世界のノンフィクション秀作を読む(歳末番外編) 市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』(上)

著者: 横田 喬

市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』<紀行文集『欧米の隅々』(素粒社刊)から抜粋> ――稀代の文章家の自由闊達で躍動感あふれる才筆(上)    筆者、市河晴子は英語学者・市河三

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欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その五)

著者: 柏木 勉

前回の要旨は以下のようになる。 「ドイツ・欧州がホロコーストを生み、それがイスラエル建国を引き起こし、パレスチナ難民を発生させ、その後70数年にわたってイスラエルはパレスチナ・アラブ人への殺戮を繰り返してきた。にもかかわ

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引退されたはずではなかったのですか~「上皇」の卒寿報道に見る

著者: 内野光子

 12月23日は、平成期の明仁天皇の誕生日であった。購読紙の朝日新聞は、「上皇さま90歳に」「平成流 求めた旅」(多田晃子)の見出しで、毎日新聞は、「上皇さま 卒寿」(高島博之)「平和願う心 変わらず」(高島博之・村上尊

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【本日】伊藤忠とイスラエルの“死の商人”エルビット・システムズ 講演会

著者: 杉原浩司

もう本日ですが、以下の緊急企画で話します。先日の伊藤忠商事前での 「赤い涙」アクション、ネット署名に続く動きです。当日参加もOKですので、 ぜひ会場にいらしてください。ネット署名にも引き続きご協力ください! 伊藤忠とイス

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Global Head Lines:アセアンの動向(1)ドイツの日刊紙Taz.12/8のアジア版 選挙前のインドネシア:民主主義の危機

著者: 野上俊明

はじめに  世襲の圧力が民主主義の危機を招く――そう思わせる動きがアジアで顕著になっている。北朝鮮、シンガポール、カンボジアに続いて、アセアン最大の経済大国インドネシアで、大統領選をめぐり世襲をにおわせる動きが強まってい

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ベツレヘムの教会がガザの人々との連帯を示して降誕場面を変更

著者: グローガー理恵

新約聖書でイエス・キリストの生誕地とされているパレスチナベツレヘム県ベツレヘムにある教会は、今年、クリスマスを祝うことをキャンセルした。 教会はクリスマスに展示される降誕場面を変えて、ガザの人々との連帯を示すために、赤子

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ちきゅう座討論集会「21世紀の世界戦争(ウクライナ/パレスチナ)と日本(わたしたち)の進路をめぐって」問題提起:西谷修 討論スターター:中野真紀子

著者: ちきゅう座運営員会

今月9日に開催した、ちきゅう座(現代史研究会)討論集会の模様をユーチューブに公開しました。 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/ 〔opinion13453:231224〕

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】560 「これは植民地戦争だ」ラシド歴史学者

著者: 平田伊都子

 パレスチナはイスラエルの植民地です。 西サハラはモロッコの植民地です。   両地域の住民は、国連憲章と国連決議が保障する<自決権>に護られて、独立を目指し、植民地支配国と長い闘争を続けてきました。 ただ、あまりにも事件

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(441)

著者: 本間宗究(本間裕)

米国政府の危機的な財政状態 現在の「米国政府の財政状態」については、「1991年のソ連崩壊」の時と似たような状況とも思われるが、実際には、「長期国債に続き、短期国債の販売が難しくなった結果として、インクがなくなるまで紙幣

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イラン・パペ教授「何があっても道義的コンパスを失ってはいけない」You should never lose your moral compass no matter what happens: A summary of Ilan Pappe’s talk at UC Berkeley, Oct 19 2023

著者: ピースフィロソフィー

The Ethnic Cleansing of the Palestine などの著書で知られるパレスチナの歴史の専門家、イラン・パペ教授(英国エクセター大学)が10月19日にUCバークリーで行なった講演のYouTube

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Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(15)

著者: 野上俊明

はじめに  ガザ地区におけるイスラエルの蛮行に国際社会の圧倒的多数は反対の意思を表明し、各国政府にジェノサイドを止めるため、必要な措置をとるよう迫っている。以下、まとまりがないが、このところの海外論調をピックアップしてみ

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菅沼正子さんの「今も輝くスター55」(8)(9)が届いてます

著者: 内野光子

 今回は、ジェニファー・ジョーンズとジャン・ギャバン。二人とも忘れられない名優でしたね。ともに語れる友人が少なくなってしまい、それに、断片的なシーンは思い出せても、残念ながらストーリーは忘れてしまっている。菅沼さんはさす

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世界のノンフィクション秀作を読む(42) 浜忠雄(1943~:北海学園大学名誉教授)の『ハイチ革命の世界史――奴隷たちがきりひらいた近代』(岩波新書)――未完の脱植民地化を問い直す論考(下)

著者: 横田 喬

 ◇第三章 先駆性ゆえの苦難――革命以後の大西洋世界(続)   <ハイチ革命と大西洋世界>奴隷制度下で虐げられている者にとって、ハイチは「解放のシンボル」だった。奴隷主は奴隷たちが以前よりも「無礼」で「反抗的」になったと

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今こそ、イスラエル国家解体を問う!23日(土)夜

著者: 松元@パレスチナ連帯・札幌

75年前、パレスチナ人虐殺・追放のナクバのさなか不正に建国されたイスラエル、このままではパレスチナの子どもたち・女性は永遠に殺されかねない。イスラエルを支える米欧日の責任は重大。今こそ、イスラエル国家解体を問おう! <緊

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■本の紹介 『ちょっとうるせぇ障害者』三木由和著、社会評論社 の編集にかかわって

著者: 石川愛子

 障がい者といっても、障害部位は視覚、聴覚、肢体・・・、とさまざまで筆者三木由和さんは、脳性小児麻痺による肢体不自由である。脳性麻痺というと、車椅子の人を想像される方も多いと思うが、程度もさまざまで、彼は右手足に不自由が

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女性皇族は、皇室の広告塔? ~生き残りをはかる天皇制!

著者: 内野光子

近頃の皇室報道  12月に入って、皇室の記事がやたら目につくようになった、一年を振り返るということもあるのか。この4月には、宮内庁に広報室が新設されたことにも拠るのだろう。雅子皇后が12月9日に60歳になり、12月1日に

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