スタディルームの執筆一覧

東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.30 2017年6月19日

著者: 大村泉

新着情報No.30 2017年6月19日 井上明久東北大学前総長の研究不正疑惑の解消に向けた署名活動が始まりました。昨日、2017年6月18日、日本学術会議会長およびJST(科学技術振興機構)理事長に対して、「10年近く

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6月24日世界資本主義フォーラム報告サマリ アメリカ資本主義の現況と保守主義回帰

著者: 青山 雫

トランプが大統領に就任し、TPP離脱、報復関税への言及、米国内製造業回帰などが提起されてきて、なにやらアメリカ資本主義の変調を思わせる。また世界的なポピュリズムの跋扈を引き起こしているようでもあり、アメリカ一国の経済にと

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『東北大学前総長の論文不正疑惑』について、第三者による真に公正な調査を速やかに行い、日本科学界の信頼を早急に回復することを強く要望します。」という署名活動がネット上で開始されました

著者: 大村泉

「日本学術会議会長およびJST理事長: 10年近くもの間 未解決の『東北大学前総長の論文不正疑惑』について、第三者による真に公正な調査を速やかに行い、日本科学界の信頼を早急に回復することを強く要望します。」という署名活動

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ポピュリズムとイデオロギー的同調性に依拠する安倍政権(下)

著者: 盛田常夫

憲法改正に隠された魂胆  すべての民族に自衛権があることは議論の余地がない。憲法9条があろうがなかろうが、すべての民族が保有する固有の権利としての自衛権が存在することに変わりはない。  日本が他国への戦争に加担することを

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世界情勢の新たな局面(「チャイメリカ」)と日本の進路

著者: 合澤清

書評:『チャイメリカ―米中結託と日本の進路』矢吹 晋著(花伝社2012) 今日の世界の情勢は、米国と中国の二極を軸に動き始めているように思われる。一方は、軍事超大国ではあるが、新自由主義政策の失敗で「衰退著しい、長期低落

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津田・国民思想論・8  「近世」の新しさを人は読むことができるか ―津田『平民文学の時代』を読む・1

著者: 子安宣邦

1 平民の時代・平和の勝利 「封建の藩籬、階級の桎梏、政令の圧迫があるに拘わらず、国民は到る処に其の間隙を求め其の弱点を発見して、それに向って力を伸ばそうと試みたのである。戦闘の遺風に対する平和の勝利である。政治的権勢に

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ポピュリズムとイデオロギー的同調性に依拠する安倍政権(上)

著者: 盛田常夫

知性や知力に富んでいるとはとても言えない安倍政権が長期間にわたって高い支持率を保持してきたことに、首をかしげる人が多い。しかし、現代の政治は基本的にポピュリズムに支えられている。どの国の政治的指導者を見ても、権力を維持す

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海峡両岸論 第79号 2017.06.06発行 - 中国が「いずも」の活動を標的に 潮目変わり始めた南シナ海 -

著者: 岡田 充

南シナ海の「潮目」が変わり始めた。昨年7月の仲裁裁判所の決定で最高潮に達した中国非難の「大合唱」は鳴りを潜めた。中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)と、平和的解決に向けた行動規範の枠組みに合意。米トランプ政権は5月25

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東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.28 2017年5月19日

著者: 大村泉

新着情報No.28 2017年5月19日 朝日新聞科学欄(2017年5月18日付け)に、東北大の井上明久前総長の研究不正問題を扱った記事「くすぶる 東北大の論文疑惑」が掲載されました。記事では、大学側は井上氏らの研究不正

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東北フォーラム(井上明久元東北大学総長の研究不正疑惑の解消を求める会) 新着情報新着情報No.27 2017年5月15日

著者: 大村泉

新着情報No.27 2017年5月15日 フォーラム世話人の大村泉東北大学名誉教授と高橋禮二郎東北大学元教授が記者会見しました。両氏の会見要旨「東北大学の研究不正対応ガイドラインの改訂(改悪)と井上明久前総長の研究不正疑

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海峡両岸論 第78号 2017.05.08発行 - 「受け身」から「主導」に転換 日本の台湾政策の背景 -

著者: 岡田 充

安倍政権の台湾重視政策が目立つ。2017年初め、日台交流の窓口機関「交流協会」の名称変更に続き、3月末には現職副大臣が日台断交後初めて公務で訪台した。日本の歴代内閣の台湾政策は、1972年の日中共同声明など「四つの基本文

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井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会 新着情報No.26 2017年4月30日

著者: 大村泉

新着情報No.26 2017年4月30日 東北大学は,研究不正防止への文部科学省等の取り組みに背を向け,不正防止策を骨抜きにするガイドラインを制定した。これを放置すれば東北大学の学術に対する信頼が大きく損なわれ、名誉が傷

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5・13ポスト資本主義研究会:公開シンポジュウム ――青木孝平著『「他者」の倫理学――レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む』をめぐって

著者: 松田健二

日 時 : 2017年5月13日(土) 13時30分~16時30分(開場13時) 会 場 : 専修大学神田校舎7号館7階772教室 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/

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経済学の貧困と経済学者の劣化(5) -混迷する公的累積債務の理解

著者: 盛田常夫

『週刊現代』(4月8日号)は、ノーベル経済学賞受賞者スティグリッツの講演(経済財政諮問委員会)に言及し、「国の借金1000兆円はウソ」という記事を掲載している。この記事は無署名だが、ほぼ同文の記事が4月6日付け「ダイヤモ

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津田・国民思想論・6 武士の時代と「応仁の乱」

著者: 子安宣邦

「しかしこれは武士の地位が高まり、其の力が加わるに伴って生ずる自然の現象であるのみならず、文化が貴族に占有せられていた昔のような有様を一変させて、国民文化の形成に進んでゆく大切な階段である。」 津田左右吉「武士文学の中期

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海峡両岸論 第77号 2017.04.02発行 - 「冷たい平和」はさらに続く 台湾優先度低く、蔡も自制 -

著者: 岡田 充

  台北の天候は不順だ。(写真 小雨をついて行われる萬華にある廟の行事 12年3月 筆者撮影)特に3月は雨がじとじと降って寒い日が続いたかと思うと、突然かっと晴れて夏日になる。その3月初め、台北に行った。昨年5

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