「統一教会」と「天皇教」 どちらのカルトにも洗脳されてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月6日)  統一教会問題の根は深い。深刻に教訓とすべきは、人の精神はけっして強靱ではないということである。周到にプログラムされたマインドコントロール技術は有効なのだ。自律的な判断で信仰を選択しているつもりが

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世にもおそろしいものは ― 他人(ヒト)のせいにできないこと

著者: 田畑光永

 『日本経済新聞』1月4日の朝刊に「今年の10大リスク」という記事が載っている。ご覧になった方もおられるだろうが、読んで考えたことを書かせていただく。  記事は国際政治学者のイアン・ブレマー氏が率いる米政治リスク調査会社

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忘れてはいけない、覚えているうちに(8)1950年代の映画日記が

著者: 内野光子

  「エデンの東」より  古い日記帳に混じって、映画記録の手帳が出てきた。先に1953年の日記によって、観た映画を記録にとどめたが、54年以降は、映画メモとして日記帳の巻末に一覧にしている年や別の手帳に記録していたものが

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近代社会思想史における頭皮剥ぎ(狩り)の謎――インディアン起源か、市民社会起源か

著者: 岩田昌征

 NHKBS2の午後1時プレミアムシネマで時々アメリカ西部劇を観る。殆ど必ず先住民、所謂インディアンが登場する。理由もなく、白人の町や旅人を襲撃し、殺す。頭皮を剝がされた白人の死体を目撃して、新任の若きアメリカ騎兵隊士官

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どうやら日本は、いまだに『神の国』『天皇の国』のごとくである。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月5日)  昨日、1月4日が世の「仕事始め」。首相である岸田文雄も、この日仕事を始めた。その一年の最初の仕事が伊勢神宮参拝という違憲行為。年頭の記者会見を伊勢市で行うという、何ともグロテスクな時代錯誤。  

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ミサイル騒ぎの1人芝居 北朝鮮はまさかあの男に踊らされているのでは

著者: 田畑光永

 新年。日本はおおむね好天に恵まれたようだが、ミサイルにおびえながら、極寒の中で電気や水にも不自由しているウクライナの人々に、どうしても思いが行く。かつて戦場とは当事国以外には概して「遠きにありて思うもの」であった。しか

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年末状(沖縄の友人からの質問に対する、メールの転載)

著者: 小西誠

「島々シンポジウム」実行委事務局・小西 誠です。  このメールは、沖縄の友人からの質問に対する回答なのですが、年末状として公開することにしました。  長い文ですがですが、どうぞよろしくお願いします。 ・・・・・・・・・・

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第2報ー政府・自衛隊と一体化した、与那国町長が独裁で進める、与那国島の要塞化――棄民政策を糺す!

著者: 小西誠

「島々シンポジウム」実行委事務局・小西 誠です。 先ほどに続き、本日(12.31)の読売新聞記事一面トップです。 与那国島・石垣島・宮古島への有事避難計画とともに、シェルター造りも始動し始めました。棄民とシェルター、こん

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政府・自衛隊と一体化した、与那国町長が独裁で進める、与那国島の要塞化――棄民政策を糺す!

著者: 小西誠

「島々シンポジウム」実行委事務局・小西 誠です。 安保関連3文書策定で沖縄ー琉球列島へ、一段と有事態勢ー戦争態勢作りの波が押し寄せています。この事態をぜひ、認識して いただきたいと思います。 ●政府・自衛隊と一体化した、

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「世界日報」【社説】に反論する。「信教の自由」の名の下に、統一教会の横暴を許してはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月3日)  あらたまの年のはじめである。正月にふさわしく、格調高く明るい希望を語りたい。…とは思えども、なかなかそうはならない。結局は本日も、格調もなく楽しくもない話題を取りあげることになる。  「世界日報

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二十世紀文学の名作に触れる(54) 『ジャン・クリストフ』のロマン・ロラン――反戦平和をアピールし続けた理想主義者

著者: 横田 喬

 ロランは若い頃、かのトルストイに私淑して文通を試み、弟扱いする返事をもらっている。反戦平和の理想を生涯のテーマに掲げ、数々の小説・戯曲・エッセイの執筆に心を砕く。第一次世界大戦の際には、フランスとドイツ両国に対し共に「

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忘れてはいけない、覚えているうちに【7】1953年という年―もしかして「選挙オタク」?

著者: 内野光子

「選挙」への異様な関心  1953年、この年の前半には、公私ともにいろいろあったのである。日記には、3月6日にはスターリンの死去で「軍事株」の大幅な値下がり、3月14日吉田茂首相のバカヤロー解散などの記述がある。4月19

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中国共産党の野蛮が、香港の文明を制圧している。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月2日)  新年にふさわしい明るい話題ではない。それでも、野蛮な大国の現実について警鐘を鳴らし続けねばならない。  我々は、香港についての報道を通じて、野蛮と文明との角逐を垣間見ている。残念ながら、そこでは

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忘れてはいけない、覚えているうちに(6)1953年という年ー70年前のお正月は

著者: 内野光子

 そんなに大きくないボール箱を開けてみたら、なんと、日記と思しき手帳が30冊くらいびっしりと入っていた。忘れていたわけではないが、一番古いのが「昭和27年」、これは中学校受験と中学校入学までの4カ月間の記入しかない。しか

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新年にあたって思う――ウクライナとミャンマーのこと

著者: 野上俊明

 昨年世界中の耳目を引いたのは、電子戦争の様相を呈しながらも、その本質においては二十世紀的な古めかしい戦争の嵐に見舞われたウクライナであり、また軍の暴力が荒れ狂ったミャンマーでありました。ユーラシア大陸のほぼ両端に位置す

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2023年元旦にあたって プーチンの戦争は「プーチンの戦争」で終わらせよう  「リベラル21」編集委員会

著者: 田畑光永

 われわれがこのブログ、「リベラル21」をスタートしたのは2007年3月であった。今年で16回目の新年を迎えたのだが、今年ほど重苦しい気分でこの日を迎えた記憶はない。  言うまでもなく、ウクライナにおける戦火の故である。

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「銃を後ろに向けろ!敵と味方を間違えるな」 ~高知「草の家」と槇村浩との出会い~ :「草の家だより」寄稿転載 My article from the Dec 24 2022 edition of the quarterly newsletter of Grassroots House, a peace museum in Kochi

著者: ピースフィロソフィー

高知の平和資料館「草の家」への訪問については12月14日の投稿 高知の平和資料館「草の家」による声明 「大軍拡ではなく、今こそ平和外交を!!」 で触れました。「草の家」が年4回発行するニュースレター「草の家だより」の12

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