ベルリンからのアイヌ遺骨返還に関するドイツの報道の翻訳「頭骨RV 33の日本への返還」

著者: 梶村太一郎

 昨年の夏から一年間もこのブログへの書き込みをお休みしていましたが、ゆっくり再開したいと思っています。  この間、ドイツから難民問題に関した報告を『世界』誌にこれまで3度も寄稿したり、日本の大学で講演をしたりして元気でお

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有権者は、もったいないがだましよいー「都民ファーストの会」の場合

著者: 澤藤藤一郎

古川柳は、どら息子の心境をこう喝破する。 母親はもつたいないがだましよい(誹風柳多留) この前句は、「気をつけにけり気をつけにけり」である。 「前句を息子に用心している母親として、その母をまんまと欺して、勿体ないという体

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「核廃絶を求める良心の勢力」と「核保有に固執する勢力」との対峙の構図

著者: 澤藤統一郎

1945年8月6日午前8時15分。広島に投下された原子爆弾が炸裂したその時刻こそが人類史を二つに分ける瞬間となった。人類史上最大の衝撃の事件。悲惨きわまりない大量殺戮というだけではない。人類は、核エネルギーという、自らを

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島薗進「存続した国家神道と教育勅語の廃止問題」を読む。

著者: 澤藤統一郎

信教出版社の『福音と世界』2017年8月号が、「象徴天皇制・国家・キリスト教」の特集号となっている。この号に、島薗進教授の「存続した国家神道と教育勅語の廃止問題」という論文が掲載されている。過日、上智大学に教授をお訪ねし

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「政治とは大衆を欺くことである」ー憲法改正の決意を語ろう。

著者: 澤藤統一郎

恥ずかしながら私が、政権与党の総裁であり、この国の総理大臣だ。 この欄を借りて政治の要諦を語りたい。常々私が思っていることで新味はない。しかし、今の政局において私の考えを確認しておくことは無意味ではない。とりわけ、今次の

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いま、ゲーツ氏のアプローチを読む - ウォールストリートジャーナル紙インタビューから -

著者: 木村知義

朝鮮半島の核・ミサイル問題は、北朝鮮によるあいつぐ「ICBM発射成功」という緊迫感をはらみつつも、ある種の危機の「こう着状態」とでもいうべき局面にある。 いうまでもなく7月28日深夜の2度目のICBM発射によって米国は一

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青山森人の東チモールだより… シャナナ、フレテリンの呼びかけに応じるか

著者: 青山 森人

青山森人の東チモールだより  第350号(2017年8月3日) シャナナ、フレテリンの呼びかけに応じるか またしてもシャナナ連立政権下の汚職疑惑で有罪が確定 8月1日、控訴裁判所は、AMP(国会多数派連盟、第一期シャナナ

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「偲ぶ会」で話すに及ばなかった私の話 子安美知子-その生と記憶

著者: 子安宣邦

[これは「子安美知子を偲ぶ会」のために私の用意した言葉である。30日の「偲ぶ会」は子安美知子の初志を甦らせ、それを記憶に留める会にしたいという私の思いを、十分に実現する形で進められていった。三瓶・多和田。堀内・鈴木さんの

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「親しまれるより」より「畏れられたい」―正念場の習近平 1

著者: 田畑光永

新・管見中国(26)  しばらく中国のことを書く気がしなかった。なぜなら最近の中国は、何を書いても、かねてから「反中国」を売り物にしている某紙の論調と似たようなことになるものだから、自分で自分がいやになってしまうのだ。し

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シンポジウム「築地市場移転問題「第二幕」が始まった 日本の宝 築地市場の行方ーー徹底検証 小池方針=豊洲移転

著者: 紅林進

シンポジウム 築地市場移転問題「第二幕」が始まった 日本の宝 築地市場の行方――徹底検証 小池方針=豊洲移転 2017年7月の東京都議会議員選挙で大きな争点となった築地市場の移転問題。小池新都知事は就任直後に豊洲新市場再

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安倍政権と加計学園の癒着に切り込むー下村博文政治資金規正法違反告発

著者: 澤藤統一郎

本日(7月31日)午前、阪口徳雄君、児玉勇二君ら同期の弁護士とともに東京地検特捜部に赴き、下村博文らに対する政治資金規正法違反の告発状を提出してきた。 被告発人は、政治団体「博友会」の主宰者下村博文と、同会の代表者として

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