評論・紹介・意見の執筆一覧

キリンビールとミャンマー国軍系合弁企業の疑惑解消されず

著者: 野上 俊明

 共同通信系NNA ASIAニュース(1/8)によれば、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(以下AI)は、昨年9月に日本のキリンホールディングス(HD)とミャンマー国軍系コングロマリット「ミャンマー・エコノミッ

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日本政府は慰安婦訴訟判決控訴審を受けて立ち、被害者と事件に向き合うべきである。

著者: 澤藤統一郎

(2021年1月10日) 衝撃的な一昨日(1月8日)のソウル中央地裁慰安婦訴訟判決。その判決文の全訳が読みたいものと思っているが、まだ入手できていない。同地裁は、判決言い渡しと同時に判決の要旨を記載した「報道資料」(4頁

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初詣雑感――セルビア常民の幸を日本常民の神々に祈る――

著者: 岩田昌征

 今年の初参りは、神社境内の三蜜を避けて、正月5日と6日にした。静にして吉(良、善)かりき。  例年ならば、1月1日零時頃、代田八幡前の参道ならぬ普通道路で善男善女の一人として行列をし、参拝を待つ時間を楽しむ。深夜運転の

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(290)

著者: 本間宗究(本間裕)

人生の醍醐味 人生の醍醐味は「気付き」にあると思われるが、この点に関する注意点は、「他人の気付き」と「自分の気付き」を区別することだと感じている。つまり、「自分の気付き」は、往々にして、「他人がすでに気付いていたこと」で

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ソウル中央地裁慰安婦判決 ー 被害者と向き合う好機にせよ

著者: 澤藤統一郎

(2021年1月8日) 「韓国裁判所が慰安婦被害者勝訴判決…『計画的、組織的…国際強行規範を違反』」こういうタイトルで、韓国メディア・中央日報(日本語版)が、以下のとおり伝えている。 旧日本軍慰安婦被害者が日本政府を相手

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アメリカはひどい。中国はもっとひどい。なんということだ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年1月7日) かつて、アメリカは、日本にとっての民主主義の師であった。そのアメリカが、今尋常ではない。民意が選挙を通じて議会と政府を作る、という民主主義の最低限の基本ルールが、この国では当たり前ではなくなった。

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トランプの任期切れまであと1年(31)  ―最後は、大統領選得票数の書き換え工作の失敗

著者: 坂井定雄

 連載「トランプの任期切れ・・・」の(1)は昨年1月10日付の「イラン国民が崇拝する司令官殺害で幕開け」だった。トランプ政権は、第2次世界大戦後の米大統領では最悪と考え、再選は無いと確信して連載の表題とした。  そして最

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「ノーベル賞・本庶佑教授 『医療は大切』と言いながら政府は何をしてきたのか」

著者: 澤藤統一郎

(2021年1月5日) 毎日新聞デジタルの本日付のインビュー記事のタイトルである。私はノーベル賞の権威を認めない。だから、ノーベル賞受賞者の言をありがたがる心もちは皆無である。が、この人、臆するところなく、言うべきことを

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(289)

著者: 本間宗究(本間裕)

干支から見る2021年 2021年は「辛丑(かのと うし)」という暦になるが、「辛」が意味することは、「血を見るような大事件の発生」であり、また、「丑」は「紐」に繋がるように、「金融面での収縮が発生する可能性」を意味して

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】404 初日はのぼった!エジプトがモロッコ西サハラ領有権拒否

著者: 平田伊都子

 新年早々、物騒な話ですみません。 昨年末から引きずっている、毒殺未遂されたロシア反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイが、横領容疑で再逮捕。 アメリカ・ナッシュビルで、9・11テロ事件紛いのクリスマス・テロ爆破事件、イエメ

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お江戸舟遊び瓦版805号/廣田裕之 『シルビオ・ゲゼル入門 減価する貨幣とは何か』

著者: 中瀬勝義

お江戸舟遊び瓦版を送信します。 廣田裕之 『シルビオ・ゲゼル入門 減価する貨幣とは何か』 アルテ 2016.11.25 を紹介します。 ミヒャエルエンデの「もも」のテーマでもあります。 母親年金は重要ではないでしょうか。

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総務省、プライムタイムに大量の「マイナポイント」CM バックに菅政権のデジタル化推進政策

著者: 隅井孝雄

 「マイナポイント」という名のスポンサーによる番組提供、あるいはスポットCMが高視聴率の時間帯(プライムタイム)に連打されている。一連のCMの実際のスポンサーは総務省だ。今登録すると5000円相当のポイントが付くと宣伝さ

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『労働情報』が43年の歴史に幕 コンビニの店頭に並ぶような気軽な労働雑誌ができないものか

著者: 杜 海樹

 協同センター・労働情報が発行してきた労働組合運動の専門誌『労働情報』(RJ)が通算1000号の発行を以って2020年12月1日に休刊、12月6日に都内で記念シンポジウムを開催し1977年以来43年の歴史に事実上幕を閉じ

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「歌会始」が強化する天皇制 文芸の序列化をありがたがる人びと

著者: 内野光子

「歌会始(うたかいはじめ)」とは、年始に皇居で開催される歌会(集まった人びとが共通の題で短歌を詠む会)で、天皇が出した題にそって「一般市民」が歌を送り、秀でた作品を詠んだ人びとが皇居に招かれる「儀礼」です。毎年テレビでも

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「戦後民主主義の虚妄」に発した奇跡  ―私の「初夢」報告―

著者: 半澤健市

 学問の神様・湯島天神境内ののぼりに「幸先詣」(さいさきもうで)と書かれている。「東京新聞」がそう伝えた(20/12/20)。新年に先んじた参拝を意味する造語で、全国で使われ始めているという。鹿島神宮ではコロナ不安で参拝

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