「法と民主主義」6月号《特集・アベノミクス崩壊と国民生活》のお薦め

著者: 澤藤統一郎

梅雨空ぐずつく中、本日で6月が終わる。天皇交替とそれに伴う新元号騒ぎはやや落ち着き、通常国会が会期の延長なく閉幕し、鳴り物入りの大阪G20もさしたる話題なくスケジュールを消化した。 ところで、大阪に集まった各国首脳の顔ぶ

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私が会った忘れ得ぬ人々(10) 高橋秀さん――自己の自立の無さが歯痒い 藤田桜さん――望郷の思ひおのずと菊の頃

著者: 横田 喬

 先々月の本欄で紹介した詩人・評論家、大岡信氏が異色の美術家・高橋秀さん(八八)のために詠んだ詩の一節に、こうある。「ワレメ――/そう聞くだけで/人々はある種のものを/想像し/或ひは微笑し/或ひは顔を赤らめる/歴史の神秘

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2019年7月27日「米中「新冷戦」・中国社会の変化・ディジタル革命」 講師 五味久壽(立正大学名誉教授) 世界資本主義フォーラムのご案内

著者: 矢沢国光

主催 世界資本主義フォーラム 日時 2019年7月27日(土)午後1時30分~5時 (1時受付開始) 会場 文京区立湯島地域活動センター 多目的室  *最寄り駅は同じですが、いつもの場所(本郷会館)ではありません。文京総

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「バカな国民の支持を取り込み、バカを利用し尽くす」- これがアベ自民の戦略だ。

著者: 澤藤統一郎

昨日(6月28日)の毎日朝刊「論点」欄。論点は、「『不都合な真実』の扱い方」である。3人の論者からの聴き書きだが、そのリードが「年金だけでは老後資金が2000万円不足する」と指摘した金融庁ワーキンググループの報告書につい

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《権利救済のためにあるはずの裁判制度を,言論を萎縮させるための道具として利用させることを許してはならない》 「DHCスラップ反撃訴訟」 次回(7月4日木曜日)結審 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第158弾

著者: 澤藤統一郎

私(澤藤)が、反訴原告となっている「DHCスラップ・反撃訴訟」も、いよいよ大詰め。 予定のとおり、昨日(6月27日・木)最終準備書面を提出し、  来週の7月4日(木)午前10時30分、  415号法廷 で開廷の最後の口頭

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最悪、最低の顔ぶれのG20大阪サミット -直前に日米安保破棄発言のトランプ大統領から殺人関与濃厚のサウジ皇太子まで -

著者: 坂井定雄

 大阪で6月27,28日に開催された主要20ヵ国・地域首脳会議の開会会合のテレビ中継を見ながら、「G20最悪、最低の顔ぶれだ」と思った。G20は2008年にワシントンで開催されてから、毎年開催され、日本では初めて。まず、

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イヴァン・ジャブロンカ氏の日仏会館における講演「社会科学における創作」

著者: 村上良太

 社会科学を文学に創造する・・・それはいったいどのようなことなのか?フランスから初来日した歴史学者で作家のイヴァン・ジャブロンカ氏(Ivan Jablonka, 1973~、パリ第13大学教授)の講演のタイトルが「社会科

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ルネサンス研究所の7月定例研究会のお知らせ 7月9日(火)

著者: 中村勝己

 ルネサンス研究所の運営委員のひとり、菅孝行の新著が刊行されました。『天皇制と闘うとはどういうことか』(航思社)です。今回の定例研究会は、この本の合評会を行ないます。本書は「平成」から「令和」へと代替わりした象徴天皇制の

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田中克彦氏の講演「ノモンハン戦争の真実に迫る」を聴いて

著者: 安岡正義

 6月26日、大分大学経済学部の主催により、一橋大学名誉教授田中克彦氏の講演会がJR大分駅南にある文化施設、ホルトホールの会議室にて開催された。田中氏は社会言語学を専門とするかたわら、ノモンハン戦争(宣戦布告を伴わない軍

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大いに語ろう、消費税と年金のこと。参院選に勝抜いて改憲を阻止するために。

著者: 澤藤統一郎

昨日(6月26日)、第198通常国会が150日の会期を終えて閉会となった。既に7月4日公示・同月21日投開票の参院選挙日程が確定している。いよいよ、日本国憲法の命運を左右する選挙戦の到来だ。 この国会会期中、改憲審議は1

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国会議事堂を知らないタクシー運転手 - 大丈夫か、五輪の交通対策 -

著者: 岩垂 弘

 タクシーに乗ることはまれだが、先日、急ぎの用があってタクシーに乗った。行き先は国会議事堂南通用門だったが、運転手は国会議事堂を知らなかった。このため、現地に着くまでに時間がかかってしまったが、都内を流しているタクシーの

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2019.ドイツ便り(2)<前口上―前回に関連させて>

著者: 合澤 清

ここ1,2年、何人かの仲間と一緒に「ファシズム(ナチズム)」についての研究会をやっている。私自身、いくつかのレジュメを書き、拙い報告を何回かにわたってやらせていただいた。私のレジュメは、資料が中心だったので到底ちきゅう座

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平成29年から令和2年まで何年? すぐわかりますか?

著者: 澤藤統一郎

何度も繰り返すことになるが、元号という代物。使用期間限定、使用地域限定という致命的欠陥をもった紀年法。日常生活にもビジネスにも、不便極まりない。こんな欠陥製品、みんなでボイコットするに如くはない。 ところが、国家は国民に

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「今、ベネズエラで何が起きているのか」 - べネズエラを知る集い -

著者: リベラル21

 南米の国「ベネズエラ」と言えば、みなさんはどんな印象を持っているでしょうか? 「地球の反対側の遠い国」という印象がまず浮かび、その次に「独裁国家」「飢えと貧困の国」という印象が続くのではないでしょうか?  とくに今年1

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】324 危うしUNRWA,パレスチナと西サハラ難民の命は?

著者: 平田伊都子

 2019年6月21日の国連報道室は、やり切れないムードに包まれていました。 この日、 ピエール・クレヘンビュール・ウンルワUNRWA事務局長を招いて特別記者会見が開かれましたが、記者の誰もがウンルワUNRWA最大のスポ

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ドイツ通信第141号 ブレーメン議会選挙――SPDの衰退と社会運動 ――労働と社会の辺境化――

著者: T・K生(ドイツ在住)

EU議会選挙と同日の5月26日に、ブレーメンでも市議会選挙が行われました。ここに見られるSPDの衰退過程から、政党の組織問題と社会運動の現状および将来の諸課題にテーマを絞っていくつか問題点を書いてみます。それはまた、極右

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戦争は絶対に厭だ。われら庶民、儲けと権力欲の「戦争屋」にだまされてなるものか。

著者: 澤藤統一郎

「戦争屋にだまされない厭戦庶民の会」から、『厭戦庶民』の32号と33号が届いた。小さなパンフだが、とても面白い。充実している。肩肘張らないつぶやきもあれば、肩肘張った論文もある。石川逸子さんの詩もあり、みごとな替え歌もあ

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政治の不快さになじめない~主権者であることの「しんどさ」

著者: 小原 紘

韓国通信NO605  6月16日、香港では「逃亡犯条例」に反対する200万人の市民がデモに参加した。人口の四分の一が参加した前代未聞のデモの規模と緊迫したニュース映像にまず驚いた。香港政府の背後に中国政府の存在、巨象に立

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《ジン・ネット便り》2019.06.25放送のお知らせです。「デマと身代金~安田純平・3年4ヶ月の獄中日記~」6月30日(日)18:00~19:55〈BSフジサンデースペシャル〉3月17日放送の『ザ・ノンフィクション』の特別編です。BSフジで放送されます。

著者: 渡部富哉

シリアで、3年4ヶ月にわたって拘束されたフリージャーナリスト・安田純平、44歳。帰国後の会見で安田は「犯人が誰なのか?」、「なぜ拘束されたのか?」、「なぜ解放されたのか?」わからないと語った。  安田の監禁生活は過酷その

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