中国の研究者はドイツ東部3州議会選挙をどう予想したか ――八ヶ岳山麓から(484)

著者: 阿部治平 

ドイツ東部3州議会選挙の結果  AfDとBSWの躍進  時事やBBCによると、9月1日に行われたドイツ東部(旧東ドイツ)のチューリンゲンとザクセン両州の州議会議員選挙では、反EU・反移民の極右政党「ドイツのための選択肢(

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SJJA& WPO【西サハラ最新情報】597 ガリ西サハラ難民大統領が国連事務総長に直談判

著者: 平田伊都子

 1999年、東ティモールの人々はレファレンダム(国連人民投票)で独立を選び、25周年目を迎えました。   1999年、西サハラの人々もレファレンダム(国連人民投票)を予定していましたが、モロッコの反対で頓挫したままです

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中国、ミャンマー抵抗軍に戦闘停止せよと警告 ――そのくせ他国には内政干渉するなという、その身勝手さ傲慢さ

著者: 野上俊明

 複数の地元メディアの伝えるところでは、中国雲南省の国境にある瑞麗市安全保障委員会は、タアン民族解放軍TNLAに対し、ミャンマー国軍との戦闘をただちに止めよと警告を発したという。もし止めなければ、中国が懲罰的措置をとるこ

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日本国憲法の前文は国連憲章前文を受け入れたもの  2つの大戦への反省と世界平和を保障する為の取り決め

著者: 高山 智

<編集委員会から>  横浜市青葉区に「青葉台地域9条の会」という護憲市民組織があります。青葉区在住の有志らを中心に、2006年に創設された組織で、会員40人。毎月、例会を開いて憲法と平和を守るための学習に取り組んでいます

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女性・女系天皇を実現することで天皇制の存続をはかろうという立場は、「男女の別」を是正することで「身分の差」を維持しようという論法ではないか。

著者: 澤藤統一郎

(2024年9月5日) 東京新聞の書評欄(9月1日)に原武史の[評]がある。酒井順子『消費される階級』を取りあげて、『「差」と「別」に鋭い視点』とタイトルを付けている。 原武史が『「差」と「別」』と述べれば天皇制について

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(477)

著者: 本間宗究(本間裕)

トランプのMAGA 2016年と2020年に続き、2024年も、「米国の大統領選挙で、トランプ氏のMAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)がマスコミで報道される状況」となったが、この点に関して、不思議に思うことは

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台風はどこへ~「短歌と勲章~通過点としての<歌会始>」と題して話しました。(2)文化勲章への道~国家的褒章はだれが選考するのか

著者: 内野光子

 歌会始選者を国家的褒章の一つであることから、さらに、その上の褒章制度とされる紫綬褒章や日本芸術院会員、文化勲章の受章者はどのように選考されるのか。歌会始選者への通過点とも思われる芸術選奨がどのように選考されるのか。そこ

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水俣病が映す近現代史(16)多角展開と水俣病の萌芽

著者: 葛西伸夫

1923(大正12)年、日本窒素肥料株式会社(以下、日窒)の延岡工場でのアンモニア合成の成功は、植民地朝鮮への進出によってコスト的に大きな成功を収めた。しかし、アンモニア合成の日窒にとっての成功の本質的な意義は、多角的な

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■短信■ 現役世代の孤独・孤立の実態と今後の社会のゆくえ / 生協総研が公開研究会

著者: リベラル21

 公益財団法人・生協総合研究所が10月3日(木)、「現役世代の孤独・孤立の実態と今後の社会のゆくえ」と題する公開研究会を開催します。その狙いを生協総研は次のように言っています。  「人々の孤独・孤立が深刻な社会問題となっ

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国際航空宇宙展を血まみれにするな! 9.5抗議アピール&官邸前アクションへ

著者: 杉原浩司

2回の相談会を踏まえて、いよいよ「国際航空宇宙展を虐殺兵器展にするな! キャンペーン」が動き出します。 なんといっても、イスラエルや欧米の虐殺加担企業を招き入れようとしている 主催者の日本航空宇宙工業会への強力なプレッシ

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裏金問題解明〟と〝世襲禁止〟を掲げる野田佳彦氏の選挙戦略が注目される理由、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その34)

著者: 広原盛明

 迷走台風第10号が漸く収まり始めた先日、「久し振りで集まらないか」との声がかかった。口さがない(年老いた)京童連中が一堂に会して忌憚のない意見を述べ合ういつもの放談会のことである。話題はいつも多岐にわたるが、今回は自民

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台風はどこへ~「短歌と勲章~通過点としての<歌会始>」と題して話しました。(1)

著者: 内野光子

 8月15日、当ブログでお知らせしましたように、以下の集会で、上記の題で話をしました。 なぜ私たちは天皇制に反対しているのか  即大訴訟控訴審に向けて8・31集会 2024年8月31日(土)18時~/文京区民センター2A

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日本の高齢者介護制度に何を期待したか ――八ヶ岳山麓から(483)

著者: 阿部治平 

  不思議な論評が中国人民日報国際版の環球時報(2024・08・21)に載った。 表題は「老人介護の難題を日本は24年で解決した」というもので、日本の高齢者介護制度を紹介したものである。不思議だったのは、環球時報が資本主

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関東大震災時の朝鮮人虐殺とイスラエルの軍事作戦をめぐる「嘘とプロパガンダ」〜アーレントの全体主義批判からラッツァラートの革命論まで

著者: 土田修

 9月1日、関東大震災の発生から101年を迎えた。追悼文の送付を拒否し、「朝鮮人虐殺はなかった」と言わんばかりの態度を示す小池百合子都知事の対応には、旧統一教会問題にせよ、裏金問題にせよ、きちんと責任を取ろうとしないばか

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自由とは、「国家の自由」を制限する、社会の中での「異論の自由」の権利の行使である!

著者: 加藤哲郎

2024.9.1●  9月Ⅰ日は、防災の日、1923年の関東大震災から101年です。例年各地で災害訓練が行われますが、実際には、訓練どころか、各地で台風10号など豪雨の被害がでています。雨が降らない日は猛暑で、熱中症が相

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