評論・紹介・意見の執筆一覧

残してほしい東日本大震災の遺構 -対照的だった被爆都市・広島と長崎の対応-

著者: 岩垂 弘

 東日本大震災による被害を伝える遺構の撤去が進んでいる、とのニュースに接するたびに、私は「見るのがつらい、という地元の人たちの気持ちは痛いほど分かるが、大震災の被害を永く、具体的に後世に伝え得る、かけがえのないモニュメン

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懲りずに4度目のピョンヤン管見記(2) -直接君主制?を味わってみると-

著者: 田畑光永

 前回の(1)ではは去年から今年にかけて北朝鮮が実施した経済面でのいくつかの新政策を紹介した。農村では昨年6月から「分組管理令」を徹底する措置が取られ、農作業を請け負う基本単位を農民3人から5人という小規模にして、メンバ

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混迷から抜け出せない ―最新の社会主義研究を読んで

著者: 阿部治平

―八ヶ岳山麓から(80)― むかし、私はマルクス主義のアホな信奉者であった。 ソ連のすばらしさを信じた時代があった。レーニンをあがめた。スターリン批判はあったが、彼がやった「大テロ」の半分も知らなかった。中国革命に感動し

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半沢直樹のいないみずほ銀行 ―「元金融機関勤務」者の感想―

著者: 半澤健市

 金融機関に40年勤めた私は退職してすでに18年経った。現場を離れるとカンが鈍るのはどの商売も同じである。倍返しドラマは一回しか見ていない。むしろ一般人の感覚で感想を書いておく。 半沢直樹がいない三つの理由  だれもが半

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2013.10.13日比谷公会堂集会とデモに参加しての記(三輪祐児さんの動画つき)

著者: 山川 哲

連日の真夏を思わせるような猛暑にもかかわらず、この日の集会、デモには大勢の人々が参加されていました。会場の日比谷公会堂に入りきれない人たちが大勢、公園内のあちらこちらで集会をやり、楽器演奏などで気勢を上げていました。 こ

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駐米中国大使、崔天凱(Cui Tiankai)のジョンズ・ホプキンス大学講演での発言を日本政府は「プロパガンダ」と言うが

著者: 「ピースフィロソフィ―」

10月8日、米国ワシントンのジョンズ・ホプキンス大学のSAIS(School of Advanced International Studies 高等国際関係大学院)で、同大学院卒業生でもある、駐米中国大使の崔天凱(Cu

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大地に法権利を与えるという画期的 なボリビアの「パチャママ(母なる大地)法」

著者: 松元保昭

先日投稿した拙稿「日本人の倫理を問う」で触れた、大地に法権利を与えるという画期的 なボリビアの「パチャママ(母なる大地)法」の紹介記事を拙訳ですがお届けいたします。 法文の抄訳はここにありますが全訳はまだ見ておりません。

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Oliver Stone and Peter Kuznick interview in Tokyo reposted widely 「米国はベトナムで化学兵器を使った」-ストーン&カズニック東京でのインタビュー記事、米国のオンラインメディアに次々と転載。

著者: 「ピースフィロソフィ―」

The Asia-Pacific Journal: Japan Focus and Shukan Kinyobi interview on August 11 in Tokyo with Oliver Stone and

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期待はずれの凡作 -話題の映画『風立ちぬ』を観る-

著者: 岩垂 弘

 映画界の今夏の最大ヒット作は、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』だった。7月20日に全国で封切られたが、まだ上映が続いている。9月半ばまでの観客数は800万人と報道されており、観客動員数はまだ伸びそうだ。私もこのアニメーション

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テント日誌10月9日 経産省前テントひろば760日目~むかし話に花も咲き

著者: 経産省前テントひろば

テントにと泊ってもいいと言う人が二人程見えて何となく雰囲気が和んだ。今回は一人だけ泊って頂いたのだが、福島から避難している方で今後も継続していただけそうである。もう一人はいつから泊り込みに加わるか決めてもらうことになるの

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青山森人の東チモールだより 第250号(2013年10月9日)

著者: 青山森人

<若者に愛の手を> 乾季の涼しい日々  一年を通じて一番過ごしやすい季節を迎える東チモールですが、8月~9月が過ぎて10月に入ると一ヶ月前と比べてやはり少しは暑くなってきているようです。9月28日の午後にはかすかながら霧

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