モロッコは本当にお利口さんです。 というより、フランスが上手にモロッコを動かしているようです。 フランスはモロッコ占領地・西サハラをモロッコ領土にしようと、UNやEUやAUに働きかけています。 フランスの狙いは、西サハラ
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
大いなる護憲運動よ、起これ
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(247)―― 安倍晋三首相の年頭のことばを読むと、今年は何がなんでも憲法改定発議をやる構えです。去年の暮れ、自民党の憲法改正推進本部が改憲4項目の「論点取りまとめ」を公表しました。そのうちもっとも重要な
本文を読む映像は剣より強いか ― 三枚の写真をみて考える ―
著者: 半澤健市最近みた三枚の静止写真をみて考えるところがあった。 一つは、ユージン・スミスの「楽園への歩み」 二つは、ジョー・オダネルの「焼き場に立つ少年」 三つは、写真誌表紙の「演説する米トランプ大統領」 以下に極私的感想を記す。
本文を読む浜田雅功のブラックフェイスはなぜ問題か? 人種差別問題に詳しいフランスの政治学者Françoise Verges さんに聞く
著者: 村上良太お笑いタレント「ダウンタウン」の浜田雅功が大晦日のお笑い特番で顔を黒塗りしたいわゆる「ブラックフェイス」でアメリカの黒人俳優エディ・マーフィのギャグを披露したことが批判を呼んでおり、海外紙でも報じられている。これに対し
本文を読む朝鮮半島の危機緩和―明日2年ぶり南北対話 - 平昌オリンピック期間中は米韓軍事演習を延期 -
著者: 伊藤力司核・ミサイル開発に血道をあげる北朝鮮と、軍事力を行使してもこれを阻止しようとする米国間で緊張が高まっていた朝鮮半島で、新年とともに危機が緩和された。トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・労働党委員長のえげつない口喧嘩を当分は
本文を読むRobot-Proof: Higher Education in the Age of Artificial Intelligence (MIT Press) 「ロボット時代を生き抜くための高等教育」
著者: 村上良太未読だが、こんな本が話題になっているという意味で紹介したい。ビジネスインサイダーというビジネス関係情報のウェブサイトが、ハーバード大学の教授たちに大学生が必読の本を紹介してもらう特集をしており、その何冊かの推薦書の1冊
本文を読む2018年キューバ友好フォーラム 「5人 それぞれのキューバ」
著者: リベラル21キューバの動向が、また世界の注目を集めています。 キューバは2015年7月、54年ぶりに米国と国交を回復し、16年3月には、オバマ米大統領がキューバを訪れました。米大統領のキューバ訪問は88年ぶりのことでした。しかし
本文を読む米国大統領トランプ氏が、アジア諸国を歴訪した真の理由は何だったのか
著者: 岡本磐男米国大統領トランプ氏は、昨年11月に日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピン等の5カ国を主要国とする多数の国々の首脳と会談するため旅行したが、その真の狙いは何だったのか。日本のマス・コミでは、一般に第1には対北朝鮮問題の
本文を読む「中国は法治社会か」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(246)―― 中国湖南省長沙の裁判所は12月26日、国家政権転覆扇動罪などに問われた人権派弁護士、謝陽氏に刑事処罰免除の判決を言い渡した。謝氏が罪を認めていることや、社会への危害の程度が低いことを理由
本文を読む翼賛と動揺と逃避が新聞の大勢 ―2018年元旦の全国紙を読む―
著者: 半澤健市元旦全国紙読み比べは9回目である。毎年、悲観的な評価になるが今年も同じである。結論から先に言うと今年の全国紙は、分析・展望・提言のいずれにも、自信にあふれた文章が殆どない。今年が、戦後民主主義の運命を決まる年、なのにで
本文を読むマルクス生誕200年、明治維新150年、米騒動100年、大学闘争50年の年に
著者: 加藤哲郎◆新しい年ですが、松飾りや年賀の挨拶はなしです。米国と北朝鮮の瀬戸際挑発戦は続き、「国難」のはずの首相はゴルフ三昧、メディアの目玉は大相撲、 ウェブを見ると従軍慰安婦問題での韓国批判のヘイトの氾濫、国内外とも「おめでとう
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】241 犬も歩けば棒に当たる!
著者: 平田伊都子あけましておめでとうございます。 2017年も国連西サハラ住民投票は進展することなく終わりかけておりました。そんな暮れもグッと押し迫った時、除夜の鐘で打ち消すわけにいかないニュースが入ってきました。 去年は今年です。
本文を読む2018年の年頭にあたって
著者: リベラル21編集委員会新しい年が明けました。本年は、本ブログにとって創刊12年目にあたります。読者の皆さんにはこれまでのご支援に深く感謝するとともに、引き続きご愛読くださるようお願い申し上げます。 本年は日本にとって画期的な大転換の年になり
本文を読むトップはトランプ米大統領のアメリカ第一主義 - 2017年自己流世界10大ニュース -
著者: 伊藤力司世界中でさまざまなニュースが飛び交った2017年も終わりに近づいた。新聞各紙はそれぞれ10大ニュースを発表する時節だが、ここでは自己流の尺度から世界10大ニュースを選定してみた。読者諸賢の尺度と比較して見ていただければ幸
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(178)
著者: 本間宗究(本間裕)変化を始めた日銀の異次元金融緩和 「11月13日」に「スイスのチューリッヒ大学」で行われた「黒田日銀総裁の演説」では、明らかな変化が見て取れるようだが、実際には、「リバーサル・レート」という言葉を用いて「金融緩和の副作用
本文を読む嗚呼!こともなく第2次安倍政権5周年、どうして?
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(番外) 一昨26日、第2次安倍政権が成立5周年を迎えたそうである。民主党(当時)の野田政権が衆院選で惨敗して自民党に政権を奪い返された、あの思い出したくもない日からなすすべもなく5年もの時間が流れたのだ。
本文を読む「非核ネットワーク通信」が終刊 - 非核自治体運動の推進役を果たす -
著者: 岩垂 弘日本における非核自治体運動の推進役を果たしてきた「非核ネットワーク通信」が、10月末に発行された第200号で終刊となった。同誌の創刊は1988年だから、29年続いてきたことになる。この間、同誌が非核自治体運動で果たして
本文を読む中国に傾斜するネパール
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(245)―― ネパールの国政選挙は11月26日と12月7日に投票、12月13日現在下院選の結果がほぼ確定しました。統一共産党(UML)と共産党毛沢東主義派(マオイスト)が主導する共産系諸派同盟は、10
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】240 パレスチナとカタルーニャにメリークリスマス
著者: 平田伊都子2017年の暴言大賞は、なんたって、アメリカ大統領トランプの、「知るケ~!」でしょう、、 暮れも押し迫った12月20日の大統領執務室でトランプ大統領は、エルサレムをイスラエル首都とした米政府宣言の撤回を求める決議案が
本文を読む圧倒的支持をえた独立への苦難の戦い続く - クルドとカタルーニャ、歴史的住民投票その後 -
著者: 坂井定雄2017年も、世界中で現在と将来にかかわる重要な、歴史に残る出来事が発生した。この秋、イラクのクルド自治区と、スペインのカタルーニャ自治州では、民族国家独立を目指す歴史的な住民投票が民主的に実施され、どちらも圧倒的多数の
本文を読むこれほどの強制立ち退きとは―北京火災現場のその後
著者: 田畑光永新・管見中国(34) 今月16日の本欄に私は「人権に国情ありや!南南人権論壇の茶番」(新・管見中国33)という一文を載せ、その中で先月18日に北京で違法建築アパートから出た火災の火元周辺が市当局によって取り壊され、住民
本文を読む『資本論』150年、ロシア革命100年の日本は、「ファシズムの初期症候」に溢れていた!
著者: 加藤哲郎2017.12.15 年の瀬です。先日、明治大学での現代史研究会で、研究上の大先輩、水田洋さんと伊藤誠さんに、久しぶりでお会いしました。2012年に亡くなったイギリスの歴史学者エリック・ホブズボームの遺著『いかに世界を
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(177)
著者: 本間宗究(本間裕)ビットコインのバブル相場 「2017年の特徴」としては、「ビットコインのバブル相場」が指摘できるようだが、実際には、年初の「約1000ドル」が、現在では、「約10倍の10000ドル前後」にまで急騰しているのである。そのた
本文を読む商社マンの幻視で表現した戦後七〇年 - 浅田次郎著『おもかげ』を読む -
著者: 半澤健市浅田次郎の作品を初めて読んだ。泣いた。 主人公は退職歓送会の帰路、脳梗塞で倒れる。作者は、死の床にある男の脳裏に浮かぶ回想と幻影を描いていく。その内容は、少年時代から現在に至るまでの65年の人生の、思い出深い場面である
本文を読む5年ぶり職場復帰⇒社長就任MBC、ストライキ100日目KBS
著者: 小原 紘韓国通信NO542 韓国の二つの公共放送(KBS、MBC)では、管理者を含む労働者たちが「放送の公正・公平」を主張して壮絶な闘いを繰り広げてきた。わが国でそのような運動は聞いたことがない。韓国社会が遅れているのか日本が進
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】239 ジンバブエ新大統領が西サハラ全面支援!
著者: 平田伊都子2017年12月13日、ジンバブエ新大統領から、SADRサハラ・アラブ民主共和国は独立運動に向けての全面的支援を再び勝ち取りました。 アフリカ南部にあるジンバブエでは、世界最高齢(93才)で37年間国家を指導してきたム
本文を読む戦争中の庶民のしたたかな姿
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第71号 安倍首相による締め付けがきつくなりつつある。だが、われわれ庶民はそう簡単に負けはしない。あの過酷な戦争中にも、したたかなおじさんやおばさんがいたのだ。そのリアルな姿の一端を、昔ばな
本文を読むロヒンギャ問題―国境なき医師団、衝撃の発表
著者: 野上俊明ミャンマー国軍は8/25以降の掃討作戦にともなう死亡者は430名(民間人は28名のみ!)として虐殺行為を否定してきたが、国境なき医師団Medecins Sans Frontieres (MSF) がそれを反証する調査結
本文を読む人権に国情ありや! 南南人権論壇の茶番
著者: 田畑光永新・管見中国(33) 去る7日、北京で第一回「南南人権論壇」なる国際会議が開かれた。まず「南南」とは何なんだ?と思われるだろうが、よく発展途上国と先進国との関係を「南北関係」というところからの造語(多分)で、途上国どう
本文を読む日馬富士問題に垣間見えるネオ・ナショナリズムの影
著者: 野上俊明東南アジア・南アジアの国々では、アイデンティティ政治と呼ばれる民族・宗教的な排外主義の流れが一段と強くなっています。インド、ミャンマー、インドネシア、スリランカ、バングラデッシュなどでは、外資の流れが堅調で経済的には良
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