評論・紹介・意見の執筆一覧

「DHCスラップ第2次訴訟」第1回期日は12月15日午後1時30分、東京地裁415号法廷にて。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第108弾

著者: 澤藤統一郎

既にお知らせしたとおり、DHC・吉田嘉明から2度目の提訴をされて、私(澤藤)はまたもや「幸福な被告」に逆戻りしています。 その裁判の事実上第1回(形式的には第2回)の口頭弁論期日が、12月15日(金)午後1時30分に予定

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「選挙が終わった。モリもカケも、もうほとぼりが冷めた頃だろう」とは言わせない。

著者: 澤藤統一郎

選挙期間中だからとして寝かされていた問題も、いつまでも寝かしたままにはしておけない。モリ・カケ疑惑解散のあと、政権への遠慮から伏せられていた事実が、選挙が終わってようやく報道されるようになった。 本日(10月26日)の共

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イラク政府とクルド自治区政府が全面停戦―クルド側は「独立投票結果の凍結」を表明

著者: 坂井定雄

内戦状態になっていたイラク政府とクルド自治区(地域)政府は25日未明、双方が公式声明で停戦を呼びかけ、停戦となった。9月25日に自治区政府が、自治区全域と実効支配していたキルクーク、海外在住のクルド人による、独立の可否を

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船尾徹・自由法曹団新団長の船出にエールを送る。

著者: 澤藤統一郎

「しんぶん赤旗」は共産党の政党機関誌だが、市民運動関係の情報豊富なところが貴重な存在となっている。昨日(10月24日)赤旗朝刊を開いたら、社会面に「共闘広げ改憲阻止 自由法曹団総会終わる」の記事。小見出しに「新団長に船尾

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「小選挙区制こそ諸悪の根源」と、「野党共闘のあり方」と。

著者: 澤藤統一郎

気が重いのだが、自分なりに総選挙の総括をしておかねばならない。日本国憲法の命運如何という視点からの評価だ。明文改憲の阻止、解釈壊憲の進展への歯止めに、今回総選挙の結果がどう関わるかの評価。 私はいつまで経っても、できた人

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総選挙の後に:2017年長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会メッセージ A message for Korean victims of the Nagasaki Atomic Bomb, August 9, 2017

著者: ピースフィロソフィー

日本の植民地支配、侵略戦争、朝鮮人被爆への責任に真摯に向き合うための歴史を展示する「岡まさはる記念長崎平和資料館」理事長の高實康稔氏は今年の4月、亡くなられました。高實さんは毎年8月9日、長崎原爆の朝鮮人被爆者を追悼する

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当協同組合の発展に祝意を、そして協同組合運動の発展に期待を。

著者: 澤藤統一郎

開業医共済協同組合の第8回通常総代会に顧問弁護士としてご挨拶申しあげます。 当組合の業務も財務も、たいへん順調とのご報告で結構なことと存じます。自信あふれる理事長の開会の辞の中に、協同組合の理念に触れたところがあって、興

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青山森人の東チモールだより…多数野党連合が少数連立政権に立ちはだかる

著者: 青山森人

青山森人の東チモールだより  第357号(2017年10月22日) 多数野党連合が少数連立政権に立ちはだかる 政権樹立のための条件が曖昧 2017年9月14日、ル=オロ大統領がフレテリン(東チモール独立革命戦線)のマリ=

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秋葉原の異様な光景ーアベ自民の選挙運動の終わり方

著者: 澤藤統一郎

公職選挙法(第129条)は、選挙運動ができる期間を「公示(または告示)から当該選挙の期日(投票日)の前日まで」に限っている。この異様な規制の起源は1925年衆議院議員選挙法の改正に遡る。当時の天皇制支配の補完物であった政

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】231 ヨッ大統領!グレードアップした西サハラ国連チーム

著者: 平田伊都子

 「権威者は権威に弱い」 モロッコの最高権威者モハンマドⅥ世国王は元ドイツ連邦大統領で国連事務総長西サハラ個人特使を、特使の要望通りに迎えました。 モロッコ最高権威者は、元アメリカ大使で前任の国連事務総長西サハラ個人特使

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「ローソク市民革命」について話したかったこと(2)

著者: 小原 紘

韓国通信NO538  ローソクデモは韓国の民主化運動の延長線にある。 何故ローソクがあれほど激しく燃え上がったのか。韓国社会を覆っていた不満は何だったのか。大統領の退陣はゴールではなく新しい時代の始まりだ。国民は積弊の克

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「独立を目指すクルド人への懲罰中止を!」  クルド自治区大統領が世界に訴え

著者: 坂井定雄

イラク・クルド自治区政府議長(大統領)は20日、世界各国と海外在住クルド人に対して「独立の意思を問う平和的権利を行使したクルド民族は、イラク政府による封鎖と集団的懲罰に直面している」として、「クルド民族がまたもジェノサイ

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ロヒンギャ問題が炙りだしたもの ― ミャンマー政府の二重権力状況

著者: 野上俊明

 スーチー氏が諮問委員会の長に任命した前国連事務総長のコフィ・アナン氏はなかなかの人物と見えます。この人物を選んだということで、スーチー氏の国際的評価下落にいくらかの歯止めにはなったでしょう。スーチー氏の意図はともかく、

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「こんな人たち」以外の「一般の人々」に訴えます。ーアベ・シンゾーより

著者: 澤藤統一郎

第48回衆院総選挙は10月10日に公示され、いよいよ明日22日が投票日となります。国民の皆さまのうち、どうせ私の言うことになど聞く耳もたない「こんな人たち」を除く、「こんな人たちではない一般の人々」にお願いを申しあげます

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(171)

著者: 本間宗究(本間裕)

ビットコイン市場の混乱 現在、「ビットコイン市場」が混乱しているが、この要因としては、「中国におけるビットコイン市場の閉鎖」や「JPモルガンチェースのダイモンCEOのコメント」などが指摘できるようである。具体的には、「9

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講演「難民・移民・アイデンティティ=ドイツの経験」2016年10月の紀要掲載のお知らせと補足

著者: 梶村太一郎

読者のみなさま、 昨年夏からこのブログへの投稿が1年ほど途絶えていた大きな理由は、1昨年2015年秋からの難民問題に注目して、その報告を『世界』などの活字媒体に連続して執筆していたことが大きな理由です。 またそれに加えて

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こんなサプリは買ってはいけない。こんなアベに投票してはならない。

著者: 澤藤統一郎

昨日(10月17日)夜に配信となった時事の記事。表題が、「『不都合な真実』説明不足=モリ・カケ、改憲素通り―安倍首相【17衆院選】」というもの。忖度のカケラもない辛口の内容。 「衆院選の投開票が22日に迫る中、安倍晋三首

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心底驚いた報道2件ーアベを勝たせたらたいへんなことになる。

著者: 澤藤統一郎

最初が、朝日新聞デジタルからの引用。 「自民『9条改正』案、秋に提示か 衆院選の堅調報道受け」 自民、公明両党で300議席をうかがう――朝日新聞をはじめ報道各社が実施した衆院選の情勢調査結果が出た。自民党内では結果を受け

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10/6 英紙ガーディアンの論説から Is Rohingya persecution caused by business interests rather than religion? ロヒンギャ迫害の背景に、宗教・民族的要素よりも経済的利害のより強い働きをみる

著者: 野上俊明

筆者のサスキア・サッセンによれば、ロヒンギャ危機に対して宗教・民族紛争(コミュナル紛争)という言い方は事柄全体の一部しか言い表していない。紛争の背景にあり危機をつくりだしているのは、小土地所有の農民などから土地を強奪する

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周回遅れの読書報告(番外その7)風性の人、土性の人

著者: 脇野町善造

 衆議院選挙も終盤になった。今回の選挙で千葉5区から立憲民主党公認で、山田厚史という人物が立候補している。山田は昔朝日新聞の記者だった。その当時、山田が書いた記事がある。朝日新聞 2008年9月13日(土)「フロントラン

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】230 ケーラー国連事務総長個人特使、西サハラ視察開始

著者: 平田伊都子

 2017年10月15日、ホルスト・ケーラー国連事務総長西サハラ個人特使が、やっと現地視察を開始しました。 ケーラー個人特使がグテーレス国連事務総長から個人特使の指名を受けたのは、4月21日のことです。 世界は毎日目まぐ

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