評論・紹介・意見の執筆一覧

多様な宗教が共存し、あらゆる信仰が、無宗教とともに平等に尊重されるべき社会でなくてはならない。

著者: 澤藤統一郎

「10・23通達」関連訴訟の中核に位置づけられる東京「君が代」裁判(第4次訴訟)。9月15日に東京地裁民事第11部(佐々木宗啓裁判長)の判決があり、今12月18日を提出期限と定められた控訴理由書を鋭意作成中である。 以下

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「スラップに成功体験を与えてはならない」。DHCスラップ2次訴訟は、12月15日(金)13時30分 東京地裁415号法廷で。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第113弾

著者: 澤藤統一郎

私(澤藤)自身が被告とされた「DHCスラップ訴訟」。今、「DHCスラップ第2次訴訟」となり、これに反訴(反撃訴訟)で反撃している。 その事実上の第1回口頭弁論期日が12月15日(金)。どなたでも、なんの手続も必要なく、傍

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】238 エルサレムは誰のもの?

著者: 平田伊都子

 「引っ越ししま~す!」と、2017年12月5日にアメリカ大統領トランプが、アッバス、アブドッラー、シシ、サルマーン、などに、電話をかけまくりましたネ、、それぞれの国名はパレスチナ、ヨルダン、エジプト、サウジアラビアとい

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NHKの監督権限を政府から離す改革こそ必要 - 受信料「合憲」判決は、環境変化に言及せず -

著者: 隅井孝雄

NHKの受信料強制が合憲かどうか争われていた裁判で、12月6日、寺田逸郎最高裁判所長官が「合憲」の判断を下した。「受信契約義務」と書かれている放送法の双務性が否定され、「受信料支払い義務」と読み替えられたのだ。 不払いは

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(176)

著者: 本間宗究(本間裕)

パウエル次期FRB議長について 「11月2日」に「パウエル次期FRB議長」が決定したが、「パウエル氏」の経歴や性格から判断すると、「2018年」は、本格的な「インフレ(通貨価値の下落)」が見え始めるとともに、「世界全体が

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「核こそは人類と共存し得ない絶対悪」 ― サーロー節子さんの演説に9条の精神を見る。

著者: 澤藤統一郎

ノーベル賞に良いイメージは持ちあわせていない。とりわけ、あの佐藤栄作が平和賞を受章という衝撃以来、「そんな程度のものか」という思いが強い。 しかし、今回のICANの平和賞受賞については、被爆者の運動が世界に注目され、核兵

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「儀式的行事における儀礼的所作の強制」だから、「思想・良心の自由侵害と不可分に結びつくものとはいえない」は明らかな誤謬である。

著者: 澤藤統一郎

東京都教育委員会の「10・23通達」とこれに基づく職務命令が、全都の教職員に対して国旗・国歌(日の丸・君が代)への起立斉唱を強制している。しかも、これが毎年繰り返されている。 これを違憲と主張する教員らの多数の訴訟におい

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12月15日(金)13時30分 東京地裁415号法廷に。閉廷後の報告集会は、伊那太陽光発電スラップ訴訟勝訴報告 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第112弾

著者: 澤藤統一郎

私(澤藤)自身が被告とされ、反訴で反撃している「DHCスラップ2次訴訟(反撃訴訟)」。事実上の第1回口頭弁論期日は12月15日(金)。どなたでも、なんの手続も必要なく、傍聴できます。ぜひ、多数の方の傍聴をお願いいたします

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周回遅れの読書報告(その37) 河井継之助はなぜ批判され、評価されるのか

著者: 脇野町善造

 山田風太郎が書いた「地の果ての獄」という小説がある。『山田風太郎明治小説全集③』(1997年、筑摩書房)に収められているが、もともとは『オール読物』(文藝春秋社)の1976年6月~1977年8月の各号に連載されたもので

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ゴーリキー「どん底」(1902年)と古儀式派――下斗米伸夫著『神と革命』に触発されて――

著者: 岩田昌征

 東京の文化センターとなった駿河台の明治大学において11月25日(土)に現代史研究会、そして12月2日(土)に村岡到氏主催の研究会において、法政大学教授下斗米伸夫氏がロシア2月革命・10月革命とロシア古儀式派=分離教徒信

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東京「君が代」裁判(第4次訴訟)、控訴理由書作成中。

著者: 澤藤統一郎

「10・23通達」関連訴訟の中核に位置づけられる東京「君が代」裁判(第4次訴訟)。9月15日に東京地裁民事第11部(佐々木宗啓裁判長)の判決があり、今12月18日を提出期限と定められた控訴理由書を鋭意作成中である。 同判

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流行語に浮かびあがる「もりかけ元年」の政治の貧困

著者: 澤藤統一郎

既に師走。はや、今年を振り返る時期になった。恒例の「今年の重大ニュース」「今年の漢字」「今年の一冊」「マン・オブ・ザ・イヤー」等々が話題となる季節。いささか押しつけがましいこれらの企画に、最近は「新語・流行語大賞」(現代

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弁護士自治とは、人権擁護を職責とする弁護士の重要な砦である。

著者: 澤藤統一郎

産経新聞の記者から、以下のメールをいただいた。趣旨は、インタビューの申込みである。 「先生に取材をお願いしたく、連絡させていただきました。 弊紙では、今年4月から、「戦後72年 弁護士会」という企画を掲載しております。

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】237 師走に大忙しの日本国連代表部とMINURSOミヌルソ

著者: 平田伊都子

 2017年11月29日のAU-EU会場で、西サハラ難民大統領はモロッコ国王と僅か2メートルの至近距離にいたんですよ!  それなのに、何も起こらなかったのは、西サハラ側ロビー活動の大ミスだとしか思えません。 モロッコ国王

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「官僚養成学校」の片隅にひっそりと咲いた叛骨の文化

著者: 澤藤統一郎

63年入学の澤藤から、幹事の一人として、閉会の辞を申しあげます。 本日は、楽しく有意義な「Eクラス」合同同窓会の集いをもつことができました。お互い、元気な姿で集まることができたことを喜びた合いたいと思います。参加者は、5

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大賞にRKB毎日放送の映画「抗い 記録作家林えいだい」 - 2017年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞 -

著者: 岩垂 弘

 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、歴史学者・色川大吉、慶應義塾大学名誉教授・白井厚の両氏ら)は1

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周回遅れの読書報告(その36) 共同体の規定、その実体と空洞化

著者: 脇野町善造

 だいぶ前に、中村吉次教授の共同体論を読んだことがある。当時まだ存命であった降旗節雄教授の推薦だったと思う。例によって、内容は殆ど覚えていない。僅かに次のような三つの小さな論文に書かれたことが記憶に残っているだけである。

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「浜の一揆」訴訟結審の法廷での意見陳述ー漁業の「民主化」こそが指導理念だ

著者: 澤藤統一郎

本日は、盛岡地裁「浜の一揆」訴訟第10回の法廷。最終準備書面の交換があって結審した。その結審の法廷で、原告側が最終準備書面を要約した下記の意見陳述を行った。 判決言い渡しは2018年3月23日(金)15時と指定された。手

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