「竹内景助氏の獄死から50年 三鷹事件再審開始を求める集い」に参加して思う

著者: 合澤 清

1月18日、武蔵境駅前の武蔵野スイングホールで、満席、立ち見の方々を含めて200名ぐらいの人が集まり、改めて「三鷹事件とはなんだったのか」「冤罪とは」「国家権力の犯罪、米占領軍の犯罪とは」を問い返す集いが催された。 主な

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DHC・吉田嘉明の驚くべき沖縄ヘイト-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第94弾

著者: 澤藤統一郎

今日もまた、複数の友人からのメールで教えられたテーマ。「DHCのテレビ番組が、おどろくべき沖縄ヘイトを垂れ流しています」というのだ。 正確に言えば、今「沖縄ヘイト・在日ヘイト」で悪評この上ないMXテレビ『ニュース女子』は

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ヤコヴ・ラブキン教授のシオニズム批判 「政治イデオロギーの宗教的源泉:シオニズム揺籃の地、ユダヤ教とキリスト教」

著者: 松元保昭

《はじめに―訳者から》 1、本論考について 本論考は、シオニズムの思想と運動は数世紀前にさかのぼるキリスト教プロテスタントの考え方に触発されたものだと、ユダヤ教の側から論証したものです。シオニズムは、ユダヤ人はエルサレム

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日本山妙法寺、平和運動でのさらなる精進を誓う - 藤井日達山主の33回忌法要で -

著者: 岩垂 弘

 日本山妙法寺の藤井日達山主の33回忌法要が1月9日、千葉県鴨川市の同寺清澄山道場であった。「恩師行勝院日達聖人第三十三回忌」と題された法要には、厳しい寒さの中、同寺の僧侶、信徒をはじめ日蓮宗各宗派代表、インド、スリラン

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海峡両岸論 第74号 2017.01.17発行 脅威論が生む排外主義 「日本ボメ」現象再論

著者: 岡田 充

   排外主義的ナショナリズムが世界で広がっている。イスラム教やヒスパニックを敵視しアメリカ優先を掲げる米トランプ政権、移民排斥を主張する極右が台頭する欧州。米国が推し進めてきた新自由主義グローバリズムが、経済

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経済学の貧困と「経済学者」の劣化(2) - 理論的な混迷に陥った浜田内閣参与

著者: 盛田常夫

学者の矜持  自然科学と社会科学とを問わず、優れた学者は自らの研究成果のもつ意味と限界をよく分かっている。基礎的な研究がすぐに実際の役に立つことはない。実際に役立つようになるためには、実用に向けた無数の研究開発が必要にな

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津田・国民思想論・4  『万葉集』は「国民歌集」か

著者: 子安宣邦

■津田・国民思想論・4  『万葉集』は「国民歌集」か 「万葉の歌の題材は大体に於いて、恋を主としたものであって、花鳥風月を詠じたものがそれに付属している。要するに、私人生活の表現たるに止まって、公共的感情を歌ったものでは

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日本政府は「慰安婦」少女像を尊重し、撤去要求をやめよ!

著者: 「平和の碑」を守る市民の会

日本政府は、韓国・プサンに日本軍元「慰安婦」を象徴する少女像が立てられたこと について、2015年の「日韓合意に反する」などとして像の即時撤去を要求し、駐韓日 本大使らの一時帰国などの対抗措置をとりました。政府はこれまで

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「少女像」撤去要求そのものが恥ずかしいのです。日本発の署名運動に賛同ください。We should respect the “comfort women” statue and should not ask for removal – an online petition campaign starts in Japan

著者: ピースフィロソフィー

ソウル日本大使館前の「平和の碑」 (乗松聡子撮影:2016年10月29日) 国家の過ちを正し「和解」への道を進むには、加害の真実を究明し、被害者に心から謝り、国家責任を認めできる限りの補償を行い、この歴史を忘れぬよう後世

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記録と随想10: いま、なぜ、マックス・ヴェーバーの労作を改めて掘り起こすことが必要か――「『パーリア民』概念と『ユダヤ人』観」の問題提起を契機に考える(「比較歴史社会学研究会」第二回 余録)(10月14日)

著者: 折原浩

  はじめに 去る9月18日、大阪は梅田のゲートタワービル8階、神戸大学インテリジェントラボで、「比較歴史社会学研究会」第二回が開かれ、関西と関東から約20名の参加があり、下記の二報告をめぐり、活発な議論が交わ

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沖縄の環境団体、市民団体、翁長知事に一刻も早い埋立承認「撤回」を求める

著者: ピースフィロソフィー

1月13日、沖縄の環境団体や市民団体が、翁長知事に辺野古埋め立て承認の「撤回」を早急に行うよう相次いで要請行動を行った。 RBC報道: 環境団体や島ぐるみ会議が「撤回」を要請 OTV報道: 普天間基地移設計画 市民グルー

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経済学の貧困と「経済学者」の劣化(1) - 政府の債務ゼロを主張するアベノヨイショの御仁たち

著者: 盛田常夫

三文「評論家」の三百代言  テレビや雑誌にちょくちょく顔を出す「経済評論家」のなかで、最近になって、三百代言的詭弁を弄する論者が増えてきた。その代表的な詭弁が、「国民1人当たり800万円の借金を抱えているという言い方は、

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「報道の自由度」世界72位の国からみた、41位の同盟国の大統領記者会見、情報公開度

著者: 加藤哲郎

◆2017.1.15  新サイトに移って初めての更新です。もうすぐアメリカ合衆国第45代大統領・ドナルド・トランプの就任式です。でもこれまでのツイート政治と1月11日の選挙後初の記者会見を見れば、たとえ就任演説そのものは

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【ご案内】1/21公開講演会「軍事化するイスラエル経済」

著者: 杉原浩司

NAJATが協力団体となっているイベントをご案内します。私自身、イスラエルが国際法違反の入植地建設やガザ侵攻などの戦争犯罪によって、国際的なBDS(ボイコット、経済制裁、投資引き揚げ)運動の対象となっていること、またこの

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