評論・紹介・意見の執筆一覧

ミャンマー、国民統一政府NUGと3つの革命グループが共同声明を発表

著者: 野上俊明

 ミャンマーの軍事政権は、2021年2月1日のクーデタから3年目にあたるこの日、5度目の非常事態宣言の延長を発表した。非常事態宣言を延長した場合でも、憲法の規定では、2023年8月1日までに総選挙を行なわねばならなかった

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米国のベテラン諜報専門家たちがバイデン大統領に宛てた覚え書き:『ウクライナ戦争が第三次世界大戦へとエスカレートするのを避けるため』の警告

著者: グローガー理恵

2017年 年の暮れードネツィクにて:砲撃で破壊された住宅建物を行き過ぎる人たち [Source: UNICEF/Ashley Gilbertson(file)] はじめに:ウクライナ紛争を巡る最近の情報 《国際司法裁判

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本郷のご近所の皆様、ご通行中の皆様。ご存じのとおり、裏ガネ問題で自民党が大きく揺れています。ずるい、汚い、ウソつき自民党の正体が、誰の目にも露わになっています。皆様も、さぞお腹立ちのことでしょう。

著者: 澤藤統一郎

(2024年2月13日) 長いあいだ、ずるい、汚い、ウソつきは、総理であり総裁でもあった安倍晋三の専売特許でした。モリ・カケ・サクラ、クロ・カワイ。つまり、森友学園事件・加計学園問題・桜を見る会事件、黒川検事長問題・河井

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杉田水脈とはなんだったのか? 安倍晋三政権のプロパガンダ装置

著者: 小川 洋

行政と司法から人権侵犯を認定された国会議員  その差別的言動でよく知られている杉田水脈衆議院議員が最高裁まで争っていた訴訟の敗訴が確定した。安倍晋三元首相と親しかったジャーナリストから性被害を受けた伊藤詩織氏を中傷するX

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お江戸舟遊び瓦版1020号/戸川点/編著「平安時代とはどんな時代か―摂関政治の実像― 小径選書 23.12.1

著者: 中瀬勝義

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ハンガリーのノヴァク大統領が辞意表明 児童への性的虐待犯に恩赦適用で

著者: 盛田常夫

 2月10日(土曜日)、ノヴァク大統領は昨年4月のローマ法王来訪時に実行した恩赦で、児童への性的虐待で収監されていた人物を放免したことが間違いだったことを認め、辞意を表明しました。これに伴い、当時、法務大臣として恩赦リス

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「建国記念の日」を紀元節と同じ日に? いまのご時世に? 天皇と国家が一心一体だと? どこのどなたのご冗談?

著者: 澤藤統一郎

(2024年2月11日) どの民族にも伝承されてきた神話がある。それぞれの神話は、個性豊かな古代社会の成り立ちや往時の人々の生活のあり方を映すものとして、耳を傾けるに値する。面白く興味は尽きない。が、近代に至って権力によ

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米国のジャーナリスト・タッカー・カールソン氏がプーチン大統領をインタビュー

著者: グローガー理恵

最近、米FOXニュースの元看板司会者・現在フリージャーナリストであるタッカー・カールソン氏がプーチン大統領とのインタビューを行い、欧米で大旋風を巻き起こしている。 ❶ 例えば、ベルギーの政治家で第64代首相を務めたヒー・

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お江戸舟遊び瓦版1019号/宮地美陽子「首都防衛 知らなかったではすまされない『最悪の被害想定』」

著者: 中瀬勝義

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女川の町は、いま~被災地復興のモデル?

著者: 内野光子

 1月31日(水)朝、たまたま「羽鳥モーニングショー」にチャンネルをあわせてみると、女川町の東日本大震災後の復興が特集らしかった。途中ながら、現地の須田善明女川町長とつないで、女川の復興計画がどのように実施され、成功をお

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ドイツ通信第205号 2023年10月7日~8日の週末から今日まで

著者: T・K生

テーマに取り上げている週末から既に3か月以上が過ぎてしまいました。この間に起きた事態は、しかしこの週末とは決してかけ離れた世界の出来事なのではなく、むしろその延長上にあることがわかります。何が、どこで交錯しているのかが一

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【報告】日本エヤークラフトサプライにもエルビットと手を切らせました!

著者: 杉原浩司

嬉しいご報告が続きます。 伊藤忠商事が2月5日にイスラエル最大の軍需企業エルビット・システムズと の協力覚書の終了を発表したのに続き、昨日9日、日本エヤークラフトサプ ライが2月末での協力終了を公表しました。 <お知らせ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(447)

著者: 本間宗究(本間裕)

日銀のデジタル円 「デジタル円の導入」に関する記事が、最近、マスコミを賑わし始めているが、この点に関する注意事項としては、「なぜ、現在、デジタル円などのCBDC(中央銀行デジタル通貨)が、世界的に必要とされているのか?」

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先住民族アイヌのパレスチナ連帯の雄叫び:成田得平の仕事

著者: 成田得平/松元保昭

●アピール「アイヌ民族の訴え」:ひと月前のきのう1月7日、沖縄県立博物館で開催された「帝国主義の侵略に反対しパレスチナ人民と連帯するシンポジウム」(主催:21世紀自主フォーラム)で、喜納昌吉・高良鉄美らとともにアイヌ民族

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【2023年12月9日講演動画】核燃料サイクルの破綻(山崎久隆)

著者: 太田光征

山崎久隆さんの話は濃密なので、大事な情報が頭に入らず、聞きっぱなしになる恐れがあります。そこで繰り返し聞いて理解できるよう、また文字情報で確認しやすくなるよう、詳細なチャプターと発言要旨を付けました。街頭行動などで周知し

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【至急申し込みを】日弁連の「経済安保版秘密保護法案」反対の2.13院内集会

著者: 杉原浩司

小寺隆幸さんのメールを転送します。2月13日の日弁連による院内集会は本日 2月7日が事前申し込み(リアル、オンラインとも)の締切となっています。ぎりぎり で恐縮ですが、ただちにお申し込みください(明日朝方までなら滑り込み

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鎌倉文士野球クラブ「鎌倉老童軍」のこと~戦死した叔父の青春

著者: 内野光子

 一つ前の井上司朗=逗子八郎の記事を書くにあたって、最近知った田中綾さんの「歌人・逗子八郎/井上司朗研究―新短歌運動との言論統制のはざまで」(『北海学園大学論集』47号 2010年11月)に、井上が「文士野球チーム「老童

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「コモンの自治」の一事例~大原幽学の先祖株組合~

著者: 椎名鉄雄

 矢沢様、斎藤幸平氏がその著書で「コモンの自治」の拡大(社会的インフラの共有)を提唱している、とのコメントを拝見しました。「コモンの自治」の拡大により、資本の論理に支配された現代社会の課題(格差、分断、自然破壊等)を民主

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Global Head Lines: ミャンマー内戦における抵抗勢力についての報道

著者: 野上俊明

<はじめに>  2021年4月に創立されたビルマ人民解放軍BPLA。その創立にあたった一人が詩人で有名なマウン・サウンカ氏であった。多くの武装勢力が少数民族組織に属していたのに対し、BPLAは多数派ビルマ族を主体にしてお

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「歌会始の儀」の題「和」と戦争――戦争に向き合う「和」と戦争を素通りする「和」――

著者: 岩田昌征

 今年の「歌会始の儀」の歌題は「和」であった。「朝日」朝刊(1月20日)に発表された天皇、皇后、皇族、選者、入選者二七人・二七首を読むと、「和」字を様々な含意で詠み込んでいるが、圧倒的多数は、詠み人の個人生活に即して発現

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