敗戦70年の安倍談話が発表された。ひと言でいって、いかにもこの人らしい談話である。予想される批判に対して言いぬけ用の布石を配して、どうだ文句はないだろうと胸をはっているのだが、それがかえって本人の心底を浮き彫りにしてし
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
戦後の激流に流された「掟破り」 ―あらためて考える「歴史問題」 3
著者: 田畑光永中国、朝鮮、日本の共存体制というアジアの掟を破った日本の20世紀前半の行動は、ポツダム宣言受諾からサンフランシスコ講和条約調印という国際外交の世界では、特にその非道義性を問題にされることはなく、一般的な戦争処理の形を踏
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(96)
著者: 本間宗究(本間裕)安保法案の強行採決 7月15日に、「安保法案」が強行採決されたが、この事実は、今後の日本に、大きな影響を与えるものと考えている。具体的には、「日本人の覚醒」に関して、大きなキッカケとなる可能性であり、この点については、今
本文を読む青山森人の東チモールだより 第308号(2015年8月11日)
著者: 青山森人「マウベレ革命評議会」のマウク=モルク議長、死亡 マウク=モルク氏と合同部隊の銃撃戦 1980年代の東チモール解放組織内部における覇権争いの敗北を引きずったマウク=モルク氏が、覇権争いに勝ったシャナナ=グズマン氏が解放
本文を読む連合国の対日処理と「掟破り」 ―あらためて考える「歴史問題」 2
著者: 田畑光永前回では日中韓の「歴史問題」が、なぜ戦後70年に至っても歴史に送り込まれずに、現実の政治課題であり続けるのかについて考えた。極東アジアでは古来、中国大陸、朝鮮半島、日本列島は中華を中心とする冊封朝貢関係・華夷秩序のもと
本文を読む「安保法案反対」の声渦巻く -被爆70年の8・6広島を歩く-
著者: 岩垂 弘8月6日は、人類史上初めての核爆弾が米軍機から広島市に投下されてから70年。この日を中心に広島では原爆に生命を奪われた人たちに対する慰霊の行事や、核兵器廃絶を求める集会が繰り広げられた。「被爆70年」という節目の年に当
本文を読む日経FTは第二の野村リーマンか ―カルチュアギャップの行方―
著者: 半澤健市『日本経済新聞』が英日刊経済紙『フィナンシャル・タイムズ』(FT)を買収したという。極私的感想を述べたい。 《タテのものをヨコにする邦銀と日経》 1974年のことである。三人の信託銀行員が「ウォール街40」というビル
本文を読む根源は歴史の「掟破り」 ―あらためて考える「歴史問題」 1
著者: 田畑光永八月は歴史の季節である。太平洋戦争が終わったのがたまたま八月だったからであるが、国民が歴史を振り返る季節が毎年あるのは悪いことではない。ただ、それが歴史を振り返る結果、他国の今を批判するところまで行くと、歴史が今の問題
本文を読む燃えるアメリカ -アメリカ大統領選挙戦とカリフォルニア山火事-
著者: 平田伊都子2015年8月4日のアメリカは燃えています。 本当に火事なんです。 7月17日に火が点いたカリフォルニアの山火事は、57,000ヘクタールをなめつづけて、、まだまだ鎮火する兆しはありません。 70年前にアメリカが原爆を落
本文を読む“最後の決戦”に勝てるか -戦後70年、敗れ続けた日本の平和運動-
著者: 岩垂 弘参院で審議中の安保法案を「違憲」として、その廃案を求める運動が高まりをみせている。いまのところ、安保法案の行方は定かでないが、もし、成立するようなことがあれは、戦後、一貫して日本国憲法(平和憲法)をとりでとして闘ってき
本文を読むSJJA&WSJPOの最新情報126 オバマ、リビア、AU、ラストコロニー
著者: 平田伊都子AU本部のオバマ 「尊厳、これが民族や出身地を越えた全人類の基軸で、一番崇高なものだ。ここアフリカでは奴隷制度と植民地主義が尊厳を踏みにじってきた。我々は非尊厳と従属を望まない。我々は我々自身が選択して我々自身の未来を決
本文を読む書評 『戦時期日本の精神史』 鶴見俊輔著
著者: 宮内広利本記事は他紙への掲載のため、著者より削除依頼がありましたので、運営委員会で検討の結果、削除することと致しました。<2015年9月9日 ちきゅう座> 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える -(10)「管理会社マンション」の横暴を誰が止めるのか
著者: 羽田真一昨年12月20日から今年3月7日にわたって、上記テーマで9編の報告を本サイトに投稿し掲載された。そこには本テーマは小さいけれど大きな社会問題と通底する基本の事象が含まれると思い、できるだけ多くの関心ある人々に知って考え
本文を読む「15年安保」の暑い夏、平和と民主主義を守れ!
著者: 加藤哲郎2015.8.1 前回更新では、北陸金沢から「2015年安保闘争が始まる、民主主義を守れ!」と訴え、いくつかのサイトで転載されました。「15年安保」の暑い夏は、全国で始まったようです。昨晩の7.31「安全保障関連法案に
本文を読む参議院で廃案に追い込もう
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第50号 安倍首相は、議席数だけを頼りに強行採決をした。彼は、国会での審議が進むごとに支持が落ちてきていることに不安を感じたのであろう。新国立競技場の建設計画を修正することを、採決当日に間に
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(95)
著者: 本間宗究(本間裕)ギリシャのデフォルト(債務不履行) 6月30日に、ギリシャが、実質上の「デフォルト(債務不履行)」に陥り、また、7月5日の「国民投票」においても、「ギリシャ国民は、EUからの提案を拒否する」という結果となった。そして、こ
本文を読む最大最高の後方支援は在日米軍基地 ―参院は戦後民主主義の真の検証を―
著者: 半澤健市《援蒋ルートは後方支援だった》 衆議院で強行採決された「軍事法案」の審議は7月27日から参議院に移った。 突然ながら、読者は「援蒋ルート」をご記憶であろうか。「大東亜戦争」はABCD包囲陣が原因だとよくいわれる。それは
本文を読む青山森人の東チモールだより 第307号(2015年7月28日)
著者: 青山森人元教育大臣、7年の禁錮刑と50万ドルの賠償金 合同部隊の捜索は続く 警察と軍で構成される合同部隊によるマウク=モルク氏とその非合法組織「マウベレ革命評議会」幹部らの捜索作戦が展開されるなか、7月3日、一名の民間人が合同
本文を読む一ノ瀬綾―わたしの気になる人⑦
著者: 阿部浪子第16回、田村俊子賞を私家版『黄の花』で受賞したのが、作家の一ノ瀬綾氏である。1976(昭和51)年、彼女43歳のことだ。現在、一ノ瀬綾は、長野県佐久市の老人ホームに住んでいる。佐久は作家、深沢七郎が愛したまちだ。ホーム
本文を読むボイコットに苦慮するイスラエル―英BBCの報道
著者: 坂井定雄英国の公共放送BBC電子版は23日、「ボイコット運動への対策を探すイスラエル」のタイトルで、パレスチナ占領地の過酷な支配を続けているイスラエルへの、国際的ボイコット運動「BDS」の活動とその影響を、エルサレムから伝えた。
本文を読む安保法案反対の声響く中、鶴見俊輔氏逝く
著者: 岩垂 弘常に反戦平和運動の現場に身を置いた知識人 鶴見俊輔氏が7月20日に亡くなった。93歳だった。同氏の死去を報じた24日付の朝日新聞は「リベラルな立場で幅広い批評活動を展開し、戦後の思想・文化界に大きな影響力を持った評論家
本文を読む書評 『戦後日本の大衆文化史』 鶴見俊輔著
著者: 宮内広利本記事は他紙への掲載のため、著者より削除依頼がありましたので、運営委員会で検討の結果、削除することと致しました。<2015年9月9日 ちきゅう座> 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.c
本文を読む若い女性が頑張り始めた
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第49号 去る7月15日の夜、大阪の梅田で行われた緊急街宣アピールでの、寺田ともかさん(21)のスピーチです。友人が送ってくれました。素晴らしいので、通信第49号として皆さんに送ります。納得で
本文を読む世界を歪める米国の情報帝国主義 電脳戦争が描く世界地図
著者: 中田 協論理的帰結としての『戦争』 オバマを急迫する内憂外患 3年前、欧州を騒がせた米国諜報部による独首相の携帯電話盗聴事件は店ざらしの中で“風化”し、いつの間にかアンタッチャブルな必要悪として国際政治の片隅に棚上げされてしま
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(94)
著者: 本間宗究(本間裕)イエレンFRB議長の深謀遠慮 30年以上、「FRB議長」のコメントを読み続けてきたが、今回の「イエレンFRB議長」のコメントには、たいへん悩まされているのが実情である。つまり、当たり障りのない言葉を羅列するだけであり、結
本文を読むオバマに手を出すな! -ケニアからエチオピアのAUアフリカ連合本部へ-
著者: 平田伊都子「彼らが犯した過ちは私が犯した過ちと大きな違いはない」と、アフリカ・アメリカ・オバマ大統領は、またまた泣かせる言葉を発しました。 時は2015年7月16日、所はオクラホマ州エルリーノの連邦刑務所、<私が犯した過ち>とは、
本文を読む今こそ総選挙を! ―慎重審議と対案要求を排す―
著者: 半澤健市国民は直ちに総選挙を要求すべきである。 山崎拓氏は「総選挙を」と言い出した。賛成である。 《「戦争法案」是非を唯一争点として》 自民党長老の発言を、意外とか新鮮と感ずるのは、感受性がマヒしている人間である。 民主・共
本文を読む書評 1960年とくらべて
著者: 宮内広利3.11東日本大震災によって麻痺し壊されたもの、そしてその後の状況をとおしてはっきりわかったことは、現在のすべての言語思想(行為)は、「肉体」をとおしてしか表現できないことである。この場合、「肉体」というのは孤独な「私」
本文を読む「美しく」はなりたくない ―百田尚樹氏らの報道圧力発言について
著者: 宮里政充ことのおこり いま私が腰かけている周りには、沖縄タイムスと琉球新報が積み上げられている。 まず、6月26日(金)付けの両紙に目を通してみる。沖縄タイムスは1面トップに「普天間居住商売目当て」「自民改憲派議員ら会合・百田氏
本文を読む安保法案の強行採決許さずと2万人が国会デモ -久しぶりに聞いた「ウイ・シャル・オーバーカム」-
著者: 岩垂 弘自民・公明両党が7月15日、安保法案を衆院特別委で強行採決したが、前日の14日夜、国会周辺に 「戦争法案絶対反対」「安倍内閣を打倒するぞ」のシュプレヒコールがこだました。「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員
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