岳 真也 著 『日本史 ほんとうの偉人列伝』 みやび出版 ¥2000 人生の上で心 通わせることの出来る知友を幾人持つことができるかが人の幸せをはかる目安となろうが、歴史時代小説の読者にとっては、心惹かれた歴史上の人物を
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
松田浩さんが岩波新書「NHK」新版で緊急提言
著者: 坂井定雄NHKの内情と外圧について最も詳しく、メディアと権力の関係を一貫して追求してきたジャーナリスト・研究者の松田浩さんが、「宿痾の視覚障害に悩みながら視力のあるうちに、その締めくくりとして書いた」(あとがき)全面改訂版を出
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 7
著者: 大野 和美上記のような自動車産業の特徴から自動車メーカーが取り得る手段は輸出である。例えば日本の自動車メーカーからみれば自動車の輸出相手国は同質の産業構造を擁し、従って自動車産業が発展しており、それを支えている分厚い中間層を抱えて
本文を読むフランスではムスリムは差別されている
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(131)―― 1月7日フランスで悲惨な事件が起きた。週刊新聞「シャルリー・エブド」のパリ事務所で、フランス国籍ムスリムが風刺漫画作者と編集者らを銃撃した。これに関連する死者多数。テロリストは9日射殺さ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第288号(2015年1月9日)
著者: 青山森人再び大連立の兆し 2015年度予算案、全会一致で採択 2014年12月1日から始まった2015年度の予算審議は、12月18日、全会一致で可決され終了しました。予算額は15億7000万ドルです(*)。あれほどのことがあっ
本文を読むナチスが政権を掌握していったプロセスと似てきた
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第28号 総選挙の結果、共産党が8議席から21議席に飛躍したことは注目に値する。反原発、集団的自衛権の発動反対、特定秘密保護法の廃案、憲法改悪反対を明確に主張する政党が、小政党とはいえ、これだ
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 6
著者: 大野 和美確かに、自動車産業の発展過程では設備の増大、高速道路の建設・延伸、ガソリン需要の急増による各種波及効果があり、それがまた雇用と賃金を増やし自動車へのへの需要拡大につながった。さらにトラックによる物流の高速化、保冷技術の増
本文を読む日本の食品表示は「劣等生」!・下 -内外で表示が異なる「コアラのマーチ」-
著者: 岡田幹治◆内外格差に驚く食品表示部会委員 内閣府の設置された消費者委員会の食品表示部会委員を務める立石幸一・JA全農食品品質・表示管理部長は、外国へ出張するたびに、加工食品の表示内容の内外格差に驚くという。 たとえば、子どもた
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (3) -マンション管理組合の会計問題―Ⅰ-
著者: 羽田真一どのような小規模の集団でも会計経理は絶対正確を期さないといけないという、昔から不文律のモラルが存在する。私は組織の健全さは会計で決まると思っている。従って、金銭を扱う部署の人間は短期交代が原則と考える。マンション管理組
本文を読む日本は食品表示の「劣等生」!・上 -中国産でも「国産」のリンゴジュース-
著者: 岡田幹治私たちが食品を選ぶとき重要な手がかりとなる「食品表示」の内容が、日本は世界で非常に遅れていることをご存じだろうか。多くの国で近年、「消費者が選択しやすい表示」や「健康維持に役立つ表示」をめざして改革が進んでいるのに、この
本文を読むアベノミクスとは何だったのか? 5
著者: 大野 和美個人消費に依存する耐久消費財産業は、経済の高度成長で中心的役割を果たしつつ、その過程で増大した一定所得を確保出来るようになった社会層(中間層とされる階層と重ねておく)に依存する。この中間層が増えないかぎり、個人消費に依
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (2) -マンション管理集団と個人の人権問題-
著者: 羽田真一以下に記す出来事は羽田の私憤だと受け留められそうだが(私憤にあらず公憤)、堅い理屈の羅列よりも受けた事実の方が説得力があると思うから知った真実を訴えたい。私憤は偏った意見となるからダメだと言われそうだが、逆に事実が正し
本文を読む「転進」と「タイコ持ち」の花ざかり ―2015年元旦各紙を読む―
著者: 半澤健市六回目の読み比べである。今年は朝日、毎日、読売、日経、産経、東京にThe Japan Times を加え七紙を読んだ。結論を先に言うと、14年までの最近数回と比べて、紙面も評価もほとんど変わらない。むしろ紙面から年々情
本文を読む2015年は、第二次世界戦争終結70周年を考える年に!
著者: 加藤哲郎2015.1.1 2015年になりました。2011年3・11以来の習いですが、今年も松飾りはつけません。英語版に、A Happy & Peaceful New Year! のみ、入れておきます。総選挙与党圧勝
本文を読む自分の外に主人(あるじ)を持たない一市民として ~新年のご挨拶に代えて~
著者: 醍醐聰2015年1月1日 迎 春 平凡な年越しだったが 荒れ模様の天候の地も多いと伝えられていますが、皆さま、穏やかな新年をお迎えのことと思います。私は年々、「新年」を迎えるという感慨が薄れ、いつもと変わらない年越しの時間を過
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(75)
著者: 本間宗究:本間裕2014年を振り返って 2014年を振り返ると、結局は、「国債」と「金」とを巡る、世界的な「金融大戦争」における「最終決戦の年」だったものと感じている。具体的には、「国債を守る陣営」である「日米欧の先進国」にとっては、「
本文を読む9条は「風前の灯」、今こそ護憲の大運動を ――読者の皆さんに新年のごあいさつ
著者: 岩垂 弘明けましておめでとうございます。 当ブログ「リベラル21」がジャーナリスト仲間らを同人としてスタートしたのは、2007年3月でした。ですから、当ブログはきょうで8回目の正月を迎えました。 当ブログは、記事を毎日更新してお
本文を読む翁長新党への期待:無党派層の声を聴く
著者: 河野道夫Ⅰ 県知事選と衆議院選は、旧来の保革のカベや既成政党の枠組みを乗越え、いわば「誇りある豊かさ」の翁長枠で戦われました。しかし、衆議院選4選挙区のうち “純粋翁長枠”といえるのは仲里利信氏1人で、3人はヤマトの各党からの
本文を読む軍隊並みの情報、指揮・統制と巧みな戦術 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑧
著者: 坂井定雄「イスラム国」(IS)がイラクで政府軍と戦いで勝利を重ね、支配地域を急拡大したことは、米国や英国の軍事専門家たちを驚愕させた。トップから前線部隊までの指揮・統制、イラク軍についての新鮮な現地情報に基づく作戦が的確で敏速だ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第287号(2014年12月26日)
著者: 青山森人2015年は変革の年 辞任意向表明から1年1ヶ月、内閣改造を約束してから4ヶ月 『ディアリオ』(2014年12月19日、インターネット版)によると、シャナナ=グズマン首相は12月18日の記者会見で「変革する時がきた」と
本文を読む2015年1月「変革のアソシエ講座」案内
著者: 木畑壽信変革のアソシエ講座(2015年1月) 【註記:時間表示のないものは、すべて、19時から21時までの開講です。】 1月 7日(水)【特別講座】「日本経済を考え直す」(伊藤誠) 8日(木)「日本の近現代史を考える」(増
本文を読む「考えざるべからず」 ―総選挙結果をみて兆民を読む―
著者: 半澤健市中江兆民(なかえ・ちょうみん、1847~1901)は幕末に生まれ明治時代に活躍した政治家・思想家である。若くして岩倉具視の米欧回覧使節団に同行したがフランスに残り西洋近代からギリシャ文化までを学んだ。自由民権運動の精神
本文を読む沖縄は発信し続ける -辺野古新基地建設にノー-
著者: 宮里政充今回の不意打ち選挙は自公325議席、野党150議席という結果に終わった。これで安倍政権はあと4年間継続の見通しとなった。安倍首相は過去最低の投票率で長期政権維持を可能にしたわけだ。有権者はまんまと安倍晋三という男の策略
本文を読む書評 近藤誠氏のがん治療関連著作
著者: 盛田常夫近藤 誠著『抗がん剤は効かない』(文芸春秋、2011年)、同『がん治療で殺されない七つの秘訣』(文春新書、2013年)、同『がんより怖いがん治療』(小学館、2014年) 1990年代初頭から現代のがん治療にたいする疑念表
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(74)
著者: 本間宗究:本間裕スイスの国民投票 11月30日に、「スイスの国民投票」が実施されたが、内容としては、「中央銀行が保有する金(ゴールド)」に関して「国民の審判を仰ぐ」というものだった。具体的には、「海外に保有する金を、全て、自国に移転する
本文を読むキューバ外交の勝利・アメリカ外交の敗北 ー両国が国交正常化交渉開始に合意ー
著者: 岩垂 弘「キューバ外交の勝利・アメリカ外交の敗北」。外交関係断行中の米国とキューバが国交正常化交渉開始で合意したとのニュースに接した私の脳裏にとっさに浮かんできた文言は、そういうものだった。私にとっても衝撃的な大ニュースだった
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (1)
著者: 羽田真一整然としたパリの都市景観も地下鉄で郊外に向かうとしばらくすれば移民も数多く暮らしていると言われる巨大なマンション群が広がっている。多数のマンションをも包み込んだ無秩序なビル群空間は、そこに暮らす人々の社会生活の違いをも
本文を読む安倍内閣は市民の声を聞け!! 新内閣お出迎えアクション!12・25
著者: カズ衆議院選の結果は自民の圧勝ではありません。 自民党は小選挙区のもとで議席を維持したにすぎません。史上最低の投票率だったとう結果から、 棄権の多さと民主への不信感が、安倍への不支持がふえているにもかかわらず自民党の議席若干
本文を読む書評 山﨑正純・著『丸山眞男と文学の光景』洋々社
著者: 阿部浪子1946年、「超国家主義の論理と心理」を発表して論壇に衝撃をあたえた丸山眞男は、民主主義の啓蒙運動の一翼をになうことになった。その丸山言説をふまえつつ日本の近代文学をたんねんに検証するのは、四十代の著者、山﨑正純氏であ
本文を読む書評 海老坂武・著『戦後文学は生きている』
著者: 阿部浪子海老坂武・著『戦後文学は生きている』講談社現代新書 戦後文学の名著からは、人間のせつない声が聞こえてくる。人生に真剣に向きあう姿も見えてくる。1945年、小学5年生だった著者の海老坂武氏は、長じて読書したその感想に現在
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