またもや地位協定の壁 (日本の法で米軍兵士の犯罪を裁けない) 岩国基地米軍属交通事故の顛末

著者: 富久亮輔

 9月7日岩国基地に勤務する米軍属が通勤途中に人を轢き死亡させました。亡くなられたのは米軍住宅の建築が計画されている愛宕山の地元、牛野谷地区で自治会長を務めていた「愛宕山を守る会」のメンバーで恩田美雄さんという方です。

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コソヴォで大量のがん患者発生―NATOの劣化ウラン弾爆撃の後遺症

著者: 岩田昌征

ベオグラードの週刊誌ペチャト(10月15日)にベオグラード大学医学部教授産婦人科医ドゥシャン・スタノイェヴィチとのインタビューがのっている。テーマは、コソヴォにおけるNATOの劣化ウラン弾大量使用に起因する癌多発問題であ

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第6回 変革のアソシエ 近現代史講座「サンフランシスコ講和条約と安保条約」へのご参加のお願い

著者: 増田都子

件名講座を以下のように行います。ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください。              ●日時  10月11日(木)18:30~ ●内容  「講和条約」とは「戦争を終わらせる条約」です。サンフランシスコ講和

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ジャーナリズムでわからないこと──慶州G20の共同声明を巡って

著者: 脇野町善造

2010年8月14日付けで、「海の大人」氏が「朝日新聞がつまらない」というタイトルで、朝日新聞は「金融が世界を支配する時代に、とうとう、『朝日を読んでも世界金融はわからない紙面構成に改定』したのだ」という記事を載せている

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革命の組織論 歴史と宗教に学ぶ ④続・誰がユダヤ人か。ナチスの規定

著者: 浅川 修史

誰がユダヤ人か。ユダヤ教の規定の次に歴史的な影響を与えたのはナチス(国民社会主義ドイツ労働者党)のユダヤ人規定だ。フランス革命でユダヤ人が解放されるまでのヨーロッパでは、ユダヤ教徒すなわちユダヤ人だった。だが、ユダヤ人に

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嘘だらけ、米国側の負担増額要求 ―在日米軍駐留経費の全容解明を!

著者: 坂井定雄

 米軍駐留経費の減額を求めていた日本政府に対し、米側は削減に抵抗するどころか「環境対策費」を新設して、逆に増額を要求してきた。米軍が破壊し続けてきた沖縄の海と生活環境を改善するのかと一瞬思ったが、そうではない。読まれた方

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「尖閣・ロシア大統領の北方領土視察」に関する孫崎享氏の「ツイート」

著者: 「ちきゅう座」編集部

尖閣  30日朝日「中国、首脳会談を拒否。”日本が雰囲気壊した”日本政府としては非常に驚いた」と報道。「驚き」ではない。「当然の帰着」。 その情勢判断出来ない「日本政府」が判断能力不足で問題。 多々失敗を重ねているが最大

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私たちは自身が鼓舞される言葉をもっているだろうか -あるリサイタルの会場で考えたこと-

著者: 岩垂 弘

 一夕のリサイタルが、私を50数年前に引き戻した。そして、そこで朗読された一編の詩が、私に「言葉」についての考察を促した。  そのリサイタルは10月14日夜、東京・上野の東京文化会館小ホールで開かれた「坂本朱リサイタル」

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民族主義者の台頭の意味するものは何か?ヨーロッパ社会の真実とは? 

著者: 岩田昌征

今年の8月12‐13日に、新(真)民族派団体、一水会がヨーロッパ諸国(ポルトガル、スペイン、フランス、オーストリー、ハンガリーなど)の民族主義団体の有力メンバーを招いて東京で国際会議を開いた。大和左彦を自称する私も縁あっ

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11/13 現代史研究会 テーマ「徹底検証 21世紀の全技術」

著者: 現代史研究会

現代技術史研究会からの呼びかけ  2010年10月、藤原書店より「徹底検証 21世紀の全技術」(現代技術史研究会編)を刊行いたしました。 現代技術史研究会は、産業社会の諸問題、環境・公害問題、技術者の変遷といった、必ずし

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ソ連・東欧の資本主義市場経済化=移行後20年間の総括を考える

著者: 岩田昌征

10月は例年学会の大会シーズンで、私もいくつかの大会に参加した。私が出席した諸学会に共通するテーマは、旧ソ連・東欧の資本主義市場経済化=移行の20年間の総括であった。私は、ここで論ぜられるべきでありながら、全く触れられな

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