ドイツ通信第137号 : ドイツ政治の行方 ―2018年10月28日ヘッセン州議会選挙結果から読み取れること(3)

著者: T・K生

2週間ほど前に、突然、雪が降り、11月にしては早いので、「これも気象変動の影響か」と友人たちと話しあっていました。30年前は、市内でも15~20cm近く雪が積もったのではなかったかなあ、と懐かしげに時間を振り返っています

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】293 西サハラ・ラウンド・テーブル(円卓会議)

著者: 平田伊都子

6年振りにやっと会えました!  2018年12月5日と6日の事でした。 西サハラの代表とモロッコの代表が、何だかんだ言いながら、でも結局、スイスのレマン湖畔にあるジュネーブ国連本部で再会したのです。 「あんな奴らと絶対に

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「天皇を再び神としてはならない」とする歯止めの装置が政教分離。だから、「天皇を神とする大嘗祭」への国の関与は違憲なのだ。

著者: 澤藤統一郎

  今話題の政教分離と大嘗祭の関係について伺います。まずは政教分離からご説明を。 「政・教」の「政」とは「政治権力」のこと、「教」は「宗教」です。どこの世界でも、かつてはこの両者が蜜月の関係にありました。相互に利用し合い

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トランプ・習近平首脳会談の奇々怪々 - 札びら外交か、はたまた力相撲か

著者: 田畑光永

新・管見中国(40)  今月1日にアルゼンチンのブエノスアイレスで行われた米中首脳会談については、3日付の本欄でも取り上げたが、時差の関係で詳細なニュースは3日に伝えられたので、この会談の奇妙さについて、前回は目配りが十

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ハイブリッド政権内で高まる国軍比重―行きづまる民主化と旧将軍たちを主要閣僚ポストに軒並み登用

著者: 野上俊明

 2020年の総選挙まであと2年、民主化も経済的パフォーマンスもその実を上げることのできないスーチー政権は、民主化を棚上げして経済的実績づくりのために、中核的閣僚人事で元国軍の閣僚経験者を民間人と入れ替えています。先の補

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12月16日(日)ヌーラ・エラカートさん来日講演(BDS japan 発足集会)水道橋で

著者: 長沢美沙子

12月16日(日)のBDS japan発足記念の講演会です。(14日は大阪にて開催) お時間がありましたら、ぜひご来場ください。 在米パレスチナ人のヌーラ・エラカートさんと勝俣誠氏の講演会となっております。 通訳は、高橋

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大いに盛り上がった院内集会「ウソとごまかしの『安倍政治』総検証!」

著者: 澤藤統一郎

本日、院内集会「ウソとごまかしの『安倍政治』総検証!」。各スピーチの内容は明快で、聴衆の熱気も高く、大いに盛り上がった。 定員300人の衆議院第1議員会館地下「大会議室」がほぼ満員の盛況に見えたが、通行証配布の実数はちょ

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私が会った忘れ得ぬ人びと(3) 大江健三郎さん ―「ヒロシマ」「沖縄」を問い糺す情念

著者: 横田 喬

 かの大作家・大江健三郎さんとの御縁は、我々の共通の恩師に当たるフランス文学者・渡辺一夫先生に源がある。渡辺先生は大江さんがゆかり夫人と結婚する折に仲人を依頼され、作品の中にも度々「恩師のW教授」として登場する。ラブレー

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「代議制(議会制)民主主義を考えよう!~現代の政党政治はうまく機能しているか~」(変えよう選挙制度の会・12月例会)

著者: 紅林 進

変えよう選挙制度の会・12月例会 「代議制(議会制)民主主義を考えよう!~現代の政党政治はうまく機能しているか~」 日時:12月11日(火)18:30~20:30 ※今回の定例会は通常の第2水曜日と異なり、火曜日なのでご

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大嘗祭への公費支出は憲法上の大きな問題です。聞く耳をもっていただきたい。

著者: 澤藤統一郎

11月30日は私の誕生日でした。この日に放映される記者会見の録画撮りが11月22日に行われました。その際には、やや舌足らずと思われるところなどありましたので、これを補って少し整理して、改めて大嘗祭に関する私の考えを明確に

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「1968年はどういう年であったか」──周回遅れの読書報告(その84)

著者: 脇野町善造

 今年の一月のはじめ、滞在していた九州の地方都市の古本屋で、マーク・カーランスキー『1968 世界が揺れた年』の前篇を見つけた。後篇がなかったので、買うのに少し躊躇したが、価格の安さに惹かれて買ってきて、読んだ。前篇は「

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