――八ヶ岳山麓から(430)―― 6月2日、人民日報の国際版「環球時報」が国内社会問題を取り上げた。中国でこのところ話題になっている「断親」現象である。 「断親(親族断絶)」とは、一口でいえば若者が肉親を含めた親族間の
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
《自・公・維・国》は、《自・国・維・公》と並べ替えて、《ジ・ゴク・イ・コウ》と読んでください。そう、《地獄さ行こう》と。
著者: 澤藤統一郎(2023年6月13日) こちらは「本郷・湯島9条の会」です。貴重な梅雨の合間、お昼休みのひとときですが、しばらく耳をお貸しください。 通常国会の最終盤です。会期末まで、あと1週間。今、国会は、もっぱら数の力が支配す
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 973号/柴正博 『博物館と学芸員のおしごと【博物館概論】』
著者: 中瀬勝義柴正博『博物館と学芸員のおしごと【博物館概論】』 東海教育研究所 2023.1.26 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/06/73e7a2ef31
本文を読む黄色いアヒルは不敬罪
著者: 藤澤豊CNNが三月八日に伝えてきたニュースに呆れた。 「Yellow duck calendars land Thai man jail term for insulting monarchy」 表題を機械翻訳すると、「イエロ
本文を読むロシア帝国主義に抗してーなにゆえに左派はウクライナを支持しなければならないのか
著者: 野上俊明ドイツの有力な雑誌「ドイツ政治・国際政治雑誌」Blätter für deutsche und internationale Politikの5月号に掲載された論文の翻訳である(一部略)。著者のセドリック・ヴェアムート氏
本文を読む宮内庁広報室全開?!天皇家、その笑顔の先は
著者: 内野光子新年度4月以降、宮内庁に広報室が新設されたのと、Coronaが2類から5類に移行し、感染対策の緩和がなされたことが重なり、一気に皇室報道が目立ち始めた。 5月以降、私自身が新聞・テレビで目についた報道から天皇・皇后は
本文を読む日本とNATOの接近を中国はどう見るか
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(429)ーー ウクライナ戦争勃発後、日本と北大西洋条約機構(NATO)の関係は密接さを増した。 それは今年に入って一層たかまった。 「昨年6月、日本の首相として初めてNATO首脳会議に出席した岸田文
本文を読むウクライナのカホフカダム――プーチンのチェルノブイリの瞬間 ウクライナのダム災害は、新しい次元の戦争を予感させる。大規模な破壊工作は、ロシア撤退の前触れであろう。
著者: 野上俊明6/6付リベラル系独紙「ターゲスツァイトゥング」の記事である。実証性に欠けた断定記事だとみなすこともできるが、撤退を見越したロシア自身のテロ行為という観点は、斬新なのであえて紹介する。思い出せば、ナチスのソ連邦からの撤退
本文を読むダム決壊作戦の誘因はどちらの側に強かったか?――「水の武器化」はロシア軍かウクライナ軍か――
著者: 岩田昌征『朝日新聞』朝刊6月7日(水)第11面、防衛省防衛研究所研究幹事兵頭慎治氏は、ウクライナのカホウカ・ダム破決壊による大洪水に関して、軍学者らしからぬ評価を下していた。 ――南部へルソン州のカホウカダムでの爆発で下流
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】532 ロバートがケネディ神話再現目指す!
著者: 平田伊都子「バイデン大統領(80才)の高齢をどう思う?」とCNNニュース ショウのマイケル・スマ―コニッシュが質問。 「私は、年令など問題にしていない」と、米大統領予備選挑戦者のロバート・ケネデイ・ジュニア(69才)の回答。 2
本文を読むえっ、LGBT容認は万世一系の皇統を危うくする「朝敵」ですって。ふーむ、なるほどね。
著者: 澤藤統一郎(2023年6月9日) 本日、現職の天皇(徳仁)の結婚30年だとかで、各紙の朝刊に宮内庁提供の最近の家族写真が掲載されている。「結婚30年」、当事者や身内には感慨あっても、とりたてての慶事ではない。もちろん、まったく騒
本文を読む「6・4」は遠くなりにけり・・・では簡単すぎる ―歴史はどこで折れたのか? (上)
著者: 田畑光永今年も例年のように、こともなく34回目の「6・4」」が過ぎた。「6・4」とは1989年6月4日、中国の民主化を求めて、この年の4月以来、北京はもとより全国から天安門広場に集まっていた大学生らを軍隊が発砲をともなう実力で
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(413)
著者: 本間宗究(本間裕)習近平の経済政策 現在は、「GDPが世界一位である米国の金融混乱」に市場の関心が集まっているが、今後は、「GDPが世界第二位である中国の経済混乱」にも人々が注目せざるを得ない状況とも言えるようである。つまり、現在の「習近
本文を読むLet’s Join Hands 添付2点 6月7日 セイブ ウクライナの子ども NO WAR おたより
著者: 江口千春◎セーブ・ウクライナ「激戦地の子どもたち セーブ・ウクライナ 救出の記録」 ロシアに連れ去られた子どもはおよそ2万人と言われる。ロシア支配地域から子どもたちを取り戻そうとするウクライナの母親たちの感動の記録。母親たち13
本文を読むまさかVogueが出てくるとは
著者: 藤澤豊女子教育に対するタリバン政権の迷走が気になって、本音はどこにあるのかとWebで漁ったら、驚くことにVogueの記事がでてきた。Vogue、知らない雑誌じゃない。ニューヨークに駐在していたとき本屋でVogueとアンアンを立
本文を読むお江戸舟遊び瓦版971号/荒川河口新砂干潟クリーン作戦+観察会 + 第29回島カフェ「4年5か月の全島避難を経験して~2000年三宅島雄山噴火~」
著者: 中瀬勝義荒川河口新砂干潟クリーン作戦+観察会 + 第 29 回島カフェ「4年5か月の全島避難を経験して~2000年三宅島雄山噴火~」 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads
本文を読むマイナンバーカードを持たない<わけ>~健康保険証とマイナカード一体化の虚実
著者: 内野光子6月2日、マイナンバー法・関連法の改正案が成立した。カードの申請の任意性には変更はない。2016年に発足したマイナンバー法の趣旨は、マイナンバーを使用して、災害、社会保障、税における行政事務の効率化であった。しかし、情
本文を読むLet’s Join Hands 6月5日 添付1点 アセアン「米中の歩みよりを」 哲学教室 「被選挙権引き下げを!」若い世代の躍動
著者: 江口千春◎ぼくたちの哲学教室(映画)危機の中でこそゆっくりと考えて道を見つける 「ASEAN各国 米中に歩み寄り要求」 特集「台湾有事」は本当にあるのか」近年は米国の側に、台湾問題を利用して中国を封じ込めたいという動機があるとい
本文を読むミャンマー、ディぺインの大虐殺から20年 ―残虐さは続くも、追いつめられる軍事政権
著者: 野上俊明2021年2月1日の軍部クーデタにより政権が奪取されて以来、本年3月のNLDの発表によれば、アウンサンスーチー氏―現在33年の禁固刑に服している―を筆頭に少なくとも1,235人の党員が拘束され、26人が尋問や拘留中に死亡
本文を読む関東大震災から100年
著者: 小原 紘1923年(大正12年)9月1日午前11時58分、相模湾を震源とする大震災によって死者・行方不明者を含め約10万5千人が犠牲となった。建物も全壊、半壊、焼失家屋はあわせ37万戸を超える未曽有の大災害だった。関東大震災で
本文を読む村の記憧 2 天狗騒乱
著者: 曾澤伸憲義民としての、農民としての菊地 私が大学に入り学生運動に熱中していたころ何かのきっかけがあり「水戸天狗党」のことを調べようと思ったことがありました。しかしそれはすぐに中断してしまいました。水戸藩の、久慈郡の仲間内の争い、
本文を読む異議あり‼ 採決‼ 軍需産業強化法案 3つのアクションの呼びかけ
著者: 杉原浩司6月1日、軍需産業強化法案の参議院外交防衛委員会での初回にして最後、わず か5時間の実質審議が行われました。 佐藤正久議員(自民)が法案と直接関係ない自衛隊員に支給されるシャツなど の処遇改善を事細かに語り、音喜多駿議員
本文を読むNNAFJおしらせ/韓国から、「国際共同行動」のよびかけです
著者: ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局(NNAFJ)韓国の環境団体、農漁民、労働、市民団体が参加している「放射能汚染水海洋投棄阻止共同行動」は、6月8日の「世界海洋デー」に際し、国際共同行動を提案します。 1.「国際共同声明」に、個人または団体で署名してください(6月
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】531 頓挫した米国の中東構想ネゲブサミット
著者: 平田伊都子アメリカの主導で、イスラエルが主催する<ネゲブサミット①>が、初めて開かれたのは2022年3月でした。 アメリカとイスラエルが描く新中東地図と、注目されました。 しかし、2023年5月28日に、「<ネゲブサミット②>
本文を読む中国「環球時報」 台湾総統選挙を論じる
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(428)―― 台湾の最大野党・中国国民党は5月17日、来年1月13日の総統選挙の公認候補に侯友宜・新北市長(65)を指名した。すでに与党の民主進歩党(民進党)は頼清徳副総統(63)、第2野党の台湾民
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(412)
著者: 本間宗究(本間裕)世界的な信用消滅 現在の「世界的な金融混乱」については、「信用の消滅」という言葉が。ぴったり当てはまる状態のようにも感じているが、この点については、過去を振り返りながら、より詳しい説明が必要な状況とも言えるようである。つ
本文を読むLet’s Join Hands 6月1日 希望の海へ おたより チェルノブイリの真実 おかしいぞ入管法
著者: 江口千春希望の海 取り戻す人々の協同に学ぶ 子どもの権利条約をすすめる八王子の会では、「みらい11号」の取材で、今日、瀬戸内海沿岸のひなせへ行く予定でしたが、悪天予想で延期しました。 下記、日生漁協のサイトには、五味の市、名物の
本文を読む森下俊三経営委員長の責任を問う《NHK文書開示請求訴訟》被告本人森下俊三に対する尋問のお知らせ
著者: 澤藤統一郎NHKの報道姿勢に関心を持つ市民の皆様 そして報道各社の皆様へ NHK情報公開制度を活用しての《NHK文書開示請求訴訟》が大詰めです。来週に迫った次回法廷では、森下俊三経営委員長を尋問します。 ぜひとも、傍聴と報道を
本文を読む【報告】「”死の商人国家”に堕落する」― 軍需産業強化法案・参考人質疑に参加して
著者: 杉原浩司5月30日、参議院外交防衛委員会での「軍需産業強化法案」参考人質疑に出 席しました。冒頭、尾上定正さん(元航空自衛隊補給本部長・空将)、佐藤丙 午さん(拓殖大学教授)に続いて、10分ほどの意見陳述。初めに、実質審議わ
本文を読む青山森人の東チモールだより…シャナナCNRT、民主党との連立政権へ
著者: 青山 森人2023年、国民議会選挙の最終結果 5年が任期の65人の国会議員を選ぶ選挙の投票日・5月21日から、STAE (選挙管理技術事務局)によって票読みがされ、その暫定的な開票結果は24日、CNE(選挙国家委員会)へと渡されま
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