次期戦闘機の共同開発をやめろ!ガザ大虐殺をやめさせろ!12.14日英伊防衛相会談抗議へ

著者: 杉原浩司

殺傷武器の輸出解禁をめざす与党の密室協議において、共同開発した武器の第 三国輸出については、公明党の慎重姿勢を受けて年内の結論を先送りするとの 報道が流れています。そうした中、日英伊の防衛相会談は、既成事実をもって 圧力

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ミャンマー、夜明けはそう遠くはない

著者: 野上俊明

 「1027作戦」以降の軍事情勢は、関係者のだれもが予想していなかったほどの急展開となった。20の町、300の軍事拠点制圧を可能ならしめたのは、なんといってもシャン州北東部を拠点とする三つの強力な武装組織が連携して作戦展

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◆女・母・家族・を問う(1) 今さらながらの「〝母”というペルソナ」

著者: 池田祥子

金原ひとみの寄稿文から  今年の11月15日の朝日新聞に、金原ひとみの「『母』というペルソナ」という寄稿文が掲載されていた。金原ひとみは1983年生まれ。デビュー作の「蛇にピアス」で芥川賞を受賞している(2004年)。

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鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(4)

著者: 内野光子

仙厳園~島津家別邸  つぎに向かったのは、薩摩藩主島津家の別邸という「仙厳園」だった。19代島津光久によって1658年、築かれた桜島と錦江湾を望む広い庭園と別邸という。 美術館からのタクシーで、運転さんに、あれだけのコレ

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「物が足りないのにいくさをした」のではなく、「物が足りなかったから戦争になった」という言いぐさ。「物」とは、対中戦争を継続するための石油である。皇国の開戦の論理は、忌むべき強盗の論理にほかならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年12月8日)  12月8日である。82年前の今日、日本は英米蘭3国に宣戦を布告した。が、その宣戦布告以前に奇襲は始まっていた。奇襲実行のはるか以前に、戦闘準備を整えた艦隊は出航している。日米交渉継続中の一方的

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鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(3)

著者: 内野光子

長島美術館~「ぞ展」ってなに?  鹿児島に来てから、リーフレットを見て、初めて知った美術館である。鹿児島にゆかりのある黒田清輝、藤島武二、和田英作、有島生馬、東郷青児、海老原喜之助らの作品と海外のルノアール、ルオー、ユト

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【12月11日】「安保3文書」1年を問うシンポジウム――「戦争の時代」を拒み、平和の選択を

著者: 杉原浩司

私も参加している「平和構想提言会議」が「安保3文書」閣議決定1年に際して 院内集会を行います。オンライン中継(アーカイブも)もありますので、ぜひ ご参加、ご視聴ください。 提言「戦争ではなく平和の準備を――“抑止力”で戦

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お江戸舟遊び瓦版1009号/第 64 回 提言・実践首長会 「少子化対策・子育て支援策について」

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(439)

著者: 本間宗究(本間裕)

26年前の悪夢 現在は、「26年前の悪夢」が再来している状況とも思われるが、具体的には、「1997年8月13日に、タイから始まった『世界的な信用収縮』が、その後、約1年をかけて、世界全体を襲った展開」のことである。より具

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ローザ・ルクセンブルク―その革命観と「自由」の理念 

著者: 合澤 清

参考文献:「ローザ・ルクセンブルクの『社会主義的民主主義』論」赤海勇人著、『ローザ・ルクセンブルク その思想と生涯』パウル・フレーリヒ著 伊藤成彦訳(東邦出版社)、『ローザ・ルクセンブルク 思想案内』 伊藤成彦著(社会評

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伊東英朗監督ドキュメンタリー映画 「サイレント フォールアウト」から得たもの

著者: 松井和子

「ある国の単なるお話ではない」 私が歩んだこの8 2 年の歳月に人間がこの地球上に起こした、起こしている取り返しのつかない仕業・行いを、その映像を通して私は観ていた。 親を兄弟を子を病に至らせ失った叫び・哀しみ、そして危

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鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(2)  

著者: 内野光子

 かごしま近代文学館  11月2日、昼食後向かったのは、かごしま近代文学館だった。ここでは「没後100年 さまよえる有島武郎展」と「向田邦子のはじまり」という企画展が開催されている。有島武郎と鹿児島?向田邦子と鹿児島?ど

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■ルネサンス研究所(2023年12月定例研究会)のお知らせ

著者: 中村勝己

「パレスチナ問題の現在――植民地主義としてのシオニズムが行き着くところ」  パレスチナ情勢から目が離せない。普段からパレスチナ報道を細かくフォローできていない私たちからすれば、10月7日にハマース(イスラーム抵抗運動)が

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(直前再掲載)討論集会2023・12・9 「21世紀の世界戦争(ウクライナ/パレスチナ)と日本(わたしたち)の進路をめぐって」

著者: 現代史研究会(ちきゅう座)

・主催: 現代史研究会(メディア・ネットちきゅう座) ・日時: 2023年12月9日(土) 13h~16h(開場12h30) ・会場: 日本キリスト教会館(東京都新宿区西早稲田2-3-18 早稲田奉仕園内 ・参加費(資料

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安全きれいなアルプス処理水をわざわざ汚して海洋放出する謎――識者に問ふ――

著者: 岩田昌征

 米英仏日韓等22ヶ国が「世界全体の原発設備容量を2050年までに三倍に増す」との宣言を発したと言う(『朝日』朝刊、12月3日)。炭素燃料発電による温室効果ガス増大を阻止する為だとされる。  しかしながら、原発事故発生件

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欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その四)

著者: 柏木 勉

 二重の犯罪、すなわちユダヤ人問題の極点・ホロコースト及びイスラエル建国によるパレスチナ人の追放・放逐という過ちを認め、それを反省し償うのが欧州の責任である。ところが、戦後欧州の責任のとりかたはそうではなかった。  欧州

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鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(1)

著者: 内野光子

ここもデジタル  先の知覧行きの記事は、今回の鹿児島旅行の四日目、11月4日のことだった。11月2日、夫が学習会の講師として仕事があるというので、この機会に、私も同行、少しゆっくりしようかと鹿児島市内のホテルに4泊するこ

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平和・民主主義・人権という憲法価値の実現を求める市民は、現状の司法消極主義を批判して司法積極主義を求めてきた。しかし、司法積極主義は両刃の剣だ。政権の解釈改憲にお墨付きを与える積極主義の合憲判決なら、憲法判断を回避する消極主義判決がまだマシだ。安倍内閣の解釈改憲を追認した12月5日安保違憲訴訟仙台高裁・小林久起判決は罪が深い。

著者: 澤藤統一郎

(2023年12月6日)  安倍晋三の亡霊が各地を徘徊している。関係団体の資金を妻昭恵に集約したかと思えば、大阪夢洲の税金食い潰しに精を出し、昨今は永田町での裏金作りパーティ問題や、岸田文雄の統一教会との関わりにも一役買

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青山森人の東チモールだより…デング熱との闘いの季節がやって来た

著者: 青山森人

雨季の始まり 10月の初め、部屋の湿度が70%を超えるという異様なジメジメ感を強烈に覚えた日が一度だけありました。このときいよいよ雨季の始まりかと覚悟しましたが、その日を除いておおむねカラリとした湿気の低い快適な日々を過

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