書評:『ハーグ国際法廷のミステリー』ドゥシコ・タディチ著 岩田昌征訳・著(社会評論社 2013.11新刊 2000円+税) *本書は2011年12月9日から2012年5月25日にわたり、サイト「ちきゅう座」に掲載された原
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
12.3TPP国会決議の実現を求める国民集会で連帯のあいさつ
著者: 醍醐聡昨日(2013年12月3日)の12時から日比谷野外音楽堂で「TPP決議の実現を求める国民集会」が開かれた。主催は、全国農業協同組合中央会(JAグループ)、全国農業会議所、全国漁業協同組合、全国森林組合連合会、生活クラブ事
本文を読むフィリピン台風大災害への自衛隊の貢献
著者: 池田龍夫大型台風30号が11月8日、フィリピン・レイテ島に上陸して、住宅や構造物の約70~80%が倒壊した。これまでの報道によると、瞬間風速は105㍍(米海軍合同台風警報センター)、死者5000人余り、行方不明者は1600人にの
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(53)
著者: 本間宗究異次元の超低金利 現在、世界の「10年国債金利」において、日本だけが、「異次元の超低金利状態」となっている。具体的には、「アメリカが2.5%台」、「ドイツが1.8%台」という状況でありながら、「日本は0.6%台」というよ
本文を読むイベント情報+若干のこと (伊方再稼働阻止集会,「ふくしま集団疎開裁判」の会・記者会見,特定秘密保護法関係他)
著者: 田中一郎1.伊方原発再稼働阻止・松山国民大集会(12/1)が大成功 (報告例)12・1「NO NUKES えひめ」:松山市で伊方原発再稼働反対の8千人集会「伊方原発をとめる会 どこへ行く、日本。 http://blog.liv
本文を読む教育再生実行会議の提言を読む
著者: 小川 洋11月初め、新聞各紙は「人物本位へ」などの見出しで、安倍内閣の教育再生実行会議が発表した大学入試改革に関する提言を報じた。提言は今後、中央教育審議会の検討に委ねられ、5,6年後の実現を目指すことになる。 まずこの会議で
本文を読む青山森人の東チモールだより 第252号(2013年12月2日)
著者: 青山森人<抑制された予算> 基盤整備が思い通りに進まない 東チモールの会計年度は1月~12月です。したがって今のこの時期に来年度の一般国家予算案が発表され国会で諮られることになります。 経済成長を自慢してきたシャナナ=グズマ
本文を読む悪法・秘密保護法案を批判する -メディアは国家権力と対峙せよ-
著者: 安原和雄特定秘密保護法案は稀に見る悪法というほかない。その悪法が11月26日夜の衆院本会議で可決された。前日の25日、福島で開かれた地方公聴会では首長や学者ら7人が同法案に意見を述べたが、賛成の声はないどころか、「一番大切なの
本文を読むエジプトでデモ規制法施行 -自由と権利を奪う反革命の法-
著者: 坂井定雄7月のクーデターで、モルシ政権を打倒し、軍が樹立した暫定政権は11月24日、クーデターの本質をまざまざと見せつける、抑圧的なデモ規制法を制定、即日実施した。満3年を迎える「アラブの春」。独裁政権を打倒したのは、民衆のデモ
本文を読む【俳文】札幌便り(13)
著者: 木村洋平立派な洋梨を見つけて色も形も申し分なく、見ようによっては少しいびつなのもおかしとて家に持ち帰り切るけれども、じゃりと言うばかりで味の淡泊なること甚だし。 洋梨の切るまで味のわからなさ 同じように、はと麦茶もいい加減
本文を読む【俳文】札幌便り(12)
著者: 木村洋平本の執筆が佳境を迎えて。 書き上げても書き上げても青蜜柑 「分け入っても分け入っても青い山」(種田山頭火)の真似をしてみるが、これはきちんと熟さないと困る。 旅に出でなんとす紅葉かつ散れば 丸いのもハートの型も紅葉か
本文を読む世の中変わってほしいけど(唯恐天下不乱)――中共18期3中全会の印象
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(85)― 「中国共産党第18期3中全会」があった。 中共第18回党大会後の3回目の中央委員会総会である。習近平氏は第1回会議で党総書記になり、2回目で国家主席として選出される段取りをし、直後の全国人民代
本文を読む人口爆発、2050年には深刻な食糧危機
著者: 池田龍夫2050年には世界の人口は90億人に達するとの推計を国連が出しているが、ワシントンDCに本部を置く「アース・ポリシー・インスティチュート」(Earth Policy Institute)のレスター・ブラウン所長は、未来を
本文を読む「防災・減災等に資する国土強靱化基本法」案を廃案にせよ
著者: 田中一郎国土強靱化法案とは,時代錯誤の利権の固まり=大型公共土建事業温存と,国土交 通省の役人及び,その背後にいるろくでもない政治家達のための税金無駄遣い+国土 環境破壊継続法案です。廃案以外にあり得ません。全国の多くの知事滝が
本文を読む特定秘密法案は報道を、市民運動を潰そうとしている
著者: 山本英夫11月21日。特定秘密保護法案に反対する市民たちにより全国で集会が開かれました。沖縄在住の写真家、山本英夫氏がこの日、仲間に宛てたメールでの呼びかけを、許可を得てここに転載します。@PeacePhilosophy 親愛な
本文を読む放射線被曝研究家の野村大成大阪大学名誉教授に関する情報
著者: 田中一郎下記は,放射線被曝研究家の野村大成大阪大学名誉教授に関する情報です。貴重な資 料が多く掲載されていますのでご紹介申し上げます。野村教授は,1970年代の早い段 階から,ネズミなどの動物を使った放射線被曝の健康被害の実証的
本文を読む青山森人の東チモールだより 第251号(2013年11月22日)
著者: 青山森人<緊迫するオーストラリアとインドネシアの外交関係> オーストラリア新政権、ボート難民対策を巡りインドネシアと摩擦 いまから遡ることおよそ2ヶ月前、9月7日、オーストラリアでは総選挙が行われました。選挙すなわち政権交代を
本文を読む空想の世界は印象的だ ー書評:吉屋えい子著『銀の花』
著者: 阿部浪子横浜と東北とオランダという三つの故郷をもつ吉屋えい子氏が描く小説集は、大人だ けでなく中学・高校生が読んでも感動するだろう。 「銀の花」のヒロイン「里季」には「人生の宝」である二人の恩人がいるという。一人は、海岸の得
本文を読むグローバル社会的経済フォーラム 2013(11月5-7日) 韓国ソウル ―新たな協働の発見― において採択された ソウル宣言
著者: 丸山茂樹(仮訳・丸山茂樹2013年11月12日―直訳すると分かりにくい箇所などを一部補った。) 世界の危機と社会的経済 2008年のアメリカ金融危機に端を発した危機が2011年のヨーロッパ財政危機へ、更に最近のアジア及び新興国
本文を読む三輪祐児さんの動画で見る「特定秘密保護法」反対運動の高まり
著者: 山川 哲「みんなの党」は一応、表面上ゴネてみせて、見せかけを作った(はたしてそんな見え見えの田舎芝居を誰が信用しただろうか)だけで、既定の路線(自民案賛成)になだれ込んだ。 しかし、われわれ市民の不安と怒りはそんな「テアトル国会
本文を読む石橋湛山のいない21世紀 -機会主義と大衆迎合の国-
著者: 半澤健市ジャーナリスト石橋湛山は、敗戦直後に『東洋経済新報』(1945年10月27日号)で近衞文麿を批判した。近衞は1930~40年代に三度にわたり首相となった政治家である。 《口火をつけたのは閣下の対支政策である》 石橋は
本文を読む東海村・村長の脱原発論を読んで -今こそ「脱成長の社会」に向けて-
著者: 安原和雄これまで何度も脱経済成長論に言及してきたが、またもや脱成長論に思いを馳せねばならない。しかもその脱成長論は脱原発と一心同体である。脱原発のための脱成長論と言い直すこともできる。経済成長のためには原発推進も不可欠とみるの
本文を読む「宇宙の真理」を信じる者は救われるのだ
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(83)―― 「中国夢」は信仰を魂とし自覚を根本とする。 複雑多岐の国際環境、甚大複雑な国内改革発展の任務、党の直面する峻厳なる試練と危険に対して、みな心をいつにして「中国夢」を築く自信を強めよ。 終始
本文を読むヘレン・ トーマスの死
著者: 松元保昭ここに紹介するのは、先月20日、92歳で亡くなったアメリカの著 名な草分けの女性ジャーナリスト、ヘレン・トーマスの晩年の率直な発言に触れて、中東研究の歴史家ローレンス・デヴィッドソンが考察した 一文で す。拙訳ですが、ヘ
本文を読むカストロ前国家評議会議長の健康状態は良好 -訪日のキューバ外相が明かす-
著者: 岩垂 弘日本政府の招きで日本を訪れていたキューバのブルーノ・ロドリゲス外相は11月9日、東京・東麻布のキューバ大使館で、キューバとの友好を目指す日本の諸団体の幹部との交流会を開いた。その中で、フィデル・カストロ前国家評議会議長
本文を読む福島の親子 甲状腺ガン検査に不信(『アエラ』記事より)
著者: 田中一郎今週号の週刊誌『アエラ』(2013年11月18日号)に「福島の親子 甲状腺ガン検査に 不信」という記事が掲載されました。いわき市の「放射能市民測定室 たらちね」 や,西尾正道元(独)国立病院機構北海道がんセンター院長の活
本文を読むサライェヴォ事件とヒトラー誕生日
著者: 岩田昌征セルビアの首都ベオグラードから出ている市民主義週刊誌『ヴレーメ』が久しぶりに読むに値する記事と写真を載せた。10月31日号である。 2014年7月は、第一次世界大戦勃発百周年である。大戦の契機となった1914年6月28日
本文を読む紹介:小出裕章「朝鮮の核問題」2003年、「戦争と核=原子力」2009年
著者: 松元保昭ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマを共に考えざるをえない今日、日本の誇るべき良心的核(=原子力)科学者の「朝鮮の核問題」および「戦争と核=原子力」についての分析と証言2編を紹介させていただきます。 先日、朝鮮戦争休戦協定
本文を読む自民党の新農業政策(続報:耕種農業)=米や畑作物の価格暴落への備えがない・まだまだ反省と検討が不足している
著者: 田中一郎下記は,2013年11月8日付『日刊アグリ・リサーチ』に掲載された自民党の新農業 政策に関する続報記事である。先般,主食用米の生産調整廃止についてコメントした が,この記事はそれに関する続報と見ていただいてよい。以下,簡
本文を読む特定秘密保護法案と国家の超権力化(弐)
著者: 三上 治特定秘密保護法案に対する批判や懸念が高まってきていることは周知のことである。これについては多くの分析がなされているが、ここで忘れてはならないことはこれが官僚側の権力強化の道であることだ。ここ何年間にわたって官僚主導の政治
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