イスラム過激派「イスラム国」(IS)の行動は、極めて残虐だ。イラクのアブグレイブ刑務所やカリブ海のグアンタナモ監獄での米軍による捕虜虐待、カンボジアのポルポト政権による大量虐殺、ボスニア内戦でのセルビア武装勢力による民
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「バンザイノミクス」の行く末
著者: 熊王信之日本銀行宮尾審議委員の11月12日に長崎市で行われた記者会見要旨が日銀のHPで公開されました。 宮尾氏は、異次元緩和を更に巨大なものにし、第二次大戦中に組織的な戦闘が終結した後にも、徒手空拳で強力な米軍陣地目指して日本兵
本文を読む青山森人の東チモールだより 第283号(2014年11月15日)
著者: 青山森人仁義なき司法への干渉 揺れる三権分立 検察庁が描いていたとおりことが進むならば、汚職・不正に関与する複数の大臣・政府高官らは近く裁判にかけられるはずです(『東チモールだより 第273号』参照)。7月に起訴された
本文を読む御嶽噴火に思うこと、御嶽登山に思うこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(124)―― 9月27日午前11時52分、木曽御嶽山(きそおんたけさん)が噴火し、頂上付近に大量の噴石・火山灰を降らせた。死者57人、負傷者多数、6人は行方不明のままだから63人も亡くなったことになる
本文を読む韓国初 住民投票で拒否された原発誘致(石坂浩一 『世界 2014.12』より)=日本の原発立地自治体も韓国の三陟市に続こう 他
著者: 田中一郎最初に若干の情報です。 1.吉田調書報道「公正で正確な姿勢欠けた」 報道と人権委:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASGCD4WQJGCDUEHF00F.htm
本文を読む本島等・元長崎市長が死去 -画期的だった反核平和運動での足跡-
著者: 岩垂 弘「天皇の戦争責任はあると思います」と市議会で発言して右翼の青年に短銃で撃たれ、重傷を負ったことで知られる本島等(もとしま・ひとし)・元長崎市長が10月31日に亡くなった。92歳。その生涯をたどると、反核平和運動での巨星
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(70)
著者: 本間宗究:本間裕信用本位制の終焉 今年で、私も「還暦」の歳を迎え、人生の「節目の時」となるのだが、この間を振り返ると、ほとんどが、「デリバティブとの格闘期」だったようにも感じている。つまり、「1971年のニクソンショック」により「金本位
本文を読むバグダーディの権威と旧軍の残党たち ―「イスラム国」との戦いは国連中心で③
著者: 坂井定雄「イスラム国」がここまで急速に成長した理由はいくつもあるが、最高指導者バグダーディの卓越した資質、カリスマ性が大きな役割を果たしてきたことは否定できない。同時にそれは、「イスラム国」の最大の弱点でもある。 米国は20
本文を読むNNNドキュメント 「放射線を浴びたX年後 3 棄てられた被ばく者」
著者: 田中一郎先般、NNNドキュメントで放送された番組です。 大至急ご覧下さい。 ●(動画)NNNドキュメント「放射線を浴びたX年後3 棄てられた被ばく者」 gataro http://www.asyura2.com/1
本文を読むプルトニウムを使う「プルサーマル計画」破綻
著者: 池田龍夫プルサーマル計画は破綻必至である。この計画は、原発で使用した核燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウランを混ぜた混合酸化物(MOX)燃料を、原発(軽水炉)で使う計画。核燃料サイクルの柱と位置づけられている。 大手9電
本文を読む再稼働同意に抗議する緊急声明(反原発・かごましネットなど10団体)
著者: chibaフクロウの会 阪上さんからのお知らせを送ります。 ========== みなさまへ 市民10団体で鹿児島県の同意について 緊急声明を発出しました。 拡散お願いします。 阪上 武 *********************
本文を読むイラクの過激派からアッシャムの過激派へ変身 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で②
著者: 坂井定雄シリアの内戦に加わり、占領した北西部の町ラッカを本拠地にしたイラクのイスラム過激派「イラクとレバントのイスラム国」(ISIL)が、シリアからイラクに逆侵攻し、イラク第2の都市モスルを占領。最高指導者のバグダーディが「
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(69)
著者: 本間宗究:本間裕天の計らい 投資の世界に入って、今年で38年目になるが、今までの推移を振り返ると、実に、ダイナミックな変化が起きていたことが理解できるようである。具体的には、「日本のバブル崩壊」や「ソ連の崩壊」などのことであり、また、「
本文を読む人命と人権の重大脅威に急成長 -「イスラム国」との戦いは国連中心で①
著者: 坂井定雄イラクでも、シリアでも北部ではマイナス20度にもなる冬が迫ってきた。戦闘と残虐なイスラム過激派「イスラム国」(IS)の支配を逃れて、住み続けてきた故郷を脱出したシリアとイラクの85万人を超す人々の多くには、国連が必死の
本文を読む「朝日」攻撃の先にあるもの
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(121)―― 「週刊文春」(10月9日)と雑誌「文藝春秋」(11月)の「朝日問題」を読んだ。この2冊しか読んでない。 「週刊文春」の「『朝日新聞問題』私の結論!」に出てくる人は34人、「文藝春秋」の「
本文を読む<新書ご紹介> ●『被ばく列島』(小出裕章・西尾正道著:角川ONEテーマ新書)
著者: 田中一郎●『被ばく列島』(小出裕章・西尾正道著:角川ONEテーマ新書) http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033163383&Ac
本文を読むリーマンショック後の中欧ホテル事情(下)
著者: 盛田常夫Crowne Plaza Salzburgの出来事 ほとんどのホテルでは、予約が取り消せないホットディールは事前支払い、チェックイン時には銀行カードによる保証を要求する。それは仕方がないとしても、ホテルはさらにカード口
本文を読むリーマンショック後の中欧ホテル事情(上)
著者: 盛田常夫閉鎖されたSauerhof 数年ぶりに、オーストリアから南ドイツへ旅行したが、ホテル事情に大きな変化を感じた。何よりも驚いたのが、ウィーン近郊バーデン(Baden bei Wien)の由緒ある老舗ホテル、Grand H
本文を読む自然と人間の精神的な関係 -沖縄のアイデンティティーを探る-
著者: 河野道夫10月7日名護市議会(本会議)の一場面。翁長雄志候補のスローガン「誇りある豊かさ」について質問された稲嶺市長は――沖縄の「誇り」は、翁長さんのよく言われる「アイデンティティー」と置き換えてもよいだろう。「豊かさ」は、琉
本文を読む青山森人の東チモールだより 第282号(2014年10月26日)
著者: 青山森人子どもたちに安全な給食を 学校給食で食中り 10月14日、首都のコモロ地区にある「8月30日」校という名前がついた「中央基礎教育校」と呼ばれる小中一貫学校の生徒多数が、魚料理の給食が原因とおもわれる食中(あた)りで身体
本文を読む失敗の本質
著者: 熊王信之唐突な質問ですが、読者の皆様は、「レーション」(Ration)と云う言葉を御存じでしょうか。 和訳では、「一定配給量,定量」等とありますが、軍事用語では、前線で兵士に配給される携帯食糧のセットを意味します。 例えば、現米
本文を読む原爆文学資料をユネスコ「世界記憶遺産」に -広島の市民団体が登録を目指す-
著者: 岩垂 弘来年は広島にとって「被爆70年」。それを機に峠三吉、栗原貞子ら被爆作家の原爆文学資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界記憶遺産」 に登録しようという活動が、広島市の市民団体の手で進められている。2016年の申請
本文を読むドキュメンタリー映画「日本と原発」河合弘之初監督の試写会と記者会見ならびに上映予定のお知らせ
著者: 梶村太一郎東京から先ほど届いたドキュメンタリー映画「日本と原発」河合弘之初監督の試写会と記者会見ならびに、公開上映のお知らせです。 わたしは残念ながら参加できませんが、日本の将来にとって非常に重要なものですので、特に大手メディアの
本文を読む「里山資本主義」とは大人のファンタジー
著者: 熊王信之安倍政権は、来年4月の統一地方選に向けてバラマキ政策の取り纏めに躍起となり、地方向けに「地方創生」なる造語で土建屋を喜ばせる新なバラマキに挑戦する意向を示しています。 来年度の各省庁の概算要求では、何と101兆円もの巨額
本文を読む「神風特別攻撃隊」ふたたび ―レイテ沖海戦70年目に―
著者: 半澤健市百田尚樹の小説『永遠の0(ゼロ)』が480万部も売れ、映画、漫画もヒットした。テレビドラマ化も企画されているという。特攻隊は、なにゆえに、いつから、人気と美化の対象に変わったのか。もちろん、特攻の美化を批判する言説も存
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(68)
著者: 本間宗究:本間裕金融戦国時代の終焉 歴史を研究すると、往々にして、「不思議なサイクルの存在」に突き当たることが多いのだが、具体的には、「文明法則史学の800年サイクル」であり、また、「暦の60年サイクル」などのことである。そして、現在、
本文を読むドイツ紙「小渕・松島女性閣僚辞任は安倍内閣の„Womenomics/ウイメノミク“の危機」と大きく報道
著者: 梶村太一郎安倍「ウイメノミクス」の危機。写真AP 10月20日の安倍内閣の女性閣僚ふたりの同日辞任に関しては、海外でもかなり大きく報道されています。 そのひとつ、ドイツのフランクフルターアルゲマイネ紙で、おなじみゲルミス東京特派員
本文を読むイスラム国とは何か
著者: 山田宏明動乱の続く中東だが、今春、建国を宣言したイスラム過激派組織「イスラム国」(正式にはイラクとシャームのイスラム国=ISIS、またはISIL)が注目を浴びている。イラクの反政府ゲリラ組織のひとつ、有名なアル・カイダから分派し
本文を読む『プロジェクトX』はごめんだ
著者: 藤澤豊もう十年も前になると思うが初めてNHKの『プロジェクトX』を見た時、たわいもなく感情移入して涙した。何ヶ月か経ってちょっと疲れた一休み、スイッチを入れて何かないかなとチャンネルを回していたらまた『プロジェクトX』が出てき
本文を読む「被爆アオギリ」の強靱さに驚嘆 -我が家の庭で育つ三世の苗木-
著者: 岩垂 弘8月29日のことだ。朝日新聞朝刊に目を通していて、「声」欄の一投書に引きつけられた。投書の中に「アオギリ」という文字があったからである。 その投書は、福岡県の無職の女性(65)からのものだった。8月9日に行われた長崎
本文を読む