評論・紹介・意見の執筆一覧

我が故郷・岩手の広瀬めぐみ参議院議員の、未練がましく議員のイスにしがみつき続ける姿勢を評価し、断固支持する。

著者: 澤藤統一郎

(2024年8月5日) 今、話題の人物と言えば、広瀬めぐみ。瞬間のことではあろうが、国会議員として最も知名度の高い「時の人」である。この人のやること、とても分かり易い。分かり易く、自民党のなんたるか、自民党議員とはいかに

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〝赤旗発行の危機〟を訴える炎天下の党勢拡大運動は成果を挙げたか、党創立102周年の7月は〝目標水準〟を達成できなかった、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その31)

著者: 広原盛明

                「生命の危険に関わる暑さ」とNHK気象予報が厳重警告を発するなかで、共産党はこの間創立102周年を契機とする拡大運動を全党に呼びかけ、党員拡大と読者拡大を連日追求してきた。この拡大方針は、

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大田洋子の訴えに改めて目を向けよう  文学碑移設に伴う碑前祭へのメッセージ

著者: 岩垂 弘

 8月2日、広島市の中央公園内で、原爆投下直後の惨状を描いた小説『屍の街』で知られる被爆作家・大田洋子の文学碑前祭が、広島文学資料保全の会の主催で行われた。この文学碑は1978年に中央公園内に建てられたが、中央公園内にサ

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「法と民主主義」《特集・第五福竜丸被爆から70年― 突きつけられた課題の今》ご購読のお願い。

著者: 澤藤統一郎

(2024年8月1日) 連日の猛暑と豪雨の中で暦は8月になった。間もなく6日と9日を迎え、やがて15日となる。戦争の惨禍を心に刻み、平和を希求すべき季節、8月。 昨日(7月31日)、「法と民主主義」2024年8・9月号【

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(472)

著者: 本間宗究(本間裕)

1998年と2008年の金融混乱 今回の「農中の巨額損失」に関しては、「国内と国外で、大きな認識格差が存在する状況」とも思われるが、具体的には、「国内では、それほど心配する必要がないと考える人が多い状態」でありながら、「

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日米軍事一体化・指揮権を失っては、独立も失われる ――八ヶ岳山麓から(478)――

著者: 阿部治平 

  7月28日、上川陽子外相・木原稔防衛相と、アメリカのブリンケン国務長官・オースティン国防長官のいわゆる日米外相・防衛相会談(2+2)に関する発表があった。  アメリカ側は在日米軍司令部(横田基地)に新組織「統合軍司令

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法廷という空間において最も敬意を表されるべき場は傍聴席である。そこには主権者がいるのだから。傍聴席の主権者は、自らの分身である司法が適正に運用されているかを見詰めている。

著者: 澤藤統一郎

(2024年7月31日) 異様に暑かった2024年7月が終わる。炎暑・熱暑・酷暑・猛暑・激暑と並べても、この暑さの実感に追いつく言葉が見つからない。身体に応える。時に意識が朦朧となる。8月は、もっと暑くなるのだろうか。そ

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旧優生保護法は、「君のため国のために、身を捨つることこそ臣民の道」と教え込まれた教育勅語世代の議員による全会一致の立法だった。ようやくにして、個人の尊厳を立脚点にこの法律を違憲・違法とする大法廷判決が出て、国家も社会もこれを受け入れる時代となった。76年かけてのことである。

著者: 澤藤統一郎

(2024年7月30日)  2024年7月がもうすぐ終わる。ひたすらに暑いというだけの7月ではなかった。我が国の人権と司法にとって、珍しく明るい話題が提供された7月であった。  7月3日、最高裁大法廷は、旧優生保護法を違

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北京の「中軸線」がユネスコの世界遺産に! ―北京外交の主軸はいずこに

著者: 田畑光永

 日本では国連の教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で、韓国の反対でのびのびとなってきた佐渡金山の遺跡がやっと「世界文化遺産」に登録されたことが喜ばれている。長くこのことを待ちわびておられた方々にはお祝いを申し上げ

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「本土」での「沖縄基地論争」は、「基地引き取り」論によって初めてわれわれにもたらされる!

著者: 合澤 清

長いこと隠蔽されてきた沖縄駐留米兵による沖縄女性への「性的暴行」事件の事実がやっと最近になって公にされてきた。この明白な「情報隠し」は、6月16日に行われた「沖縄県議会選挙」が終わるのを待っていたかのように、今更のように

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《日の丸を踏め》と命じることが日本への忠誠心を量る「踏み絵」とされたという。同様に《日の丸に正対して起立せよ》と命じることもまた、人の内心をあぶり出す「踏み絵」になる。

著者: 澤藤統一郎

(2024年7月26日) 一昨日(7月24日)の朝日.comの記事の表題に、「《踏め》と命じられた昭和天皇の写真 移民たちは拒否し収監された」「迫害された日系移民 ブラジルで何が起きたか」。  ブラジルの日系人社会には、

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共産党指導者は中国をどんな目で見ていたか ―――八ヶ岳山麓から(477)―――

著者: 阿部治平 

 松竹伸幸という人がいる。『シン・日本共産党宣言――ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(文春新書 2023)という本を出して、共産党から除名された人だ。わたしは松竹氏の安保防衛論に注目してきたので、氏のブログ「超左

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(471)

著者: 本間宗究(本間裕)

きんさん&ぎんさん(百歳の双子) 1987年のブラックマンデーに大きな衝撃を受けた私は、その後、「貨幣の歴史」や「お金の謎」などの研究を始めたが、その数年後の1991年に話題となったのが、「百歳の双子のきんさん&ぎんさん

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半年で処分33.2万人、閣僚級は25人 ―相変わらずお盛んな中国のお役人の腐敗

著者: 田畑光永

 半年以上遅れて先ごろ開かれた中國共産党の第20期3中全会は「一歩進んだ改革」を打ち出したが、対象領域の広さ、項目の多さに比べて、具体性に乏しく、直後にあたかもその第一弾としての内需拡大策のように発表された22日の中国人

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経済産業大臣 齋藤 健様 経産省は原発政策を見直してください。

著者: 「経産省前テントひろば」有志

経済産業大臣 齋藤 健様          経済産業省の皆様 資源エネルギー庁長官 村瀬 佳史様  資源エネルギー庁の皆様 経産省は原発政策を見直してください。 2024年7月22日 「経産省前テントひろば」有志 私たち

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アビー・マーティン&吉川秀樹「沖縄と世界の環境を破壊する軍事化」日本語字幕版完成!

著者: ピース・フィロソフィー・センター

米国時間6月13日、日本時間14日に行ったオンライン国際記者会見「沖縄と世界の環境を破壊する軍事化」の日本語字幕版ができました! URLは:https://www.youtube.com/watch?v=KdGadODI

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