周回遅れの読書報告(その27)関矢留作のこと

著者: 脇野町善造

 関矢留作という農業経済学者がいた。講座派に近い人物であるが、若くして死んだ。その人物のことを知っている人間はほんの僅かであろう。私も、長岡新吉(当時北海道大学経済学部教授)の『日本資本主義論争の群像』という本を読むまで

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変えよう選挙制度の会10月例会「ドイツの2017年総選挙結果と選挙制度について ~揺らぐ小選挙区比例代表併用制~」

著者: 紅林進

市民の自由な選挙運動参加を妨げ、また民意を正しく反映できていない、現行の選挙 制度や公職選挙法を、民意が正しく反映され、市民が自由に参加できる選挙制度に変 えようと活動しています「変えよう選挙制度の会」では、10月例会を

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ドイツ総選挙での極右の進出に大騒ぎしないようにしましょう  本日9月24日は、ドイツの総選挙の投開票日です。

著者: 梶村太一郎

この写真は22日にあったSPD・社会民主党のベルリンでの選挙戦の最終日の選挙集会の様子です。ベルリンで最も由緒あるゲンダーメン広場で行われました。推定で4000から5000人ほどの参加者でした。(写真はすべて梶村です)

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大統領選で国民戦線のマリーヌ・ルペンに投票したタイ出身のマダム 

著者: 村上良太

 フランスでは国民戦線のマリーヌ・ルペン党首と言えば反移民ということで知らない人はいません。ところが今年、僕がフランス大統領選挙に関してパリで聞き込みをする中で、マリーヌ・ルペンに大統領選で投票したと語ってくれた人はたっ

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10・14関東大震災時朝鮮人虐殺 横浜フィルドワーク

著者: 今本陽子

関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会よりご案内 日頃よりと実行委員会の活動にご参加・ご支援いただきありがとうございます。 添付いたしましたお知らせの通りフィールドワークと講演会を行います。 ご参加を

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北朝鮮報道、日本政府や大新聞に欠けている視点:「レイバーネット」より転載 

著者: ピースフィロソフィー

本ブログから「レイバーネット」で紹介された記事の逆転載のようになりますが、「レイバーネット」で私の文を紹介してくれた長谷川澄さんのコメントごとここに紹介します。こちらこそ「レイバーネット」と長谷川さんに感謝します。 (以

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科学的常識から権力犯罪を疑う  青山透子『日航123便 墜落の新事実』を読む

著者: 小川 洋

 世界各地でテロ事件が続いている。その多くは社会不安を煽り、政治的不安定を引き起こすことを目的とするテロ組織によるものだろう。しかし、事件の中には科学的常識からして不審な点があって、権力犯罪の可能性を考えざるをえないケー

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【緊急】淵上太郎さんもうすぐ釈放! 勾留理由開示裁判中止 経産省本館前抗議行動実施(17時~)

著者:

(経産省前テントひろばからの緊急のお知らせです。転載・転送を歓迎します。)     担当検事が勾留延長請求をしないと連絡してきた、今日昼前後にFさんは釈放されるだろう、とのことです。淵上太郎さんがもうすぐ釈放されます。

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東大音感合唱研究会の内田義彦とその問題史的意義(1)

著者: 野沢敏治

以下の文章は私が昨年ある小さな研究読書会で報告したことを元に大幅に加筆したものである。それは明治から昭和の戦後にかけての時期のものであるが、忘れさせようとする内と外の動きに対して意志をもって記憶し省みるべきことである。4

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(168)

著者: 本間宗究(本間裕)

9月の暦 「2017年」は「丁酉(ひのと とり)」という暦であり、私自身の「過去の経験則」からは「要注意の年」だと考えている。つまり、「十干」において、西暦の末尾に「7」の付く年は、必ず、「丁」になり、金融混乱が発生しや

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クルド人国家独立への住民投票迫る(4) イラク首相、投票中止を公式に要求

著者: 坂井定雄

イラク・クルド人の国家独立を目指す住民投票が、25日に迫っている。しかし、アバディ・イラク首相は18日、住民投票の中止を公式に要求。住民投票計画を推進してきたバルザーニ・クルド自治区議長(大統領)の決断にすべてがかかる緊

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【緊急案内】勾留理由開示裁判(9月22日(金)15時半~、東京地裁前)

著者: kimura-m

ご存知のように、経産省前テントひろばのFさんが9月11日に丸の内署に不当逮捕されて、 未だに警視庁本庁に勾留されています。 歩道を歩いただけ、脱原発を訴えただけ、警察の指示に従って前に進んだだけ、 でなぜこれだけ長く勾留

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「日の丸・君が代」強制は違憲ー予防訴訟難波判決から11年

著者: 澤藤統一郎

9月21日。あの日の感激と興奮から11年となった。2006年の9月21日。私たちは、東京地裁で、公権力による「日の丸・君が代」強制は憲法19条(思想・良心の自由の保障)に反して違憲無効、との判決を得た。 その主文第1項は

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