朝鮮半島非核化と日本の責任、ジャーナリズムの責任 ―原水禁大会分科会での講演から

著者: 隅井孝雄

2018年原水爆禁止世界大会 2018年8月5日~6日 8月6日は広島に原爆が投下されて73年目の記念日、慰霊式典が開かれた。その前日の8月5日、広島で非核、反核をテーマにした様々な世界大会分科会が開催された。私も「核兵

本文を読む

フランスとフィリピン  私たちは財の消費者でしかないのか

著者: 村上良太

  この3年ほどの間に僕はフランスとフィリピンというある意味で遠く離れた世界の取材を並行して行うことになり、ようやく今それぞれ作品として世に送り出すことができることになった。フランスに関しては「立ち上がる夜 <フランス左

本文を読む

翁長沖縄県知事の死去に伴う二つの問題 ――辺野古埋め立ての承認撤回と知事選

著者: 宮里政充

埋め立て承認撤回――翁長知事の遺志は受け継がれる 8月8日午後6時43分、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が膵癌のため、浦添市の病院で死去した。67歳だった。 翁長知事は、死去の直前の7月27日午前、仲井真弘多(な

本文を読む

海峡両岸論 第93号 2018.08.09発行 - 中国本位から国際主義へ転換 習近平「外交戦略」を読む -

著者: 岡田 充

 米トランプ政権が国際協調主義を捨て「内向」を続ける一方、中国は「一帯一路」を看板に「外向」型の外交を展開している。習近平総書記は6月末北京で開かれた「外事工作会議」(写真 新華網)で、中国外交を中国本位から国際主義へと

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】275 元大統領諸氏、国連の難題に挑戦

著者: 平田伊都子

 2018年8月10日、元チリ大統領ミシェル・バチェレ女史がUNHCHR国連人権高等弁務官)に任命されました。 一方、国連西サハラ事務総長個人特使は元ドイツ大統領ホルスト・ケーラー氏です。 ということは、、♠現アメリカ大

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(199)

著者: 本間宗究(本間裕)

お金と信用 「お金」は「信用」を形にしたものであり、また、「信用」は、人々の「絆」から発生するが、この時に、「信用の量」が大きければ大きいほど、「お金の総量」が増えるものの、「お金の質」が劣化することも理解できる。つまり

本文を読む

よくもぬけぬけと、「公務員懲戒 免除を検討」だと! -政治の傲慢をまた見過ごすのか -

著者: 田畑光永

暴論珍説メモ  酷暑に加えて豪雨、台風に挟み撃ちされて、気の休まる暇のない日々が続くが、7日の朝刊(『毎日』)で「公務員懲戒 免除を検討」という記事を読んだ時には、怒りよりため息が先に立った。  それによれば、「複数の政

本文を読む

「日本政府は核禁条約に署名・批准せよ」 - 「8・6広島」で安倍政権批判の声相次ぐ -

著者: 岩垂 弘

 「日本政府は核兵器禁止条約(核禁条約)に署名・批准せよ」。8月6日は、米軍機によって広島に原爆が投下されてから73年。この日を中心に、今年も広島で原爆の犠牲となった人々を悼む慰霊の行事や、核兵器廃絶を求める大会・集会が

本文を読む

米中貿易戦争とは何なのだ…本当の対立軸はどこに? 2、習近平には悪くないはずだったが

著者: 田畑光永

新・管見中国(40)  前回は米トランプ大統領における米中の「貿易戦争」なるものの正体を考えたが、今回は相手方である中国の習近平国家主席にとってのこの「戦争」の意味を検討する。  この2人の初の出会いは昨年4月の習近平の

本文を読む

米中貿易戦争とは何なのだ・・・本当の対立軸はどこに? 1、トランプのしていること

著者: 田畑光永

新・管見中国(39) 「米中貿易戦争」という戦争が始まったか、あるいは始まろうとしているか、らしい。らしい、というのは、この2つの言い方がすでに半年近くも共存しているからである。それはまたこの戦争なるものの正体がはなはだ

本文を読む

安倍官邸・旧科技庁官僚にハイジャックされた日本の大学教育と科学技術政策!

著者: 加藤哲郎

2018.8.1   暑く憂鬱な夏です。先ずは、安倍晋三の不作為により甚大な被害を受けた西日本豪雨の被災地の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 その後の逆走台風もあって、2年後の東京オリンピックが本当にスムーズに開ける

本文を読む

イスラエル兵に素手で抵抗したパレスチナ人少女タミミさん、8か月の投獄から解放 ―大切な歴史的、宗教的な場所での抵抗だった

著者: 坂井定雄

3月30日の本欄「16歳のパレスチナ少女に実刑投獄8か月」で紹介した、イスラエル占領下ヨルダン川西岸ナビ・サレハ村のアヘド・タミミさん(現在は17歳)が、7月29日、イスラエルの軍監獄から解放され、自宅に帰った。自宅では

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(198)

著者: 本間宗究(本間裕)

金利のスナップバック 「6月24日」に「BIS(国際決済銀行)の年次総会」が開催され、私自身は、新たに総支配人に任命された「カルステンス氏」のコメントに注目したが、内容としては、単なる「精神論」に終始したようにも感じられ

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】273 セウタへ、アフリカ移民大脱走

著者: 平田伊都子

 ジブラルタル海峡を泳いで、モロッコから脱出を企てたモロッコの若者二人が救助され、 モロッコ北部のスペイン領セウタの不法移民施設に収容されています。 2017年1月1日には、モロッコとセウタの国境フェンスを越えて、モロッ

本文を読む

1968年は何処へいった(4) ―闘争当事者の発言を読む―

著者: 半澤健市

 前回までの1968年論は研究者の冷静な分析であった。同時代の当事者の発言を知りたい。それで『ピープルズ・プラン』誌の80号(2018年春号)の特集「再考 1968」から対談「『1968年』・『全共闘』反乱とは何か」を紹

本文を読む

すべてを破壊する戦争に歌でノーを - 音楽ジャーナリストが世界の反戦歌を紹介する本を出版 -

著者: 岩垂 弘

 「日本がまた戦争が出来る国にするべく手はずを整えようとしている。戦争を体験した者として、戦争は絶対にだめだ!と伝えなくては」と、世界の反戦歌の傑作を紹介した『反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち』を著した音楽ジャーナリスト

本文を読む

パレスチナの今を見た⑤完 - イスラエル占領下ゴラン高原に高級別荘地 -

著者: 坂井定雄

 今回のパレスチナの旅の最後に、シリアとイスラエルの国境地域にあるゴラン高原とレバノンとの国境地帯を見に行った。  イスラエルは、67年の第3次戦争、73年の第4次戦争でシリア領のゴラン高原を占領、領土とすることを一方的

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】272 スペインVSイタリア

著者: 平田伊都子

 スペインとイタリアは何かと似た者同士です。 イタリア語が喋れるようになったら、スペイン語も喋れるようになります。 歌うのも踊るのも大好きで、熱しやすく冷めやすいスペイン人とイタリア人。 左派思想にも右派思想にもすぐ染ま

本文を読む

パレスチナの今を見た④ - JICAの理数教科書改訂支援、支援団体の「心のケア」活動 -

著者: 坂井定雄

 以前からの実感だが、パレスチナでは日本人への好意、好感があり、居心地が良い。  今回もそうだった。治安に対する誤解から、日本人旅行者はほとんどいないが、JICAはじめ経済協力・援助に携わる公的機関の人々と民間のパレスチ

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(197)

著者: 本間宗究(本間裕)

インフレが発生しなかった原因 6月13日に、「米国の利上げ」が実施され、「政策金利(FFレート)」が「1.75%から2%」に変更された。そして、今後も、更なる金利上昇が見込まれているが、一方で、「インフレ率」については、

本文を読む

協同組合が大同団結して連携機構を設立 - 協同を通じて持続可能な社会の実現へ -

著者: 岩垂 弘

 東京・有楽町朝日ホールで、7月10日、「協同を通じた持続可能な社会へ」のスローガンを掲げた第96回国際協同組合デー記念中央集会が開かれた。国際協同組合デーとは、世界の協同組合組織である国際協同組合同盟(ICA)が協同組

本文を読む