評論・紹介・意見の執筆一覧

バロック王・寺山演劇の“いま・ここ” (後編)

著者: 三枝泰之

考察◉20世紀芸術の転換 バロック演劇や寺山演劇に特徴的な「劇中劇」やフィクショナルと現実的な身体という二重性を持つ「パフォーマンスの身体」の提示は、「時間をこの場へ変えること」つまり「現在の顕在化」を促している。それは

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世界資本主義フォーラム「東欧体制の崩壊」に参加して(追加)

著者: 大谷美芳

 その後、岩田昌征さんの『20世紀崩壊とユーゴスラヴィア戦争』を読みました。 「多民族、多宗教、多歴史、そして多文明をユーゴスラヴィアという連邦国家に『友愛と団結』させていた2つの接着剤、自主管理社会主義と非同盟政策とは

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被告発人安倍晋三に対する「桜疑惑」での背任罪告発状

著者: 澤藤統一郎

本日(1月14日)、桜疑惑での安倍晋三に対する告発状を東京地検特捜部に提出した。告発人は、上脇博之さんら憲法専攻者を中心とする研究者13名。代理人は、阪口徳雄君を筆頭とする53名の弁護士。告発罪名は、背任である。 告発人

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】351 「アリAli 西サハラの難民と被占領民の物語」出版

著者: 平田伊都子

 お報せします! 「アリAli 西サハラの難民と被占領民」が、2020年2月3日に出版予定で~す!!  2月3日は節分です。 立春です。 大豆をまいて、昨年の災厄の鬼を払います。 西サハラ人民にとっての鬼は、モロッコです

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バロック王・寺山演劇の“いま・ここ” (前編)

著者: 三枝泰之

◉はじめに  寺山修司の芸術活動領域は多岐にわたる、短歌から始まり俳句に詩、随筆・評論に小説、ラジオやテレビドラマ、芝居の戯曲、映画監督から演劇脚本・演出などなどで、そのメルヘンからアングラ、超現実主義的でありながら知的

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「不思議の国のカルロス・ゴーン」逃走につき想像を逞しくする

著者: 熊王信之

昨年の末に予想もしなかった事件が生起しました。 あの「不思議の国のカルロス・ゴーン」(被告)が不思議の国(Wonderland)から逃走したのでした。 ゴーン被告が被告の席に座らねばならない事件の顛末は、当該の被疑事実が

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安倍政治を終わらせよう 全国で行動――Occupy Shinjuku 0112

著者: 石川愛子

「安倍はやめろ」が日曜日12日の新宿に響き渡った。市民有志でつくる「Occupy Shinjuku 0112」主催のデモに3000人(主催者発表)が参加。サウンドカーやドラム隊を先頭に、思い思いのプラカードなど掲げ、新宿

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台湾総統選は、「民主主義を守ろう」対「みんな金持ちになれる」の抗争。

著者: 澤藤統一郎

台湾総統選の結果には注目すべきだろう。時事の記事には、「蔡英文氏が再選 過去最多得票で韓氏に圧勝―「一国二制度」拒絶」と見出しが打たれている。取材者の印象が「圧勝」だというのだ。 昨日《1月11日》の投開票で、投票率は7

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第二次大戦終結後75年の始まりに:加害の歴史の否定は許されません History denial is unacceptable: at the start of the 75th year of the end of WWII and Japan’s defeat in the Asia-Pacific War

著者: ピースフィロソフィー

年末年始のご挨拶もせずにもう1月も中旬となってしまいました。今年もよろしくお願いします。今年は、アジア太平洋戦争日本敗戦、第二次世界大戦終結75周年という重要な節目であります。日本人としてどう大日本帝国の戦争と植民地支配

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安倍内閣は、わが国の「健全な民主主義の根幹」を揺るがしている。

著者: 澤藤統一郎

各地でロウバイが見頃だという。梅の蕾の綻びもほの見える。桜はまだまだ蕾が固いが、今年の桜はいつもにまして楽しみだ。とりわけ、新宿御苑の桜は,どうしても見に行かねばならない。もちろん、誰からの招待もなく、昨年から500円に

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新体制のNHK経営委員会に意見と質問を申しあげる。

著者: 澤藤統一郎

本日(1月10日)、NHK経営委員会に赴き、下記の「新体制のNHK経営委員会に対する意見と質問」書を提出してきた。この意見をご覧いただけたら、申し入れの趣旨がお分かりいただけようが、新体制のNHK経営委員会に反省の姿勢が

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真実を含む自主管理社会主義郷愁――「絵に描いた餅」だったら誰もノスタルジーをいだかない――

著者: 岩田昌征

 去年のことだった。社会主義理論学会の研究会であるマルクス(主義)哲学者から「ユーゴスラヴィアの自主管理社会主義、労働者自主管理は、絵に描いた餅にすぎなかった。」と断定された。  30年前、ソ連型社会主義と同時に、それと

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トランプの任期切れまであと1年(1) ― イラン国民が崇拝する司令官殺害で幕開け

著者: 坂井定雄

トランプ米大統領の任期はあと1年。もちろんトランプは11月の大統領選挙での再選を目指しているが、少なくとも第2次大戦後、これほど世界に損害を与えた米国の最高指導者はいなかった。トランプを再選させてはならない。決して他人、

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お江戸舟遊び瓦版719号/『 ジュゴンに会った日 』・地球を守るための大規模な活動が世界中で開催されます!

著者: 中瀬勝義

今泉真也『 ジュゴンに会った日 』 ~沖縄・辺野古・大浦の豊かな海から~ 高文研 20 1 9 .6. 1 「 地球を守るための大規模な活動が世界中で開催されます! 」 を紹介します。 https://chikyuza.

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 DHCスラップ「反撃」訴訟控訴審では、附帯控訴を予定 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第168弾

著者: 澤藤統一郎

DHCスラップ「反撃」訴訟控訴審第1回口頭弁論は、1月27日(月)午前11時~ 511号法廷でおこなわれる。ことは、表現の自由にも、政治とカネの問題にも、消費者の利益にも関わる問題である。是非、多くの方に傍聴いただきたい

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総理大臣・安倍晋三の仕事始めは、政教分離違反の違憲行為から

著者: 澤藤統一郎

例年、総理大臣・安倍晋三の仕事始めは伊勢神宮参拝からである。今年も例外ではない。ゴルフ休み明けの伊勢神宮。総理大臣が特定の宗教施設に公然と参拝する。東京在住の安倍晋三が町内の神社に初詣するのとはわけが違う。天皇の祖先神を

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私が会った忘れ得ぬ人々(16) 竹内直一さん――日本の高級官僚の大半は公僕意識がない

著者: 横田 喬

安倍首相ら一統による「桜を見る会」がスキャンダル化しているが、論及は次回に回す。「もり」「かけ」問題が先ごろ安倍政権を強く揺るがした時、私はキャリア官僚出身で無類の正義漢である竹内直一さんの面影を懐かしく思い起こした。

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1/25 第149回 河合塾経済研究会(協力:現代史研究会) 講師:古賀暹(元『情況』編集長) 演題:北一輝-危機の時代と二つの叛乱

著者: 古賀 暹

昭和初年代は、クーデタ、要人の暗殺などの大事件が、次々と起こる動乱の時代だった。その底流に中国の民族革命と日本の農民危機を背景とする農民の過激化があった。それを、アジア革命へと結びつけようとする北一輝、さらには、社稷の再

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「1.世界はアメリカを非難する。2.日本はアメリカを説得せよ。3.政府は自衛隊の中東派遣を撤回せよ。」 ー これが共通のスローガンだ。

著者: 澤藤統一郎

米国によるイラン軍司令官殺害に関する 社会権の会(防衛費より教育を受ける権利と生存権の保障に公的支出を求める専門家の会)声明 はじめに アメリカのトランプ大統領は2020年1月3日、米軍がイラン革命防衛隊の司令官ソレイマ

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