周回遅れの読書報告(その41) 国家と私有財産の起源を巡って

著者: 脇野町善造

 数年前に、私有財産と国家の関係を考えたことがある。エンゲルスの『家族、私有財産、国家の起源』の題名の順番のように、まず家族と家族の私有財産があり、それを守るために国家ができたと長い間思い込んできた。エンゲルス以外の多く

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【要申込】変えよう選挙制度の会1月例会「政治とメディアについて、みんなで語り合おう!」

著者: 紅林進

【要申込】変えよう選挙制度の会・1月例会   テーマ:「政治とメディアについて、みんなで語り合おう!」   報告:田中久雄さん(変えよう選挙制度の会) ※田中さんお話の後に参加者のみなさんと意見交換し

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『西郷隆盛紀行』(橋川文三・文春学藝ライブラリー)

著者: 三上 治

(1) いつの間にか季節は秋を過ぎてもう冬になっている。暖かい陽ざしも陽が落ちれば寒々となる。秋の夜長を鳴き通す虫の声も遠のいてしまっているが、そういえば「読書の秋」というのもあまり聞かなくなった。あちらこちらの書店の店

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米国大統領トランプ氏が、アジア諸国を歴訪した真の理由は何だったのか

著者: 岡本磐男

 米国大統領トランプ氏は、昨年11月に日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピン等の5カ国を主要国とする多数の国々の首脳と会談するため旅行したが、その真の狙いは何だったのか。日本のマス・コミでは、一般に第1には対北朝鮮問題の

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中国革命宣伝画展のお知らせです:<主催>明治大学現代中国研究所(白水社後援)

著者: 石井知章

中国革命宣伝画展のお知らせです。 明治大学現代中国研究所は昨年8月に刊行した石井知章・鈴木賢 編著『文化大革命――〈造反有理〉の現代的地平』(白水社、2017年)の連動企画として、以下の要領で中国革命宣伝画展を開催致しま

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テント日誌1月3日…元旦の座り込みも結構賑やかに

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 久しぶりにいらした人との話も弾んで 12月30日(土) 吉留さんがいらした。私は初対面だが他の人たちの懐かしそうな様子からすると久しぶりにテントにいらしたらしい。寒いのは苦手といいながら

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歳のはじめに「友愛政治塾」(西川伸一塾長)ご案内

著者: 澤藤統一郎

関東の三が日は穏やかに晴れ渡り、この上ない好天に恵まれた。富士は、いつになく白く大きかった。スーパームーンという耳慣れない美称を誇示する満月が冴えわたった。接する人々の表情も穏やかな、まずは平穏な日本のお正月。これで、ア

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翼賛と動揺と逃避が新聞の大勢 ―2018年元旦の全国紙を読む―

著者: 半澤健市

 元旦全国紙読み比べは9回目である。毎年、悲観的な評価になるが今年も同じである。結論から先に言うと今年の全国紙は、分析・展望・提言のいずれにも、自信にあふれた文章が殆どない。今年が、戦後民主主義の運命を決まる年、なのにで

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こいつぁは春から縁起がいいわぇ ― 南北に対話の萌し。

著者: 澤藤統一郎

韓国・平昌での第23回冬季オリンピック・パラリンピック(平昌五輪)が問題を抱えたまま目前となっている。来月(2月)9日開幕で、25日までの17日間の日程だという。ドーピング問題でのロシア選手団の問題だけでなく、隣国北朝鮮

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マルクス生誕200年、明治維新150年、米騒動100年、大学闘争50年の年に

著者: 加藤哲郎

◆新しい年ですが、松飾りや年賀の挨拶はなしです。米国と北朝鮮の瀬戸際挑発戦は続き、「国難」のはずの首相はゴルフ三昧、メディアの目玉は大相撲、 ウェブを見ると従軍慰安婦問題での韓国批判のヘイトの氾濫、国内外とも「おめでとう

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】241 犬も歩けば棒に当たる!

著者: 平田伊都子

 あけましておめでとうございます。 2017年も国連西サハラ住民投票は進展することなく終わりかけておりました。そんな暮れもグッと押し迫った時、除夜の鐘で打ち消すわけにいかないニュースが入ってきました。  去年は今年です。

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世界一高い供託金の廃止を!! 立候補する権利をみんなの手に。供託金違憲訴訟第6回裁判(東京地裁)

著者: 紅林進

世界一高い供託金の廃止を!! 立候補する権利をみんなの手に。供託金違憲訴訟第6回裁判(東京地裁)   日時:2018年1月10日(水)14時 場所:東京地方裁判所 103号法廷(大法廷) 地下鉄丸ノ内線・日比谷

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