評論・紹介・意見の執筆一覧

周回遅れの読書報告(その27)関矢留作のこと

著者: 脇野町善造

 関矢留作という農業経済学者がいた。講座派に近い人物であるが、若くして死んだ。その人物のことを知っている人間はほんの僅かであろう。私も、長岡新吉(当時北海道大学経済学部教授)の『日本資本主義論争の群像』という本を読むまで

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ドイツ総選挙での極右の進出に大騒ぎしないようにしましょう  本日9月24日は、ドイツの総選挙の投開票日です。

著者: 梶村太一郎

この写真は22日にあったSPD・社会民主党のベルリンでの選挙戦の最終日の選挙集会の様子です。ベルリンで最も由緒あるゲンダーメン広場で行われました。推定で4000から5000人ほどの参加者でした。(写真はすべて梶村です)

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大統領選で国民戦線のマリーヌ・ルペンに投票したタイ出身のマダム 

著者: 村上良太

 フランスでは国民戦線のマリーヌ・ルペン党首と言えば反移民ということで知らない人はいません。ところが今年、僕がフランス大統領選挙に関してパリで聞き込みをする中で、マリーヌ・ルペンに大統領選で投票したと語ってくれた人はたっ

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北朝鮮報道、日本政府や大新聞に欠けている視点:「レイバーネット」より転載 

著者: ピースフィロソフィー

本ブログから「レイバーネット」で紹介された記事の逆転載のようになりますが、「レイバーネット」で私の文を紹介してくれた長谷川澄さんのコメントごとここに紹介します。こちらこそ「レイバーネット」と長谷川さんに感謝します。 (以

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(168)

著者: 本間宗究(本間裕)

9月の暦 「2017年」は「丁酉(ひのと とり)」という暦であり、私自身の「過去の経験則」からは「要注意の年」だと考えている。つまり、「十干」において、西暦の末尾に「7」の付く年は、必ず、「丁」になり、金融混乱が発生しや

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クルド人国家独立への住民投票迫る(4) イラク首相、投票中止を公式に要求

著者: 坂井定雄

イラク・クルド人の国家独立を目指す住民投票が、25日に迫っている。しかし、アバディ・イラク首相は18日、住民投票の中止を公式に要求。住民投票計画を推進してきたバルザーニ・クルド自治区議長(大統領)の決断にすべてがかかる緊

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「日の丸・君が代」強制は違憲ー予防訴訟難波判決から11年

著者: 澤藤統一郎

9月21日。あの日の感激と興奮から11年となった。2006年の9月21日。私たちは、東京地裁で、公権力による「日の丸・君が代」強制は憲法19条(思想・良心の自由の保障)に反して違憲無効、との判決を得た。 その主文第1項は

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【紹介】声明:小池知事の追悼メッセージ取りやめに抗議します

著者: 杉原浩司

ご存知の方もあるかと思いますが、9月15日、作家やアーティストらが、「小池都知事の朝鮮人虐殺犠牲者追悼メッセージ取りやめに抗議します」との声明を発表しました。小池知事や歴史改ざん勢力に対する重要なカウンターです。お知らせ

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コミュナル紛争再考 ― 在日ミャンマー人の言説に触発されて

著者: 野上俊明

 ロヒンジャ問題が国際社会での重大イッシュ—化したためでしょう、日ごろ日本の市民社会向けに政治的な言説をあまりしない在日のミャンマー人の意見が、SNSに載るようになっています。それの最大公約数的意見は、ロヒンジャ問題には

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(必読)フクシマが危ない! 福島原発事故放出放射能による健康被害の「抹殺プロジェクト」=「三味線」と国際ガン研究機関(IARC)(今月号(2017/10)『DAYS JAPAN』より)

著者: 田中一郎

(関連)『DAYS JAPAN』HP https://daysjapan.net/ https://www.daysjapan.net/about/index2.html   水面下で動く福島・健康管理の黒幕た

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「9・18」を忘れてはならない―謀略によって侵略を開始した日本こそ

著者: 澤藤統一郎

本日の朝刊各紙は、9月28日臨時国会での冒頭解散が確定したごとくの報道。政権の総選挙の投開票が10月22日だろうという。官邸のリークが紙上におどっているのだ。官邸は、その反応を見ているのだろう。 実に腹立たしい。冒頭解散

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】226 西サハラと国連事務総長西サハラ新個人特使の初会談

著者: 平田伊都子

 2017年9月15日、日本国中が空襲警報なみの騒々しさに包まれました。 また、北朝鮮が国連の言うことを聞かないで、ミサイルをとばしたのです。 同じ頃、北朝鮮と同様に、国連の言うことを聞かないモロッコの対応を巡って、モロ

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韓国大統領のブレーンがメルケル首相の核問題での仲介提案に「非常に感謝し歓迎」。恥ずかしい安倍首相の姿勢

著者: 梶村太一郎

前回⇨330の続きです。 本日発売のシュピーゲル誌のインタヴューで、文韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウイヨン)国家安保室長が、北朝鮮核問題に⇨仲介の意思を表明したメルケル首相に「非常に感謝している」と述べています。 鄭氏

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周回遅れの読書報告(その26)小泉喜三郎と武田百合子(下)

著者: 脇野町善造

 義父の家には3週間程度の予定で出かけた。しかし、思わぬトラブル(この詳細については省く)に巻き込まれ、滞在は6週間近くに伸びた。それで、滞在中に読もうと思って持っていった本を全部読み終えてしまい、読む本がなくなってしま

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