中國政府、なんだかわざとらしいが ― 在米中国人に“身の安全”を注意、緊急時の電話番号を添えて

著者: 田畑光永

 アメリカでは銃の発砲事件による悲劇が後を絶たないが、25日の中国の国際問題紙『環球時報』は次のような“安全注意”記事を掲げた。  「このところ米国の各地で銃の発砲事件が多発し、在米中国人を含めて被害者が相次いでいること

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細田博之の密室での弁明、そりゃ国民の耳には聞こえない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月25日) 立法・行政・司法、各部門のトップを「三権の長」と呼ぶ。立法府である衆院と参院に上下関係はないから、「三権の長」とされる人物は4人いることになる。勘違いしてはならない。 「三権の長」 だからエラい

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ドイツ通信第197号    植民地主義と〈富の略奪〉――〈略奪文化財〉はどこに?

著者: T・K生

2022年のクリスマス直前、ドイツは植民地時代に略奪された〈ベナンのブロンズ〉をナイジェリアに返還しました。アフリカの植民地支配からここまで、時間は実に125年経過しています。返還された〈略奪文化財〉の数は20品で、ドイ

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施政方針演説は、岸田文雄の国会軽視宣言となっている。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月24日)  昨日、第211通常国会の開幕となった。今朝の新聞で、岸田首相による施政方針演説に目を通して、その大上段ぶりに驚いた。この人、こんな人だったかしら? それだけではない。言ってることがどうもおかし

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1/31敵基地攻撃能力保有の閣議決定に反対する市民集会(YouTubeライブ配信もあり) 布施祐仁さん、永山茂樹さん、猿田佐世さん(18:00~ 衆議院第一議員会館)

著者: 石川愛子

 2022年12月16日、政府は敵基地攻撃能力保有を認める安保3文書改訂に関する閣議決定を行いました。  これは、日本が憲法の平和主義の下で長年にわたり基本政策としてきた専守防衛政策を大転換するもので、周辺諸国との緊張関

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忘れてはいけない、覚えているうちに(12)1950年代の映画記録が~1957年から60年代へ③

著者: 内野光子

1960年 大学2年~3年 58(邦画35+洋画23)本、テレビ3(邦画1+洋画2)本、シナリオ講座17(邦画4+洋画13)本、合計78本  白波五人男(佐伯幸三)  暗黒街の対決(岡本喜八)春の夢(木下恵介) わが愛(

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「世界日報」にも「神社新報」にも。山谷えり子さん、あなたには説明責任がありますよ。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月23日)  目出度くもない今年の正月だった。目出度いと言った人も、もう正月気分ではない。が、今年の正月のビックリ体験を書き留めておかねばならない。  宗教紙というべきか政治紙というべきかは微妙だが「神社新

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ミャンマー、悪化する戦況に苦悶のクーデタ政権 ――秘密対策会議の記録が漏洩

著者: 野上俊明

 2008年憲法の規定では、本年2月までにクーデタによる非常事態宣言を終了させて権力を「移行評議会」に移譲し、そのもとで8月までに総選挙を実施する必要がある。軍事政権にとって、選挙を実施するにはまず軍事的に全国をコントロ

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トランプのスラップを違法として、フロリダ地裁が1億円超の支払いを命令。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月22日)  スラップとは、自分に対する批判の言動を嫌って、これを牽制し萎縮させる目的で提起する民事訴訟を言う。侵害された自分の権利を回復しようという提訴ではなく、提訴自体で被告やその周辺に対する言動の萎縮

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【緊急案内】「原発やめろ!原発政策の大転換を許すな!」国会開会日行動(1月23日(月)13時半~14時半、衆議院議員第二議員会館前)

著者: 木村雅英

再稼働阻止全国ネットワークからの緊急案内です。 通常国会が開会される1月23日(月)に、多くの反原発を訴える団体・個人とともに、 岸田政権のグリーントランスフォーメーションを口実とする原発政策の大転換に反対の声を上げたい

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日本維新の会の「二股膏薬路線」は、立憲民主党をだませても国民には通用しない、「岸田降ろし」の前に立憲民主党が崩壊する

著者: 広原盛明

 1月23日から始まる通常国会を前に、日本維新の会と立憲民主党の「共闘」が注目されている。維新の遠藤、立憲の安住両国対委員長は1月12日、政府が打ち出した防衛費増額にともなう増税方針に反対する方針を確認し、23日召集の通

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忘れてはいけない、覚えているうちに(11)1950年代の映画記録が~1957年から60年代へ②

著者: 内野光子

1959年 浪人中~大学1年 41( 邦画30 +洋画 11)本 花のれん(豊田四郎)  初夜なき結婚(田中重雄)女ごころ(丸山誠治) 祈りのひと(滝沢英輔) キクとイサム(今井正) 新婚列車(穂積利昌) 若い川の流れ(

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政府金融政策の一翼を担う日本銀行と、政権批判を本来の使命とするNHK。その基本理念を混同してはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月21日)  毎日新聞一昨日朝刊の「記者の目」欄。「NHK会長人事 視聴者から見えぬ選考過程」というメインタイトル。「ささやかれてきた『首相官邸の関与』」「『透明性』のために多くの事実開示を」という二つの小

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露烏のあらごと/やまとのみやび――など三悪たたかふか?――

著者: 岩田昌征

 正月18日、NHKテレビに宮中歌会始と高校生百人一首競技かるたを観る。歌会始令和4年題は「友」、令和5年題は「和」なりと言う。百人一首競技の実写に男女完全平等を知る。露烏いくさ不孝の最中なれど、日本の不戦喜ぶを禁じ難く

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オヤ!どうした風の吹きまわし? ― 中国が「干天の慈雨」と喜んだのは・・・

著者: 田畑光永

 西にウクライナあれば、東に台湾海峡で・・・などとなっては大変、というのは、国籍を問わず年頭にあたっての多くの人の思いであったろう。ところが、新年早々の日米首脳会談で「台湾有事」がまるで既定の事実であるかのように、防衛費

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