マルクス経済学サイドからのピケティ批判 ピケティ『21世紀の資本』の刊行を契機に同書の所論の批判検討の作業も行われつつあって。3月16日には国学院大学で宇野理論を継承する研究者による報告会も持たれた。これはちきゅう座でも
本文を読むスタディルームの執筆一覧
異相の世界資本主義論、その今日的展開~4月25日世界資本主義フォーラム報告レジュメ
著者: 青山雫純粋資本主義とニュートン力学へのアナロジー 1867年(明治直前年!)、「経済学批判」刊行から8年の歳月を経てようやく世に問うことの出来た「資本」第1部初版のそのまた序文、この部分は余り関説されることもなく例えば理論的立
本文を読む4/11現代史研究会レジュメ:『現代史のなかで「イスラーム国」登場を考える』
著者: 清水学現代史研究会報告 『現代史のなかで「イスラーム国」登場を考える』 2015年4月11日 清水 学 第1部 イスラーム関連基礎知識 Ⅰ.イスラーム時代と日本の対照 ムハンマド(570年頃
本文を読む『21世紀の資本』論ー格差再拡大の政治経済学ー(報告要旨)
著者: 伊藤 誠2015年3月 1 格差再拡大の政治経済学ーピケティの
本文を読むピケティ氏の議論をめぐって考える
著者: 岡本磐男本稿は、今日評判になっているピケティ氏による格差の議論について論評することを意図して執筆するものである。だがやや、風変わりな観点からこの問題に接近したい。 現在NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公杉文の兄の吉田松陰や松下村
本文を読む「正規化」も「日本型雇用への回帰」もまちがいだ! 日本の雇用問題・福祉問題の核心を提起
著者: 矢沢国光*書評 遠藤公嗣著『これからの賃金』旬報社(2014.11) 雇用と福祉への不安――この二大暗雲が日本を覆っている。とくに若者たちの頭上を。 新たに職を求める若者たちにとっては、非正規雇用が常態化し、「正社員」にうっかり
本文を読む2/28 第287回 現代史研究会―「ナ ショナリズムについて考える」(塩川伸明)レジュメ
著者: 塩川伸明第287回 現代史研究会 日時:2月28日 (土)1:00~5:00 場所: 明治大学・研究棟第9会議室 (2階) (JR「御茶 ノ水」駅から徒歩4分、リ バティタワー裏) テー マ:「ナ ショナリズムについて考える」
本文を読む(報告)高木学校第18回市民講座 原発事故 放射線が免疫系におよぼす影響(2015年2月7日:新宿エコギャラリー)
著者: 田中一郎さる2月7日(土)、新宿エコギャラリーにおきまして「高木学校第18回市民講座 原発事故 放射線が免疫系におよぼす影響」が開催されました。 別添PDFファイル、及び下記URLは、当日の配布資料及び関連サイトです。当日は約8
本文を読む1月24日世界資本主義フォーラム 私のマルクス経済学改造論 その3
著者: 矢沢国光基軸通貨時代の「恐慌論」から無基軸通貨時代の「世界金融危機論」へ 私のマルクス経済学改造論 その3 矢沢国光 [これは 1月24日(
本文を読む21世紀の貨幣論~商品貨幣説の最終的廃棄(1/24世界資本主義フォーラムレジュメ)
著者: 青山雫1月24日(土) 世界資本主義フォーラムのご案内 ■日時 2015年1月24日(土) 14時-17時 ■会場 立正大学大崎校舎 5号館52A教室 品川区大崎4‐2‐16 (JR五反田駅・大崎駅から徒歩7分) 会場案内 h
本文を読む抜粋:私の「マルクス経済学改造論」
著者: 矢沢国光〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/ 〔study629:141218〕
本文を読む12/20の現代史研究会用レジュメ(「近代日本の国家権力と天皇制」)
著者: 菅孝行〇予防線1―復古反動論は取らない 内田弘さんへの応答 ・安倍内閣の戦前回帰志向 天皇元首化 個人の尊厳の蹂躙 家族の優位 教育の国家統制強化 ・多くの論者の、30年代に酷似するという認識 ・選挙結果はいよいよその危惧を現
本文を読む大瀧教授のケインズ経済学とユーゴスラヴィア社会主義
著者: 岩田昌征最近、紀伊国屋書店で大変に面白い一書を発見した。大瀧雅之著『動学的一般均衡のマクロ経済学 有効需要と貨幣の理論』(東京大学出版会 2005年)である。マルクス派ではない主流派現代経済学、中国流に言えば、「西方経済学」の今
本文を読む東アジアと普遍主義の可能性*ソウル講演(2014.11.07.)/東アジアと普遍主義の可能性
著者: 子安宣邦1 〈東アジア〉は自明か 本連続講座が掲げる「東アジア文明と普遍主義の可能性」という課題をあえて私の講演の主題として、自分なりの答えを出すことを試みた。この答えることの困難な問題を考えるにあたって、〈東アジア〉あるい
本文を読むソウルからの問いに答えて/東アジア問題を今どう考えるのか
著者: 子安宣邦1.)グローバル資本主義という現代世界のあり方は、転換すべき最終的段階にいたっているという多くの識者の認識を私も共有しています。これが「東アジア問題」を考えるときのマクロなレベルにおける私の認識・判断の最大の前提です。グ
本文を読む消費税増税に反対する −−−日本に関する現状認識をふまえて−−−
著者: 岡本磐男今年度の12月末までにおける安倍政権の最も重大な政策課題は、来年度10月からの消費税を現行8%から10%へ引き上げるか否にあることは大方の異存のないところであろう。同政権は本来の7月〜9月期におけるGDPの成長率を中心
本文を読む「現在」から考える歴史論―吉本隆明から三木清へ―
著者: 伊藤述史はじめに 二〇一一年三月一一日の東日本大震災と原発震災は、科学技術的な知とこれを担う専門家集団の社会的な責任があらためて大きく問われるきっかけとなった。タコツボ的な専門家集団が囲い込む科学技術知のあり方は、
本文を読むゾルゲ事件の端緒をめぐる諸問題
著者: 渡部富哉〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/ 〔study623:141023〕
本文を読む著者 藻谷浩介氏による『里山資本主義』(角川書店)とは何だろうか
著者: 岡本磐男『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』藻谷浩介著(角川書店)843円 本書については、本年の8月7日の『朝日新聞』の広告欄で「東大生が最も読んでいる本」として紹介された。評者は、この広告に興味をそそられたので書
本文を読む2014年9月13日世界資本主義フォーラムにて報告 モンドラゴン協同組合企業グループをどう見るか
著者: 紅林 進スペインのバスク地方を基盤とするモンドラゴン労働者協同組合企業グループは、成功した労働者協同組合の一大グループとして、世界的にも注目されてきた。その工業部門の中心的企業でもある「ファゴール家電」 (労働者協同組合)はスペ
本文を読む水野和夫著『資本主義の終焉と歴史の危機』を読む
著者: 岡本磐男本書はすでに本年5月に本サイト(評論・紹介・意見)で紹介された著作である。興味深い本書を紹介された関係者の方々にお礼を申し上げたい。以下は、早速書店で買い求めて読んだ私の読後感である。 マルクス経済学者であ
本文を読む塩沢由典著『リカード貿易問題の最終解決』の知的貢献
著者: 岩田昌征研究者なら誰しも停年退職の時に、自分の代表的新著を公刊したいものだ。そんな幸福を享受出来る者は、残念ながら数少ない。塩沢由典は、そんな少数者のひとりだ。 今年の3月末、塩沢由典著『リカード貿易問題の最終解決 国際価値論の
本文を読むモノグラフ-異論なマルクス・・・・階級論の陥穽
著者: ブルマン!だよね物神性の陥穽(1)にそのまま続けて書こうかと思っていたが、直近の流れに竿を差してちょっと階級論に寄り道しよう。といってもこの問題も物神性論と根源は同じところにあるのだが。 マルクス『資本論』は基本的に古典派
本文を読むモノグラフ-異論なマルクス―物神性の陥穽(1)
著者: ブルマン!だよね『資本論』冒頭商品章第4節で、商品の物神性とその秘密について考察されているのはよく知られ、またあまたの研究も積み重ねられてきているのも周知の事実であるけれども、これらの研究はいずれもマルクスの所説はすべて正しい、そこに問
本文を読む6/14世界資本主義フォーラム レジュメ「マルクスの思想形成過程-1848年革命と『共産党宣言』」
著者: 合澤 清「世界資本主義フォーラム」レジュメ(2014.6.14立正大学) 演題:マルクスの思想形成過程-1848年革命と『共産党宣言』 1.『共産党宣言』に内在する諸問題 2.1848年革命の再検討の試み (1)1848年
本文を読む被ばくと健康影響について (崎山比早子氏の岩波書店月刊誌『科学 2014.5』レポートより)
著者: 田中一郎このほど岩波書店月刊誌『科学』の2014年5月号に掲載されました元国会事故調委員で高木学校の崎山比早子氏執筆のレポートです。A3サイズの紙2枚の短いものですが、難解な専門用語や統計・数理手法を使わず、コンパクトに一般の人
本文を読む「國體」と<伝統の再・語り>-礫川全次著『日本保守思想のアポリア』を読む
著者: 野崎美夫まずは結論的部分を紹介しよう。 「 明治維新という革命は、日本人が祖先から受け継いだありとあらゆるものを破壊し、捨て去ってしまった。日本人が「保守」すべき伝統は、明らかにここで、途切れているのである。 誰よりもよくこのこ
本文を読むレジュメ:賃金・雇用の現状と日本資本主義
著者: 成川秀明世界資本主義フォーラムの5月例会を下記のように開催しますので、ご参加 ください。 テーマ:成川秀明(連合総研客員研究員)「賃金・雇用の現状と日本資本主義」 田中裕之(立正大学講師)「世界の自動車市場とGMの
本文を読む2014年4月26日(土) 第283回現代史研究会 「降旗節雄先生」没後5年記念研究会 降旗理論の展開――唯物史観から共同体史観へ レジュメ
著者: 青木孝平はじめに 降旗先生は、自他ともに認める宇野理論の忠実な継承者であったといわれる。その厖大な業績は、原理論・段階論・現状分析のほぼすべての領域をカバーし、さらに、イデオロギー論や現実の政治状況、社会主義論にまで及んでいる。
本文を読む4/26降旗節雄没後五周年記念研究会(現代史研究会レジュメ) 資本主義の構造原理をどう考えるか―社会主義再考にむけて―
著者: 伊藤 誠1 世界資本主義の方法と純粋資本主義の方法 日本が社会科学の分野で世界に誇れる独自の貢献のひとつは、宇野弘蔵によるマルクス経済学の発展深化にあった。降旗節雄氏は、宇野先生が東京大学大学院で育成した一連の輝かしい門下生・
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