はじめての巣鴨地蔵、初めての染井霊園、そして六義園

著者: 内野光子

 連休前の4月28日、東京へ出かけた。池袋に生まれ、池袋で育ったはずなのに、巣鴨のとげぬき地蔵も知らず、駒込の六義園に入ったこともなかった。染井霊園というのも聞いてはいたが、初めてなのだ。 関西出身の夫の方が、巣鴨も霊園

本文を読む

小山帥人 著『我が家に来た脱走兵~1968年のある日から~』(2020 東方出版) を読んで

著者: 松井 和子

半世紀も前のベトナム戦争脱走兵との出会い、そして今を描いた小山帥人氏の著書を手にし、一気に読んだ。きっかけは今月自主上映会を計画した高賛侑監督ドキュメンタリー映画「ワタシタチハニンゲンダ」チラシの撮影にあった小山氏の名。

本文を読む

【報告と呼びかけ】軍需産業強化法案の衆院安保委可決に抗議/立憲議員に「9日本会議で賛成しないで」の声を!

著者: 杉原浩司

また一つ、憲政史に汚点が刻まれました。 4月27日(木)17時20分頃、衆議院安全保障委員会で軍需産業強化法案(防衛 生産基盤強化法案)が自民・公明・維新・国民・立憲の圧倒的多数の賛成で可 決されました。反対は30人の委

本文を読む

海峡両岸論 第150号 2023.5.1発行 - ウクライナ仲介できるのは中国だけ 習・ゼレンスキー電話協議の背景 -

著者: 岡田 充

中国の習近平・国家主席がウクライナのゼレンスキー大統領と4月26日電話協議した。(写真=ウクリンフォルム日本語版から=ロシアのウクライナ侵攻後、両氏の協議は初めて。中国は2月にウクライナ停戦・和平案を発表し、仲介役を担う

本文を読む

「改憲は許さない」の声高く 連休の最中、東京で7回目の憲法大集会

著者: 岩垂 弘

「改憲 大軍拡NO!」。約2万5000人のコールが、雲一つない快晴下の広場を包んだ。憲法記念日の5月3日(水・祝日)午後、東京都江東区の有明防災公園で開かれた「あらたな戦前にさせない! 守ろう平和といのちとくらし 202

本文を読む

【案内】5月8日 【院内ヒアリング集会】原発政策の大転換・運転期間延長反対!~原子力基本法・炉規法・電事法などの改定束ね法案の問題点~

著者: 木村雅英

再稼働阻止全国ネットワークから院内ヒアリング集会の案内です。 GX推進束ね法案が衆議院を通過しましたが、何としても廃案にしたいですね。 それで、ヒアリング第二回を連休明け5月8日午後に開催します。 残念ながら経産省が厳し

本文を読む

【オンライン講演会】5/31「徴用工問題」を考える連続講演会第3回:「1965年体制」の民主化のために―朝鮮植民地支配にいかに向き合うか – ゲスト:吉澤文寿さん

著者: ピースフィロソフィー

 ピース・フィロソフィーセンターが協力団体となっているイベントです!以下、「ダーバン+20:反レイシズムはあたりまえキャンペーン」より: 日韓間の懸案問題として混迷が続く「徴用工」問題とは何なのか。1965年の日韓請求権

本文を読む

【ギャラリータカオ】写真展「Y字路のあいだ 」と「コンサート&トーク」( 弾き語り:横手ありさ、トーク:菊池和子「私の街歩き」)

著者: 高尾裕子/ギャラリータカオ

★菊池和子写真展「Y字路のあいだ 」観覧無料 2023/5/5(金)〜7(日) 12(金)〜14(日) 12:00〜17:00 コロナ禍にY字路を探して街歩きを楽しみました。 最近撮った雑司が谷のY字路も展示します! ★

本文を読む

 バンベルク新聞編集長ヘーゲル(1807/08年) ―― 激動の中に身をおいて

著者: 滝口清榮

ヘーゲルについてというと、その哲学思想が話題になるのがつねであるが、ここではあまりスポットをあてられることがない、ヘーゲルのイェーナ時代の終盤からバンベルクでの編集長時代について、とりあげてみる。そこに、ゆれうごく時代状

本文を読む

let’s join hands 4月30日 添付2点 プーチン VS バイデン 自衛隊誘致に賛成したが…与那国町 「幸福な国、デンマークの謎に迫る」

著者: 江口千春

◎プーチン VS バイデン 東郷和彦著 図書館で借りて読みました。注目部分の抜粋と参考記事をお送りします。 バイデンはネオコン? ウクライナ、ロシア双方を負けにしないでという論など、?のところがありますが、国務次官補だっ

本文を読む

G7に抗議します!「G7 広島サミットの正体」 – パネル展示、トークイベント、街頭宣伝 など G7 Summit in Hiroshima: Promoting Peace or Violence? – Panel Exhibit, Panel Talk, Street Rally, etc. We Protest Warmongering Western Imperialists G7!

著者: ピースフィロソフィー

 「地球的問題を考える広島の会」からのお知らせです。G7サミット開催時にこのようなパネル展示やイベントを行います。広めてください! Announcement of exhibit, panel, and street p

本文を読む

5.19 オンライン被ばく学習会 飯田哲也さん、明日香壽川さん 「GX脱炭素電源法案、GX推進法案を問う」

著者: 温品惇一

 現在、GX脱炭素電源法案、GX推進法案が参議院で審議中です。  福島第一原発核惨禍などなかったかのように「原発大転換」を強行しようとしています。GXはグリーントランスフォーメーションの略とされていますが、「気候変動対策

本文を読む

【PARC50周年記念・特別オープン講座】 鼎談 水俣⇒福島:「生存」の叫びと「希望」の呼びかけ

著者: 特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC) 担当:高橋

【PARC50周年記念・特別オープン講座】 鼎談 水俣⇒福島:「生存」の叫びと「希望」の呼びかけ https://www.parcfs.org/minamata-fukushima 戦後、水俣病をはじめとした公害の被害者

本文を読む

書評:『従兄ポンス』バルザック作 水野 亮訳(岩波文庫1930/75)

著者: 合澤 清

これは文庫本で上、下の二冊よりなる長編小説である。バルザックの長編小説の特徴は、最初に、当該小説の主人公にまつわるかなり長ったらしい状況説明(住んでいる家屋敷の造りや家具、あるいはその人物の経歴や趣味など)がくどくどと述

本文を読む

SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】526 バシール元スーダン大統領脱獄!

著者: 平田伊都子

 「オマル・アル・バシール元スーダン大統領が、スーダンの首都ハルツームの刑務所から脱獄!」と、スーダンのメデイアが2023年4月25日に、一斉に、伝えました。  バシール元大統領は、1989年に軍事クーデターで政権を取り

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(408)

著者: 本間宗究(本間裕)

景気と金利 「投資の実践」において、大きな妨げとなるのが、「言語が明瞭でありながら、意味が不明な言葉」だと考えているが、実際には、「リスクオンやリスクオフなどの相場用語」であり、また、「データ資本主義やMMT(現代貨幣理

本文を読む

5月6日、6月3日の世界資本主義フォーラム延期のお知らせ

著者: 矢沢国光

玉木俊明「商業と国家の世界史―なぜイギリス・アメリカが、資本主義世界の覇権国家となったか」(前編5月6日、後編6月3日)は、玉木俊明先生のお母さま入院のため、中止となりました。日程の再設定については、決まり次第、ちきゅう

本文を読む

支持政党はないけれど、選びたい人を探してでも

著者: 内野光子

選挙公報が遅いのは  支持政党がない、選びたい人もいない、というときは、棄権か、白票を出したいときもある。今回は、通院のついでに、県議選も、市長・市議選も不在投票で済ませたのだが、ともに、選挙公報が届く前だった。23日の

本文を読む

世界のノンフィクション秀作を読む(4) J・クラカワ―の『荒野へ』(下) アラスカの荒野で孤独死したエリート米国青年の数奇な運命

著者: 横田 喬

 ――互いに往来している間に、若者はよく怒り、顔を曇らせ、両親や政治家、大多数のアメリカ人に特有の空疎な生き方を非難していたことを、老人ははっきり覚えている。彼との仲がぎくしゃくするのを恐れ、フランツは相手がそんなふうに

本文を読む

5/3 あらたな戦前にさせない!守ろう平和といのちとくらし 2023憲法大集会(5/3 11:00~ 東京・有明防災公園)

著者: 総がかり行動実行委員会

私たちは ・改憲発議を許さず、憲法をいかし、平和といのちとくらしと人権を守ります。 ・軍拡と敵基地攻撃能力保有の閣議決定を撤回し、外交努力での平和を求めます。 ・辺野古新基地建設と南西諸島へのミサイル基地配備の中止を求め

本文を読む

世界のノンフィクション秀作を読む(3) J・クラカワーの『荒野へ』(上) アラスカの荒野で孤独死したエリート米国青年の数奇な運命

著者: 横田 喬

――1992年4月、アメリカ東海岸の裕福な家庭に育った一人の若者が、ヒッチハイクでアラスカへ来着。マッキンレー山の北の荒野に単身徒歩で分け入っていった。四カ月後、彼の腐乱死体がヘラジカを追っていたハンターの一団に発見され

本文を読む