評論・紹介・意見の執筆一覧

連合新年会の与野党幹部の揃い踏みは〝大政翼賛会〟への第一歩 ―「岸田降ろし」の起こらない理由

著者: 広原盛明

 1月5日に開かれた「連合」の新年会には、岸田首相(自民党総裁)と松野官房長官が2年連続で出席し、山口公明党代表、泉立憲民主党代表、玉木国民民主党代表も顔をそろえた。連合の「天敵」である共産党と「身を切る改革」で自治労の

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「侵略者」と「被侵略者」、「加害行為」と「防御行為」との区別を曖昧にしてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月17日)  鈴木宗男という政治家がいる。中川一郎の秘書から自民党の議員となり、今は、維新に所属している。親露派として知られる人だが、むしろ、親プーチン派というべきだろう。彼の1月6日ブログが、その親露・親

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CIAの宿敵シャルル・ド・ゴールの孫が、欧米のウクライナ政策を非難する:ジェレミー・クズマロフ(日本語訳)Grandson of Charles de Gaulle, an Old CIA Nemesis, Condemns West’s Policy in Ukraine: Jeremy Kuzmarov (Japanese Translation)

著者: ピースフィロソフィー

レイチェル・クラークさんの訳による記事を紹介します。クラークさんのフェースブックに掲載された記事を、彼女と、著者のクズマロフさんに許可をもらって転載します。(注:訳はアップ後微修正することがあります) 著者:ジェレミー・

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数字で見る「軍拡路線」国際比較と日本の選択

著者: ブルマン!だよね

ロシアのウクライナ侵攻、中国の東アジア地域での軍事プレゼンス増大、北朝鮮の核兵器開発などなど世界情勢は確かにキューバ危機以来の緊張の度を深め、岸田内閣もそれを受けて、戦後安全保障の枠組みを決定的に変更する敵基地反撃能力な

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次の大戦の最初の戦い――中国による台湾侵攻を想定したウォーゲーム(戦略国際問題研究所(CSIS)

著者: 小西誠

「島々シンポジウム」実行委事務局・小西 誠です。 昨年年末から、政府・自衛隊による、凄まじい、常軌を逸した軍拡――琉球列島の軍事化の波が押し寄せており、メディアもこれに乗じて、軍拡を煽るとともに「台湾有事」キャンペーンを

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政治家井上義行曰く ― 「私は全く同情しません」「大根1本で1週間暮らせる」「甘ったれるな」

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月15日)  参議院議員・井上義行と言えば、安倍晋三側近として知られた政治家。昨年7月10日の参院選で、安倍晋三がとりまとめた統一教会信者票によって当選した国会議員である。  井上義行当選後に、世論は統一教

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山上徹也起訴 ー 「暴力は許されぬ」か、「背景を徹底解明せよ」か。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月14日)  昨日、奈良地検は安倍晋三殺人の被疑者・山上徹也を起訴した。起訴罪名は、殺人とその手段としての銃刀法違反。報道の限りでは、銃撃の事実と責任能力の存在に問題はないと思われるので、審理の争点は自ずか

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Let’s Join Hands  1月14日 台湾有事 どうなる日本 

著者: 江口千秋

「米シンクタンクが想定する 2026年台湾有事 日本の基地は要」注目記事を紹介させていただきます。 米機が、日本の基地を発進して攻撃すれば、中国の標的は、日本になるでしょう。 米国本土は傷つかず、日本の基地周辺、発電所(

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】511 バイデンに<法の支配>、モロッコにも

著者: 平田伊都子

 2023年1月12日、国連安保理で林外務大臣が議事進行する、<法の支配>の公開討論が行われました。 国連担当記者陣や世界のマスコミの反応を知りたかったのですが、日本とアメリカが仕組んだこのイベントに、ほとんど興味を示し

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青山森人の東チモールだより…技能実習制度で東チモール人を採用か

著者: 青山 森人

年末年始の自然災害 雨季の真っただ中にある現在ですが、今季の雨季は「雨季」というより「風季」といってもよいくらい強風が目立ちます。チモール島の東部から西部へ吹く強い風がチモール海のうえに浮ぶ雨雲を吹き飛ばしているかのよう

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「統一教会スラップ・有田事件」の報告と、ご支援のお願い。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月13日)  「旧統一教会スラップ・有田事件」は、東京地裁民事第7部合議B係(野村武範裁判長)に係属しています。被告とされた有田芳生さんの弁護団は現在5名。光前幸一弁護団長、澤藤大河事務局長。これに、郷路征

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(393)

著者: 本間宗究(本間裕)

65兆ドルのOTC為替デリバティブ 12月5日に「BIS(国際決済銀行)」が発表した「65兆ドル(約8900兆円)ものOTC為替デリバティブ」については、きわめて大きな違和感を覚えているが、その理由としては、「なぜ、今に

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1.14大軍拡予算案分析会の案内&馬毛島殺すな!1.12官邸前抗議の報告

著者: 杉原浩司

12日夕方に敢行した馬毛島への軍事基地本体着工に抗議する官邸前行動の報告 をまとめました。地元種子島からのメッセージも含めて、ぜひご一読ください。 また、当日のご案内となり恐縮ですが、本日14日午後に以下の予算案分析会を

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ウクライナ左翼のオリガルヒ(財閥)独裁批判

著者: 岩田昌征

 露烏戦争下のウクライナ野党の状況に関して、ウクライナ左翼諸勢力同盟議長マクシム・ゴリャダルがベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2022年12月22日、p.18)に論説「オリガルヒ独裁がウクライナに樹立されつつある」を

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国際人権規約委員会の総括所見を尊重して、裁判所は国旗国歌の強制を違憲と判断しなければならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月12日)  本日は、東京「君が代裁判」第5次訴訟の弁護団会議。ここしばらくは、ズームでのオンライン会議が続く。その便利さに慣れてはきたが、リアルに顔を合わせないのは、なんとなく物足りないような、淋しいよう

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気候変動問題は、民主主義で対応すべき課題か、それとも人権問題か。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月11日)  昨日の赤旗「学問・文化」欄に、京都の浅岡美恵弁護士の『世界で広がる気候訴訟』と題した寄稿が掲載されている。「地球温暖化を止めたい」「国の怠慢ただす市民と司法」という副題が付いている。  これま

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侵略戦争も「祖国の防衛」ですか? 「神聖な国民の義務」ですか?

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月10日)  本郷・湯島の皆様、こちらは「九条の会」です。年は新たまりましたが、目出度くはありません。お年玉の代わりに、大軍拡大増税というのですから。その皺寄せは、福祉や教育の予算を削減となるでしょう。物価

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中国青少年の「落ちる」という気持はどこから来るか

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(411)――  正月2日夜、中国河南省の地方都市鹿邑県で若者が禁止されている爆竹を鳴らし、これを制止しようとした警察と衝突する事件があった。若者らは警察車の上に飛び乗って腕を振り回して英雄気取りで大声

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(392)

著者: 本間宗究(本間裕)

景気悪化とハイパーインフレ 現在、「景気の悪化により、再び、デフレの時代が訪れる」というような意見が主流となりつつあるようだが、この点に関して、「過去100年間に、30か国以上で発生したハイパーインフレ」を検証すると、全

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『プーチンのロシアと宗教』ーそして「戦後日本の国家と宗教」

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月9日) 宗教専門紙「中外日報」1月5日号に、野田正彰さん(精神病理学者)が寄稿している。『プーチンのロシアと宗教』という標題。短い論文だが、時宜にかなった手応えのある問題提起。 そのまとめの1文が、「私た

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