評論・紹介・意見の執筆一覧

2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(2)

著者: 内野光子

4.昭和天皇は、敗戦後、どんな短歌を詠んできたか さきに、昭和天皇の太平洋戦争開戦時と「終戦」時の二つの「聖断」にかかる短歌を紹介しました。「身はいかになるとも」の思いで終戦の決断を下したと言いますが、こうした短歌は、あ

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2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(1)

著者: 内野光子

2月19日の当ブログに書きましたように、「女たちの戦争と平和資料館」(wam)主催の<天皇制を考える>シリーズの三回目として、西早稲田のAVACO教会の一室で開催されました。予約制で定員40人ほどの方が参加してくださいま

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「『違憲』が独り歩きしては困る」という産経「主張」の煩悶

著者: 澤藤統一郎

経「主張」の煩悶 (2021年2月25日) 昨日(2月24日)の最高裁大法廷判決。「那覇市・孔子廟事件」で、政教分離に関するやや厳格な判断を積み上げた。 那覇市の公園の一角に「孔子廟」がある。市は、相当の使用料月額48万

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この「会食首相」ありてこの「接待長男」あり、総務省接待漬けの構造と背景

著者: 広原盛明

 2021年2月23日、各紙朝刊には総務省接待関連の大見出しが躍った。「接待 総務省11人処分へ」「東北新社側との会食 13人計39回」「長男関与、首相おわび」「『接待づけ』疑惑噴出」「総務省幹部ら『利害関係者と思わず』

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「愛知県知事リコール・署名偽造事件」捜査の進展に注目。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月24日) 「愛知県知事リコール・署名偽造事件」で、本日県警が初めて動きを見せた。各地の選管に保管されていた署名簿を押収したのだ。大きく動き出した事態を、朝日はこう伝えている。  《美容外科「高須クリニック

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天皇誕生日とは、天皇制に対する批判の信念を確認すべき日である。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月23日) 本日は、まだ国民の意識に定着してはいないが、天皇(徳仁)の誕生日である。祝日法第2条には、「天皇誕生日 二月二十三日 天皇の誕生日を祝う。」と意味不明の文章がある。文意分明ではないが、少なくとも

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(296)

著者: 本間宗究(本間裕)

救いの確信 現在、いろいろな古典を読みながら、私自身の「心の座標軸」と「心の仮説」を検証している状況でもあるが、この点に関して重要なポイントは、「救いの確信」という言葉のようにも感じている。つまり、「お金があれば救われる

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2021.2.22 ̏ five two革命“のゼネストに突入!

著者: 野上俊明

 これほど情熱的な国民とは、と驚くほど全土の主要都市を埋め尽くす人、人、人である。22日午前中から、ヤンゴン、マンダレー、パテイン、タウンジー、トウングー、モーラミャイン、ダウェイ・・・、SNSとドローンというIT手段の

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在日韓国人評論家・鄭敬謨さんを偲ぶ 韓国民主化と南北統一に生涯を賭ける

著者: 岩垂 弘

 「一期一会」。2月17日付の新聞朝刊の訃報欄に目をやってとっさに脳裏に浮かんできたのは、この言葉だった。その訃報欄は、在日韓国人で評論家・統一運動家の鄭敬謨(チョン・ギョンモ)さんが、前日の16日に誤えん性肺炎のため9

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司法の二面性 ー「国民支配の道具としての一面」と、「権力を抑制して人権を擁護する一面」と。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月19日) S君、長くお目にかからないが、久しぶりにご意見のメールをいただくと50年前の修習生時代を思い出す。真っ直ぐな問題提起の仕方に、つくづくと、人は変わらないものと思う。 弁護士生活50年を記念する出

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合法の装いで、スーチー国家顧問らの長期拘留ねらう 国内外の猛圧力で、クーデタ・レジーム打倒へ

著者: 野上俊明

 国軍はスーチー国家顧問を追起訴し、無期限の長期拘留によってNLDを孤立化させ反対運動を収束に向かわせようと企図。しかし全土に広がった反軍反クーデタ運動は、単一の司令塔によって指図されるものではなく、SNSを駆使した同時

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「デジタル改革関連法案」が指向する、監視社会化・管理社会化の危険を警戒しなければならない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月18日) 2月9日、政府は「デジタル庁設置法」を含む、「デジタル改革関連法案」を閣議決定し、同日衆院に提出した。典型的な束ね法案で、新設・改正の法案数は計64本に及ぶ。政府は、今国会で成立を図り、「デジタ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】411 拷問地獄、占領下の西サハラ女性

著者: 平田伊都子

 モロッコ占領地・西サハラの監獄では、女性も男性と同様の酷い拷問を受けます。 ある意味、男女平等です。 そして、モロッコ占領特別警察による女性犠牲者事件が明るみに出たのも、男性犠牲者たちと同様に家族自身からの発信があった

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北海道銀行カーリングチームのなんとも爽やかなフェアプレイ。

著者: 澤藤統一郎 

(2021年2月16日) 私は、スポーツの観戦に興味がない。母校が出場した高校野球だけが例外だった。甲子園は同窓会の場でもあったから顔を出したが、それ以外にはスポーツ観戦の記憶がない。子供が幼いころ、アンドレア・ジャイア

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(295)

著者: 本間宗究(本間裕)

政治家と政治屋 「政治家」というのは「国家百年の計を考えながら、国民の幸せを望む人々」であり、また、「政治屋」というのは、「自分の地位や名誉、そして、お金のために、どのような手段でも行使する人々」だと考えている。そして、

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コロナ、オリンピック、地震で大揺れの中~防衛費膨張の裏で ミサイル監視衛星調査研究費、22円で落札!の非常識

著者: 内野光子

やや旧聞に属するが、先月末の2020年度第3次補正予算案審議の国会中継を見ていたら、耳を疑うような質疑に出会ったのである。 1月27日、参院の予算委員会で、立憲の白真勲議員が「3次補正予算に自衛隊の飛行機や潜水艦などの防

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ミャンマー 反クーデタ・民政回復運動、全土を席捲!

著者: 野上俊明

 スーチー国家顧問はじめ民主人士(330人 2/14現在)の釈放と民政回復を求める運動は、ミャンマー全土に燎原の火のごとく広がっている。まさに88動乱の様相を呈しつつあるが、しかし大きく異なるのは血で血を洗う暴力は抑えら

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カナダ9条の会オンライン講演会「核と人類は共存できない-核兵器禁止条約発効と、福島原発事故10年の節目に考える-」 落合栄一郎さんを迎えて Article 9 Canada presents Eiichiro Ochiai’s talk “Nuclear and Humanity Cannot Co-exist: Marking the 10th Anniversary of the Fukushima Daiichi Nuclear Accident and the Enactment of the Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons”

著者: ピースフィロソフィー

 カナダ9条の会 オンライン講演会第一回 核と人類は共存できない ー核兵器禁止条約発効と、福島原発事故10年の節目に考えるー 落合栄一郎さんを迎えて 落合栄一郎さん 2021年1月22日、核兵器禁止条約 (Treaty

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自宅でできる「辺野古の海を埋めないで!」キャンペーン2

著者: 中村

沖縄・辺野古の新基地建設を辞めさせるため、以下の行動を呼びかけています。是非ご協力をお願いします。 ========================= 自宅でできる「辺野古の海を埋めないで!」キャンペーン2 「辺野古の海

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バイデンご祝儀ムードに冷水、ミャンマーのクーデター スー・チーさんの安否を世界中が懸念

著者: 伊藤三郎

「クーデター後のミャンマーの状況がとても気がかりです。かつてない規模での市民による不服従の動きに対して軍が強硬手段に出るのではないかという懸念が高まっていることを、今日のドイツ国営放送が伝えています」(2月8日) 季節の

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鵜飼哲「五輪ファシズム」論に賛同の拍手を送る

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月14日) コロナ蔓延の終熄はまだ遠い。原発事故処理もできぬ間に新たな地震も重なった。財政は逼迫している。国民生活は弱者ほど疲弊が厳しい。とうていオリンピックどころではない。アベ晋三の大ウソとワイロとで誘致

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