?「資本論」の世界 マルクスには革命家、経済学者、哲学者など幾つかの顔があり、その思想全体を作り上げている。核となるのは経済学で、その主著『資本論』だ。欧州の大学に経済学部が新設されたのは十九世紀末。彼が大学生当時の
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
【報告】IHIはF35戦闘機エンジン部品の米国輸出をやめろ!6.6本社申し入れ行動
著者: 杉原浩司6月6日午後、14人が参加して「IHIはF35戦闘機エンジン部品の米国輸出をやめ ろ!6.6本社申し入れ行動」を行いました。 豊洲駅そばにそそり立つIHI本社ビルの真ん前で「IHIは死の商人にならないで!」 と声をあげ、
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(73) 木原武一(著述家)の『ぼくたちのマルクス』(筑摩書房)――「マルクス症候群」が止んだ今こそ彼の思想に注目を、と提言(上)
著者: 横田 喬「共産主義の父」とされるカール・マルクス(1820~1895)。その著作を「現代に生きる古典」として読んでほしい、と著者は言う。私とほぼ同世代の筆者は多年にわたるマルクス読み込みの蓄積を平易な論述に生かし、かの一代の論
本文を読むGlobal Headlines:権威主義国家における政治と宗教 ――ミャンマー内戦は武力解放とともに、タブーからの精神的解放をめざす
著者: 野上俊明ミャンマー反体制ポータルサイト「イラワジ」の主幹であるアウンゾー氏は、6/7号で「不浄な同盟:ミャンマーのメルセデス僧侶と緑の男たち」と題する論評を発表した※。かのスタンダールの「赤と黒」が軍服と僧衣を表していたように
本文を読む曖昧な「共同親権」の導入(民法改正をめぐって) ― 課題としての「家族・親子」の法制度
著者: 池田祥子「共同親権」⁈・・・もっと議論されなくては・・・ 夫婦が離婚しても、子どもにとっては「親」は「親」。「子どもと親」の関係は、基本的には(例外はあるとしても)、終生継続するものではあるだろう。したがって、夫婦がたとえ離婚
本文を読む日本列島に拡がる有史以来の〝人口減少〟に如何に立ち向かうべきか、党勢拡大方針の抜本的転換が求められている、人口減少にともなう地方自治体と党地方議員の分析(3)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その26)
著者: 広原盛明社人研の2050年推計人口によれば、21世紀半ばに至るこれからの30年は、国土・地方・都道府県・市区町村のいずれのレベルにおいても有史以来の地殻変動の発現が予測されている。その変化を比喩的に言えば、〝人口減少〟という地
本文を読む戦後史を見直すための必読書 麻田雅文『日ソ戦争-帝国日本最後の戦い』(中公新書)を読む
著者: 小川 洋「日ソ戦争」理解のために 「日ソ戦争」は一般にはあまり馴染みのない用語である。日本のポツダム宣言受諾直前にソ連が対日宣戦し、満州、樺太(サハリン)、千島列島に侵攻して始まった一ヶ月近く続いた戦争を指す。教科書では「ソ連
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(464)
著者: 本間宗究(本間裕)日本の円買い介入 1ドルが160円を付けた「4月29日」に続き、米国FOMCの結果が発表された「5月2日」にも、「日本の通貨当局による為替介入」が実施された可能性が報道されているが、この点については、「通貨当局者の焦り」
本文を読む赤い羽根と緑の羽根と~募金の向こう側で
著者: 内野光子「赤いきつねと緑のたぬき」ならぬ「赤い羽根と緑の羽根」が、いまだに、地域の自治会を悩ませているという。班長が各世帯を回って、対面で定額の募金を徴収する場合も、班長の負担をなくすため、自治会費に上乗せしたり、自治会財政の
本文を読む原発週報 2024.5.22~5.28 編集:漆原牧久
著者: 漆原牧久東海第2事故想定の拡散予測 茨城県「説明会は必要ない」 開催要求の市民団体「残念な回答」 2024年5月22日 08時02分 東京新聞 日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)での重大事故を想定した放射性物質の拡散シミ
本文を読む5 ・ 18 岡真理講演会 in 札幌を企画して (録画 URL 付)/パレスチナ問題
著者: 松元保昭5・ 18 岡真理講演会 in 札幌を企画して (録画 URL 付)*一番下にURLを添付しております(編集部) 2024 年 5 月 28 日 パレスチナ連帯・札幌 松元保昭 月末に『現代思想』 2 月 特集「パレス
本文を読むGlobal Headlines:日緬関係―極右勢力の暗躍
著者: 野上俊明<はじめに> 数十年にわたりミャンマーの辺境地帯の現地取材を続けてきた、著名なスウェーデンのジャーナリストであるバーティル ・リントナー氏の、2年前の論評記事である(イラワジ紙)。今日軍事政権を支える役割の大半は中国に
本文を読む遺伝子編集ブタの腎臓を移植
著者: 藤澤豊四月四日付けのBBCのニュースをみて、ついにここまで来たのかと驚いた。 「Pig kidney transplant patient leaves hospital」と題する記事で、後日みつけた日本語版では「ブタの腎臓移
本文を読む八ヶ岳山麓から(371) 那須雪崩事故、実刑判決はやむをえない
著者: 阿部治平5月30日、宇都宮地裁は2017年3月に栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場付近で発生した「平成28年度春山安全登山講習会」の雪崩遭難事故にかかわる刑事裁判において、業務上過失致死傷罪に問われた同講習会の責任者猪瀬
本文を読む監督・脚本ジョナサン・グレイザー映画「The Zone of Interest 関心領域」 (2023年/アメリカ・イギリス・ポーランド/105分)を観て
著者: 松井和子1978年夏、私は夫とともにデンマークへの旅の途中、ポーランド・オシフィエンチムにあるアウシュヴィッツ強制収容所跡を初めて訪れた。 その記憶を呼び起こす映画「関心領域」(原題:The Zone of Interest
本文を読む《 やまぬ殺戮を前にして …歴史の根源に立ち返る
著者: 松元保昭占領と封鎖に抗して立ち上がった2023年のガザ民衆蜂起となった10・7越境奇襲攻撃は、ハマース・カッサム旅団が主導したにせよイスラーム聖戦・パレスチナ解放人民戦線・ファタハ非主流派などが連携して、ガザ周辺12のイスラエル
本文を読む韓国通信NO746 抑止と戦争-金正恩と習近平は自民党の「救世主」なのか
著者: 小原 紘<安保法制の成立を助けた台風> 2015年9月、安保法制に反対する学生と市民で連日国会周辺は埋め尽くされた。 集団的自衛権を認め政策の大転換をはかろうとする安倍政権は市民たちによって窮地に追い込まれていた。だ
本文を読むトランプは、アメリカの民主主義の健全さを示すリトマス試験紙となった。彼が、有罪の宣告を受け、さらに受刑者として収監されることが、アメリカの民主主義の成熟性の証しとなる。それが「トランプ有罪評決」の爽やかさの理由である。
著者: 澤藤統一郎(2024年6月1日) 昨日の朝は、久々に爽快だった。言うまでもなく、「トランプ有罪」の報が飛び込んできたからである。この上なく耳に心地よい、市民による正義実現のニュース。法廷には、「ギルティ」の言葉が34回繰り返され
本文を読む【動画】今こそ最高裁へ!東電旧経営陣の責任をただす 東京集会(2024.5.28)
著者: 太田光征皆さん 津波の危険性を把握しながらも事故対策を怠り、2011年に福島原発事故を起こした東電旧経営陣の責任を放免するな。 「今こそ最高裁へ!東電旧経営陣の責任をただす 東京集会(2024.5.28)」の動画をご紹介します。
本文を読む青山森人の東チモールだより…要人が容疑者となった二つの裁判
著者: 青山森人控訴裁判所、いきなり無罪放免を告げる 連立与党・民主党の主要幹部・アントニオ=ダ=コンセイサン、通称〝カロハン〟(以下、カロハン)が去年12月12日、ラモス=オルタ大統領によってインドネシア駐在の東チモール大使に任命され
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(463)
著者: 本間宗究(本間裕)ゼロ金利からの出口戦略 現在の「植田日銀総裁の目論見」としては、「マイナス金利を解除するとともに、異次元のインフレ政策へ踏み出す覚悟を決めた状況」とも思われるが、この点に関して、最も注目すべきポイントは、「ゼロ金利からの
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(72)磯田道史(静岡文化芸術大教授)の『大田垣蓮月』(文春文庫『無私の日本人』所収)――数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記(下)
著者: 横田 喬磯田道史(静岡文化芸術大教授)の『大田垣蓮月』(文春文庫『無私の日本人』所収)――数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記(下) 夫・重二郎を失って後の数か月、おのぶの有様は無残なものだった。ひがな一日
本文を読む沖縄米軍基地本土引き取り論によせて
著者: 岩田昌征5月26日(日)ちきゅう座主催の討論集会が明治大学自由塔で開かれ、高橋哲哉氏(東大名誉教授)による沖縄米軍基地本土引き取り論を拝聴した。筋道のしっかりした問題提起、何よりも運動論の底にあるはずの原理と気構えを示された。
本文を読むセルフレジをカートの上に
著者: 藤澤豊四月三日付けのThe Hillの「Amazon ditching ‘Just Walk Out’ technology at grocery stores」と題する記事をみて、そこまでやるかと驚いた。驚きはしたが、言われ
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(71)磯田道史(静岡文化芸術大教授)の『大田垣蓮月』(文春文庫『無私の日本人』所収)――数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記(上)
著者: 横田 喬磯田道史(静岡文化芸術大教授)の『大田垣蓮月』(文春文庫『無私の日本人』所収)――数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記(上) 大田垣蓮月(1791~1875)は「菩薩尼」と呼ばれた江戸後期の歌人・陶
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1038号/100 年後の安心のための TOKYO 強靭化世界会議
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その六)
著者: 柏木 勉――「反ユダヤ主義!」という悪罵・ののしり そんなものはとっくに無効になっている――ネタニヤフ、ICCの逮捕状請求に「反ユダヤ主義!」 5月20日、パレスチナ・ガザでの戦闘をめぐり国際刑事裁判所(ICC)の検察局は、
本文を読むこんなときに「東アジアの平和構築への提言」学習会とは?
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(470)―― 「政治資金規制法」をめぐる与野党間のやりとりが熾烈になって、自民党はいよいよ追い詰められた。共産党の「赤旗日曜版」(5月19日付)と一緒に配られた後援会ニュースによると23日(木)に緊
本文を読む侵略された国に世界大戦覚悟で武器を送りたがる「狂人達」はどちらに多くいるのか――北米西欧市民社会か露国権威主義社会か――
著者: 岩田昌征前回の小文で、1999年3月24日から6月10日の新ユーゴスラヴィア(セルビア)へのNATO侵略に対する防衛戦争を終結させる外交におけるロシア元首相チェルノムイルジンの衝撃的パフォーマンスを紹介した。ここでは、ロシアか
本文を読む小池都知事の学歴詐称問題に関するChatGPTとの対話
著者: 川端秀夫Q1:小池都知事がカイロ大学を卒業したと言っているのはウソなんですか? ChatGPT 小池都知事がカイロ大学を卒業したという主張は、事実ではありません。小池都知事はカイロ大学に在籍した経験があるとされていますが、卒業し
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