――八ヶ岳山麓から(243)―― 中国共産党の理論誌「求是」の最新号に、「中国こそ世界最大の民主国家である」と題する論文が載りました。著者は北京外国語大学党委書記の韓震。韓氏は教育部(日本の文科省)中国特色社会主義理論体
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
辺見庸Ⅲ―わたしの気になる人⑬
著者: 阿部浪子耳を澄ませば、くつの足音がする。辺見庸のエッセイ集を読みすすめれば、その足音はしだいに高く、高く聞こえてくるのである。 2001(平成13)年3月、辺見庸のエッセイ集『眼の探索』は、文庫化されている。この角川文庫を、
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】237 師走に大忙しの日本国連代表部とMINURSOミヌルソ
著者: 平田伊都子2017年11月29日のAU-EU会場で、西サハラ難民大統領はモロッコ国王と僅か2メートルの至近距離にいたんですよ! それなのに、何も起こらなかったのは、西サハラ側ロビー活動の大ミスだとしか思えません。 モロッコ国王
本文を読むロシア革命100年の年に「人づくり革命」「生産性革命」を唱える安倍晋三
著者: 加藤哲郎2017.12.1 アメリカのトランプと、日本の安倍晋三と、北朝鮮の金正恩、東アジアで核戦争危機を演出する3人の独裁的指導者には、なにやら似通った軽薄さ、おぞましさが感じられます。 国内の困難をそらすために軍事的緊張を
本文を読む大賞にRKB毎日放送の映画「抗い 記録作家林えいだい」 - 2017年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞 -
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、歴史学者・色川大吉、慶應義塾大学名誉教授・白井厚の両氏ら)は1
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(175)
著者: 本間宗究(本間裕)天爵と人爵 四書五経の一つである「孟子」に「天爵修めて、人爵これに従う」という言葉があるが、このことは、「天爵」という「天の位」、すなわち、「精神的な成熟度」が上昇すると、「人爵」という「この世における地位や名誉」などが
本文を読む検査データ改ざんをリアルに考える
著者: 半澤健市《企業の検査スキャンダルが続発》 日産自動車、神戸製鋼所、三菱マテリアル、東レと大企業の製品検査の不備やデータ改ざんの報道が続いている。メディアはここぞとばかり企業叩きに走っている。 私はこれらの企業を無条件で弁護はし
本文を読む「イスラム国(IS)」イラクとシリアで壊滅(5完) ―IS帰国者と移民社会への暖かな対応を!
著者: 坂井定雄シリア北部のラッカ市とイラク北部のモスル市を中心拠点とした「イスラム国(IS)」には、最盛時には4万人あるいはそれ以上の人員―軍事指導部、宗教指導部、一般戦闘員のほか、Yuチューブなどを利用する宣伝チーム、貧弱とはいえ
本文を読む“核兵器なくせ”にノーベル平和賞 世界を動かした被爆者の声と若い力をさらに
著者: リベラル21今年のノーベル平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器禁止条約採択に果たした貢献が評価されたものです。 12月10日の平和賞授賞式を前に、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会が、パネル
本文を読むロヒンギャ問題についての若干の理論的考察
著者: 野上俊明ローマ法王の27日ミャンマー訪問・スーチー会談を前に決着を付けたかったのでしょうか、ミャンマーとバングラデッシュとの政府間で、ロヒンギャ帰還に向けた協定が成立したそうです。1992年に発効した協定を踏襲するものだとして
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(4)- エジプトの兄弟組織がモスクに大規模テロ ー
著者: 坂井定雄本稿連載中の24日金曜日、エジプト東部のシナイ半島で、金曜礼拝で満員のモスクを車両5台に分乗した武装テロ集団「シナイ州のイスラム国(IS)」の25~30人が襲撃、礼拝中のイスラム教徒305人(うち子ども27人)が殺害さ
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】236 モロッコ王と西サハラ大統領がAU-EUサミットで鉢合わせ?
著者: 平田伊都子ワーオ! SADRサハラ・アラブ民主共和国が、11月29日、30日にコートジボワール首都アビジャンで開催されるAU-EUサミットに正式招待されたヨ! なんで、そんなに興奮するのかって? 興奮せずにはおれませんヨ!! この
本文を読むわが青春のロシア革命 ―― 老いさらばえて思うこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(242)―― 「ロシア革命」はわが20代の憧れであった。レーニンを尊敬してやまなかった。 西ヨーロッパでは1990年前後のソ連東欧瓦解後、各国共産党は名称や路線を変え、あるものは衰弱した。日本共産党(
本文を読むジンバブエを振り返る トニー・ブレアによるランカスターハウス協定の反故と白人からの農地接収
著者: 村上良太ジンバブエで1980年代から事実上の独裁者として君臨してきたロバート・ムガベ大統領が軍のクーデターで拘束され、今月辞任を強いられたと報じられました。これが日本でどう報道されているかと大手新聞を見てみると、アラブの春と
本文を読む戦時下の反戦医師の足跡を掘り起こす 森永玲著『「反戦主義者なる事通告申上げます」――反軍を唱えて消えた結核医・末永敏事』
著者: 岩垂 弘無教会主義のキリスト教伝道者・内村鑑三の弟子で結核の先駆的研究者でありながら、戦時下に公然と反軍を唱えたため逮捕され、この世から抹殺された医師の足跡が、長崎新聞編集局長によって70余年ぶりに掘り起こされ、単行本になった
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】235 新東京勉強会-西サハラ
著者: 平田伊都子「アフリカのジンバブエ大統領が辞任」、「大西洋クロマグロの漁獲枠をモロッコ会議で拡大」などなど、気になるニュースが飛び交う11月21日午後6時半、日本プレスセンタービル9階にある日本記者クラブ会議室で、西サハラの話を始め
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(3)- 生き残り組は投降、分散、再建不可能 -
著者: 坂井定雄「イスラム国(IS)」はついに壊滅した。最終段階まで、シリア、イラクで抵抗し続けたISの指導部と戦闘員たちは、おそらく数千人。その大部分が、都市で地下壕を掘り、包囲作戦に抵抗し続けたが、地上の戦闘、空爆、砲撃で死亡する
本文を読む12・2ロシア革命100周年記念討論会
著者: 村岡到『ロシア革命の再審と社会主義』をめぐって 日時:12月2日(土)午後1時~5時 場所:明治大学リバティタワー7階 1073教室(御茶ノ水駅8分) 報告:下斗米伸夫氏 法政大学教授 岡田 進氏 東京外語大学名誉教授
本文を読む12・11第155回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ
著者: 土方美雄「チャランゴ:作り手が語る民族楽器の世界」 ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンで広く演奏されている小型複弦楽器チャランゴ。それは、アンデスの農村地方から各地の都市部まで、さまざまな民族、社会階層、地域、そして世代の人々
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(2) - バグダーディのカリフ国家樹立宣言も4年間で終わる -
著者: 坂井定雄シリアのラッカ、イラクのモスルを最大拠点として、イラク人のバグダーディが自らをカリフ(最高権威者)として樹立を宣言したイスラム宗主制国家は4年足らずで崩壊した。 バグダーディはすでに死亡したと思われ、後継者もいない。
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(174)
著者: 本間宗究(本間裕)底なし釣瓶で水を汲む 出典不明の「中国の諺」に「底なし釣瓶で水を汲む話」があり、次のような内容だそうだが、この点については、現代人が忘れ去った「魂」が存在するとともに、「人生の極意」ではないかとも感じさせられた次第である
本文を読む護憲の中身を決めるときがきた
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(241)―― 2017年衆院選では、急ごしらえの立憲民主党が気を吐いたけれども、護憲・リベラルとでもいうべき「立憲民主党+共産党+社民党と市民連合」は3分の1に至らず惨敗となった。今後、安倍晋三氏率い
本文を読む『資本論の世界』を改めて読む(第1回)
著者: 野沢敏治はじめに 今年に入って私は内田義彦の『資本論の世界』(以下、『世界』と略す)を改めて読んだ。それを最初に手にしたのは出たばかりの1966年の末だから、もう50年も前のことになる。この新書は今でも刷りを重ねているのだか
本文を読むタケシ風パロディ:町人国家日本の卑屈な接待外交
著者: 盛田常夫微に入り細にわたる日本の「おもてなし」は世界に稀にみる美徳だけどさ、これに政治的な魂胆が絡んでくると意味が変わるんだな。政治の世界じゃ、いくら接待にお金をかけたって、外交方針が変わることなんてないんでさ。大げさな接待を
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク、シリアで壊滅(1) - 偏狭なイスラム過激勢力との三つの戦いの教訓は? -
著者: 坂井定雄約3年半前の2014年6月、偏狭なイスラム過激派武装勢力がイラク北部の同国第二の都市モスルを占領し、カリフ(最高指導者)を自称したバグダーディが歴史豊かなモスクで「イスラム国」樹立を宣言してから3年5か月。イラク、シリ
本文を読む貝原浩の風刺画展:万人受けはあやしい。時代を戯画いた絵師、貝原浩
著者: 松田健二「平和」「繁栄」「謙虚」、そして「安全」「希望」「努力」「未来」「平等」…… そんな言葉がどれも揺らいでいる。誰もが否定できないような「万人受け」する 表現に、ずっと前から疑いのまなざしを向けていた絵師がいた。貝原浩の仕
本文を読むSTOP!柏崎刈羽原発の再稼働 ―― 政府交渉がありました
著者: 石川愛子https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/11/2168bd005bf53511af412d2e5e2135f3.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読むたかが選挙されど選挙-我孫子市の選挙結果から見えてきたこと
著者: 小原 紘韓国通信NO540 2017衆院選挙で安倍首相の悲願がまた一歩、現実味を帯びてきた。比例区得票率33.3%の自民党が61%に相当する284議席を獲得したとはあきれる。イカサマ選挙というほかない。 二十歳になり、初めての選
本文を読むファッショ化する日本で、どんな獣医学が出てくるのか?
著者: 加藤哲郎2017.11.15 ◆ 安倍ファッショ内閣の奢りは、メディア支配から学術支配へと、広がり、深まっています。総選挙における自民党大勝、安倍晋三内閣の継続、野党の分解・新体制づくりのもとで、ようやく開かれた国会は、奢る与
本文を読む安倍内閣の支持率はなぜ高いのか(10) ― 「死の商人」を歓迎する日本は嘲笑の的なのに ―
著者: 半澤健市ドナルド・トランプ米大統領は訪亜外交の途次にある(2017/11/12現在)。 大統領選挙以来、トランプは商売人で、政治も「ディール(取引)」だと考えていると報 道されてきた。その通りだった。 《死の商人としてのトラン
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