未決勾留428日の民商職員に、一審有罪破棄(差戻し)の控訴審判決

著者: 澤藤統一郎

かつては、松川事件・三鷹事件、菅生事件、白鳥事件、メーデー事件等々の大型「刑事弾圧事件」があった。過半は、権力による謀略事件である。しからずとも、公権力が政治的意図をもって、政治活動や市民運動に打撃を与えるための刑事訴追

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渡部富哉:関西学院大学講演会のお知らせとレジュメ(1月21日)

著者: 渡部富哉

*場所が関西大学となっていましたが、関西学院大学の間違いです。お詫びして訂正いたします。(編集部) 「野坂参三と神戸」レジュメ              2018年1月21日              関西学院大学梅田キ

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テント日誌1月12日…無責任な埼玉県議会意見書に怒り心頭

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 そういえば今日は成人の日だった 1月8日(祝) きょうは月曜日だが成人の日という事で休日であった。頭の片隅にはそういう認識はあったのであるが、いざ行動してみると平日のつもりでガス代金と集

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】243 難民の救世主・ドイツ首相メルケル復活

著者: 平田伊都子

 ドイツ首相メルケルの笑顔がようやく戻ってきました。 昨年9月の総選挙後、なかなか政権樹立がままならず眉間にしわを寄せたメルケル首相を見るのは、移民難民流民にとって辛いものがありました。 移民難民流民虐待を救う女神は、メ

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江戸期訴訟制度の教科書として百姓一揆の訴状が使われていた

著者: 澤藤統一郎

世の中、知らないことばかりだが、ときに、知らなかったというだけでなく、「えっ?」「どうして?」と盲点を衝かれたような事実を知らされることがある。「闘いを記憶する百姓たち:江戸時代の裁判学習帳」 (八鍬友広著:吉川弘文館・

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1・17 第3回差別と人権を考える横浜市民講演会

著者: 部落解放同盟横浜市協議会

1・17第3回差別と人権を考える横浜市民講演会 部落解放同盟横浜市協議会 日時:1月17日(水)18時30分~20時 会場:横浜市健康福祉センター4F JR・地下鉄桜木町下車徒歩3分 講演:津久井やまゆり園事件とは ――

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周回遅れの読書報告(その42)弁護士の息子が検事になったら

著者: 脇野町善造

 通常は「大逆事件」という名で知られる、無政府主義者弾圧事件があった。もう100年以上も前の事件である。しかし、国家権力はこうして反対派を弾圧するという典型のような事件であり、決して忘れてはいけない事件でもある。  この

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「安倍9条改憲NO! 3000万署名」推進スタート文京集会

著者: 澤藤統一郎

文京区内で弁護士として仕事をしています澤藤大河です。 9条改憲にノーを突きつける3000万署名のスタートに当たり、その必要性や意義、効果、運動の進め方などについて、お話しさせていただきます。 まず、緊迫した情勢について認

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第304回現代史研究会/今日もなお徘徊する亡霊たち-731部隊の戦後史(レジュメ)

著者: 加藤哲郎

第304回現代史研究会      1月20日(土)午後1:00~5:00 場所:明治大学駿河台校舎・リバティタワー7階1076号教室 テーマ:今日もなお徘徊する亡霊たち-731部隊の戦後史 講師:加藤哲郎(一橋大学名誉教

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「女流」は、いつから「女性」になったのか―短歌メディアにおける女性歌人

著者: 内野 光子

『ポトナム』の「歌壇時評」に書きました。 歌壇における女性の活躍はたしかに目覚ましいものがある。だから、いまさら男だ女だとか目くじらを立てて、云々するのは野暮なことのように言う人もいる。しかし家庭や職場、地域で、あるいは

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東洋的専制(オリエンタル・デスポティズム)はいまなお健在?

著者: 野上俊明

<予備知識として> 1920年代、ソ連、中国、日本などの政界や学会で、植民地化される前のアジア諸国の国家・社会体制をどう理解するのかをめぐり、封建制か、奴隷制か、原始共産制か等々、激しい論争がありました。素人の私が一知半

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自衛隊違憲論者も専守防衛論者も、ともに「アベ9条改憲NO!」を

著者: 澤藤統一郎

A おや、いったいどうした? 新年早々、目が血走っているんじゃないのか。 B 今年は、9条改憲阻止決戦の年じゃないか。のんびりなどしておられるわけはなかろう。 A まあ、落ち着けよ。どうしてそんなに焦っているんだ。 B 

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どうしてアベノヨイショにこれほど「くず」が多いのか

著者: 盛田常夫

 経済評論家を自称する三橋某が逮捕された。アベノミクスを礼賛するアベノヨイショの1人である。専門論文を書けるほどの教育を受けたことも研究活動に携わったこともない御仁だから、経済評論家は僭称というしかない。三流以下、偏差値

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官房機密費訴訟上告審ー最高裁はブラックボックスに光を当てうるか。

著者: 澤藤統一郎

国の財政は国民が納めた税金によって支えられている。国の機関が国民に税金の使途について報告の義務があり、納税者たる国民はすべての税金の使途について知る権利がある。国民が主権者である以上、あまりに当然のことだ。 ところが、こ

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9条改憲に強い懸念と危機感 - 2018年の年賀状にみる国民意識 -

著者: 岩垂 弘

 2018年になった。友人、知人から来た年賀状を読んでいてひときわ印象に残ったことがあった。安倍首相と自民党が推進する憲法改定、とりわけ「9条改憲」に対する強い懸念や危機感を表明した年賀状が目立ったことだった。  私はこ

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ロヒンギャ問題:南アジアの多数派優位主義の歴史 Murderous Majorities by Mukul Kesavan, New York Review of Books

著者: ピースフィロソフィー

 ロヒンギャ問題をミャンマー人が語るとき、ロヒンギャへの頑なな憎悪に驚かされることがある。この背後には、仏教徒多数派が長年にわたって国民の間に醸成してきた多数派優位主義的感情がある。  多数派優位主義の中では、多数派の政

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