心の防衛機制としての「退行」―東日本大震災によせて―(2)

著者: 唐澤太輔

未曾有の大震災から一年が経過した。町の復興が進む一方、まだまだ残された課題、今後予測される問題は数多く残っている。そのような中、現在、被災地を中心に、幼児(主に3~6歳)の「赤ちゃん返り」が多く見られるという。これらの現

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ペルシャ湾戦争とりあえず回避 -なお強気なネタニヤフ・イスラエル首相-

著者: 伊藤力司

ニューヨーク原油先物市場の価格はまだ1バレル100ドルを超えているが、3月9日の108ドル台をピークにここ数日は上げ止まっている。イランの核施設に先制爆撃をかけることを辞さないとしているネタニヤフ・イスラエル首相が、オバ

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「原発の再稼働はやめて!ハガキ5000枚を突破」など―地震と原発事故情報【TMM:No1387】

著者: たんぽぽ舎

2012年3月16日(金) 地震と原発事故情報                               転送歓迎 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□   2月20日、関西電力高浜原子力発電所

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デュピュイ・永倉千夏子訳『チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り―現代の「悪」とカタストロフィー』明石書店、2012.03を読む(3)

著者: 石塚正英

1.問題の所在 2.システム的悪 以上(1) 3.システム的悪からの脱却 4.目に見えない悪 以上(2)以下(3) 5.カタストロフィー 6.テクノ・セントリズムの終焉 以下(4) 7.有限性の自覚 8.今後の課題 *注

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テント日誌 3/13日 経産省前テント広場―185日目 韓国の脱原発運動も急展開

著者: 経産省前テント村住人

『3・11』を前後する動きの余韻がまだ身体の一部に残っていて動きが鈍い。こんなことじゃいかんと急いでテントに向かう。テントの前に座り込んでいたら韓国の国会議員が激励に訪れた。TPPの件で日本を訪問中の韓国の民主労働党の議

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“ふくしまの子どもを21世紀の「人道に関する罪」から守れ!”など―地震と原発事故情報【TMM:No1387】

著者: たんぽぽ舎

2012年3月15日(木) 地震と原発事故情報                                転送歓迎 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□   2月20日、関西電力高浜原子力発電

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「地元が納得できる基準を示さないまま、再稼働の手続きだけが進んでいる」など―地震と原発事故情報【TMM:No1386】

著者: たんぽぽ舎

2012年3月15日(木) 地震と原発事故情報                                転送歓迎 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□   2月20日、関西電力高浜原子力発電

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「いのちの安全保障」を提唱する -大震災から1年、いま論ずべきこと -

著者: 安原和雄

 日本そのものが再生への道を模索しているときである。大震災から1年のこの機会に新聞メディアもありきたりの社説から脱皮して、再生日本を担うジャーナリズムとしての「責任」を自覚し、担ってほしい。そのキーワードとして新しい安全

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ロマン主義の真実 ―大学講義のあいまに(3)

著者: やすい・ゆたか

パッションで断絶を乗り越えようとするロマン主義についてシェリング哲学との関連で講義で説明しているだが、理解しがたいというコメントがあった。 シェリングは、スピノザ的汎神論に共鳴しており、木の中にも絶対者を直観しようとする

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「海の汚染が続いている 取り返しのつかない汚染はデータが証明している」などー地震と原発事故情報【TMM:No1384】

著者: たんぽぽ舎

2012年3月14日(水) 地震と原発事故情報                                転送歓迎 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□   2月20日、関西電力高浜

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小出先生、マダラメ氏の謝罪「お詫びして、どういう責任をとるのか?」

著者: 松元保昭

みなさまへ   松元 小出先生の「たね蒔きジャーナル」3月12日、13日分の転送です。 3・11のデモについて、「今回のような盛り上がりがどこまで続くのか不安もあるが、ひとりひとりが自分の意思で参加しているところに希望が

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「おおい原発の再稼働を阻止しよう!~3月25日(日)の現地集会に参加しよう~」などー地震と原発事故情報

著者: たんぽぽ舎

2012年3月14日(水) 地震と原発事故情報                                転送歓迎 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□   2月20日、関西電力高浜原子力発電所

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フランス革命後のドイツ社会思想――フォルスター・ヘルダー・フィヒテ・カント・ノヴァーリス(3)

著者: 二本柳隆著・石塚正英編

2.フランス革命後のドイツの知識人の反応 こういう情況のもとで、1789年フランスで起こった革命のドイツへの影響は、とりわけ知識人への欲求、新しい時代を渇望する青年知識人には、殊の外、大きかったといえよう。ここに一つの報

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旧ユーゴスラヴィア戦争をめぐる、「ハーグ戦犯1号の日記」(10)

著者: 岩田昌征

23 致命的過失 ドイツへ向かったのは致命的過失だったと人は言う。私は法律が支配する民主主義国に行くんだと信じていた。ハーグ検事局が言うような犯罪を行っていたならば、わざわざ罠にはまりに行くものか。 ミュンヘンでの家族再

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巨星墜つ ―― 広島のシンボル・庄野直美氏が死去 -原爆被害の実相解明に尽力-

著者: 岩垂 弘

 「巨星墜つ」。その人の訃報に接して、まず私の脳裏に浮かんできたのは、そうした思いだった。その人とは、庄野直美・広島女学院大学名誉教授。2月18日、肺炎のため86歳で亡くなったが、庄野氏こそ、広島の反核平和運動のシンボル

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「幸せ」と「距離」―東日本大震災によせて―(1)

著者: 唐澤太輔

ハイデッガーによると「道具」とは、さしあたり「目立たなさ」の中にあるという。「道具」は「道具」として使用されている間は、我々に隠されているものなのである。「我々に隠されている」とは、つまり、我々に意識されていない(気付か

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孫崎享氏のTwitterより“中国の大国化を前に、対応する戦略の用意が全くない/ドレイ国家日本/小沢事件は単なる刑事事件でない”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

(3月13日) 静岡県民、浜岡再稼働”反対”68% 脱原発:浜岡が脱原発の拠点。全国へ。13日中日新聞「静岡県民、浜岡再稼働”反対”68%、脱原発は8割。県内の全35市町の首長に質問。6割の21市町の首長が否定的。原発か

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