評論・紹介・意見の執筆一覧

福島県鮫川村焼却炉建設の白紙撤回を石原環境相に要求

著者: グローガー理恵

環境省は、8,000ベクレル/kgを超える高濃度放射性廃棄物を処理するために、福島県の鮫川村に 実験的焼却炉を建設しようとしています。 この問題の詳しい背景については「阿修羅さん」のサイトに転載されています東京新聞の記事

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“日本のサッチャー”荒井なみ子さんを偲ぶ -「平和」と「協同」のために生きた波乱の一生-

著者: 岩垂 弘

 大正、昭和、平成という激動の時代をひたすら「平和」と「協同」のために生きた女性が1月23日、亡くなった。荒井なみ子さん。94歳。その歯に衣着せぬ発言と類い希なたくましい行動力、加えて強烈なリーダーシップから、一部の人か

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悠久のハリエニシダ─ あべ菜穂子の花エッセイ

著者: あべ菜穂子

【イギリス 花もよう  人もよう】 ~イギリスに咲く季節折々の花と、花にまつわる人もよう、歴史、文化をつづります イギリスはいま、強い寒波に見舞われていて、各地で大雪です。ロンドンでも先週、2日間続けて雪が降りました。雪

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日本再生めざして非暴力=平和力を -「いかされている」ことに学ぶとき-

著者: 安原和雄

他人様のお世話にならず、自力で生きたいと想っている人が案外多いのではないだろうか。健気(けなげ)な生き方ともいえるが、この発想には無理がある。人間は独りでは生きられない。自然環境や他人様のお陰で「ともにいきる」のであり、

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輸出大企業栄え、民草苦しむ韓国 -新自由主義政策が「不幸な国」をもたらす-

著者: 岡田幹治

月例世界経済管見 3  2月に就任する朴槿恵・韓国新大統領が、昨年12月の選挙戦で訴え、当選後の第一声でも国民に約束したのは「幸せな国にします!」だった。現在の韓国が国民の多数にとって幸せな国ではないからこそ出てきた公約

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避難基準案固まる!:傍聴報告:第6回原子力災害事前対策等に関する検討チーム

著者: 満田夏花

傍聴報告:第6回原子力災害事前対策等に関する検討チーム 事故直後の避難基準として、毎時500マイクロシーベルト(事故後数時間)、そ の後の一時避難基準として毎時20マイクロシーベルト(事故後1週間以内をめ ど)が固まり、

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中国の党は党を浄化できるか――市場改革派呉敬璉教授の言説をめぐって

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(57)―― 2012年大晦日、中国共産党政治局会議があった。会議は習近平総書記が司会をした。中央規律検査委員会の報告があり、そこでの習氏の指示。 ――新たな情勢のもと、反腐敗闘争の情勢は依然深刻である

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大島渚追悼 ―時代は『愛と希望の街』へ回帰する―

著者: 半澤健市

お互い映画好きと知って会話が弾んだ時に、「半澤さん、大島渚を見なければ今の日本映画は語れませんよ」と言ったのは、京大出身の新入社員だった。1961年のことである。私は大島渚をみていなかった。1958年に社会人となった私は

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米中の覇権争い本格化-双方とも戦争は避ける -TPPかRCEPの勝負-

著者: 伊藤力司

昨年11月、米国でオバマ大統領が再選され、中国の最高首脳として習近平・共産党総書記が選出された。新体制下の米中、すなわち世界第1位と第2位の経済大国はいよいよ覇権争いを本格化することになる。その主戦場は太平洋である。地理

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自治体が実施している原子力防災に関するパブコメについて

著者: chiba

全国各地で行われている地域防災(原子力災害対策)に関する パブコメの募集状況について、再稼働阻止ネットホームページで 取り上げました。今後も公示があれば追加していきたいと思います。 また、 再稼働阻止ネットのホームページ

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病縁で多くを学び、古希を迎える -人を思いやる心を忘れないでいたい-

著者: 安原和雄

私(安原)にとって得難い「心の友」、清水秀男さんから新年の心境を綴ったメールが届いた。題して「病縁で学んだ多くのこと」で、三つを挙げている。それは、生かされていることの有り難さ、「当たり前」こそが幸せの原点、残された生を

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脱原発にかかわらずドイツは、今迄になかったような多量の電力を輸出

著者: グローガー理恵

2012年、完全脱原発への途上にあるドイツでの電力輸出量が記録的な量に達しました。これはドイツにおける再生可能エネルギーのブームに起因するものと、シュピーゲル・オンライン(Spiegel Online)の記事「脱原発にも

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経団連会長会社の社会貢献活動に異議あり! (下) -なぜ農薬蚊帳は大量配布され続けるのか-

著者: 岡田幹治

(上)で述べたように、オリセット事業は効果の点でも安全性の面からも問題が多い。にもかかわらず、住友化学はオリセット事業の拡大に意欲的だ。同社の水野達男ベクターコントロール事業部長は12年7月の意見交換会で、耐用年数がくる

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経団連会長会社の社会貢献活動に異議あり! (上) -農薬蚊帳は無駄で危険な「アフリカ支援」だ-

著者: 岡田幹治

大手化学メーカー、住友化学のウェブサイトで「アフリカ支援」のページを開くと、子ども二人が蚊帳の中に座る写真に「マラリアを予防する。」との文字が添えられた画像が現れる。米倉弘昌・経団連会長が会長を務めるこの会社は、農薬蚊帳

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