2014年を振り返って 2014年を振り返ると、結局は、「国債」と「金」とを巡る、世界的な「金融大戦争」における「最終決戦の年」だったものと感じている。具体的には、「国債を守る陣営」である「日米欧の先進国」にとっては、「
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
9条は「風前の灯」、今こそ護憲の大運動を ――読者の皆さんに新年のごあいさつ
著者: 岩垂 弘明けましておめでとうございます。 当ブログ「リベラル21」がジャーナリスト仲間らを同人としてスタートしたのは、2007年3月でした。ですから、当ブログはきょうで8回目の正月を迎えました。 当ブログは、記事を毎日更新してお
本文を読む翁長新党への期待:無党派層の声を聴く
著者: 河野道夫Ⅰ 県知事選と衆議院選は、旧来の保革のカベや既成政党の枠組みを乗越え、いわば「誇りある豊かさ」の翁長枠で戦われました。しかし、衆議院選4選挙区のうち “純粋翁長枠”といえるのは仲里利信氏1人で、3人はヤマトの各党からの
本文を読む軍隊並みの情報、指揮・統制と巧みな戦術 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑧
著者: 坂井定雄「イスラム国」(IS)がイラクで政府軍と戦いで勝利を重ね、支配地域を急拡大したことは、米国や英国の軍事専門家たちを驚愕させた。トップから前線部隊までの指揮・統制、イラク軍についての新鮮な現地情報に基づく作戦が的確で敏速だ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第287号(2014年12月26日)
著者: 青山森人2015年は変革の年 辞任意向表明から1年1ヶ月、内閣改造を約束してから4ヶ月 『ディアリオ』(2014年12月19日、インターネット版)によると、シャナナ=グズマン首相は12月18日の記者会見で「変革する時がきた」と
本文を読む2015年1月「変革のアソシエ講座」案内
著者: 木畑壽信変革のアソシエ講座(2015年1月) 【註記:時間表示のないものは、すべて、19時から21時までの開講です。】 1月 7日(水)【特別講座】「日本経済を考え直す」(伊藤誠) 8日(木)「日本の近現代史を考える」(増
本文を読む「考えざるべからず」 ―総選挙結果をみて兆民を読む―
著者: 半澤健市中江兆民(なかえ・ちょうみん、1847~1901)は幕末に生まれ明治時代に活躍した政治家・思想家である。若くして岩倉具視の米欧回覧使節団に同行したがフランスに残り西洋近代からギリシャ文化までを学んだ。自由民権運動の精神
本文を読む沖縄は発信し続ける -辺野古新基地建設にノー-
著者: 宮里政充今回の不意打ち選挙は自公325議席、野党150議席という結果に終わった。これで安倍政権はあと4年間継続の見通しとなった。安倍首相は過去最低の投票率で長期政権維持を可能にしたわけだ。有権者はまんまと安倍晋三という男の策略
本文を読む書評 近藤誠氏のがん治療関連著作
著者: 盛田常夫近藤 誠著『抗がん剤は効かない』(文芸春秋、2011年)、同『がん治療で殺されない七つの秘訣』(文春新書、2013年)、同『がんより怖いがん治療』(小学館、2014年) 1990年代初頭から現代のがん治療にたいする疑念表
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(74)
著者: 本間宗究:本間裕スイスの国民投票 11月30日に、「スイスの国民投票」が実施されたが、内容としては、「中央銀行が保有する金(ゴールド)」に関して「国民の審判を仰ぐ」というものだった。具体的には、「海外に保有する金を、全て、自国に移転する
本文を読むキューバ外交の勝利・アメリカ外交の敗北 ー両国が国交正常化交渉開始に合意ー
著者: 岩垂 弘「キューバ外交の勝利・アメリカ外交の敗北」。外交関係断行中の米国とキューバが国交正常化交渉開始で合意したとのニュースに接した私の脳裏にとっさに浮かんできた文言は、そういうものだった。私にとっても衝撃的な大ニュースだった
本文を読むマンション生活で知り得た社会問題を考える (1)
著者: 羽田真一整然としたパリの都市景観も地下鉄で郊外に向かうとしばらくすれば移民も数多く暮らしていると言われる巨大なマンション群が広がっている。多数のマンションをも包み込んだ無秩序なビル群空間は、そこに暮らす人々の社会生活の違いをも
本文を読む安倍内閣は市民の声を聞け!! 新内閣お出迎えアクション!12・25
著者: カズ衆議院選の結果は自民の圧勝ではありません。 自民党は小選挙区のもとで議席を維持したにすぎません。史上最低の投票率だったとう結果から、 棄権の多さと民主への不信感が、安倍への不支持がふえているにもかかわらず自民党の議席若干
本文を読む書評 山﨑正純・著『丸山眞男と文学の光景』洋々社
著者: 阿部浪子1946年、「超国家主義の論理と心理」を発表して論壇に衝撃をあたえた丸山眞男は、民主主義の啓蒙運動の一翼をになうことになった。その丸山言説をふまえつつ日本の近代文学をたんねんに検証するのは、四十代の著者、山﨑正純氏であ
本文を読む書評 海老坂武・著『戦後文学は生きている』
著者: 阿部浪子海老坂武・著『戦後文学は生きている』講談社現代新書 戦後文学の名著からは、人間のせつない声が聞こえてくる。人生に真剣に向きあう姿も見えてくる。1945年、小学5年生だった著者の海老坂武氏は、長じて読書したその感想に現在
本文を読む総選挙の低投票率の背後にあるもの -絶望感か、無力感か、政治意識の欠如か-
著者: 岩垂 弘「自公圧勝 320超」「自公大勝 3分の2維持」……12月15日朝の新聞の見出しである。公示直後から、各紙が「自民圧勝か」「自民、300議席超す勢い」などと報じていたから、こうした総選挙結果にさして驚かなかった。それよ
本文を読む消費と生産の「好循環」はなぜ機能しないのか
著者: 盛田常夫GDP速報の修正値が発表されて、「アベノミックス」が目指す「好循環」が機能していないことが明々白々になった。前代未聞の大量の貨幣供給を2年も続けながら、なぜ「好循環」が機能しないのか。「経済学者」は円安や消費税引上げに
本文を読む第二次世界戦争終結70周年の年に、日本の戦争国家化の足音が聞こえる!
著者: 加藤哲郎◆2014.12.15 総選挙結果を聞きながらの更新です。憂鬱な結果です。投票率は、戦後総選挙史上最低の52.66パーセント、案の定、師走の不意打ち選挙に、特定政党につながらない国民の足は、投票所に向かいませんでした。
本文を読むアベノミクスとは何だったのか?4
著者: 大野 和美前回に議論の前提としたポイントから始めよう。 先進工業諸国と形容される諸国の経済成長(GDPの増加率)が嘗てのような勢いがないのは明らかだ。浜矩子(同志社大学教授)さんは「(アベノミクスの)最大の眼目が成長戦略だとい
本文を読む最悪に備えよう―情けない時代になった
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(136) 昨日、投開票が行われた第47回衆議院選挙は事前のマスコミ各社の予想通り自公両党の与党陣営の圧勝に終わった。任期なお2年を残し、これという差し迫った争点もない時期に衆議院解散に踏み切った安倍首相の
本文を読む12・20シンポジウム「脱成長で豊かに生きよう」
著者: 松田健二白川真澄著『脱成長を豊に生きる』(社会評論社刊)の出版を記念して、下記のシンポジウムを開催します。ご参加ください。 日 時 : 12月20日(土)13時30分~15時30分 会 場 : スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(73)
著者: 本間宗究:本間裕ミラクルムーン お陰様で、11月5日に、「還暦」の歳を迎えることができたが、驚いたことは、この日が、「ミラクルムーン(奇跡の月)」と呼ばれる日だったことである。具体的には、「閏(うるう)月」の関係で「171年ぶりに、二度
本文を読む司法に送られた汚職の大虎・周永康と中国の法治の行方
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(135) (1) 去る7月末に「重大な規律違反」で審査にかけられることが公表されて以来、四か月あまりも音沙汰がなかった中国共産党の元中央政治局常務委員・周永康について、ようやく12月6日、新しい発表があ
本文を読む選挙の最大争点は原発再稼働停止、特定秘密保護法廃止、集団的自衛権停止である
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第25号 自民党は、この選挙はアベノミクスの評価だと言い、ほとんどのマスコミも、アベノミクスで経済がどうなったか、とか、生活への実感はどうか、ということを中心に報道している。だがこれは、本当の
本文を読む成功したシリア内戦介入、密輸、密入国で肥え太る ―「イスラム国」との戦いは国連中心に⑦
著者: 坂井定雄「イスラム国」が短期間に、二つの国家の3分の一以上を支配するのに成功した理由について、本連載の③で最高指導者バグダディのカリスマ的な権威と旧フセイン政権の軍・バース党の残党を取り込んだことを挙げた。つづいて、彼らの戦略
本文を読む青山森人の東チモールだより 第286号(2014年12月10日)
著者: 青山森人服従せざる者たち――マヌファヒ戦争 ポルトガルへの反乱 11月28日は、1975年フレテリン(FRETILIN、東チモール独立革命戦線)が独立を宣言した日で、その9日後の12月7日は、インドネシア軍は東チモールにたいし
本文を読む三鷹事件の再審を考える大阪の集い
著者: 川村潤再審請求から3年 三鷹事件の再審を考える大阪の集い 三鷹事件の再審は2011年11月10日に遺族・弁護団が申し立て、東京高裁第四刑事部で審理されています。2014年12月24日に6回目の進行協議(三者協議)が開かれるな
本文を読む環境省と検察の犯罪 --鮫川村焼却炉
著者: ユープランhttps://www.youtube.com/watch?v=PiEt1Wh_nJo&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA 【概要】 福島県鮫川村の共同牧草地には18人の地権者がおりますが
本文を読む昭和16年12月8日 ―戦争はいつも自衛戦争である―
著者: 半澤健市《「自存自衛」は世界を敵にまわして敗北した》 大東亜戦争の大義は「自存自衛」と「東洋平和」であった。昭和天皇は1941(昭和16)年12月8日に発した『米英両国ニ対スル宣戦ノ詔書』でこういっている。以下はその一部である
本文を読む日本が向かうべき道は非武装永世中立国 -世界平和アピール七人委が憲法問題で訴え-
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は12月5日、「日本の岐路と日本国憲法の重み」と題するアピールを発表した。同委員会は、日本国憲法が危機に瀕しているとの判断から、今回の衆院総選挙にあたっては憲法問題が重視されるべきだとして、こ
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