評論・紹介・意見の執筆一覧

NHK会長5人連続財界人、みずほ銀から前田晃伸氏 - 不祥事多発したNHK歴代会長を採点する -

著者: 隅井孝雄

 NHKの次期会長にみずほファイナンシャルグループの元会長前田晃伸氏が選任された。村上会長の続投も一時うわさされていた。しかし「クローズアップ現代」の保険不正販売追及番組に対する郵政グループの介入、干渉問題が大きく広がっ

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(246)

著者: 本間宗究(本間裕)

富の源泉 最近、最も驚かされたことの一つに、「富の源泉」に関する意見があったが、具体的には、「富の源泉が、モノから知識やデータに移行し、分配の法則も変わった」という認識のことである。そして、このことは、典型的な「富のバブ

本文を読む

日本人が見た「米国の下層社会」 ― 『ルポ トランプ王国2―ラストベルト再訪』を読む ―

著者: 半澤健市

 本稿は、朝日新聞記者金成隆一(かなり・りゅういち、1976~)の『ルポ トランプ王国2―ラストベルト再訪』、すなわち「ラストベルト」ルポの第二弾の紹介である。 ラストベルトとは何か。それは2016年の米大統領選挙で俄に

本文を読む

日本郵政・鈴木康雄上級副社長の辞任を求める。

著者: 澤藤統一郎

本日(12月26日)9時30分、醍醐聰さんと私とで日本郵政本社を訪ね、下記の申入書を提出した。応対されたのは、広報担当部門の責任者だという、「広報局グループリーダー」の肩書をもつ職員。約20分、神妙にこちらの話を聞いては

本文を読む

SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】350 ブラヒム・ガリ西サハラ難民大統領に再選

著者: 平田伊都子

2019年12月19日から23日まで、西サハラ解放区にあるテイファリティで、第15回西サハラ民族大会が行われました。 主催はポリサリオ戦線、西サハラ独立運動の指導組織です。 ポリサリオ戦線はSADR(サハラウィ・アラブ民

本文を読む

DHCスラップ「反撃」訴訟控訴審第1回口頭弁論は、2020年1月27日(月)午前11時~ 511号法廷。― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第167弾

著者: 澤藤統一郎

DHCスラップ「反撃」訴訟では、本年(2019年)10月4日に一審東京地裁民事第1部での勝訴判決を得た。 判決主文は、請求の一部を認容して、DHC・吉田嘉明にして110万円(+遅延損害金)を支払えと命じるもの。訴訟費用負

本文を読む

東京都教育委員会に、東京「君が代」裁判弁護団から、抗議と要請を申しあげる。

著者: 澤藤統一郎

以下は、弁護団会議の議論にもとづいて、私が起案した飽くまでもドラフトである。もちろん、まだ弁護団の正式文書ではない。これが正式文書になるまでには、幾重もの加除添削が行われることになる。その議を経ていない、私個人の考え方を

本文を読む

東京新聞労組が自社の新聞記事を批判 「こんな報道は本当にやめるべきだ」

著者: 村上良太

  東京新聞労組が自社の新聞記事を激しく批判している。偶然目にしたのだが、そういうのを見たのは初めてなので引用したい。批判の対象となった記事は<首相、報道写真展を観賞 「日本が世界で輝いた年」>という見出しで、共同が配信

本文を読む

全琫準(チョンボンジュン)がやってきた 記憶と反省と想像(3)

著者: 小原 紘

韓国通信NO623 ローソクデモを知れば知るほど韓国人のパワーに驚ろかされる。つくづく日本人との違いについて考え込んでしまう。血液型、宗教、大陸と島国の違い、騎馬民族と農耕民族といった民族性の違いも考えられる。が、いずれ

本文を読む

2019年は、「日本が世界の真ん中で輝いた年」ではなかった。

著者: 澤藤統一郎

冬至である。年末も近い。今年を振り返っての感想が、あちこちで見える時期になった。 恒例の今年の漢字は、「令」となった。強烈な違和感を覚える。今年1年の世相を最も的確に反映する漢字として、はたして「令」がふさわしいだろうか

本文を読む

歌壇、この一年を振り返る季節(2)歌人によるパワハラ?セクハラ?~見え隠れする性差

著者: 内野光子

歌壇の内情に疎い私には、今年「未来」という短歌結社の選者の一人である加藤治郎の発言やツイートによる発信が物議をかもしていることを最近知った。加藤が、2018年2月から『短歌往来』に「ニューウェーブ歌人メモワール」という1

本文を読む

中国の香港弾圧を批判することは、内政干渉となるのか。

著者: 澤藤統一郎

ときおり吉田博徳さんから難しい質問を受ける。先日の電話は、こんな風だった。 「香港の情勢が気になってならないんですよ。どう見ても、大国である中国が、香港市民の民主化要求を掲げる運動を弾圧している。これは、国家が国民の人権

本文を読む

ジャパンライフ山口隆祥を招待した「桜を見る会」の一面の正体

著者: 澤藤統一郎

一昨日(12月18日)、「ジャパンライフ全国被害弁護団連絡会」が、安倍晋三の「桜を見る会」疑惑に関連して声明を発し記者会見を行った。「安倍首相は、山口隆祥元会長を「桜を見る会」に招待した経緯を、被害者らに誠意をもって説明

本文を読む

女川原発2号機再稼働-県知事と石巻市長は同意するな!石巻市民が同意差し止め仮処分申立

著者: 大井 有

11月12日、石巻市民17名が「宮城県知事と石巻市長は、女川原発2号機が運転を再開するのに際して、同意をしてはならない」と仙台地裁に同意差し止めの仮処分申立を行った。 申立ての理由は、「女川原発2号機の30㎞圏内(UPZ

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(245)

著者: 本間宗究(本間裕)

サステナビリティとティッピングポイント 現在、人類は、二種類の「サステナビリティ(持続可能性)」と「ティッピングポイント(臨界点)」に遭遇しているようだが、一つ目は、「国連」で「16才のグレタさん」が演説した「地球環境の

本文を読む

全国の安保違憲訴訟の皆さまへ 12月13日(金)午後女の会の第11回口頭弁論における証人と原告証言が行われました。

著者: 安保法制違憲訴訟・女の会

全国の安保訴訟の皆さまへ  12月13日(金)午後1時15分から東京地裁103号大法廷にて安保法制違憲訴訟・女の会の11回弁論期日で証人尋問と原告尋問が行われました。証人清末愛砂さんは40分、原告福島瑞穂さんが30分以外

本文を読む

歌壇、この一年を振り返る季節〈1〉短歌と天皇制

著者: 内野光子

短歌研究社『短歌研究年鑑』(2020年版)とカドカワ『角川短歌年鑑』(令和2年版)が出そろった。2019年の歌壇状況を知る助けにはなるのだが、今年という一年をしっかり振り返ったことになるのかなという違和感があった。その二

本文を読む