東チモール国会、膠着から空白へ クリスマス・年末年始の休暇が過ぎ、“仕事始め”の東チモール国会の動きが注目されましたが、動きはありませんでした。東チモール国会は去年11月末ごろから、政府不信任案の審議または政府による「
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
「オペレーションZ」が問いかけているもの - 真山仁最新作(新潮社、2017年12月)を読む
著者: 盛田常夫真山仁氏の最新作『オペレーションZ』は、日本の累積債務問題を扱った経済小説。ヘッジファンドの生き様を扱った小説『はげたか』でブレークした著者が、今度は日本経済が抱える債務課題に挑んだ作品だ。 周知のごとく、日本は1000
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】246 モロッコと西サハラは同席しなかったの?
著者: 平田伊都子【西サハラ最新情報】246で、西サハラ代表とモロッコ代表が握手をしている写真を掲載する予定でした。 ところが、見て下さい! この写真、、 写っているのは、国連ホルスト事務総長西サハラ個人特使側の人間と、西サハラ代表団のみ
本文を読む最近の習近平政権論をよむ
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(248)―― 中国関係の本はだいたい中国の悪口だ。しかもやたらに多い。こう多くてはなにを読んでいいかわからない。新聞の書評にとりあげられたのを買って「だまされた!」と思うことがときどきある。 『習近平
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】245 号外!西サハラ和平交渉再開!!
著者: 平田伊都子2012年からモロッコの拒否で暗礁に乗り上げていた「西サハラ和平交渉」が、再開されることになりました。 国連・ヌーン・レイリー・ㇷ゚レス・ブリーフィングで正式発表がありました。 【西サハラ最新情報】245では、このニュ
本文を読む鄭 明勲(チョン・ミョンフン)の夢
著者: 小原 紘韓国通信NO546 クラッシックファンなら知っている人も多い。鄭明勲(チョン・ミョンフン)(65)は韓国ソウル生まれ、世界的に活躍する指揮者、ピアニストでもある。 現在東京フィルの常任指揮者として度々来日し、日本のファン
本文を読む作家アラン・マバンクゥ氏がマクロンに宛てた「大統領への公開書簡」 ~フランコフォニーに対する考え方が違っているのではないか?~
著者: 村上良太アフリカ中西部のコンゴ共和国出身でフランスで法律学を学び、現在はカリフォルニア大学で文学を教えている作家のアラン・マバンクゥ氏。2016年には権威あるコレージュ・ド・フランスで黒人文学を講義したことでも現在、フランス
本文を読む「平成30年戊戌」
著者: 出町 千鶴子「ねずみとる 猫の後ろに 犬のゐて 狙ふものこそ 狙はれにけり」(「猫の草子」より) 図は、猫好きの私が犬にぺろりとごっくんされそうな様子にも見えるが、 歌は、「毎日を、明るく正しくみんな仲良く暮らしたい。」平和な世の
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(179)
著者: 本間宗究(本間裕)囚人のジレンマ 「11月29日」に行われた「中曽日銀副総裁の講演」が注目を浴びているが、その理由としては、「預金口座の管理料」に言及した点が指摘されている。つまり、日本でも、欧米並みに、「預金口座の管理に対して、料金を徴
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】244 大西洋クロマグロ
著者: 平田伊都子マグロのトロは高いので、貧乏な筆者は長年、マグロを食べたことがありません。 ところが、大西洋クロマグロの日本割り当て量が大幅に増え、「マグロが安くなるかも?」というニュースが入ってきました。 しかし、「小売り価格が下が
本文を読む沖縄の現実に向き合うこと
著者: 宮里政充ここのところ沖縄米軍機のトラブルが絶えない。東京新聞1月9日付の記事と「沖縄タイムス+ニュース」などを参考にしながら、沖縄における最近の米軍機事故のあとをたどってみる。 2013年5月 28日、沖縄県国頭村沖に米軍嘉手納
本文を読む「明治維新150年」で「戦争ができる国」に進む日本
著者: 加藤哲郎案の定というべきか、安倍総理の年頭記者会見は、北朝鮮の核・ミサイル脅威から入り、「北朝鮮の脅威に備える自衛隊の諸君。その強い使命感に、そして責任感に対して、改めて敬意を表したい」で始まりました。そこから明治維新150年
本文を読む「もしそれがあなただったら?」 厳冬のパリのホームレスへの想像力を喚起する写真家マルク・メルキの個展 ”Et si c’était vous ?” par Marc Melki
著者: 村上良太パリの写真家、マルク・メルキ(Marc Melki) 氏がパリの北の郊外にある街、オーベルヴィリエで今月12日から来月7日にかけて写真展を行っている。「もしそれがあなただったら?」と題するこのシリーズはホームレスをテ
本文を読む再び慰安婦問題について
著者: 小原 紘韓国通信NO.545 久しぶりの南北会談で平昌オリンピックと緊張緩和について議論がかわされたことは喜ばしい。周囲がやきもきすることはない。特にアメリカは余計な口ばしをいれず、北朝鮮がアメリカに求めている交渉の実現に努力し
本文を読む2018年 春 夢を語って悪いのか?
著者: 小原 紘韓国通信NO544 米・英・中三か国首脳会談にもとづくカイロ宣言(1943年11月27日)は日本の領土と朝鮮について次のように述べている。 「日本国は、また、暴力及び強慾により略取した他のすべての地域から駆逐される。前記
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】243 難民の救世主・ドイツ首相メルケル復活
著者: 平田伊都子ドイツ首相メルケルの笑顔がようやく戻ってきました。 昨年9月の総選挙後、なかなか政権樹立がままならず眉間にしわを寄せたメルケル首相を見るのは、移民難民流民にとって辛いものがありました。 移民難民流民虐待を救う女神は、メ
本文を読むどうしてアベノヨイショにこれほど「くず」が多いのか
著者: 盛田常夫経済評論家を自称する三橋某が逮捕された。アベノミクスを礼賛するアベノヨイショの1人である。専門論文を書けるほどの教育を受けたことも研究活動に携わったこともない御仁だから、経済評論家は僭称というしかない。三流以下、偏差値
本文を読む9条改憲に強い懸念と危機感 - 2018年の年賀状にみる国民意識 -
著者: 岩垂 弘2018年になった。友人、知人から来た年賀状を読んでいてひときわ印象に残ったことがあった。安倍首相と自民党が推進する憲法改定、とりわけ「9条改憲」に対する強い懸念や危機感を表明した年賀状が目立ったことだった。 私はこ
本文を読む海峡両岸論 第86号 2018.01.10発行 - AIは新たな統治モデルになるか 米国脅かす中国の国家戦略 -
著者: 岡田 充中国政府がAI(人工知能)産業を2030年に世界トップ水準に向上させる野心的な国家戦略を発表した。今世紀半ばに中国を「世界トップレベルの総合力と国際的影響力を持つ強国」にする「中国の夢」の第一歩と言ってもいい。ビッグデー
本文を読む「香害」の一因である消臭除菌スプレー、その除菌成分に新たな毒性が明らかに シリーズ「香害」第4回
著者: 岡田幹治「香害」とは、香りつき商品の成分で健康被害を受ける人たちが急増している、新しい公害のこと。被害を受けると、「化学物質過敏症(MCS)」「喘息」「香料アレルギー」を発症したり悪化させたりする可能性があります。 喘息は、気管
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】242 地雷防御壁越えの過酷モロッコ・ラリー
著者: 平田伊都子モロッコは本当にお利口さんです。 というより、フランスが上手にモロッコを動かしているようです。 フランスはモロッコ占領地・西サハラをモロッコ領土にしようと、UNやEUやAUに働きかけています。 フランスの狙いは、西サハラ
本文を読む大いなる護憲運動よ、起これ
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(247)―― 安倍晋三首相の年頭のことばを読むと、今年は何がなんでも憲法改定発議をやる構えです。去年の暮れ、自民党の憲法改正推進本部が改憲4項目の「論点取りまとめ」を公表しました。そのうちもっとも重要な
本文を読む映像は剣より強いか ― 三枚の写真をみて考える ―
著者: 半澤健市最近みた三枚の静止写真をみて考えるところがあった。 一つは、ユージン・スミスの「楽園への歩み」 二つは、ジョー・オダネルの「焼き場に立つ少年」 三つは、写真誌表紙の「演説する米トランプ大統領」 以下に極私的感想を記す。
本文を読む浜田雅功のブラックフェイスはなぜ問題か? 人種差別問題に詳しいフランスの政治学者Françoise Verges さんに聞く
著者: 村上良太お笑いタレント「ダウンタウン」の浜田雅功が大晦日のお笑い特番で顔を黒塗りしたいわゆる「ブラックフェイス」でアメリカの黒人俳優エディ・マーフィのギャグを披露したことが批判を呼んでおり、海外紙でも報じられている。これに対し
本文を読む朝鮮半島の危機緩和―明日2年ぶり南北対話 - 平昌オリンピック期間中は米韓軍事演習を延期 -
著者: 伊藤力司核・ミサイル開発に血道をあげる北朝鮮と、軍事力を行使してもこれを阻止しようとする米国間で緊張が高まっていた朝鮮半島で、新年とともに危機が緩和された。トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・労働党委員長のえげつない口喧嘩を当分は
本文を読むRobot-Proof: Higher Education in the Age of Artificial Intelligence (MIT Press) 「ロボット時代を生き抜くための高等教育」
著者: 村上良太未読だが、こんな本が話題になっているという意味で紹介したい。ビジネスインサイダーというビジネス関係情報のウェブサイトが、ハーバード大学の教授たちに大学生が必読の本を紹介してもらう特集をしており、その何冊かの推薦書の1冊
本文を読む2018年キューバ友好フォーラム 「5人 それぞれのキューバ」
著者: リベラル21キューバの動向が、また世界の注目を集めています。 キューバは2015年7月、54年ぶりに米国と国交を回復し、16年3月には、オバマ米大統領がキューバを訪れました。米大統領のキューバ訪問は88年ぶりのことでした。しかし
本文を読む米国大統領トランプ氏が、アジア諸国を歴訪した真の理由は何だったのか
著者: 岡本磐男米国大統領トランプ氏は、昨年11月に日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピン等の5カ国を主要国とする多数の国々の首脳と会談するため旅行したが、その真の狙いは何だったのか。日本のマス・コミでは、一般に第1には対北朝鮮問題の
本文を読む「中国は法治社会か」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(246)―― 中国湖南省長沙の裁判所は12月26日、国家政権転覆扇動罪などに問われた人権派弁護士、謝陽氏に刑事処罰免除の判決を言い渡した。謝氏が罪を認めていることや、社会への危害の程度が低いことを理由
本文を読む翼賛と動揺と逃避が新聞の大勢 ―2018年元旦の全国紙を読む―
著者: 半澤健市元旦全国紙読み比べは9回目である。毎年、悲観的な評価になるが今年も同じである。結論から先に言うと今年の全国紙は、分析・展望・提言のいずれにも、自信にあふれた文章が殆どない。今年が、戦後民主主義の運命を決まる年、なのにで
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