評論・紹介・意見の執筆一覧

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(504)

著者: 本間宗究(本間裕)

2025.2.11 実体経済とマネーの関係性 私自身は、今まで、「実体経済が主であり、マネーが従である」というような認識を持っていたが、最近では、「より複雑な構図が存在しているのではないか?」と考えるようになった。具体的

本文を読む

ヨーロッパ軍結成の動きとそれに対する中国の評価について

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(514)―― アメリカの大統領がオバマだった2014年、プーチンのロシアはウクライナからロシア人の多いクリミア半島とドネツ地方の一部を奪った。まったくの侵略行為だったが、アメリカもヨーロッパも経済制裁

本文を読む

「秘密工作に充てる財政規模は、戦争に比べると、圧倒的に少ない額で済む」

著者: 合澤清

書評:『世界を変えたスパイたち』春名幹男著(朝日新聞出版2025.2) この本の副題は「ソ連崩壊とプーチン報復の真相」である。つまり、これはスパイにまつわる近現代史について書かれたものではなく、あくまでソ連崩壊の直前から

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(503)

著者: 本間宗究(本間裕)

2025.2.6 時と金 「村山節(みさお)の文明法則史学」では、「西暦1200年から2000年」が「西洋の時代」であり、この期間は、「富への欲求」を中心とした物質文明が発展した時代だったものと考えている。そして、この中

本文を読む

「敵基地攻撃能力」を保有する、新島ー小笠原での長射程地対艦ミサイルの発射試験を中止せよ!

著者: 小西誠

「島々シンポジウム」(軍事ジャーナリスト)の小西誠です。 *昨年暮れに、SNSに投稿した記事ですが、今日の南西シフト下のミサイル戦争態勢づくりに反対するために重要なので、ここに投稿します。 *DPRK(北朝鮮)のミサイル

本文を読む

Global Headlines:ウクライナの危機、国際社会の危機

著者: 野上俊明

<はじめに> 第二次世界大戦後の国際秩序についての構想は、ルーズベルトとチャーチルとの巨頭会談で合意された「大西洋憲章」(1941年8月)が最初であった。続いて、カイロ会談、テヘラン会談、ヤルタ会談、ポツダム会談を経てよ

本文を読む

青山森人の東チモールだより…日本政府は東チモール人の声を聴け

著者: 青山 森人

83年前の「2月20日」 日本軍の戦闘機がオーストラリオのダーウィンを空爆した翌日、つまり83年前の1942年2月20日、日本軍は東チモールの侵略を開始しました。そして日本軍はおよそ3年半もの間、東チモールを占領したので

本文を読む

「台湾海峡有事」のための「特定重要拠点空港・港湾」指定についての情報公開文書!

著者: 小西誠

「島々シンポジウム」の小西誠です。メディアではバラバラに報道されている「特定重要拠点空港・港湾」への全国の指定カ所について、情報公開請求を行いました。当該カ所は公開されませんでしたが、幾つかの新しい情報もありますので公開

本文を読む

久しぶりに、地元の9条の会に参加しました~登戸研究所見学を思い起こす

著者: 内野光子

 引っ越しの前後、数か月休んでいましたので、世話人の方たちとは久しぶりでした。会報の編集中で、2月にでかけた明治大学生田キャンパスにある登戸研究所資料館見学の感想集です。私は参加できませんでしたが、皆さんの関心の向けどこ

本文を読む

共産党はいま存亡の岐路に立っている(その51)

著者: 広原盛明

独左翼党の総選挙躍進を大きく取り上げた「しんぶん赤旗」(3月4日)はいったい何を伝えようとしたのか 3月4日の赤旗は興味深い紙面だった。1つは1面と3面で大きく取り上げた独左翼党の総選挙躍進の記事、もう1つは6面全紙を使

本文を読む

中国・アセアンの恥部、広がる魔界のネットワーク

著者: 野上俊明

 タイと国境を接するミャンマー側のミャワディ近郊のシュエコッコという急造都市が、この2月以降国際ニュースの見出しを飾るようになった。話の発端は、中国の映画俳優王星氏が犯罪組織によってタイからシュエコッコ―にある犯罪拠点に

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(502)

著者: 本間宗究(本間裕)

2025.1.31 日銀のQT 「植田日銀総裁の思惑」として、以前に述べたことは、「最終的に1945年以降に発生した日本敗戦時のハイパーインフレを覚悟しながら、その時までは、できるだけ時間稼ぎを行う可能性」でもあったが、

本文を読む

「新聞歌壇」の選者ということ~馬場あき子の退任をめぐって

著者: 内野光子

  2月25日の朝日新聞は、馬場あき子が47年間務めた「朝日歌壇」の選者を退任すると報じた。半世紀近くも選者であったことに改めて驚いた。97歳、「元気なうちに幕を」と3月をもって引退を決めたとも記事にはあった。そして後任

本文を読む