クルド人国家独立への住民投票迫る - モスル解放と難民支援で自信深めた自治政府 -

著者: 坂井定雄

イラクのクルド人自治区政府が9月25日に設定している、クルド人国家樹立の是非を問う住民投票が迫ってきた。自治区の独立に反対してきたイラク政府は住民投票自体に反対、クルド人が少数ながら国民の一部を占めるトルコ、イラン、シリ

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読売新聞「社説」への根底的批判  (上) =「100ミリSv以下無害説」 は被曝防護の歴史を無視した暴論=

著者: 藏田計成

はじめに 「科学的には、100ミリシーベルト以下は被曝(ひばく)による健康への影響はないとされる。」この一文は、読売新聞「社説」(2017年2月9日)からの引用である。表題は「放射線審議会 民主党政権時の基準を見直せ」

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第152回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ  メキシコ麻薬戦争・3万人の行方不明者たち――自らの手で家族を探す人々

著者: 土方美雄

メキシコ麻薬戦争・3万人の行方不明者たち――自らの手で家族を探す人々 2006年12月、当時のカルデロン大統領によって、いわゆる「麻薬戦争」が開始されてから11年近く。その間メキシコでは殺人被害者は20万人を超え、3万人

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【予約優先】 講演会「基地建設問題とハンセン病から考える沖縄~差別の構造」

著者: 紅林進

【予約優先】 講演会「基地建設問題とハンセン病から考える沖縄~差別の構造」 高江や辺野古の米軍基地建設現場に日参し、監視と調査を続け、土木技術者の専門的見地からずさんな工事内容や計画を指摘し、抗議の声を上げる奥問正則さん

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軍国日本に戻らないように、「平和の道徳的優越性」をあくまで掲げて!

著者: 加藤哲郎

2017.8.15◆久しぶりの日本での8月15日、「終戦記念日」の日付が正しいかどうかは別として、 今日に至る日本の歴史を直視する、絶好の機会です。お盆休みでメディア労働者に休暇を保証するためもあるのでしょうか、テレビで

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安倍やめろ! 8・29緊急市民集会のご案内

著者: 森友告発プロジェクト

―主役は私たち・新たな「受け皿づくりが必要だ」ー 安倍首相は都議選の大惨敗以降下落し続ける「内閣支持率」を少しでも上げようと、内閣改造という姑息な手段を使って延命工作に必死です。 安倍首相が国民の信頼を失っても、必死に政

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ベルリンでの従軍「慰安婦」警告集会写真報告・Fotoberichte zum Gedenktag für die ,Trostfrauen”des japanischen Militärs am 14.Augst in Berlin

著者: 梶村太一郎

 ここベルリンのブランデンブルグ門前のパリ広場では2013年以来続けられている元日本軍従軍「慰安婦」の警告追悼集会も今年の8月14日で5度目となりました。 韓国でも新政権が成立した本年は、ベルリンでの行動もいよいよ充実し

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脱連帯的『連帯』資本主義におけるモゼレフスキとクーロン

著者: 岩田昌征

 ポーランドの基幹的重化学工業の労働者階級が党社会主義体制を打倒するまでは、彼等の『連帯』労組を支援して来たポーランド知識人・専門家階層のすべてが、『連帯』政権の反労働者性の推進に歓喜したわけではない。オスト教授は、少数

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テント日誌8月14日(月)経産省前テントひろば1807日後

著者: 経産省前テントひろば

今日は山の日で祝日、座り込みは変わらず行われた 8月11日(金) 今日は山の日で祝日。金曜日なので今日から世の中、3連休になるそうだ。そのため、経産省の正門はピタリと閉まり、普段12時を過ぎると外に昼食を取りに行く界隈の

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わたしの八月十五日~薄れゆく記憶をとどめたくて(1)

著者: 内野光子

 地元の9条の会でも、高齢化は免れないが、戦前生まれは、どうやら私一人になったようなのだ。「語り継ぐ」というのは、難しい。なにせ、私の「戦争体験」は、小学校に上がる前のことなので、記録はないし、断片的なカスレカスレの記憶

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アンジェイ・ワイダ監督の「ワレンサ 連帯の男」と遺作「残像」を貫通する負性とは――岡崎乾二郎氏の洞察に刺戟されて――

著者: 岩田昌征

アンジェイ・ワイダ監督の遺作「残像」をかなり前に観た。岩波ホール作のパンフレットにアンジェイ・ワイダのメッセージがあり、それは「『残像』は、自分の決断を信じ、芸術にすべてをささげた、ひとりの不屈の男の肖像です。映画は、ポ

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国際紛争の解決は、武力の威嚇によってではなく、対話によって。

著者: 澤藤統一郎

人と人とが争いなく共存することはこんなにも難しいことなのだろうか。 有史以来、人と人とは、あるいは集団と集団とは、生命と種を維持すべく、本能の命じるままのあらゆる欲望の衝突の場面で過酷に争ってきた。が、また一面、人と人と

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(164)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国の夢と上海協力機構 「6月9日の産経新聞」で、「上海協力機構(SCO)へ、インドとパキスタンの加盟が承認された」という記事が掲載されたが、海外の識者は、この点に、大きな注目をしているようである。具体的には、私自身も、

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佐川国税庁長官、この声届けます~怒りを署名に!

著者: 内野 光子

トカゲでいうとどの辺りになるのだろうか。森友問題で、籠池夫妻は、いま勾留中で取り調べを受けています。まさに、トカゲのしっぽ切りです。籠池夫妻周辺の国有財産値引きや補助金取得には相当強引な手法が展開されていたことは、彼ら自

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宮古・石垣にミサイル基地はいらない! NO to missile bases on Miyako and Ishigaki islands!

著者: ピースフィロソフィー

8月12日、沖縄で辺野古新基地建設反対のための、45000人が参加(主催者発表)した集会会場で、宮古島から、石垣島から来た、自衛隊配備に反対する市民が配ったチラシを紹介します。会場では5千枚を配ったそうです。 この大会で

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