「さらば、ラサマ」、あまりにも早すぎる死 突然の訃報 早いもので今年も6月になりました。1日は雨でしたので2日はカラリといきたいところですが、明け方の室温は28℃と低いのですがさほど冷えはなく、期待に反してジメジメとい
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
平和法案という名の戦争法案をつくる安倍首相
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第41号 五月二十七日、うちにいられたので、衆議院特別委員会のテレビ中継の一部を見た。いくつかの野党の代表が安保法案への疑問を突き付けるなか、共産党の志位委員長の質問が最も鋭く、問題の本質をつ
本文を読む巨きな足跡を遺した「生涯平和運動家」 -吉川勇一さんを悼む-
著者: 岩垂 弘吉川勇一さんが慢性心不全で5月28日に亡くなった。84歳だった。戦後平和運動における傑出したリーダーの1人で、まさに「巨星墜つ」の感を禁じ得ない。 根っからの大衆運動家だった。 満州事変が勃発した1931年に東京で生
本文を読むマスコミ支配に乗り出した安倍首相と自民党
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第40号 自民党が、4月にテレビ朝日とNHKの幹部を呼んで異例の事情聴取をした。NHKについては「クローズアップ現代」でやらせがあったという問題だが、自民党の真の標的はテレビ朝日であろう。
本文を読む安倍流「ニュースピーク」を見抜き、もう一度平和憲法の原点に!
著者: 加藤哲郎2015.6.1 箱根の大涌谷が立入禁止のままで、鹿児島県の口永良部島ではマグマ水蒸気噴火、直後に小笠原沖大地震で全国に大きな揺れ、自然の悠久な営みの前では、今日の科学技術は無力です。そればかりではなく、故ウルリヒ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(89)
著者: 本間宗究(本間裕)史上最大の金融バブル 「バブル発生」の歴史は、「マネー大膨張」と、ほぼ同じ軌跡をたどっていたようだ。つまり、西暦1600年頃に、「時は金なり」という思想が誕生し、その後、さまざまなバブルが発生したが、この原因としては、過
本文を読む青山森人の東チモールだより 第302号(2015年5月31日)
著者: 青山森人変化を求めない保守的な現政権 珍しくなくなった曇りときどき雨 5月26日、朝は快晴でしたが、気がつくといつの間にか空は雲におおわれていました。山岳部ではさぞかし雨が降っていることだろう、こちらもすぐに雨だなと思わせる首
本文を読むかんたんには折れない気概 ―片桐幸雄『左遷を楽しむ』(社会評論社刊)を読んで
著者: 塩沢由典『スラッファの謎を楽しむ』の片桐幸雄がもう一冊の「楽しむ」本を出した。『左遷を楽しむ』というのだから、多くの人にとって穏やかならざる主題であるが、著者は、1年と半月におよぶ高松での「左遷」生活と、左遷前と左遷後(の形式的
本文を読む安倍首相は民主主義者ではない ―国会提出2法案撤回の運動を―
著者: 宮里政充安倍政権は5月14日、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案2本(「平和安全法制整備法案」と「国際平和支援法案」)をわずか10分間の臨時閣僚会議で決定し、翌15日に国会へ提出した。言うまでもなく1本目は自衛隊法や武
本文を読む書評 戦後の気分と自由
著者: 宮内広利1960年代後半の日大闘争や東大闘争を頂点とする学生運動の根源に伏在していたのは、学生の非定型なエネルギーであった。その非定型な運動というのは、平和と民主主義を実現するための闘いでもなく、経済的理由その他もろもろの理由づ
本文を読む安倍首相のエ・イ両国訪問そのものが要因 ―目をつぶったIS人質事件検証委報告
著者: 坂井定雄「イスラム国(IS)」が日本人二人を人質にし、虐殺した事件への政府の対応を検証した委員会が21日に公表した報告書。「政府の判断や措置に人質救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」と結論した。初めから、政府支
本文を読む指揮者は黒子か、それとも特別な演奏者か
著者: 盛田常夫今年の小林研一郎ハンガリー公演は、日本で人気上昇中のピアニスト、金子三勇士君との共演で始まった。チェイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番は金子君がもっとも得意とし、数多く演奏してきたコンチェルトである。昨年1月、小林研一郎
本文を読む天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(4) ―明仁天皇が国防軍を観兵する日―
著者: 半澤健市天皇のペリリュー訪問に関して私はこれまで3本書いた。回り道ではあったが、私としては「最終回(4)」を含めてどうしても全部を書きたかったのである。是非、全4編をまとめて読んで頂きたい。 《天皇夫妻のペリリュー島慰霊訪問》
本文を読む青山森人の東チモールだより 第301号(2015年5月24日)
著者: 青山森人大統領の演説におもう 素手とビーチサンダルでは良い工事は望めない 5月18日から立ち込めてきた雲が19日にはベコラ地区に蒸し暑さを呼び込み、山岳地方で雨が降ったとききます。「独立回復」記念日の5月20日、首都は日中は晴
本文を読む天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(3) ―中野重治・安藤鶴夫・臼井吉見―
著者: 半澤健市《おい皆んなパラオ島帰りの兵隊をよく見ろ》 作家中野重治(なかの・しげはる,1902~79)のエッセイ「冬に入る」にパラオの帰還兵が出てくる(月刊誌『展望』、1946年1月号)。正確にいうとパラオ帰還兵は、中野が引用した
本文を読む書評 日常性の現在
著者: 宮内広利ここ十数年の社会の変化は、日常生活意識の変兆にはじまって、家族、職域、地域、果ては政治状況まで、断面をどこで拡大しても、人々の意識、感性、生活様式の深奥にまで垂鉛をのばし、わたしたちを従来とは全く異質な社会的環境の土台に
本文を読むチュニジア・テロ共謀者はモロッコ人 -アフリカ移民の中継点、モロッコ-
著者: 平田伊都子2015年5月20日、イタリア警察がモロッコ人アブデル・マジードを逮捕しました。 容疑は2015年3月18日に北アフリカにあるチュニジアの首都チュニスで起こったバルド博物館銃乱射テロの共謀者ということです。 記憶に新し
本文を読む変貌するキューバ(下) -活気づく観光業-
著者: 岩垂 弘キューバを1年ぶりに訪れてみて印象に残った点の一つは、この国の観光業が前年より一層活気を呈していることだった。 私は昨年3月、16年ぶりにキューバを再訪した。帰国後、本ブログに「16年ぶりに見たカリブ海の赤い島」と題
本文を読む辺野古へ行って座り込みに参加したいなツアーのお知らせ
著者: 田中美津お忙しいでしょうが、すぐにこれを見ていただけませんか。 http://blog.livedoor.jp/k_okinawa/B5_okinawa.pdf 辺野古の座り込みに私も参加したい・・・・と願う者たちの2泊3日の旅
本文を読む屈しない――5・17県民大会に参加して
著者: 市来哲雄沖縄小景5 沖縄に暮らすようになって20年が過ぎた。この間、大規模な「県民大会」のほとんどに個人として参加してきたが、今回の大会には感慨深いものをいくつか感じた。「大阪都構想」の住民投票などの影響で、さほど詳しく報道さ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(88)
著者: 本間宗究(本間裕)中国の陽動作戦 最近、中国は、巧妙な「陽動作戦」を遂行しているようにも思われるが、具体的には、表面上、「軍事力の脅威」を見せつけながら、その裏側で、「金融支配の強化」を目論んでいる可能性のことである。つまり、「孫子の兵法
本文を読む変貌するキューバ(中) -軌道に乗る「経済改革」-
著者: 岩垂 弘キューバは急速に大きく変わりつつある。それをもたらした要因の一つが、昨年暮れから始まった米国との国交正常化交渉であることは前稿で触れたが、キューバ政府が2011年から本格的に取り組み始めた「経済改革」がようやく軌道に乗
本文を読む5.17沖縄県民集会 -本土はどう呼応するか-
著者: 宮里政充5月17(日)午後1時から「沖縄セルラースタジアム那覇」で、「戦後70年止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会」が開かれた。主宰者側発表で3万5000人が参加した。17日の地元新聞は社説のほか、総合面、地域面、社会面で
本文を読む変貌するキューバ(上) -対米交渉は国交回復を優先-
著者: 岩垂 弘「山雨来たらんと欲して風楼に満つ」。1年ぶりにキューバを訪れたが、8日間の滞在を終えて首都ハバナから帰途についた私の脳裏に浮かんできたのは、そんな唐詩であった。日本の本州の約半分の島に1100万人が住むキューバは、今、
本文を読む青山森人の東チモールだより 第300号(2015年5月19日)
著者: 青山森人「独立回復」13周年を迎える東チモール まだ雲たちぬ五月 ここ3~4日間の早朝はとても肌寒く、朝五時ごろ目を覚まして何か一枚重ねないと寝冷えをしてしまうほどでした。わたしの部屋の温度は朝の7時ごろで25~26℃と、東チ
本文を読む片山郷子―わたしの気になる人④
著者: 阿部浪子「パソコンはわたしにとって心をひらける友」というのは、作家の片山郷子である。60代で網膜色素変性症をわずらい、現在、視覚障害者用のパソコンを使って執筆している。口述筆記にたよらず、パソコンを駆使しつつ思いのうちを文章化す
本文を読む映画『ルンタ』について
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(145)― 『ルンタ』という亡命チベット人を描いたドキュメンタリー映画を見る機会があった。「ルンタ」はチベット語で「風の馬」という意味である。手のひらサイズの粗末な紙のカードに馬や仏典、仏像が印刷してあ
本文を読む後70年 止めよう辺野古新基地建設! 沖縄県民大会 -セルラー・スタジアムに3万5千人~現場からの速報-
著者: 河野道夫同じ場所で開かれた知事選のときの翁長集会でのサプライズは、菅原文太氏の名演説だった。今回のそれは、司会者がなんと普天間高校一年の女子高生だったことに、冒頭からド肝を抜かれたこと。また、最後の翁長知事の挨拶で「沖縄の独立
本文を読むモロッコ爆撃機イエメン空爆! -皆が握手しているのにアラブを虐殺するアラブ-
著者: 平田伊都子2015年5月11日、アメリカ国務長官ケリーがロシア大統領プーチンと握手をしました。 経済制裁で<ロシア虐めの有志連合>を仕切っているアメリカが、自らネゴNegotiation(交渉)のためにロシア詣でをしたのです。 ア
本文を読む書評 3.11後の視線
著者: 宮内広利わたしは3.11の東日本大震災の前後で戦後史を塗り替える必要があるとおもう。ここにきて、ようやく、わが国の戦後が到達した世界像について、3.11の後からみればどう見えるかということが課題になったとおもえるからだ。そのよう
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