(2024年9月5日) 東京新聞の書評欄(9月1日)に原武史の[評]がある。酒井順子『消費される階級』を取りあげて、『「差」と「別」に鋭い視点』とタイトルを付けている。 原武史が『「差」と「別」』と述べれば天皇制について
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(477)
著者: 本間宗究(本間裕)トランプのMAGA 2016年と2020年に続き、2024年も、「米国の大統領選挙で、トランプ氏のMAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)がマスコミで報道される状況」となったが、この点に関して、不思議に思うことは
本文を読む台風はどこへ~「短歌と勲章~通過点としての<歌会始>」と題して話しました。(2)文化勲章への道~国家的褒章はだれが選考するのか
著者: 内野光子歌会始選者を国家的褒章の一つであることから、さらに、その上の褒章制度とされる紫綬褒章や日本芸術院会員、文化勲章の受章者はどのように選考されるのか。歌会始選者への通過点とも思われる芸術選奨がどのように選考されるのか。そこ
本文を読む知れば下がる幸福感はごめんだ
著者: 藤澤豊幸福なんて一様にこれといえるものでもなし、いくら考えたところで答えなんかあるわけがない。考えあぐねて幸福の科学や新興宗教に駆け込んだところで、検証しようのないゴタクを聞かされて終りだろう。規定しようのないものの情報を漁っ
本文を読む台風はどこへ~「短歌と勲章~通過点としての<歌会始>」と題して話しました。(1)
著者: 内野光子8月15日、当ブログでお知らせしましたように、以下の集会で、上記の題で話をしました。 なぜ私たちは天皇制に反対しているのか 即大訴訟控訴審に向けて8・31集会 2024年8月31日(土)18時~/文京区民センター2A
本文を読む日本の高齢者介護制度に何を期待したか ――八ヶ岳山麓から(483)
著者: 阿部治平不思議な論評が中国人民日報国際版の環球時報(2024・08・21)に載った。 表題は「老人介護の難題を日本は24年で解決した」というもので、日本の高齢者介護制度を紹介したものである。不思議だったのは、環球時報が資本主
本文を読むウソつき百合子の「災害死と虐殺死を同列に置く詭弁」を許してはならない。
著者: 澤藤統一郎(2024年9月1日) 経歴詐称のウソつきとして天下に知らぬ者とてない小池百合子。本来、立候補の資格すらないこんなウソつきが平然と首都の知事の座に納まっている不思議、不気味、そして不合理。こんな事態を許してしまった都民の
本文を読む国連総会スレブレニツァ「ジェノサイド決議」
著者: 岩田昌征2024年5月23日、国連総会においてドイツとルアンダによって作成された決議案が採択された。それは、旧ユーゴスラヴィアのボスニア・ヘルツェゴヴィナのスレブレニツァ地域で1995年7月11日に行われたセルビア人軍によるボ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(476)
著者: 本間宗究(本間裕)金本位制が復活する可能性 7月18日付けの日経新聞に、「金本位制が復活する可能性」に関する記事が掲載されていたが、この点については、「貨幣の歴史」の研究と、「現在が、どのような状況下にあるのか?」の理解が必要な状況のよう
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1052号/世界の地震と火山に挑むー私たちが見据える未来―
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 https
本文を読む■短信■ ガザ攻撃を即時中止せよ 東京水道労組などが署名運動を開始
著者: リベラル21イスラエルによるガザ攻撃が続いています。このため、労働組合が攻撃の即時中止を求める署名活動を始めました。以下は、その訴えです。 イスラエルのガザ軍事攻撃の即時中止を求める労組署名活動の要請
本文を読む人も犬も…、要は環境次第
著者: 藤澤豊人も犬もというと、じゃあ猫はと気になる人もいるだろう。例として挙げただけで、猫もふくめてほとんどの生き物にも似たようなことが言えると思っている。 昔お世話になった同僚と暑気払いということで恵比寿まで出ていっ
本文を読む全国のミサイル弾薬庫建設、そして対中国戦争態勢を食い止めるために 8/25、祝園ネット大学習会の、小西誠作成の「パワーポイントのレジュメ」を公開
著者: 小西誠皆様へ 「島々シンポジウム」の小西誠です。 昨日の8/25、祝園ネット大学習会の、小西誠作成の「パワーポイントのレジュメ」を公開します。 YouTubeの録画です。 何としても、この祝園をはじめ、全国のミサイル弾薬庫建設
本文を読む対馬丸沈没から80年、私たちは何をしなければならなかったのか
著者: 内野光子1944年8月22日、那覇から九州に疎開する学童たちを乗せた「対馬丸」は、奄美大島沖を過ぎた悪石島付近で、アメリカの潜水艦により撃沈された。判明した乗船者数は1788人、氏名が判明している方々1484人、その内、学童が7
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―下) 高行健の人となり ――祖国を捨て政治亡命者となった中国の作家の反骨の資質
著者: 横田 喬以下は<注>以外は『ある男の聖書』(飯塚容:訳、集英社刊)巻末の「解説」による。 高行健は1940年、中国・江西省(中部の内陸省)に生まれた。父親は銀行員、母親は元女優。51年から六年間、中学・高校は南京第十中学に学ぶ。
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(475)
著者: 本間宗究(本間裕)ニフティフィフティーとテックバブル後の金価格急騰 米国NASDAQの株価は、現在、「日足と週足、そして、月足の全てにおいて、フラクタル的な三段上げを完成した状態」のために、最近の米国では、「かつてのニフティフィフティーや
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―中) 高行健の『ある男の聖書』(集英社刊、飯塚容:訳)――祖国を捨て政治亡命者となった男の逃亡の記
著者: 横田 喬それまで彼は本当に、党に反対することなど考えもしなかった。誰に反対する必要もなく、ただ自分が夢を見続けられることだけを願っていた。だが彼はその夜、驚いて目を覚まし、自分が険悪な状況に追い込まれていることを知った。大地を
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―上) 高行健の『ある男の聖書』(集英社刊、飯塚容:訳)――祖国を捨て政治亡命者となった男の逃亡の記
著者: 横田 喬1940年に中国に生まれ、1989年の「天安門事件」を機にフランスに政治亡命した作家・高行健は2000年度のノーベル文学賞を受けた。受賞理由は「普遍的な正当性、痛烈な洞察力、言語的な独創性を持った作品によって、中国の小
本文を読む何をもってして日本人なのか?
著者: 藤澤豊日本で生まれて育って就職して結婚して……、何をかんがえるもなく漠然と日本人だと思ってきた。仕事でアメリカにいたこともあるし、ヨーロッパの会社にもお世話になった。あちこち渡り歩けば、文化や習慣の違いに驚くことも多い。仕事で
本文を読む靖国参拝について、石原慎太郎曰わく。「記帳するときに東京都知事と書いちゃいけないの。馬鹿なこと言うな、本当にお前ら。どこの人間なんだ貴様。日本の近代史知っているのか、現代史。あの戦争がどんなもんだったか知らないから馬鹿なこと言うんだよ。」
著者: 澤藤統一郎(2024年8月18日) フィフィというタレントが、一昨日(16日)に自身のX(旧ツイッター)に議員による靖国神社参拝を肯定する意見を述べた。彼女の私見はどうでもよいが、多少の話題になったのは、都知事時代の石原慎太郎の記
本文を読むミャンマー、敗色濃厚な国軍とこれからの展望
著者: 野上俊明既報のように、ミャンマー国軍は、中国と国境を接するコ―カン地区で、北部同盟を組むミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)、タアン民族解放軍(TNLA)ならびに人民防衛軍(PDF)との戦いで大敗北を喫し、かなりの領土を失っ
本文を読む東大構内にトンボの出入りは自由だか、特別扱いにした天皇の甥を招き入れてはならない。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月17日) 野分のあしたである。東京の空は、早朝より常ならぬ抜けるような青さ。散歩コースにしている東大の構内に、今年初めてギンナンが落ちていた。そして、安田講堂を背景に、けっこうな数のトンボが往き来している
本文を読む自民党とは何であるか、自民党議員とはいかなる存在であるか。このことを広く世に知らしめた広瀬めぐみの功績を忘れてはならない。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月16日) 昨8月15日。不敗の大日本帝国が無条件降伏したその記念の日に、腐敗の広瀬めぐみが参議院議員の職を辞した。大日本帝国の降伏は明らかに遅すぎたが、広瀬めぐみの辞職は合点がいかない。チト早すぎたのでは
本文を読む『トビウオのぼうやはびょうきです』を読んでいた頃 ~被曝と核戦争の恐怖は今も続く~
著者: 内野光子この猛暑で、物置の片付けや書棚の整理も中断しているが、探し物をしていたら、娘の保育園時代の絵本が少しまとまって出てきた。あった!『トビウオのぼうやはびょうきです』(いぬいとみこ作 津田櫓冬絵 金の星社 1982年7月)
本文を読む平和を祈念する「8月15日式典」にヒロヒトの孫の出席は、どうしても違和感を否めない。ドイツの「5月8日記念式典」にヒトラーの孫が招かれているようなものではないだろうか。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月15日) 本日「敗戦の日」。非戦を誓うべき日である。また、忘れてならないことは、旧国家体制が瓦解して新生日本が誕生した記念の日でもある。「戦前」が終わって「戦後」が始まった、その節目の日。天皇の時代から国
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(474)
著者: 本間宗究(本間裕)科学と宗教の現状 今から100年ほど前の「19世紀から20世紀への転換期」に起こったことは、「科学と宗教との闘争」であり、結果としては、「神は死んだ」というニーチェの言葉のとおりに、「科学の全面的な勝利」に終わったことも
本文を読む‶万策尽きた〟党勢拡大運動、自民党総裁選、立憲民主党代表選挙の前にかすむ国政政党としての存在意義、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その32)
著者: 広原盛明7月の党勢拡大が思わしくなかった所為か、「党の命運がかかった8・9月、〝目標水準〟へ活動飛躍を」と題する全国都道府県委員長会議(オンライン)が8月3日開催され、翌日には小池書記局長による幹部会報告(全文)が赤旗に掲載さ
本文を読む8・30アジア平和共同声明発表記者会見&講演会&リレートーク(要申し込み)
著者: 杉浦陽子日本消費者連盟は「すこやかないのちを未来につなぐ」をモットーに、食の安全を脅かし環境を破壊する企業や政府と闘ってきました。主婦連合会は「消費者の権利を確立し、いのちとくらしを守る」ことを目的に、消費者の声を政策に反映させ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1048号/長谷川和夫、猪熊律子「ボクはやっと認知症のことがわかった」
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 https
本文を読む本郷湯島の皆さま。戦争の惨禍と平和の尊さを考えるべき8月です。とてつもない暑さの盛りですが、地元「9条の会」からの訴えに、しばらく耳をお貸しください。
著者: 澤藤統一郎(2024年8月13日) 89年前。1945年の8月まで、軍国日本は戦争に継ぐ戦争を続けてきました。そして、45年8月の敗戦を機に、平和国家に生まれ変わった日本は、今日まで戦争をすることなく、長い平和を謳歌してきました。
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