経済安保法案:現代の国家総動員法を通すな!~緊急アピール・新声明・立憲にFAXを

著者: 杉原浩司

「経済安保法案」という名の「現代の国家総動員法」の参議院での審議が最終 局面を迎えています。本日4月26日(火)に経済産業委員会との連合審査と内 閣委員会が行われ、28日(木)には岸田首相出席の質疑後に委員会採決が強行

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ヒトラー・ムソリーニ、そしてヒロヒト。その評価が社会の深層を映し出している。

著者: 澤藤統一郎  

(2022年4月25日)  似合いというものがある。あるいは釣り合いというべきか。鶴には亀、梅に鶯、富士には月見草。翁には嫗、ロミオにはジュリエット、そして、ヒトラーにはヒロヒトである。ウクライナ政府の公式ツイッター上の

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「防衛費2%以上、5年以内」(自民党)だと! ウクライナ戦争がもたらした「新しい戦争」が見えないのか ―習近平政権の2022年(5)

著者: 田畑光永

 自民党安全保障調査会が4月21日に了承した提言案は、防衛費増強に関し「国内総生産(GDP)比2%以上」との水準に言及した上で「5年以内」の達成を目指すとした(4月22日『毎日』)、そうである。  ウクライナ戦争が始まっ

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侵略2か月、ロシアの民衆はプーチンの戦争を支持し続けるだろうか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月24日)  本日でロシアのウクライナ侵略開始から2か月となった。この2か月間、戦争というものの悲惨さ、愚かさを噛みしめ続けてきた。いま、停戦への光明はまったく見えていない。この理不尽は、いったいいつまで続

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】474 国連安保理でデミストラが西サハラ報告

著者: 平田伊都子

 2022年4月の国連安保理議長国はイギリスです。 イギリス国連大使が発表した日程表に、4月20日の国連安保理で西サハラ国連事務総長個人特使スタファン・デ・ミストラとMINURSOミヌルソ(国連西サハラ人民投票監視団)代

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中国における「普遍的価値」と近代――M.ウェーバーと丸山真男を媒介にして

著者: 石井知章

はじめに  中国の「市民社会」論とは、現存する「社会主義」の問題を考えるうえでの「理念型」(M・ウェーバー)的指標となっており、グローバルな視野での「市民社会の復権」として提起されている。いいかえれば、現代中国の「市民社

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高松城水攻めと「アゾフスターリ」包囲戦――領民や市民を人間の盾としない戦(いくさ)の掟――

著者: 岩田昌征

 ロシア軍がマリウポリを掌握したと報じられている。  しかしながら、マリウポリの巨大製鉄所「アゾフスターリ」内にウクライナ軍の一部約1000人が立てこもり、その地下空間に負傷兵や一般市民約二千人が避難していると言う。  

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プーチン・ロシアの蛮行は、大量殺戮であり、大規模強盗であり、都市と建造物の破壊犯罪であり放火でもある

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月22日)  ロシアの軍事侵攻によるウクライナの悲惨な事態に胸が痛む。これまで、その名さえ知らなかったマリウポリという都市の存在が、ここ数日特別の意味をもって脳裏を離れない。その市民の深刻な苦悩や恐怖を思わ

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公安委員会の弾圧に抗議し、0423ロシア大使館デモを成功させよう!

著者: 杉原浩司

麻布警察署と警視庁の確認のうえで大使館前を通るコースで申請したにもかか わらず、東京都公安委員会がデモ前日になって「公共の秩序の保持」を理由に コースを捻じ曲げました。大使館のかなり手前で右折させ、その後はひたすら 遠ざ

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3年ぶりの憲法大集会 - 3年ぶりの憲法大集会 5月3日、東京・有明防災公園で -

著者:

 今年は日本国憲法施行から75年。その記念すべき年の憲法記念日の5月3日に、護憲団体が総結集して「改憲発議許さない!守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会」が東京都江東区の東京臨海広域防災公園(有明防災公園)で開か

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(355)

著者: 本間宗究(本間裕)

デジタル通貨の二面性 「言語学」と同様に、「デジタル通貨」においても「二面性」が存在するものと考えているが、具体的には、「言語が、表面上の文字や音を通じて、内面的な人や動物の思いを伝えている状況」と同様に、「デジタル通貨

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書評『コロナ時代のパンセ―戦争法からパンデミックまで7年間の思考』辺見庸・著     毎日新聞出版・刊

著者: 阿部 浪子

 「わたしたちのアタマは日に日に幼稚になっているのではないか」と問うのは、作家の辺見庸である。人としての怒りと恥、言葉の芯の欠如を悲嘆する。  本書86編は、2014年から21年の時代・社会・政治・人間・生活にたいする思

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【賛同も募集中!】自民党「安保提言」に抗議する緊急声明を公表しました

著者: 杉原浩司

昨日4月21日、自民党が「国家安全保障戦略」等の改定に向けて、実質的な敵 基地攻撃能力の保有や防衛費の対GDP比2パーセントをめざした拡大を政府に求 める提言をとりまとめました。敵基地攻撃能力を改称「反撃能力」に 5年以

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この産経論調は軍国主義復活に途を開きかねず、危険極まりない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月20日)  いつからだろうか、何を切っ掛けにしてのことかの覚えはない。私のメールボックスに「産経ニュースメールマガジン」が送信されてくる。ときにその論説に目を通すが、愉快な気分になることはなく、なるほどと

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ロシアの戦争犯罪とウクライナの自衛戦争 ―岸田文雄は宏池会を再興できない―

著者: 半澤健市

《岸田文雄発言と外務省HPのギャップ》  岸田首相は、ウクライナの首都キーウ近郊で、市民が大量虐殺されたことについて、「戦争犯罪」という言葉を初めて使い、ロシアを強く非難した。岸田はロシアのウクライナ侵略戦争に関して当初

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経済安保法案:参議院は「追認の府」になるな!~緊急アピールへの参加と議員へのFAXを

著者: 杉原浩司

「経済安全保障推進法案」=現代の「国家総動員法」の参議院での審議が終盤 を迎えています。もう本日ですが、4月21日(木)午前に参考人質疑が行われ、 26日(火)に連合審査(おそらく経済産業委員会との)、28日(木)には総

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Let’s Join Hands  4月19日 おたより 注目の本 番組 紹介させていただきます 添付なし

著者: 江口千春

<注目の本です> 「ヘルシンキ生活の練習」朴沙羅著 筑摩書房   フィンランドの暮らしの断片を、教育現場のスキルと信念を、見事にとらえた一冊です。  目からうろこ、楽しく読めます。お読みの方、ご感想を! <必見の番組かと

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沖縄が問う「日の丸」とはなんだ。「本当の意味での復帰」とは。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月19日)  来月15日で、沖縄の本土復帰から50年となる。その企画記事が目に付くようになったが、毎日の「沖縄の人々は日の丸の向こうに何を見ていたのか」という連載に注目したい。「沖縄の人々が日の丸を通して見

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