評論・紹介・意見の執筆一覧

青山森人の東チモールだより 第240号(2013年6月8日)

著者: 青山森人

子どもを守れ 六月の梅雨? 6月に入っても70%を超える湿度の高い日々が続いています。雨季は惰性的に続いているようです。6月7日、朝から雨が降り出しました。首都デリ(Dili、ディリ)には南方の山を越えてきた雲に町全体が

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そこどけそこどけ海上自衛艦隊が通る=許しがたい判決を東京高裁裁判官は下しました

著者: 田中一郎

またもや信じがたい判決を東京高裁が出しております。 これではまるで「海上自衛隊無法追認国家」さながらです。 国民を守るべき使命にある自衛艦隊が,国民を海に沈めても,まったく気にしない でよろしい,と判決されたようです。

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青山森人の東チモールだより 第239号(2013年6月2日)

著者: 青山森人

教育向上への挑戦 大統領も首相も、ゴミに嘆く  5月の後半、「独立回復の日」つまり独立記念日をまたいで、南方の山から雲が流れ首都の空をおおう曇り模様の天気が続きました。短い時間ながら雨が降る日もありました。そして1日や2

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青山森人の東チモールだより 第238号(2013年5月24日)

著者: 青山森人

祝!東チモール民主共和国、独立11周年 バウカウ地方のファトマカにて 独立11年目を地方ですごす  最近の『東チモールだより』でわたしはファトマカの総合技術学校の創設に寄付・協力を呼びかけていますが、実はわたし自身、まだ

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ゴジラの逆襲(1)(2)(大飯原発を襲うゴジラと原子力ムラ・アンギラス)(不燃性ケーブルとは可燃性ケーブルのことである)

著者: 田中一郎

1.ゴジラの逆襲(1)(大飯原発を襲うゴジラと原子力ムラ・アンギラス) 安全性確認ができていないまま,政治的に再稼働させられてきた大飯原発だが,原 発の新規制基準スタート(2013/7)を目前にして,いよいよ「ゴジラの逆

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病む現代文明を超えて持続可能な文明へ -今こそ江戸期のモデル=自己抑制を-

著者: 安原和雄

21世紀の現代をどういう視点で捉え、変革していくか、このテーマは多様な論議を呼ぶに違いない。<病む現代文明を超えて、持続可能な文明へ>という視点は常識のように見えながら実は、新鮮そのものである。持続可能な文明への転換は果

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未認可の遺伝子組換え小麦栽培・流通が発覚:直ちになすべきこと(キバを向き始めたGM食品)

著者: 田中一郎

ご承知の通り,アメリカで,モンサント社が開発した未認可の遺伝子組換え(GM) 小麦の栽培や流通が発覚し,世界中が大騒ぎになっております。GM食品へのいい加 減な規制や管理体制がもたらした人災で,少し大げさな表現になります

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損害賠償請求権の消滅時効に関し、立法措置を求める会長声明/大阪弁護士会

著者: kaido

3.11原発事故から2年3ヶ月が過ぎ、損害賠償請求権の3年時効が適用されると、 被災者の賠償請求権消滅まで残りわずか9ヶ月となります。 国会では、和解仲介手続の申し立てをおこなっている場合には時効中断が可能に なる法律が

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地震に対する原発の安全確保のための規制は無きに等しい現状

著者: 小倉志郎

 私は1967年から2002年まで35年間、原発の技術者として働き、そのうちの前半13年間は原子炉の安全を確保するための機械類(例えば、ポンプ、熱交換器、等)の耐震設計に携わった。事故を起した福島第一原発1号機や2号機用

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昨今の原発関連の雑誌情報から(原発と暴力団,翻弄される東海村,トリチウム汚染水)

著者: 田中一郎

(データ量の関係で,別添PDFファイルは添付できませんでした) <別添PDFファイル> (1)日本のサンクチュアリ:暴力団を甦らせた「フクシマ」(『選択 2013. 6』) (2)福島第1原発のトリチウム汚染水(上澤千尋

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テキスト・クリティークによって突き崩された欺瞞的「放射線『安全』論」

著者: 合澤清

島薗進著『つくられた放射線「安全」論』(河出書房新社2013)2800円+税 1.著者のスタンス 著者は「あとがき」で書いているように、もともとは東京大学の医学系(理科Ⅲ類)に入学している。「(母方、父方の)二人の祖父も

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沖縄の“憲法記念日”-沖縄から(3) ―今なお問い続ける“復帰”の意味

著者: 山根安昇

 戦後日本政治の定点観測地としての沖縄から、本土における憲法改定の揺らぎを見れば、ただならぬ深刻な危機感を覚える。というのも、沖縄での復帰運動の目指したものは「平和憲法下の日本への復帰」にあったからだ。  しかし、沖縄戦

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バブルの前兆とデフレの気配が同居する米国経済

著者: 岡田幹治

月例世界経済管見 6 ◆「操作された回復」との指摘も そもそも米国住宅市場の回復は「操作された回復」にすぎないとの指摘もある。住宅バブルが07年に崩壊して以来、不良債権となったローン滞納物件と住宅ローン担保証券(MBS)

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経済界が唱える「安保の再構築」 -アジア太平洋で日米同盟の強化へ-

著者: 安原和雄

 安倍政権の右傾化に歩調を合わせるかのように、経済界も急速に右旋回の動きを見せ始めている。財界の一翼を担う経済同友会が公表した提言「安全保障の再構築」はその具体例である。提言は「アジア太平洋での日米同盟の強化」を軸に「集

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第275回現代史研究会(「原発問題を考える―「原子力平和利用」と科学者の責任」)の報告(動画)

著者: 現代史研事務局

この日は60数名の参加者がありました。みなさん最後まで熱心にお二人の報告に聞き入り、またその後の討議でも発言されていました(懇親会にも23人が参加、お二人を囲んで、歓談いたしました)。今回、ユープランの三輪祐児さんのご協

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TPP影響試算作業チームの北海道現地調査の模様~同行取材したIWJの録画で~

著者: 醍醐聡

一つ前の記事で書いたように、私を含む4名の大学教員で結成した「TPP影響試算作業チーム」の3名(土居英二氏、三好ゆう氏、醍醐聰)が5月13日~15日まで北海道庁、JA北海道中央会、帯広市農政担当職員との意見交換を行ったほ

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21世紀版「女の平和」への期待 ―橋下倒すにゃ刃物は要らぬ―

著者: 半澤健市

 橋下徹(大阪市長・「日本維新の会」共同代表)の暴言は日本の政治を一変させるかも知れない。否、一変させて欲しいので私はこの一文を書くのである。 《維新とみんな》  橋下徹・石原慎太郎の二人は、揃って戦時下の女性の性的苦役

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