日本共産党の田村智子委員長が女性初の党首に就任してから、今年1月18日で1年を迎えた。朝日新聞(1月19日)の大型記事は、「ソフト路線 タムトモ共産党は再興なるか」との見出しで、田村委員長の就任1年を振り返っている。小見
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「人間」イエス・キリストとは?-ルナン著『イエス伝』を読む(その3)
著者: 合澤清4-1.イエスの変貌-始祖(教祖)としての権威化と使徒たち 前回(その2)の終わりで、イエス自身の、また取り巻き組織(教団)の変質について触れ、またそれに対するユダのイエス批判(反発)があったのではないか、と述べた。私は
本文を読むトランプ時代の幕開け
著者: 小原 紘韓国通信NO763 アメリカン・ファースト(アメリカ第一主義)を掲げる大統領が誕生した。個人としては誰が大統領になっても同じと考えていたが、いざトランプの就任を目の当たりにすると不安は募るばかりだ。経済と軍事力で世界トッ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(496)
著者: 本間宗究(本間裕)2024.12.11 1930年の関税法 トランプ次期大統領の政策の一つに「関税率の上昇」が想定されているが、その結果として、現在、大きな注目が集まり始めているのが、「スム―ト・ホーリー関税法とも呼ばれる1930年の関税
本文を読むGlobal Headlines:ミャンマー内戦の現状―影の政府の課題はなにか
著者: 野上俊明<はじめに> 昨年末までに反政府抵抗勢力は、国土の半分以上を制圧した。シャン州の北東部においては、タアン民族解放軍(TNLA)とミャンマー民族民主同盟(MNDAA)が破竹の勢いで進み、中継貿易都市ラショーと北東地域の軍司
本文を読む「米中密約」説は大外れ、お詫びします
著者: 田畑光永―それにしてもトランプ大統領とは まずは一言お詫びを。ほかでもない、去る14日の本ブログに、私は「グリーンランドやパナマ運河は目くらましーーじつはトランプ・習には密約が?!」と題する一篇を掲載した。その筋書きは、トランプ
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(6-下)
著者: 横田 喬『ピアニスト』の作者、エルフリーデ・イェリネク(オーストリア、2004年度受賞)の人となり エルフリーデ・イェリネクは1946年、ウィーンの南西百キロほどの地方小都市ミュルツツシュラーク(シュタイアーマルク州)に生まれ、
本文を読む非軍事化をめざす沖縄特別法の検討(作業中の報告)
著者: 沖縄戦 戦没者の尊厳を守る研究会(沖縄) 戦争させない社会研究準備会(東京) 会員 河野道夫(読谷村在住)〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14069 250122〕
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(6-中)
著者: 横田 喬E・イェリネクの『ピアニスト』(鳥影社・中込啓子:訳)――社会の不条理と抑圧への反発(続き) その後、エリカはとにかく「音楽アカデミー」における大切な修了コンサートで無力ぶりを完璧にさらけ出す。ライバルたちの招集された家
本文を読む【報告】「NO虐殺ドローン!」サミット本部への要請行動に20人!
著者: 杉原浩司1月16日午後、スーパー「サミット」が、親会社の住友商事に「イスラエル 製攻撃型ドローンの輸入をやめてください」と働きかけるよう申し入れる要請 行動が行われました。呼びかけたのは地元の「戦争をさせない杉並1000人委員
本文を読む脱出願望から学園ラブコメアニメの世界に
著者: 藤澤豊この拙稿には、プライベートのホームページ「Mycommonsense」に掲載し、さらに「ちきゅう座」に掲載していただいた拙稿から引用したところも多いです。参考として拙稿の表題とurlを列記すれば十分かもしれませんが、いち
本文を読むGlobal Headlines:カール・マルクスとロシア・ウクライナ
著者: 野上俊明――独裁的なロシアに対するマルクスの批判的な見方について本を書いた、マルクスの専門家ティム・グラスマンへのインタビュー。<はじめに> 「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」とは有名なクラウゼヴィッツの戦争論の要
本文を読む日本のASEAN接近に焦る中国
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(505)ーー 石破茂首相は1月9~12日、2025年初の外遊先として東南アジアのマレーシアとインドネシアを訪問した。石破政権の念頭にあるのは、なんといっても東南アジア諸国連合(ASEAN)における中国
本文を読む世界戦争の危機と反戦闘争の課題 ②沖縄と台湾の自己決定権
著者: 大谷美芳台湾統一は中国にとって、米国から覇権を奪取する決戦である。だから軍事的に侵攻し占領しようともする。しかし、この中国による台湾統一に対して、日本の新左翼各派の多くは、支持か反対か、態度を明確にしていない。問題は「一つの中
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1078号/日本海洋政策学会年次大会『資源の利活用と海洋保全』と島嶼コミュニティ学会第14回研究会
著者: 中瀬勝義〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14062 250120〕
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(6-上)
著者: 横田 喬エルフリーデ・イェリネク(オーストリア、04年度受賞)の『ピアニスト』(鳥影社刊、中込啓子:訳)――社会の不条理と抑圧への反発 E・イェリネク(1946~)は2004年度のノーベル文学賞を受けた。受賞理由は「その小説と劇
本文を読む世界から俯敢する鎌倉市庁舎移転問題の視座
著者: 繁竹 昇〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14060 250119〕
本文を読む風の会・会報「鳴り砂」2025年1月号が発行されました&乾式貯蔵施設に同意するな署名&3.9風の会のつどい明日香壽川氏講演&3.23みやぎ県民集会
著者: 舘脇章宏風の会のたてわきです会報「鳴り砂」2025年1月号が発行されたので、ご紹介しますhttps://miyagi-kazenokai.com/ (目次はこのメールの最後) 3つのお知らせです (1)東北電力が女川原発敷地内で
本文を読む「人間」イエス・キリストとは?-ルナン著『イエス伝』を読む(その2)
著者: 合澤 清大急ぎで「その2)を書かなければならない羽目になったのは、前回の拙論の中での私の間違いをお詫びして訂正させていただきたいからだ。それは映画「ダ・ヴィンチ・コード」について書いた次の個所です。 「しかし、その後ダ・ヴィンチ
本文を読む青山森人の東チモールだより…とんだ年明け
著者: 青山森人ルオロ前大統領宅に銃弾が 大晦日から元旦へ年がかわるときは誰でもなんとなく幸福な気分を味わえるめでたい時ではないでしょうか。しかし東チモールでは物騒な年明けになりました。 新年ほやほやの2025年1月1日午前1時半ごろ、
本文を読むハンガリーが10億ユーロのEU補助金を失う
著者: 盛田常夫―オルバン東方政策の代価とFidesz政治家のやり放題 1月初めになって、ハンガリーは支払い停止措置を受けていたEU補助金10億ユーロを失うことが最終的に決まった。EUが定める基本的人権と法治性の条件について、改善が見ら
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(495)
著者: 本間宗究(本間裕)2024.12.4 韓国の戒厳令 12月3日に発令されたものの、その数時間後に解除された「韓国の戒厳令」については、「米国の政治混乱」などと同様に、「国家の分断状態」を表すとともに、根本的な原因としては、「通貨の堕落がも
本文を読む「グリーンランド」や「パナマ運河」は目くらまし
著者: 田畑光永―じつはトランプ・習にはすでに密約が?! いよいよ米トランプ大統領の二度目の登板である。現職大統領で再選に敗れながら、再度、共和党内で候補者の地位を勝ち取って、さらに選挙にも勝ち、大統領職に復帰するというのは、米でもそう
本文を読むGlobal Headlines:ビックテックは、ネオファシズムの先導者か
著者: 野上俊明<はじめに> トランプ政権の始動が近づくにつれ、世界の動きが慌ただしくなってきた。特に耳目を引いたのは、メタ(旧Facebook)の動きである。第三者によるファクトチェックを廃止するという発表は、世界に衝撃をあたえた。今
本文を読む『叛乱論』東大集会で知る思想の誕生――21世紀の思想とは何か――
著者: 岩田昌征1月12日(土)午後、東京大学本郷の大教室で長崎浩氏の『叛乱論』をめぐって四人の論者が自論を開示する討論集会が開かれた。大教室が満杯であった。大学で授業と試験を通して影響を与えた訳でもなく、人気テレビ討論番組の常連であ
本文を読むDVD版「怒りをうたえ」紹介とダイジェスト版上映について
著者: 東條 守1)元日大全共闘の東條守です。1966年入学で、今は「怒りをうたえ」DVD版編集委員会 として活動しています。 70年安保・沖縄闘争の長編記録映画「怒りをうたえ」は第1巻1968年10月21日の国際反戦闘争(防衛庁、新宿
本文を読む「がんばろう共産党」のスローガンでは党組織を再生できない、日本共産党第4回中央委員会総会報告を読んで、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その47)
著者: 広原盛明日本共産党第4回中央委員会総会(4中総)の報告を読んでいたとき、朝日新聞の「『がんばろう神戸』から30年 エールは今」(1月13日)というルポルタージュ記事が目に留まった。趣旨は、「がんばろう神戸」のスローガンが阪神・淡
本文を読む翻訳はできるものなのか?
著者: 藤澤豊工員になりそこなった半端者を雇ってくれた翻訳会社は社名にテクニカルと入っていて、技術資料の翻訳に特化していた。製造設備を輸出する日本の産業構造もあって、仕事の多くが装置や設備の取扱説明書や保守説明書の英文への翻訳だった。
本文を読む性別によらぬ長子相続を真剣に考えよ
著者: 小川 洋皇室の未来をどうするか 有識者会議の報告書 明仁上皇の生前退位を契機に、皇室の将来を考える有識者会議が設置され、2021年暮れ、その報告書が発表された。清家篤元慶応義塾塾長を座長とし、10回余の会議を開催
本文を読む高峰秀子生誕100年にあたって
著者: 野上俊明近年はほとんど映画を見ることはなくなってしましましたが、私たち戦後世代は、少年少女期に日本映画の黄金時代(昭和20年代~30年代初め)に巡り合わせ、素晴らしい映画体験をさせてもらいました。鑑賞力も弱い幼年期でしたから、
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