安倍首相が年末に靖国神社参拝を決行した。特定秘密保護法採決等と関連して、諸外国からの風圧が強まっている。 私見によれば、文武強国の国家指導者たる者は、まず大人(たいじん)であるべきであり、自国民の心を心とするだけでなく、
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(54)
著者: 本間宗究日本の個人金融資産 現在、日本には、「約1570兆円」もの「個人金融資産」が存在すると言われている。そして、多くの人は、この資産の存在により、「日本の国力」や「財政の健全度」を強調しているようだが、「過去15年ほどの相対
本文を読む新刊書評 林 郁 著 『游日龍の道』 東洋書店刊
著者: 木村聖哉林郁さんの新刊「游日龍の道」のサブタイトルに「台湾客家・游道士の養生訓」とある。游日龍は台湾崑崙派道教の総師。いま91歳だが、女性や若者に大人気の老師で、法衣を着たことがなく、子どものような笑顔の人だという。 台湾「
本文を読む機密保護法に思う
著者: 藤澤 豊特定秘密保護法が成立しなかったとしても、そのようなものが出てくること自体にそりゃないだろうという憤りがある。それだけならまだしも、その程度の社会だったのかと半ば諦めてしまう心情に腹が立つやら情けないやら、どこにももってい
本文を読む【俳文】札幌便り(14)
著者: 木村洋平12月を迎えた。東京はいままでになく暖かく感じるが、やっと身体が札幌に慣れてきたためだろう。季節が二ヶ月分はちがう。 東京のアスファルトにも霜降りて 札幌では雪が降っているだろう。 冬晴れや白髪吹き上げそよぐ風 霰降る晴
本文を読む沖縄県選出・出身野党国会議員「うりずんの会」-仲井真知事の埋め立て承認を糾弾し即時辞任を要求する緊急声明(12月27日)
著者: 「ピースフィロソフィ―」糸数慶子参議院議員の Facebook より転載。 仲井眞知事の辺野古埋め立て申請「承認」を糾弾し、即時辞任を要求する緊急声明 沖縄県民世論の8割にも達する圧倒的多数意見が普天間飛行場の辺野古移設に反対し、普天間基地の閉
本文を読む男女同権、宗教政党禁止、軍の特権など盛り込む -同胞団弾圧の中、エジプトで新憲法制定へ-
著者: 坂井定雄2013年7月3日のクーデターで、モルシ大統領の逮捕、憲法の停止、非常事態を発令し全権を掌握したエジプト軍は、マンスール最高憲法裁判所長官を暫定大統領とする暫定政権を発足させた。軍と暫定政権は、モルシ政権与党のムスリム同
本文を読む巨大噴火が原発を襲う (活断層だけが原発・核燃料施設の危険性ではない)
著者: 田中一郎昨今報道されました日本の火山活動と,それに伴う原発・ 核燃料施設の危険性に関するマスコミ報道,及び科学雑誌記事です。 (1)噴火が原発の脅威に,火山学者が警告論文(東京 2013.12.22) (2)巨大噴火 原発のリス
本文を読む「伊方の家」通信No.2
著者: Y・T12月22日(日)、原発さよなら四国ネットワークの街宣活動とミーティングがあるということで、昨夜大阪から到着したクマさんと松山に出かける。レンタカーを借りようと思ったが、車が全部出払っていて借りられず、45分後の列車で行
本文を読む倹約の文化
著者: 藤澤 豊フランクフルトから東に百キロちょっと行った小さな町に本社があった。歴史はあるのだろう、観光名所にはならない古い建物は残っていた。ただ、高々人口一万五千人の町、これといったものはなにもなかった。そんなところに本社があるもの
本文を読むツワネ原則とは何か -知る権利と秘密保護-
著者: 松野町夫「知る権利」と「秘密保護」は対立する。秘密主義の政府は暴走するので国民の監視が必要だ。このため、公的機関の情報はできるだけ公開するのが望ましい。情報公開法(1999年5月14日公布、2001年4月1日施行)は国民の知る権
本文を読む青山森人の東チモールだより 第254号(2013年12月23日)
著者: 青山森人<ポスト・シャナナ、世代交代への動き> シャナナ=グズマン首相、来年に辞任する意向を示す オーストラリア諜報機関による東チモール閣議室の盗聴にかんして(「東チモールだより第253号」参照)、オーストラリアのABC局が東
本文を読む日本がASEAN諸国と結んで中国に対抗することは可能か
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(87)―― 安倍内閣は、12月13~15日に東南アジア諸国連合(ASEAN)10ヶ国との特別首脳会議を開催した。ASEANと日本との経済、安全保障分野での一層の緊密化を図るためという。東京開催は10年
本文を読むイジメを仕事とする人達
著者: 藤澤 豊イジメを苦にした子供の自殺のニュースが後を絶たない。全てのケースがテレビや新聞で報道されている訳でもないだろうし、幸いにしてか自殺にまでいたらないケースも多いだろうから、かなりの数のイジメが起きているはずだ。 イジメの根
本文を読む「伊方の家」通信No.1
著者: Y・T12月16日、いよいよ本格的な常駐ということで八幡浜にやってきた。17日には鎌田さんが送り出し会をやって下さるという話もあったが、16日に戻ってくると約束していたこともあり、意を決してやってきた。もとより、正月はこの地で
本文を読む問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物 その4=完 -完全禁止へ動くEUに続こう-
著者: 岡田幹治7 汚染が広がる輸入大国・日本 ◆年間1700万トンも輸入 日本は世界最大のGM作物輸入国だ。「日本の作物ごとの輸入量」と「輸出国でのGM作物の栽培割合」から推定すると、GMトウモロコシは年間に約1230万トン、GM大豆
本文を読む従属国とはこういうものだ――頼みのアメリカにそでにされた日本
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(86)―― イヤな感じになってきた。私のような「日中不再戦」派にとっては最悪の事態である。 11月23日、中国政府の防空識別圏発表時のもののいいかたは、中国は周辺国に有無を言わせぬ強硬姿勢で、飛行計画
本文を読む<村田光平さんのメッセージ>核廃絶へ向けての日本の歴史的使命──福島の教訓
著者: 村田光平福島原発事故発生後2年9か月余を経ましたが、今や原発過酷事故は、単一の国家にせよ、電力会社にせよ、これを収束することは不可能であることが否定できなくなりました。原発は存在そのものが安全保障にかかわることが示されました。6
本文を読む問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物 その3(全4回) -EUとアメリカで何が起きているか-
著者: 岡田幹治5 GM食品を締め出したEU ◆厳格な表示制度 その1とその2で、遺伝子組み換え(GM)技術によってつくられた作物・食品には、「安全性への疑問」をはじめ「耐性雑草・耐性害虫の発生」や「遺伝子汚染の拡大」、さらには「バイオ
本文を読む社会を変える人たち
著者: 藤澤 豊七十年代後半から八十年代初頭にかけてニューヨークに駐在していた。駐在員がエリート社員だった時代は数世代前までで、当時、駐在員は日本の本社にはいなくてもいい人材、海外に出してうまく化ければ儲けものという、どちらかといえばデ
本文を読むいざ、権利のための闘争
著者: とら猫イーチ特定秘密保護法が成立・公布されてからの日本とその国民には、如何な変化があったのでしょうか。 私自身にとっては、時の政権が憲法に依って定められた権限を踰越(ゆえつ)して、国民に対してその権利を封じることの可能な所謂、弾圧立
本文を読む生誕100年記念:伊藤律シンポジウム(2014年3月2日)
著者: 渡部富哉〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/ 〔opinion4686:131214〕
本文を読むキャロライン・ケネディは何にうたれたのか ―原爆謝罪なしに戦後は終わらない―
著者: 半澤健市《長崎を訪れた米大統領の娘》 大統領の兄弟がテロリストに暗殺された米国から、女性大使キャロライン・ケネディが赴任してきた。日本のメディアは、彼女を「知日派」どころか「親日派」とさえ呼んで、歓迎一色である。彼女の母国は
本文を読む「伊方の家」通信 No.0
著者: Y・T「伊方の家」は伊方原発から10km地点、JR八幡浜駅近くの鉄筋アパートの一角にある。12月半ばから常駐の予定でいたが、11/30~12/2の愛媛行動のため、急きょ一先ず11月25日から10日間赴くこととなった。これはその
本文を読む問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物 その2(全4回) -「バイオメジャー」による食の支配を許してよいのか-
著者: 岡田幹治3 避けられない「遺伝子汚染」 ◆補償額が750億円にも GM作物はこれまで自然界にはなかった形質(遺伝によって伝えられる生物の形態や特徴)をもつので、その花粉が飛散して近縁の植物と交雑すれば、生態系(生物多様性)に影響
本文を読む青山森人の東チモールだより 第253号(2013年12月9日)
著者: 青山森人<チモール海の資源の波、高し> 内部告発者を捕まえたオーストラリア当局 特定秘密保護法案を与党は数の暴挙で強硬採決させてしまったこの日本から見て、非常に考えさせられる、他人事ではない、機密漏えい事件から逮捕者がオースト
本文を読むドイツラジオ放送から: 国際ブレーメン平和賞を反核伯爵夫妻が受賞
著者: グローガー理恵最近、私はラジオで近頃には珍しく心温まるニュースを耳にしました。それは、ブレーメンで「国際ブレーメン平和賞」が、何十年もの間ゴアレーベンの核廃棄物貯蔵に反対して闘ってきた反核伯爵夫妻に授与されるというニュースでした。ブレ
本文を読む昭和16年12月8日 ―髭の男の「亡びるね」を繰り返さぬために―
著者: 半澤健市次に掲げるのは熊本から乗った青年と京都で乗った40歳前後の男との上り列車中の会話である。 ▼「あなたが東京が始めてなら、まだ富士山を見た事がないでせう。今に見えるから御覧なさい。あれが日本一の名物だ。あれよりほかに自慢
本文を読む問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物 その1(全4回) -安全性に疑問を突きつける研究が相次ぐ-
著者: 岡田幹治はじめに ◆ラットに巨大がん腫瘍! 遺伝子組み換え(GM)作物の動物実験を追ったフランスのドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」(ジャン=ポール・ジョー監督)が、2013年6月8日に東京・渋谷のアップリンクで公
本文を読む学芸員の眺める景色——山梨県立美術館の取材
著者: 木村洋平学芸員の眺める景色——山梨県立美術館の取材 木村洋平 先日、山梨県立美術館で働く「しまりん」さんにお話を伺って来ました。彼女は学芸員です。学芸員とはどういう仕事なのか。現場としての美術館はどんなものか。近頃はやりの「キュ
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