もう七、八年前になるが、考えてきたことをまとめて書き残しておこうと思い立った。今になって振り返ってみれば、人文系の教養もないし、仕事以外の文章など書いたこともないのに、よくぞそんなことを始めたものだと思う。 個人の備忘録
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「平和が来る」~盧武鉉元大統領9周忌追悼記念式~
著者: 小原 紘韓国通信NO558 盧武鉉元大統領が亡くなってから9年目の去る5月23日、生家のある慶尚南道金海市で追悼式が盛大に開かれた。 歴代の大統領の中で長年好感度トップだった朴正熙大統領に代わって、廬武鉉が世論調査で好感度一
本文を読む「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」 ― 「日の丸・君が代」反対ではなく、強制はおかしいというデモをします。
著者: 澤藤統一郎本日(5月31日)の朝刊各紙に、栃の心剛史(本名レヴァニ・ゴルガゼ)大関昇進の晴れがましい写真が掲載されている。実ににこやかで嬉しそうな表情。そして、彼が大きなジョージアの国旗を掲げているのが目を惹く。 「国旗を手に笑顔
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(192)
著者: 本間宗究(本間裕)パンゲアの扉 日経新聞に「パンゲアの扉」という特集記事が5回にわたって掲載された。そして、内容としては、今後、大きなパラダイムシフトが発生し、世界が大きく変化する可能性が述べられていたが、この点については、まったく同感す
本文を読む多発する山岳遭難と犠牲者(続)
著者: 熊王信之前稿「多発する山岳遭難と犠牲者」末尾から四行目「尾瀬まで登るか」中の「瀬」は、明らかに誤字で、「根」の間違いでしたのでお詫び申し上げまして、「尾根」と訂正させていただきます。 勿論、全国何処からでも「尾瀬」まで登られれば
本文を読む「嘘つき」で、しかも「卑怯」 ー アベやめたまえ。
著者: 澤藤統一郎本日(5月30日)の党首討論。野党第一党である立憲民主党代表の枝野幸男は、持ち時間の19分を森友・加計の問題に絞って追及した。力をいれたのは、森友問題に関する首相の責任のとりかたについての食言である。これを「卑怯な行為」
本文を読む[書評]Amazonカスタマーレビュー『中国の夢――電脳社会主義の可能性』矢吹晋著(花伝社2017)
著者: 「霞の知」電脳社会主義は可能性か、それとも新たな絶望の種か? 中国を中心に、アメリカ、日本、そして東アジア諸地域の関係を冷徹に観察し続け、その成果を次々と公開してきた著者の最新作に、わたしは、二つの大きな衝撃を受けた。 第一。習近
本文を読む多発する山岳遭難と犠牲者
著者: 熊王信之今年のゴールデンウィークには、山岳遭難が多発し、残念なことに死者が多数出ました。 近年、この国では、山岳遭難事故が多発しています。 警察庁の統計に依りますと、2016年に遭難した人は、2929人で、2006年(1853人
本文を読む加計孝太郎よ真実を語れ。今のままでは嘘つき学園となってしまうではないか。
著者: 澤藤統一郎加計問題も森友問題も終わらない。政治的にはとっくに詰みのはずなのだが、アベはどうしても負けを認めない。勝負が長引くうちに、次から次へと新たな真相が暴かれていく。トップのウソを隠そうとして、官僚諸君が苦労して嘘に嘘を重ねて
本文を読む【書評】 習近平が描く将来世界に刺激的視点『中国の夢――電脳社会主義の可能 性』矢吹 晋/著
著者: 岡田 允https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/05/fd4dacd0082f34c9978efddcb04dd869.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む南北は標準時で「統一」を実現した
著者: 小原 紘韓国通信NO557 5月5日の午前0時、北朝鮮は標準時間を30分早め、韓国に合わせた。これは先月27日、板門店で行われた南北首脳会談を踏まえたもの。分断国家が標準時を共有するまでには苦難の歴史があった。 ソウルの日没は東
本文を読む「沖縄ヘイト」には、メディアの言論力とDHC不買運動での対抗を
著者: 澤藤統一郎昨日(5月27日)の琉球新報3面に、「特別評論・復帰46年の沖縄」として、「ヘイトにあらがう言論力」と標題する論説が掲載されている。小那覇安剛琉球新報社会部長の署名記事だが、事実上の社説である。これは見逃せない。見逃して
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 586号
著者: 中瀬勝義国民学校一年生の会同窓会 「靖 国 神 社 見 学」 専 門 家 と 市 民 による 豊 洲 会 議 ~安全・安心な新市場の実現のため、 SDGsの目線から考える~ を紹介します。 https://chikyuza.ne
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】264 ヒズボラが「西サハラとは関係な~い!」宣言
著者: 平田伊都子「やらない」と言った翌日、「やる」と言ったり、♠米大統領は米朝会談開催予定日の6月12日まで、「やる」「やらない」を繰り返すんでしょうか? 世界の庶民は♠米大統領のツイッターにうんざりしています。 そのうちマスコミも飽
本文を読む“南西諸島”の軍事要塞化と、「戦争マラリア」
著者: shigeko kakiuchi今年3月「政府が地対艦誘導弾の新たなミサイル部隊を沖縄本島に配備する方向で検討」と報じられた。宮古島市では700~800人規模の警備部隊と地対空・地対艦ミサイル部隊の配備が強行されている。与那国島では2016年に陸上自
本文を読む青山森人の東チモールだより…祝!独立16周年は、第8次立憲政府を待つかたちで
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第371号(2018年5月27日) 祝!独立16周年は、第8次立憲政府を待つかたちで… 独立16年目は特別な政治環境 16年前の5月20日、国際社会が承認するかたちで東チモール民主共和国が誕
本文を読む「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」へのお誘い ― 「君が代」強制と処分をはねかえすために
著者: 澤藤統一郎みなさま 「君が代」裁判4次訴訟原告は、「日の丸・君が代」の強制に反対して処分を受け、その取り消しを求めて裁判を闘っています。 学校現場では教員だけでなく生徒への締め付けも強まり、教育の自由が失われています。2020
本文を読む私立大学の体育会権力
著者: 盛田常夫教授会と体育会 大手の私立大学はどこも体育推薦入学制度を保持しており、大学の知名度を上げる手段となっている。人気がある野球やサッカー、あるいはラグビー、それから箱根駅伝などメディアへの露出度が高いスポーツは、推薦枠も大き
本文を読む日大アメフト部での出来事は、旧陸軍内務班での虐め
著者: 熊王信之昨今の報道では米朝会談をさて置いて、第一面に踊る記事は、例の日本大学と関西(かんせい)学院大学とのアメフト試合中に生起した反則行為に関わる事件です。 詳細は、此処で書くまでもありませんが、試合中に何度もラフプレーが見られ
本文を読むドルをフンドシにも三分の理
著者: 藤澤豊知り合いの日本人から、「人のフンドシで相撲を取る」って言い草を聞いた。聞いたときは、さすがにうまいことを言うなと感心したけど、後になって、そりゃ言いすぎじゃないかって思いだした。確かに一理も二理もあるとは思うし、そう言わ
本文を読む「世を去った人達を思う──古い抜粋から」……周回遅れの読書報告(その57)
著者: 脇野町善造事情があって、作業部屋に置きっぱなしにしておいた資料を片付けなければならなくなった。その中に書き溜めていた古い抜粋ノート(ファイル)があった。何年かぶりに抜粋ノートを開いてみた。その中に出てくる多くの関係者がもうこの世
本文を読む「相手選手を潰してこい」は皇軍における上官の命令だ
著者: 澤藤統一郎日大アメフト部の選手が、関学との定期試合において、相手チームの中心選手に傷害行為に及んだ。これは、「不祥事」ではない。「体質露呈事件」と言うべきだろう。日大アメフト部の体質の問題にとどまらない。学生スポーツとは何なのだ。
本文を読むあゝ籠池泰典よ 君の無念を噛みしめる(改版)
著者: 澤藤統一郎君の思想は妖しきも 人柄憎めぬ君なれば 君に一声かけまほし 君 気骨を失うことなかれ 語るに怯むことなかれ アベに忖度あるなかれ アベ夫妻との蜜月が いつの間にやら暗転し 君は目障り 君は邪魔 うるさい口を塞ぐため 昨夏
本文を読むなぜ、「浜の一揆」なのか
著者: 澤藤統一郎控訴理由書の冒頭に、原審での結審期日に、原審原告ら訴訟代理人(弁護士 澤藤大河)が口頭で述べた最終意見陳述を掲記しておきたい。事案の概要と、控訴人(原告)らの考え方が、よくまとめられているからである。 「原告ら訴訟復代理
本文を読む「獣医大いいね・総理」の独白
著者: 澤藤統一郎昨日(5月22日)の朝刊各紙。いずれもトップに、「首相『獣医大学いいね』」の大見出しだった。2015年2月に、私が官邸に加計孝太郎を迎えて15分間面談し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設の説明を受けて、「新しい獣医大学
本文を読むある時代の産物のひとつ
著者: 藤澤豊「四十にして迷わず」などと、よくもまあ臆面もなく言ったものだと思う。よほどの人なのだろうが、迷うほどには気がつかなければならないことに気がつかなかっただけではないのか。あまりにも知らなければならないことが多すぎて、四十ど
本文を読むBBCのシリア内戦まとめ(3) - この悲惨な戦いはいつ終わるのか -
著者: 坂井定雄シリア国民はどこへ逃れたのか(UNHCR=国連難民高等弁務官事務所による、2018年2月現在) ▼近隣諸国でのシリア難民登録数 トルコ 3,540,648 レバノン 995,512 ヨルダン 657、62
本文を読む緊急のご賛同お願い ― 「NHK大阪記者の不当異動人事中止を求める要望」
著者: 澤藤統一郎加計問題が愛媛県文書(「いいね文書」)の開示で新たな展開を見せている。森友問題についても、明日(5月23日)国有地値下げ交渉に関わる大量の新文書が提示される。アベ内閣は、既に詰んでいるはずなのだが、潔く投了という気配はな
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 585号
著者: 中瀬勝義江渡狄嶺「或る百姓の家」 萬生閣、大正14(1922)年11月 を紹介させて頂きます。 (右隅の黒枠をクリックすれば画像が拡大します) https://chikyuza.net/wp-content/uploads/20
本文を読むなぜ35万人以上が死亡、120万人が難民化したのか - BBCがまとめた「シリア内戦7年間」(2) -
著者: 坂井定雄内戦を戦った勢力 シリア政府の重要な支援者はロシアとイランであり、反政府勢力の主な支援者は米国、サウジアラビアとトルコだった。 以前からシリアに軍事基地をもっていたロシアは、2015年にアサド大統領を支援する空爆作戦を開
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