今年、2023年も暮れる。1年を顧みてわが胸を満たす感慨は「敗戦からこれまで78年間を暮らしてみて、今年は最悪の1年だったな」というなんともやりきれない思いである。 「日本は地に堕ちた」「腐敗・堕落の日本」「どうしょ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(442)
著者: 本間宗究(本間裕)金融界のホーキング放射 今回の「金(ゴールド)価格の2000ドル越え」が意味するものは「金融界のホーキング放射の始まり」であり、また、「金(ゴールド)に対する国債の敗北」のようにも感じている。つまり、「1980年代の初頭
本文を読む青山森人の東チモールだより…2024年度国家予算が発布、恩赦は大反発
著者: 青山 森人シュールなクリスマス風景 今年の東チモールのクリスマス風景はわたしにとってはなんともシュールな感じがします。首都の町あちらこちらで電気仕掛けの飾りつけが流行のようにされています。しかし飾りの周辺を見渡せばゴミに溢れている
本文を読む『クロール』は突如、消えてしまったが~児玉暁の遺したもの
著者: 内野光子細々と資料の整理はつづけているものの、処分するもの、古書店に引き取ってもらえそうなもの、やっぱり手離せないものと仕分けるのだが、なかなか踏ん切りがつかずに困っている。12月には、少し大掛かりに、短歌関係雑誌を捨てた。そ
本文を読む朝日デジタルに武器輸出に関するインタビュー記事が掲載
著者: 杉原浩司12月28日、朝日新聞デジタルに武器輸出に関するインタビュー記事が載りました。 政府の屁理屈を一つひとつ潰したつもりです。早めにご一読ください。紙面には短縮版が載りますが、掲載は越年となりそうです。 <杉原浩司> (12
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(歳末番外編) 市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』(下)
著者: 横田 喬市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』<紀行文集『欧米の隅々』(素粒社刊)から抜粋> 希代の文章家の自由闊達で躍動感あふれる才筆(下) (ピラミッドの)下りは十二三分もあれば足りる。下へ
本文を読む思い出していただきたい。当時DHC会長だった吉田嘉明から、みんなの党渡辺喜美に渡った政治資金は8億円だった。今話題の、安倍派キックバック総額を上回る巨額。企業経営者は、思惑を込めて政治家に金を渡すのだ。吉田嘉明は、週刊新潮への手記で、規制緩和を求めての渡辺喜美応援を語っている。企業が金で政治を動かすことが、民主主義社会の諸悪の根源である。その吉田嘉明が今「大和心」という通販会社を新設して、デマとヘイトを撒き散らしている。民主主義の名において「大和心」を糾弾しなくてはならない。
著者: 澤藤統一郎(2023年12月27日) 本日の赤旗に、「差別チラシ 大阪・長野でも」「DHC元会長の会社」「地方紙 不適切認める」との見出しの記事。そのリードは、「DHC元会長の吉田嘉明氏が設立した通信販売会社『大和心』(東京都)が
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(歳末番外編) 市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』(上)
著者: 横田 喬市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』<紀行文集『欧米の隅々』(素粒社刊)から抜粋> ――稀代の文章家の自由闊達で躍動感あふれる才筆(上) 筆者、市河晴子は英語学者・市河三
本文を読む大川原化工機事件国家賠償訴訟勝訴判決を受けての声明
著者: 杉原浩司昨日27日の大川原化工機事件の判決を受けて、以下の声明を発表しました。 年明けの通常国会に出される経済安保法改定案=秘密保護法大改悪案の提出 を阻むべきことも強調しています。ぜひご一読のうえ、広めてください。 <報道>
本文を読む欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その五)
著者: 柏木 勉前回の要旨は以下のようになる。 「ドイツ・欧州がホロコーストを生み、それがイスラエル建国を引き起こし、パレスチナ難民を発生させ、その後70数年にわたってイスラエルはパレスチナ・アラブ人への殺戮を繰り返してきた。にもかかわ
本文を読むコタツ記事vsクラブ(提灯)記事
著者: 藤澤豊のっけからこう言ってしまうと実も蓋もないが、現地に赴いて調査したわけでもなければ、取材したものでもないということからすれば、下記は巷でいう「コタツ記事」もどきの雑文ということになる。 ひと月ほど前になるが、Webでニュー
本文を読む引退されたはずではなかったのですか~「上皇」の卒寿報道に見る
著者: 内野光子12月23日は、平成期の明仁天皇の誕生日であった。購読紙の朝日新聞は、「上皇さま90歳に」「平成流 求めた旅」(多田晃子)の見出しで、毎日新聞は、「上皇さま 卒寿」(高島博之)「平和願う心 変わらず」(高島博之・村上尊
本文を読む【本日】伊藤忠とイスラエルの“死の商人”エルビット・システムズ 講演会
著者: 杉原浩司もう本日ですが、以下の緊急企画で話します。先日の伊藤忠商事前での 「赤い涙」アクション、ネット署名に続く動きです。当日参加もOKですので、 ぜひ会場にいらしてください。ネット署名にも引き続きご協力ください! 伊藤忠とイス
本文を読む経産省前脱原発テント座り込み日誌2023年12月21日版
著者: 木村 雅英経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2023年12月21日は、座り込み4,485目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実
本文を読む人権ネットワーク八幡 NEWS 12月16日
著者: 高坂徹※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む動き始めたダライ・ラマ転生問題
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(454)―― かまえる中国 中国「環球時報」は、突然、12月7日「欧米では誤解が多いチベット仏教の輪廻転生」と題する論評を掲げた(2023・12・07)。 筆者の楊永純氏はチベット関連法実務の主任専
本文を読むGlobal Head Lines:アセアンの動向(1)ドイツの日刊紙Taz.12/8のアジア版 選挙前のインドネシア:民主主義の危機
著者: 野上俊明はじめに 世襲の圧力が民主主義の危機を招く――そう思わせる動きがアジアで顕著になっている。北朝鮮、シンガポール、カンボジアに続いて、アセアン最大の経済大国インドネシアで、大統領選をめぐり世襲をにおわせる動きが強まってい
本文を読むベツレヘムの教会がガザの人々との連帯を示して降誕場面を変更
著者: グローガー理恵新約聖書でイエス・キリストの生誕地とされているパレスチナベツレヘム県ベツレヘムにある教会は、今年、クリスマスを祝うことをキャンセルした。 教会はクリスマスに展示される降誕場面を変えて、ガザの人々との連帯を示すために、赤子
本文を読むちきゅう座討論集会「21世紀の世界戦争(ウクライナ/パレスチナ)と日本(わたしたち)の進路をめぐって」問題提起:西谷修 討論スターター:中野真紀子
著者: ちきゅう座運営員会今月9日に開催した、ちきゅう座(現代史研究会)討論集会の模様をユーチューブに公開しました。 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/ 〔opinion13453:231224〕
本文を読む親知らずー歯医者と口腔外科
著者: 藤澤豊歯医者とドクターについては前回書いたが、今回は親知らずのせいで歯医者と口腔外科でえらい目にあったこと――今となっては笑い話にしかならないが――を書いておくことにした。 就職する前だったから、十八か十九歳だったと思う。右顎
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】560 「これは植民地戦争だ」ラシド歴史学者
著者: 平田伊都子パレスチナはイスラエルの植民地です。 西サハラはモロッコの植民地です。 両地域の住民は、国連憲章と国連決議が保障する<自決権>に護られて、独立を目指し、植民地支配国と長い闘争を続けてきました。 ただ、あまりにも事件
本文を読む日本の学校教育は変われるか? PISA2022の結果などから
著者: 小川 洋教育の問題か、指導者の責任か 先日、国際学力調査の一つであるPISA(生徒の学習到達度調査)の調査結果が発表された。3年ごとに行われてきたが、コロナ禍で4年ぶりに実施された2022年度の結果である。今回、日本の生徒たち
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(441)
著者: 本間宗究(本間裕)米国政府の危機的な財政状態 現在の「米国政府の財政状態」については、「1991年のソ連崩壊」の時と似たような状況とも思われるが、実際には、「長期国債に続き、短期国債の販売が難しくなった結果として、インクがなくなるまで紙幣
本文を読むドイツ通信第204号 2023年10月7~8日の週末(その2)
著者: T・K生カッセル市民賞‐「理性のグラス」の授賞式が行われた10月8日(土) 10月8日(土)は、カッセル市民賞‐「理性のグラス」の授賞式が行われた日です。今年は、ARD(ドイツ公共第一放送局)の女性ジャーナリスト(Natalie
本文を読む天皇の「おことば」の出来上がるまで
著者: 内野光子きのう12月20日のテレビでは、12月19日に、安倍派、二階派の事務所に家宅捜索に入ったという報道がトップニュースだった。そんなニュースに隠れがちであったが、12月20日には、30年を経た外交文書が公開されたという報道
本文を読むイラン・パペ教授「何があっても道義的コンパスを失ってはいけない」You should never lose your moral compass no matter what happens: A summary of Ilan Pappe’s talk at UC Berkeley, Oct 19 2023
著者: ピースフィロソフィーThe Ethnic Cleansing of the Palestine などの著書で知られるパレスチナの歴史の専門家、イラン・パペ教授(英国エクセター大学)が10月19日にUCバークリーで行なった講演のYouTube
本文を読むLet’s Join Hands 12月22日 添付1点 森ー安倍 万博カジノ 食の保障 証言
著者: 江口千春◎裏金は「必要悪」と開き直る政界の闇 パーティ券でつながる政治は森政権から始まった?「安倍一強」の真実が暴かれつつある! ◎国民負担「1647億円」ではとても済みそうにない大阪万博 インフラ整備9.7兆円、
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(15)
著者: 野上俊明はじめに ガザ地区におけるイスラエルの蛮行に国際社会の圧倒的多数は反対の意思を表明し、各国政府にジェノサイドを止めるため、必要な措置をとるよう迫っている。以下、まとまりがないが、このところの海外論調をピックアップしてみ
本文を読むNNAFJおしらせ
著者: ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局ノーニュークス・アジアフォーラムは発足から30周年を迎え、9月に第20回目となるフォーラムが韓国で開催されました。韓国は、老朽原発の寿命延長、使用済み核燃料問題、そして甲状腺がん集団訴訟など、日本と同様の問題を抱えていま
本文を読む青山森人の東チモールだより…司法に介入するシャナナ
著者: 青山 森人12月7日、歴史を記憶する日 48年前の1975年12月7日は、インドネシア軍が東チモールに全面侵略を開始した日です。「12月7日」は「国民・英雄の日」として休日となっています。12月7日は木曜日であり、翌日8日の金曜
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