フランスのエマニュエル・マクロン大統領が今、最大の課題として取り組んでいるのが労働法の解体だ。今までにも日刊べりタで折に触れ綴ってきたが、週35時間労働制や解雇に対する厳しい歯止めなどの労働規制がいよいよ本格的に削除さ
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
核兵器禁止条約に不参加の日本政府を糾弾 - 被爆72年の「8・6広島」を歩く -
著者: 岩垂 弘8月6日は、米軍機が広島市に原爆を投下してから72年。この日を中心に、今年も広島では原爆の犠牲となった人々を悼む慰霊の行事や、核廃絶を求める集会が繰り広げられた。酷暑の炎天下、全国から多くの人々がこれらの行事や集会に集
本文を読む「美しい国」造りにはモラルが必要なのです
著者: 宮里政充1 総裁選で安倍総理が訴えておられたのが「戦後レジームからの脱却」と「美しい国」でした。「戦後レジームからの脱却」とは、日本が敗戦後六年八カ月もの間、連合軍に占領されていた時代にできた憲法を含む体制から脱却して、名実とも
本文を読む異例づくめの閲兵から読み取れるもの―正念場の習近平 2
著者: 田畑光永新・管見中国(27) 8月1日は中国軍の、より正確には中国共産党軍の建軍記念日である。1927年のこの日の夜、江西省南昌で共産党員による最初の武力蜂起が起こった。それ以来、今年で90年である。その記念日を前に7月30日、
本文を読むいま、ゲーツ氏のアプローチを読む - ウォールストリートジャーナル紙インタビューから -
著者: 木村知義朝鮮半島の核・ミサイル問題は、北朝鮮によるあいつぐ「ICBM発射成功」という緊迫感をはらみつつも、ある種の危機の「こう着状態」とでもいうべき局面にある。 いうまでもなく7月28日深夜の2度目のICBM発射によって米国は一
本文を読むファシストの責任逃れを許すな!
著者: 加藤哲郎◆2017.8.1 日本の政局は、世論調査の内閣支持率が軒並み30%前後の「危険水域」に入り、メディアで「安倍一強の終わり」が語られ、「Abe is Over」♪という替え歌you tubeが広がっています。その指標の一
本文を読む「親しまれるより」より「畏れられたい」―正念場の習近平 1
著者: 田畑光永新・管見中国(26) しばらく中国のことを書く気がしなかった。なぜなら最近の中国は、何を書いても、かねてから「反中国」を売り物にしている某紙の論調と似たようなことになるものだから、自分で自分がいやになってしまうのだ。し
本文を読む男子テニス:フェデラーとナダルの復活
著者: 盛田常夫ビッグ・トゥーの完全復活 昨年まで怪我や疲労などで不調が続いたナダルとフェデラーが、今年に入って完全に復活した。ナダルが10勝目を達成した今年の全仏を見る限り、全盛時のナダルと変わらぬほどの無敵状態だった。30歳を超え
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(163)
著者: 本間宗究(本間裕)今、ここから始まる未来 6月25日に「BISの年次総会」が開催されたが、「総支配人のカルアナ氏」は、今年も、昨年に続いて興味深い言葉を使われた。具体的には、「今、ここから始まる未来(Looking beyond the
本文を読む第7回平和学習会「9条加憲論を考える」(8月12日)
著者: 宇井 宙プロセスや議論の重要性を全く理解できない安倍首相は、憲法記念日の5月3日、突然、自民党内の議論もないまま、9条に自衛隊を明記する加憲論を打ち出しました。その後、安倍政権の支持率は急落し、安倍政権の先行きは不透明になりま
本文を読む中国世論は北朝鮮をどうみているか、それは中共中央とどう違うか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(229)―― 北朝鮮の核・ミサイル開発にたいして、日米は中国に追加制裁を求めてきたが、中国は徹底した制裁には踏み切らなかったし、今後もこれ以上やる気はない。いまや米中合意の制裁方式が無力であることは、
本文を読む防衛省の「日報」問題に過去の亡霊を見る
著者: 野上俊明フリージャーナリストから情報公開請求のあった自衛隊PKO派遣の「日報」について、はじめ「廃棄済み」としていたものが陸自に電子データで残されてことについて、その事実関係を公表するかどうか対応を協議する「緊急会議」が本年2
本文を読む「ろうそく」が後押し~文在寅丸の出帆
著者: 小原 紘韓国通信NO531 韓国の新政権スタート(5/10)から2カ月あまり。「ろうそく市民革命」から生まれた新政権の動きは予想されたとはいえ、とても新鮮だ。 公企業体の非正規雇用者の正規雇用化。最低賃金の大幅アップが大きな
本文を読む安倍支持率急落―改憲を断念すべきだ
著者: 野上浩太郎都議選での自民党の歴史的惨敗は5年以上も「一強」として政権を維持してきた安倍晋三首相に致命的打撃を与えた。 50数議席から「23議席」という歴史的惨敗は大ショックだったが、それでも安倍は見て見ぬふりで通り過ぎようとし
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】218 モロッコ百花繚乱
著者: 平田伊都子観光地・世界一等賞はモロッコのマラケシュだそうです。 フランスの旅行家アレックスも、マラケシュが一番だと言います。 アフリカのド真ん中・中央アフリカに居候していた時、サハラ砂漠を下ってきたバイク冒険野郎も、マラケシュが
本文を読む21世紀におけるマルクス 2017年『資本論』150年記念シンポジウム
著者: 河村哲二関係学会合同企画「21世紀におけるマルクス」の一環として、『資本論』第1巻刊行150周年記念にあたり、21世紀におけるK.マルクスの理論体系の意義と課題を、『資本論』体系を焦点にして、経済理論・学史・思想・歴史・現実分析
本文を読む「自由」は反マルクス主義であり反革命である
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(228)―― ほとんどの中国人は、中国に劉曉波という人物がいて、08憲章なるものを起草して民主化を要求し、そのために投獄され、獄中でノーベル平和賞を受賞したことを知らない。その死は伝えられることはない
本文を読むアリスとの出会いーその「奇跡」の人生から学ぶ
著者: 小原 紘韓国通信NO530 一年ぶりのアウシュヴィッツ平和博物館※。 水仙、桜、れんぎょう、こでまり、芝桜が一斉に咲くのを見て14年間の歳月を思い出した。栃木県から福島県白河へ移転した博物館のオープンを記念して植えた芝桜が特に
本文を読む衝撃的なアルジャジーラのモスル解放報道
著者: 坂井定雄モスル解放のニュースは洪水のように、世界で報道された。主としてネットを通じてできるだけ多くの報道に目を通したが、中東カタールに本社がある国際衛星テレビ局アルジャジーラの報道がとりわけ優れていると思った。アルジャジーラに
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(162)
著者: 本間宗究(本間裕)影の金価格 最近、海外では、「影の金価格(シャドウ・ゴールドプライス)」を模索する動きが出始めたようだが、このことは、「金価格の妥当値」を考えることである。つまり、約6000年前に、人類が「お金」を発明して以降、主に、「
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】217 デモに参加したら終身刑!
著者: 平田伊都子モロッコ国内では、王国官製デモ以外のデモは許されません。ましてやモロッコ占領地・西サハラで西サハラ住民が平和デモをやることは、モロッコ占領当局による逮捕とモロッコ各地の監獄送りを意味します。今から約7年前に、グデイム・
本文を読むこの船をつくろう~船大工 匠の技 - 第五福竜丸建造70年記念特別展 -
著者: リベラル21東京・夢の島の都立第五福竜丸展示館に展示されているマグロ漁船「第五福竜丸」は、1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で放射性降下物の「死の灰」を浴びた木造船です。この木造船が和歌山県串本町古座で
本文を読むNLD政府の反腐敗キャンペーン、および新党結成の動きについて(上)
著者: 野上俊明サプライズといっては失礼かもしれませんが、内部批判・自己批判の習慣のないようにみえたミャンマーの政治世界で、めずらしくも自分たちに厳しい方針提起が行われました。イラワジ紙によれば、6/24,25に開かれたNLD中央執行
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】216 砂漠難民の子らにサマーバカンス
著者: 平田伊都子津久井の山は、やまゆりの香りで包まれています。 一年前に不慮の死を遂げられたやまゆり園障害者の皆さま、、無念でしたね! 西サハラ難民キャンプにも障害者施設があります。 地雷で足をもがれた人、爆撃で脊髄を損傷した兵士な
本文を読む稀代の弁護士・池田眞規さんを悼む - 核兵器廃絶と被爆者救援に献身廃絶と被爆者救援に献身 -
著者: 岩垂 弘国連の会議で核兵器禁止条約が採択されたというニュースに接したとき、私の脳裏に浮かんできたのは、昨年11月13日に88歳で亡くなった池田眞規・弁護士のことだった。池田さんこそ、全身全霊を込めて平和憲法擁護と核兵器廃絶、被
本文を読むこれは灯火が消える前の一瞬の輝きか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(227)―― 7月1日、経済学者張維迎氏は、北京大学国家発展研究院の卒業式で、教授陣を代表して「自由とは責任にほかならない」という表題の講演をおこなった。彼は自由を推進することの歴史的意義を強調して、
本文を読む花岡事件遺族6人が益子の朝露館を訪問
著者: 小原 紘韓国通信NO529 7月2日、花岡事件(花岡鉱山事件)<注1> の遺族たちが栃木県益子の朝露館陶芸美術館 <注2>へやってきた。一行は72年目を迎えた花岡事件の追悼慰霊祭に参加のため6月28日来日、30日の行事を終えて
本文を読むついに30%を割った安倍内閣支持率、その悪あがきにご注意!
著者: 加藤哲郎◆2017.7.15 ついに、安倍内閣の支持率は3割を切る危険水域に達しました。「時事通信が7~10日に実施した7月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比15.2ポイント減の29.9%となった。2012年12月の第2次
本文を読むチャージとケンブリッジを考える
著者: 小山和智小山の教育通信 [2017.7月-2] 日本の学校は、夏休みに入っていきます。社会人にとっても、夏休みは大事な“充電 (charge)”の機会ですね。「charge」の語源はラテン語の「carrus (荷馬車)」で、“荷
本文を読むエマニュエル・マクロン著 「革命:これは僕たちのフランスのための闘争だ」(Révolution)
著者: 村上良太フランスの新大統領になったエマニュエル・マクロン氏は選挙運動中に己の考えと政策をまとめた「革命:これは僕たちのフランスのための闘争だ」(Révolution : C’est notre combat pou
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