自衛官違憲訴訟―これから改正自衛隊法の本格的な違憲論議が始まることになる。

著者: 澤藤統一郎

一昨日(1月31日)、東京高等裁判所が「超弩級の」「たいへんな」判決を言い渡した。第12民事部(杉原則彦裁判長)の自衛官「命令服従義務不存在確認請求」控訴事件。原判決(原告敗訴)を取り消して、東京地裁に差し戻すこれは体制

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氷点下の夜 -新宿連絡会おにぎりパトロール

著者: 村尾知恵子

数年ぶりの大雪で、28日日曜日の新宿駅周辺の路肩にもたくさんの雪だまりがつくられていた。天気は良いが寒気が肌を刺しヒリヒリする。新宿連絡会は、毎週日曜日の夕方に野宿者のところへ出かけいく「おにぎりパトロール」をしている。

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2月16日 モリ・カケ追及デモ  納税者一揆で悪代官 安倍、麻生、佐川を追放しよう!

著者: 醍醐聡

2018年2月1日  私も呼びかけ人の1人になっている「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」は、確定申告が始まる2月16日(金)午後、「モリ・カケ追及! 緊急デモ」を行うことにした。        モリ・カケ追及!

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DHC・吉田嘉明のスラップ提訴は、「裁判制度の趣旨目的に照らして著しく相当性を欠く」ものである ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第119弾

著者: 澤藤統一郎

もとより提訴は、国民に等しく認められた権利だ。これを、憲法32条は「何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない。」と人権カタログのひとつとして挙示している。 法や裁判所がなければ、この世は実力だけがものを言う野蛮

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テント日誌1月30日(火) 経産省前テントひろば1807日後

著者: 経産省前テントひろば

霞が関一帯は沢山のイベントがあった 1月26日(金)   昨日に引き続き、寒い座り込みであった。私が先週ダウンしてしまったので、心配して駆けつけてくださったのか、11時にYさんが事務所のドアーの前に座って待って

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青山森人の東チモールだより 第364号(2018年1月30日) - 大統領の選択、それは選挙 -

著者: 青山森人

国会を解散、そして前倒し選挙へ  フランシスコ=グテレス=ル=オロ大統領は、1月26日、袋小路に迷い込んだ政局から脱するため国会を解散し、「民主主義と民主主義国家の権利を強化するため、前倒し選挙をおこない、国民のみなさん

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アメリカの世界的威信の低下続く - トランプ大統領就任の1年で -

著者: 伊藤力司

1月20日、ドナルド・トランプ・アメリカ合衆国大統領は就任後満1年を終えた。この間「アメリカ第一主義」つまり「アメリカのエゴイズム」を掲げたトランプ政権の米国は、国際社会での指導力を大きく落とした。 米国の世論調査会社「

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(180)

著者: 本間宗究(本間裕)

日銀の国債買い付け 「2017年」の「日銀による国債買い付け」については、市場の想定とは違い、大きな変化が出てきたようだ。具体的には、「年初の約410兆円から、年末の約440兆円へ」というように、「一年間で約30兆円の買

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青山森人の東チモールだより 第363号(2018年1月24日) - 少数政権、二月初旬までの命か -

著者: 青山森人

東チモール国会、膠着から空白へ  クリスマス・年末年始の休暇が過ぎ、“仕事始め”の東チモール国会の動きが注目されましたが、動きはありませんでした。東チモール国会は去年11月末ごろから、政府不信任案の審議または政府による「

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日弁連会長選挙 保守派も革新派も「弁護士自治を堅持」

著者: 澤藤統一郎

今、弁護士会は春の恒例行事、役員選挙の真っ盛りである。梅の花が咲く初春の風物詩であり、子どもたちの受験シーズンとも重なる。東京弁護士会では、この時期、全館の会議室が選挙用に押さえられ、他の集会予定がとばっちりを受けること

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「国破れて、末人あり」:福島原発事故後に専門家・研究者はなぜ隠れキリシタンのように沈黙しているのか:それは学問の自由の侵害と繋がっている(2017.12.23)  

著者: 柳原敏夫

◎「国破れて、末人あり」を超えるために:3月3日、東京大学「学問の自由」侵害裁判の原告柳田辰雄教授の最終講義「私の学融合と学問の自由」。詳細->こちら 福島原発事故の七不思議の1つ。それは「国破れて、末人あり」。原発事故

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日本語版:パレスチナの子どもをイスラエルの軍事刑務所から解放するための国際署名運動

著者: OHTA, Mitsumasa 

既にご紹介し、お願いしている署名ですが、署名サイトに日本語版ができましたので、改めてご紹介してお願いします。一人当たりたった数分の行動の蓄積が大きな力を生みます。署名するだけでなく、皆さんのメディアで署名運動をご紹介し、

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橋下徹の対岩上安身(IWJ代表)提訴はスラップである。

著者: 澤藤統一郎

東本高志さんが主宰するBlog「みずき」は、私の目につく範囲では、ブログ文化のひとつの到達点を示すものといえよう。掲載される写真は美しい。引用される記事の浩瀚さには驚くばかり。論説の姿勢の一貫性も立派なものだ。気付かなか

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ピアノコンサートのプログラムから「平和憲法」の文言が削除 あってはならない、杉並区の男女共同参画事業でのこと

著者: 内野光子

1月26日の院内集会でお会いした小林緑さんから信じがたい「事件」を知らされた。小林さんは国立音大名誉教授で「小林緑&知られざる女性作曲家カンパニー」を中心に、クラシック音楽史上、埋もれた女性作曲家たちの作品を発掘、聴いて

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テント日誌 1月25日(木) 経産省前テントひろば1807日目後 522日目

著者: 経産省前テントひろば

差し入れの鹿肉をいただいた 1月19日(金) チーフのSSさん めまい の為行けないと連絡あり。頼もしい女性が必ず助人に来てくださるので何時もより運ぶ量を少なくしてテントへ出発。 抗議行動用のスピーカーや補助椅子を後番の

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2月1日(木)10時30分「DHCスラップ2次訴訟」第2回法廷 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第118弾

著者: 澤藤統一郎

私(澤藤)自身が被告とされた「DHCスラップ訴訟」。今、「DHCスラップ第2次訴訟」となり、これに反訴(リベンジ訴訟)で反撃している。 その第2回口頭弁論期日(形式的には3回目)の法廷が近づいている。  2018年2月1

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【経過観察問題のまとめ】被告福島県と甲状腺検査の経過観察問題(2018.1.28)

著者: 柳原敏夫

以下は、2017年5月から何度か取り上げてきた福島県の甲状腺検査の経過観察問題をまとめたものです。 2017年3月末、NPO法人「3・11甲状腺がん子ども基金」(以下、子ども基金と略称)の会見で、福島県は県民健康調査の甲

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